日記のような活動報告のような
〔'05/4の巻〕


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4/30(土)

昨日の報道番組だったかで先日の脱線事故について初めて違う視点の コメントを述べたコメンテーターがいました。 (他にもそんな発言をした人がいたかもしれませんがわたしは耳にして こなかったので。) 「救助隊が到着するまで付近の人たちが仕事も何もかも置いて真っ先に 救助にあたり、様々な応急処置をしたと聞いた、さすが尼崎だなと。 あそこは下町で人情のある本当にいいところなんです。」 みたいなことを力をこめて言ったのです。 尼崎はガラが悪い、公害の街といった喜ばしくないイメージが先行して いるだけにとても嬉しく思いました。 わたしたちは震災を乗り越えました。あのときにどれだけ周りの人と 助け合うことが大切か身をもって体験しているのです。 暑い。日差しがもう夏色をしています。今年の夏も猛暑になるとの予報に 心は既にぐったりしています。 先日、"ウリベート"というイタリアでボトリングしている超硬水 (硬度609!)を興味本位で買って飲んでみたのですが、 これがクセになる。おいしい軟水に慣れているので硬水なんて 飲めたもんじゃないと思っていたのに天然の微炭酸が柔らかくて ミネラル成分が自然に吸収される感じ。 特に炎のワーク後に効きます。でもまともな作品は出来ていません…。





4/29(金)

早朝目覚めました。着の身着のままソファで寝ていました。 寝直そうかとしてハッと思い出し、簡単に身支度を整えて北新地へ。 やはり休日。人の姿はまばらです。 大阪駅前第2ビル店で朝モス。ここも閑散としています。 今日は全国のモスバーガーでみどりの日を記念して使用後 回収した食用油から作ったリサイクル石鹸「モスのせっけん」を プレゼントすると知り、わざわざ電話で確認してから来ました。 もらったのは石鹸の素の塊でこれを捏ねて形作り、日蔭で2、3日 乾かせば完成だそうです。      下準備が出来たところで歩いて中之島の国際国立美術館。 休日なのに総本山の前に来ているなんて。ダメダメ、仕事のことは しばらく忘れるはずが。 ここは完全地下型の美術館。元々は千里の万博会場跡地にあったのを 去年の秋に新築、移設したもので、ステンレスパイプが斬新な エントランスゲートから地下3階へと進みます。 入場券を求め、「フランスの至宝−エミール・ガレ展」を鑑賞。 開館すぐなのにどんどん人が入ってきます。これが昼間なら入場者が 多くて大変だったかもしれません。 展示数はかなりのもので、しかも日本初公開作品も多くて心躍ります。 細部までのこだわり、日本画の影響を受けたモチーフや構図。 深い意匠に、普段は一般よりも早く見終えてしまうわたしでも 随分かかりました。 重い図録を買い、いつもの休日に目覚める時間に戻ってきました。 これぞ早起きは三文の得と実感。 さて、洗濯が終わったらシャワー浴びて昼寝するか。





4/28(木)

ゴールデンウィーク目前。すっかり初夏のような気温で福島への 道のりでもかなり汗ばみました。 電力所の人と点検部品の注文の件で何度もやりとりをしていて 残業時間になっても延々と続きました。連休明けにトラブルなければ いいのですが何かと心配性です。 延長営業している大丸梅田店の地下でウィンドーショッピングして、 大阪駅で安売りをしていた"洋菓子のヒロタ"の京抹茶シュークリームを 手に帰宅。今晩は夜更かしして、それから…。 ソファでのびのびしているうちに、記憶がなくなりました。





4/27(水)

ランチは久しぶりにこはるちゃんと。 "マンドリーノ"でお互いの近況と積もる話をしました。 連休明けにこはるちゃんの職場は引っ越すので今後は簡単に 会えなくなってしまいます。 帰り、花屋で白い花ばかりの花束を作ってもらいました。 尼崎駅からバスロータリーとホップインへ延びる歩道からも 現場のマンションとクレーンが見えます。 関係者ではないので事故現場へ近付くのは気が引けて、 どなたかに託けるつもりだったのですが、警備員さんに尋ねると どうぞ進んで下さいと言われ、ロープの向こうの県警の人が 責任者がいますからとJRの方を呼んできてくれました。 その方がお預かりしますと受け取って献花台へ持っていかれました。 遠巻きに祈りを捧げました。





4/26(火)

重く長い一日が明けて。上空には報道各社のヘリコプターが何台も 旋回しています。通勤ダイヤは乱れていましたが仕方ありません。 今夜は大阪厚生年金会館大ホール。 ブライアン・アダムス5年ぶりの来日公演。 もうそんなに経っていたなんて。 前々回(97年)、前回(00年)と行き、その後のツアーをずっと 待ち焦がれていましたが、また対面が叶いました。 但し3階席、片手にはオペラグラス。(ウドー大阪のバカー!) 登場するや否やホールを埋め尽くした観客から歓声が湧き上がり いきなり手拍子に大合唱。ファンの大半はきっと『Reckless』世代。 ツボも完璧に押さえています。 ブライアンもサポートメンバーも黒のTシャツにジーンズ姿。 アレンジに凝るよりシンプルにロックンロールを聴かせたいと いう感じで次々に放たれる耳なじみの曲。 『(Everything I Do) I Do It For You』で胸が高まり、 『Heaven』の美しさに涙を浮かべ、『Kids Wanna Rock』に 激しく揺れました。座っても見られる席はまだ痛む腰には 幸いでした。 途中、広島から来た女性が選ばれてステージ上でデュエットを しながら涙ぐむ場面も。(彼女は「職業は?」と訊かれて ローソン店員と伝えるのに必死でしたが、やはりローソンが 何かは知らなかったようです。) アンコール2回。『All For Love』もひとり3役で歌いきりました。 最後にはギターとブライアンだけになり、しっとりと静かに 余韻を残し幕が下りました。     近所の"ダイニングテーブル"で特製オムライスを食べて帰りました。 20年程前初めて触れたロックンロールはブライアンでした。 彼が疾走し続ける限りわたしも付いていきます。 「ブライアン、最高ー!」





4/25(月)

出勤してしばらくして落ち着いた頃でした。速報が届きました。 妹からのメールを見たときは一瞬疑ったのですが、 職場が職場なので嘘でないはず。 慌ててサイトのニュースを確認して絶句し、体が震えました。 時間こそ通勤時間帯からずれてはいましたが、いつも乗っている 通勤電車が最寄り駅の手前で脱線して大破しています。 その惨状と、巻き込まれた方の恐怖を思うと涙が溢れました…。 JR神戸線(東海道線)、宝塚線(福知山線)、東西線は尼崎駅を 軸にして相互乗り入れをしています。 過密な列車運行は些細なことでも遅延となり、毎日のように繰り返し、 そのたびに利用者のイライラは募り、JR側も安全よりダイヤ運行に 注意を払っていたのかもしれません。 まさかが現実のものとなるなんて思いもせず。 以前には、尼崎−塚本間で復旧を急ぐあまり、救助隊員が犠牲に なった事故もありました。利便性とコスト減を図るため車体は どんどん軽量化されていきました。 鉄道の安全性は崩れてしまったのでしょうか。  尼崎、東西線、通勤というキーワードでわたしを心配した、 たくさんの方からメールや書き込みをもらいました。 ありがとうございます。 でもとても他人事とは片付けられず胸が痛いです。 お亡くなりになった方々の御冥福を心からお祈りします。





4/23(土)

午前中はごろごろ。昨晩どうやって布団に入ったのかも記憶がない。 諏訪で食べた"そば蔵"を展開する"渡辺製麺"の麺を湯がいて 食べました。ざるそばがおいしい季節になりました。 今晩は『コンスタンティン』をキアヌ・リーブスの男前ぶりに ホレボレしながら鑑賞。役柄は恰好いい訳ではありません、 末期肺ガンを患っているとても不健康な悪魔祓いですが 悪魔祓いをしているのは神への忠誠心からではなく、 迫り来る自分の死後のため。(彼は一度自殺を図ったために このままでは地獄行きなのです。) 他のキャラクターも面白い。ハーフブリード(人間に成りすました 悪魔や天使の使い)は人間臭くて己の欲求に躍起になっています。 対決シーンや地獄絵など映像世界も視覚的に面白い。 オカルト、キリスト教の知識をあらかじめ頭に入れてからだと もっとよく理解できると思います。 エンドロールの後にもワンシーンあるなんて知らなかったので 見逃してしまいました。見る前に調べておけばよかったです。 DVD化されたら確認してやる! ストーリーとは関係ない感想が二つ。 いかにタバコが有害かを強調している気がします。意図的なもの?  悪魔と硫黄の関係についてが謎でした。自分で調べてみます。

  



4/22(金)

べんさんからメールが届いていました。 たぶん仕事の話じゃないだろうと思って開いたらこのメッセージ。 「もうすぐ食博ですね。4年前はチケットもらいましたよね。」 素直にチケット下さいと言えばいいものを。 大量に余っているので束にしてチケットを送り付けました。 食博の評判があまり良くないので部内にある招待券は一向に減りません。 無料で入れるならともかく、一般の人は普通に交通費に入場料を 取られて館内ではさぞかし食べ歩きができるだろうと期待して行くと、 行列と、お金がさらにかかることでがっかりすると思います。 百貨店の地方名産大会の方がずっと楽しいです。 袋詰書類は午後、今年の担当者たちの手で地下倉庫へと運ばれました。 1件仕舞い込んではいけなかった物件に気付いたときには遅かった、 後で掘り返してこないと。 "スパニョラ"の前を通りかかったとき、康ちゃんに見つかりドキッ。 怪しい微笑みに耐えられずごぶさたの店内へ。 季節限定の"さくらオーレ"を飲みました。 しかし、わたしの舌がおかしいのか何の味かよくわからないのが 正直な感想でした。マスターに首を捻られてしまいました。





4/21(木)

「おう、ついに正社員になったんか?」 それは違うでしょと思わずS川さんにツッコミ入れました。 本社勤務になったのか?と言いたかったようですがそれも違います。 今日は製品立会試験の随行者。作業着を羽織り、保護帽をかぶって 工場内をウロウロしていました。S川さんの目にはさぞかし 似合っていたんでしょう。 お昼は応接室で試験所の男性(しかも年下)と二人でお食事です。 閉じられた空間に沈黙が続くのは絶えられず、当然突破口はわたしの おしゃべりマシンガン発射。危うく午後の部の開始時刻を 忘れるところでした。     試験は無事に終わり、めでたく合格をもらいました。 これで25日の納入に間に合います。 変に気を使っていたようで解放されてからぐったり。 そこにちょうど烏丸行きの市バスが来ました。 ゆうに誘いのメールを入れて"セカンドハウス"でケーキセットを 食べ、さらに"イノダコーヒー"でホットコーヒー。 喫煙可のスペースの方がいい雰囲気でした。禁煙席を希望したのは 失敗だったかもしれません。赤いチェックのテーブルクロスは 浮いていたし。 その後合流したゆうとダイニングカフェの"TAGOSAKU"で軽く一杯、 そして創作料理を粋につまみつつ場違いなネタを炸裂させ充実した 時間を過ごしたのでした。





4/20(水)

朝から雨なんて久しぶり。 ソメイヨシノは葉桜になりましたが八重桜とハナミズキは満開です。 急遽予定された倉庫整理のため、2年前の物件ファイルを昨日から 袋詰にしています。昼前にようやく自分の割当分を終えました。 夕方。試験データを持って若王寺に。すぐに合格もらってE社に寄ったら 「おじいさんは今日帰ってこんで。」 M原さんは出張で会えませんでした。そろそろ一杯お付き合いして あげようかと思っていたのに。それにしてもおじいさん呼ばわりですか!? 今日はこのまま自宅へ。その前に園田駅のそばにある"パレスキッチン"で カレーパンを買いました。注文して待つこと5分。揚げたてホカホカを 受け取る。おいしそうな香りをバスの中に漂わせつつ帰宅。 試食。まず生地、外はサクッとしているのに中はもちもちしています。 そして中身のカレーは辛くはなく、いろんな旨みが口の中に広がって なるほど評判な訳がわかりました。





4/19(火)

先日書いたユキヤナギの思い出話ですが、旅行中に両親から当時のことを 正確に知りました。訂正が有ります。 フェリーに乗るときでなく降りるときに小枝を海に落として、 「いや、降りないー。うちに帰る。」と泣きじゃくったのだそうです。 その後どうなったかと言うと、父上に代わりを取ってあげると言われ 渋々松山に下船、近くの公園で紫の実がついた何かの枝を取ってもらって 上機嫌になったそうです。 執着心がひどいのは幼少期からのようですが、目移りしやすくも あったようで…。





4/18(月)

週末で充電完了。今日は前向き前向き。 お茶当番なのが余計ですが早出以外はそうも忙しくもなく。 困っているのはお昼です。買って食べたいと思う物が少なくて パンばかりで飽きてきました。 今晩も写真の整理が出来ませんでした。 最近眠くなる時間が早くなった気がします。 深夜こそ作業が捗るのにもったいない、でも眠い。春だから?

    



4/17(日)

今日は特に観光プランを立てていませんでした。 まず母上のリクエストで遊覧船「おやこ白鳥丸」に乗船。 湖水はお世辞にもきれいとは言えないし、羽化シーズンを迎えた ユスリカの大群には退きますが、諏訪湖30分の旅は情緒があって いいものです。 でも、横の乗り場で見かけた「龍宮丸」の姿に目は釘付け。 衝撃が走りました。今度はあれに乗りたい…。          その後は湖岸沿いの遊歩道をぶらぶら歩いてみました。 ゴムが敷かれているのか路面は柔らかくて足取りも軽くなります。 森光子さんのCMで有名な"タケヤみそ"の工場を見かけて売店へ。 その一角にカウンターだけのコーナー。お味噌汁が一杯100円と 書いてあります。店員さんを呼んで三人分を注文しました。 今日は豚汁。さすが味噌メーカー、文句なしの味。 具沢山なのも嬉しい。おにぎりを持って来ればよかったとしきりに つぶやいてしまいました。 間欠泉センターでは運良く二回も噴出するところに遭遇。湯が次第に 勢いを増し、高く噴き上がったその瞬間に観衆から上がる大きな歓声。 以前に友人との旅行で一度見たと言う母上も当時を懐かしむように 喜んでいました。 夕方に諏訪を発つ長距離バスで帰りましたが、途中渋滞に巻き込まれ 到着は遅くなりました。撮影してきたデジカメ画像を気にしながらも 明日の早出のためにおとなしく就寝。





4/16(土)

夕暮れの白鳥丸 甲府からバスに揺られて尾山のバス停で下車。 今年もやってきました、御坂町の桃源郷! 例年より寒い日が長く続いたので遅めの日に組んで大正解でした。 まさにピンクの絨毯、その隙間に菜の花の鮮やかな黄色と、 パッチワークのような風景が眼前に広がっています。 去年は平日だったのでわたしたちぐらいだったのですが、 土曜日ということもあり、花見客があちこちを散策していたり、 道端に座ってお弁当を広げたりと和やかなムード。 去年は開花したてのタイミングで訪れたのですが、開花から日が経つと いっそう色が濃くなり鮮やかになっているみたいです。 花鳥の里スポーツ公園の特設案内所で散策道のパンフレットをもらい、 Aコース(所要時間90分)を歩く。 中間地点、一本杉のそばで桃畑を見下ろしながらお昼。 辺りの桜の花びらが風に煽られてサーッと吹雪のように舞い散ります。 夢みたいに美しくて幻想的…。 思いっきり歩いてパンパンの足を労わりながら電車で移動し、 疲れた体を上諏訪の温泉宿"KKR諏訪湖荘"で癒す。 トイレと洗面は外ですが、おいしくてお腹いっぱいになる晩御飯と 小さいながら気持ちのよい温泉が嬉しい。珍味で出された蜂の子は 食べてみましたがイナゴは見た目で受け付けられませんでした。





4/15(金)

朝、上諏訪までバスに乗り、電車に乗り換えて甲府入り。 早速勝沼にある馴染みのワイナリー、ダイヤモンド酒造へ行きました。 社長夫妻が喜んで迎えてくれて、いつものように自社ワインを ドンドン勧めてくれます。新製品もあり、どれもおいしいので 下戸の父上までクイクイと飲んでいます。大丈夫か? 畑に生えているというウド料理は春だけのお楽しみ。 味噌とワインビネガーの組み合わせでこの味になるのか、メモメモっと。 レシピを教えてもらいました。 晩は甲府駅前の"小作"で。会社帰りの酔いどれサラリーマンばかりで 大盛況です。わたしと母上はおざら(冷やしほうとう)を、 父上はカボチャ入りほうとうを堪能しました。 今晩の宿は"古名屋ホテル"。シティホテルですが、24時間利用可能な 天然温泉の浴場を完備していて温泉好きの父上は上機嫌。
おざら登場 野菜が入った温かいつゆでいただきます
     わたしは司美容室へ顔を出しました。 じゅび&みぃ、慎之助さん、赤くなった紅みかん、偽トミーるーな、 山チャのメンバーと久しぶりの対面を果たしましたがあまり時間が なくてケーキ食べ逃げ状態でした。 司さんはフォーク片手に挙動不審者でした。





4/14(木)

やっとのことで届出書類は受理されました。肩の荷が下りました。 それから黙々と仕事の時間。お昼はいつもの"マンドリーノ"。 デザートを追加して気分上々。 夕方は申請書類を持って若王寺の試験所に参上です。 謀られました。書類提出役だけでなく立会試験の随行役まで 本人の知らない間に決められていたとは。21日の試験、25日の 納入まで気が抜けません。 でも早く家に帰って来れたので嬉しい。 洗濯と旅の用意をしながら、まだまだ明るい空と散りゆく桜の 花びらに春を感じるのでした。



    


4/13(水)

スッキリと晴れました。今日こそは受け取ってもらおうと 勇んで書類を手に再び中之島…。 まさか宛先のお偉いさんの名前の漢字を間違っているなんて! 「中身は受け取っておきますので明日表紙の差し替えを 持ってきて下さい。」 向こうも気の毒に思ったみたいで慰めてくれましたが、 既に完全脱力状態。 コンビニでお菓子を買って気を取り直して戻りました。 また本社から訂正版を送ってもらわねば。 今日は父上の誕生日。週末のバス券を用意し"アン・ブラッセ"で "堂島プリン"を手土産に買い、実家へ行きました。 赤飯のお裾分けを食べてゆっくりしていたら自宅に帰るのが 億劫になりそのまま泊まりました。





4/12(火)

出勤前。コンタクトの調子が悪いので左眼だけ裸眼で外へ。 そしてガソリンスタンドの前でつまづいて吹っ飛びました。 散らばったのはカバンの中身だけで体は踏み止まったので 幸いだったのですが、店員さんの目が気になり急いで 拾い集めて走り去りました。恥ずかし過ぎる。      それだけでは済みませんでした。遠近感が掴めないせいで 会社の洗面所で壁に額をぶつけてうっすらと赤い筋を付け、 ますます凹んでいる目の前に書類が差し出されました。 本人が知らない間にエコアイス総本山購買部門に届出書類を 渡す役に抜擢されていたのです。 それなら早く言って下さい、覚悟ってものが…。 しかしもらってくれるはずのS村さんは休暇、 代役のU井君には一部訂正を促されて、渡すことなく 雨の中をトボトボと戻ってきました。 やっぱり今日はついてない。  問題の箇所は京都の事業部に作らせた部分、事業部長の押印も 必要なのでこちらでは作り直しも出来ません。 明日訂正版を手に再出動です。





4/10(日)

今日はハーツ主催のお花見会。 しばらくオフ会らしい企画もなく、みんなと会うのは久しぶりなので とっても楽しみにしていました。 天気は予報が外れて薄日が差しています。無事に開催できてよかった。 毎年おなじみ武庫川河川敷尼崎側、旧国道北方面にメンバーが集結。 りえは甥っ子君と参加。人見知りするとは思えないほどお兄さんたちに 向かっていっては一緒に遊んで大喜び。 たかは駆けっこ、かくれんぼで体力消耗。ぴんきぃはお父さん状態。 しかし最初からテンション低いドラちゃんが一人。最中も常に低いまま。 最後までそれは続き、さらにまだ続きそうな予感です。 バーベキュー、焼きそば、緩く流れる時間。 そう言えばみんな以前よりも落ち着いてしまったんじゃ? 振り返ればハーツの歴史も随分長くなりました。 最近顔を見せていない人へ一言。生存報告待っています。





4/9(土)

快晴の昼下がり、JR甲子園口駅にいつものメンバーが集合。 飲み物を調達してから去年に続いて武庫川河川敷の横の土手に シートを敷いてお花見会。 今年初参戦のねこのしっぽさんは豪華サンドイッチでアルバイト時代に 培った腕を披露。華ちゃんのお手製ひじき御飯や、めいめいの献上物に みんなで桜を多少は見ながら口を動かしました。 その傍らで終始ナズナに夢中になり、摘んでは笑みを浮かべて配り歩く サービス旺盛なシナモンちゃん。 周りは花見客が途絶えることがありません。絶好の花見日和で 気持ちのいい時間を過ごしたのでした。 しかしあまりにも気が緩んだのか帰宅してから猛烈に眠くなり そのまま夜までソファで死んだように倒れていました。 寝起きで気持ち悪い。再び寝ます…。





4/8(金)

冷蔵庫で冷やしておいた"若武者"をお昼にゴクゴク飲む。 「キレ味」か、そう言われてみればスッキリした味わいを感じるような 気がしてきます。職場の人達にも概ね好評だったみたいです。 "伊左衛門"に挑戦状を叩き付けた? 桜がいよいよ満開になりました。その傍らでユキヤナギは白くて 小さな花を枝いっぱいに咲かせています。 幼い頃の話、父上と一緒に田舎に帰省する途中に父上が公園で ユキヤナギの枝を折り取ってわたしにくれました。 嬉しくてスカートのポケットに挿していたのですが、フェリーに 乗船するときだったかうっかり海へ落としてしまって 「いや。フェリーに乗らへん。」と泣きじゃくり手を焼いたそうです。 本人が覚えていないくらいの昔から、物に対する人一倍の執着心は 始まっていたようです。 明日は快晴の下、武庫川の桜を愛でましょうか。





4/6(水)

会社のデスクに並べてみる 一気に暖かくなりました。朝の通勤電車に初めて冷房が入りました。 机に積まれた書類と今月の千趣会の商品がわたしを出迎えてくれました。 それだけじゃない、30人の若武者も傍らで待っていました。 当たったー、アサヒ飲料の職場にお試しキャンペーンが! 30缶のお茶はお土産のお菓子とセットで部内に配りました。 会社のビルの向かいのampmが潰れました。 盛況だったので何か事情があったのか謎のままです。 "山辻"のビビンバ丼は牛丼に代わっていて、お昼の選択肢が 狭まってしまいました。かなり痛いです。





4/5(火)

早朝、東梅田からキャリーケースを引きずり自宅へ。 やっぱり今日は休暇にしておいてよかった。 車内でニンニク臭くなかっただろうか、もしそうだったら乗客の皆さん 御迷惑をおかけしました…。 お昼まで二度寝。竹田から飛脚さんに頼んでおいた箱が昼下がりに届く。 かぼすリキュール、カプセル入り乾燥サフラン、朝地町綿田の合鴨米、 そして麦焼酎"琥珀の秘酔"。特産品って楽しい。





4/4(月)

快晴です。ゆっくりめに設定された朝食はこれまた素晴らしい内容で 御飯はおかわりを二回しないとすべてを堪能できません。 いつもは少ししか食べないのに朝から食べ過ぎました。 竹田駅までバスに乗り、JRに乗り換えて緒方駅で下車。 コインロッカーもないような町の普通の駅。駅員さんが荷物を 預かってくれたので徒歩で原尻の滝を目指しました。 最短コースがわからないので分かりやすそうな車道を辿る。  45分ほどして彼方に道の駅らしい建物と人々の姿が見えてきました。 近寄っていくと、ただの川原が突如落ち窪んで水しぶきの音がします。 原尻の滝です。正面から眺められるように吊り橋が架かっていて 怖々渡っている人たちの間を平然とすり抜けながら(谷瀬の吊り橋を 走って渡れるくらいなのでこれくらいなら全く恐怖心なし) 真ん中くらいで滝と向き合いました。写真で見た通り面白い形の滝です。 さらには下の川原へ降り、岩に腰かけて見上げてみたり。 横にダイナミックな姿を写真に納めるにはかなり難しい。 そう言えば「チューリップフェスタは?」と横を見るとまだ片隅の 3種類ほどしか開花していませんでした。 道の駅でカボスソフトを食べました。かぼすにクリームチースが 入ったような甘くて爽やかな味でした。 たっぷり時間は取ったつもりだったのに時間がなくなり早足で駅に戻って 特急列車で熊本に移動。途中、以前に通った木次線に続いて二ヶ所目の スイッチバックを体験。しかし眠くて朦朧としていたため大迫力の 風力発電の風車群と何となくしか記憶に残っていません。 熊本では本場の熊本ラーメンを食べようと思いつき、駅に近い老舗の "黒亭"へ行ってみることにしました。10分ほど歩いて目標物発見。 ドアを開けた瞬間に強烈なニンニクの匂いに包まれました。 そう、熊本ラーメンの特徴はとんこつスープに乾燥または揚げニンニクを 入れるのです。早速チャーシュー麺をすする。ニンニクが本当に よく合います。チャーシューは特別語るほどではありませんが、 このラーメンがクセになるという話も納得です。 そんなこんなで熊本城の夜桜をする時間も持てず外からあれが熊本城かと つぶやくだけで終了。夜行バスに乗り込み、あとは大阪に帰るだけ。 もう終わりかと思うと急にしみじみとしてしまうのでした。





4/3(日)

清々しく起床。すぐ外を確認しました。 曇りで雨は降っていませんがあまりいい感じではありません。 明日は曇りのち晴れの予報のまま。今日は「竹田桜まつり」。 大名行列が練り歩く姿を眺めることもなく長湯温泉に 向かうことにしました。路線バスに乗り込むと運転手さんに 「長湯ですがいいですね?」と念を押され、さらには泊まりかと 尋ねられました。物珍しいのか? 久住を経由し、直入に入り長湯温泉の車庫前で下車。 そして今日の宿"翡翠之庄"までゴロゴロ音を立てながら 歩いていると突如天気が崩れ雨が。急ぎ足で宿に入り荷物を 預けて車で"御前湯"(直入町温泉療養文化館)まで 送ってもらいました。でも今は甘い物で休憩したかったので "川端家"へ。ここは"大丸旅館"経営の茶房。 旅館のロビーそのもの、ゆったりとした店内で長居向き。 屋号はゆかりのある川端康成から取ったそうです。 メニューの中に見つけた"蜂蜜ほうれん草ソフト"。外せません。 町内産のホウレンソウ入りで薄い緑色をしていますが そんなに強い味ではなかったです。食べ終わってから ホットコーヒーを飲みつつ外を窺っていると空が 晴れてきました。よしよし。 "竹田焼呂人窯"のギャラリーを覗きました。話が弾んで コーヒーを3杯飲むほど話し込んで、黒っぽい土の色が渋い 茶碗を購入。さらにはぜひ入っておくべきと勧められるがままに タオルまで貸してもらい"ラムネの湯"へ。ここは長湯の お湯らしさを一番体感できる川縁の浴場。 現在は建て替えのためビニールハウスの仮設で営業しています。 百円を料金箱に入れて入浴。湯はまさにラムネ。 シュワシュワと細かい泡がいっぱい漂い、浸かっていると 肌にびっしりとくっ付いてきます。 ただお湯の温度が低いので、隣の湯船で温めてまたこちら、 と交互に浸かるのが入り方らしい。低過ぎて風邪を ひきそうだと思ったのに、上がってからもぽかぽかしています。  宿に戻ってきて再び天気は荒れ模様。強い雨風が部屋の窓を 叩きつけます。今度は宿の温泉に入りました。 小さな湯船なのは源泉をくみ出してかけ流し状態にするのに 湯量の限界があるからだそうです。 さて待望の晩御飯。お食事処は茅葺の母屋の一室。 自家製のハムや新鮮な野菜がさっき見ていた呂人窯の器で次々と 出されます。特にエノハ(ヤマメ)の唐揚げは魚を丸ごと 食べるのが苦手なわたしでもさっくりとおいしくいただきました。 一品ごとお料理を出してくれる人が違うのが不思議な感じでしたが ひとりでも気兼ねすることない居心地の良さにお腹も心も 満たされて。 最後にもう一度、今度は地下水を利用しているという貸切風呂で 温まり早めに布団に入るや否や深い眠りへと落ちました。





4/2(土)

夜行バスは熊本県庁前で下車。今日はとりあえず素通りで 大分行きのバスに乗り換えました。客は数人だけで快適。 ほとんど寝て過ごし、2時間と少しで"竹田温泉花水月"に到着。 下車して早速お風呂タイム。入湯料500円でゆっくり1時間ほど お湯に浸かったりして疲労を洗い流しました。こちらものんびりと 出来ました。休憩をしていたらお昼になりました。 お腹がすいたので"ひらた食堂"でチャンポンを食べました。 鶏がらあっさりスープにゴマの香りが食欲をそそります。 そして地産地消の具だくさん。満足満足。 JR九州が何かのイベント用に貼り付けているウォーキングの矢印の 通りに回ってみることにしました。途中、瀧廉太郎が過ごした生家 (瀧廉太郎記念館)に入りました。庭には洞窟をくり抜いた厩の跡、 流れる水の音、木々のざわめきなど当時の様子を偲ばせる物や 工夫が施されています。そこで知ったのは彼が実際に竹田で 過ごしたのはわずか2年半ほどだったということ。 『荒城の月』が岡城阯をモデルにしていると聞いていたので てっきり彼は幼い頃から何年もここで暮らしていたのかと 思いこんでいました。ただ彼が竹田の町を他に住んだどこよりも 気に入っていたのは事実のようです。もう一つ。筑紫哲也さんが 廉太郎の妹の孫だとは初耳でした。 その後は町中をブラブラしながら岡城阯を目指しひたすら歩く。 結構距離があります。しかも上り坂に階段。 上りきったところはかなりの高さで身を乗り出すと落っこちそうで 一瞬ドキリ。高速道を走る車がとっても小さく見えます。 あちらこちらに花見客がいましたが、まだ桜は咲き始めでイマイチです。 宿に戻す道すがら"むらさき草"へ。サフランソフトクリームを ぜひ食べてみたいと前々から思っていたのです。 大分の料理人二人の手で実用化された、きれいな黄色のソフトは 普通の物とは全く違ってバニラの濃厚な甘さはほとんど感じられず、 サフラン風味そのもの。(パエリアの黄色い御飯の香りです) でもサッパリしていて不思議な味。ハーブ好きスパイス好きのわたしの 舌には何の問題もありません。お店の人は必ず注文する人にサフランを 浸した水を試飲させて確認を取っているらしい。(子供には危険。) 竹田は古くからサフランを栽培していた土地です。外国産と比べて 質が良く、ここでならスーパーで買うよりずっとお得な値段で 手に入ります。試しにわたしも買いましたがどう使えばいいかよく わかりません。風邪のひき始めには乾かした物をそのままかじって 食べると特に効果があるそうです。 さらに"麦蔵"ではおしょうゆソフトを食べました。 想像したよりも控えめな醤油味でした。 晩御飯は料亭の"ひょうたん"でチキン南蛮定食にしました。 騒がしい宴会客たちの様子にカウンターの隅で小さくなって待っていると 恐るべし量がやってきました。恐るべしと思いながらも完食するのが このわたし。二階堂の水割りも付けて千円ちょっとでいいなんて良心的。 部屋に戻っても明日明後日の天気に振り回され、夜遅くまでああでもない こうでもないとスケジュールに悩みました。とりあえず2パターンを 用意し、起きてから答えを出すことにしたのでした。





4/1(金)

新しい年度を迎えました。お昼過ぎに社長が来て恒例の集会が 行なわれました。業績が少し回復したそうで緊急施策をいくつか 取りやめるとのことでした。 他にも聞こえのいいことをいろいろ言っていましたが割愛っと。 今日は打ち上げの後に出発なのでキャリーケース同伴出勤。 早めの時間に出社の身でしたのであまり目立ちませんでした。 天気は明日だけ崩れるとありました。でも確認するごとに変化するので 予定していたスケジュールを組み換えるか現地で苦悩しそうです。 小雨なら多少情緒があっていいかもしれないと楽天的に考えます。 それで月曜に晴れてくれればちょうどいい水の流れの原尻の滝が 見れます。そんなにうまく行くと何かで足を引っ張られたりして。 仕事どんどんやっつけて、当番も早く片付けて、しかし打ち上げが 長くてバスに間に合わないかとひやっとしました。 飲み放題が時間制なのに部屋は制限無しだったとは。 N田部長のいつもの講話(本人はそう思っているが次第に辻褄が 合わなくなり誰も付いていけない)がしつこくて汗かきました。



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