日記のような活動報告のような
〔'05/10の巻〕


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10/31(月)

お昼、園田から福島に出張しました。 "shinra"の前を通りかかりました。シャッターは開いてました。 ただ店内は暗くて営業されているのかは全くわかりませんでした。 善法寺橋を歩きながらふと猪名川に目を遣ると何か気配がします。 (カメが溺れている!?) 泳いでいると言うにはあまりにも無様な姿です。手足をめいいっぱい 動かしているにもかかわらず流されているようにしか見えません。 一匹だけと思っていたら少し離れた場所でも別の一匹が…。 気になりながらも通り過ぎました。 試験所で用事を終えてバス停に着いたところで突然雨が降り出しました。 最悪。傘を持っているはずもなく。しかしバスに乗り、電車に乗り、 新福島駅に到着する頃には上がっていました。通り雨だったみたいです。 某センターに行く前に空っぽのお腹を満たさなくては。 定番の"M.BRIQUE"は定休日なので、もう少し行った所にある "a Tette"の2階のカフェでベーグルサンドとキッシュのセットを いただきました。ベーグルだけやキッシュだけを楽しめるセットも あります。5〜6種類あるベーグルサンドを丁寧なイラストつきで 説明しているお品書きがかわいい。 紅茶はアールグレイが2杯分出てきました。もちろんストレートで。 店内は白い壁にブラウンやベージュなどのアースカラーのソファが ゆったりと置かれてます。わたしは丸テーブルとイスの席に 座りましたが背もたれのクッションがふんわりとして気持ちよく、 出張中だというのを忘れるところでした。(店内は撮影不可なので 残念ながら写真でお見せできません。) レジで支払いをしながらお店のスタッフの方とお話しし、 1階のインテリアショップに寄って、オーダーメイドのソファに ちょっぴり惹かれながらお店を後にしました。




10/28(金)

サンタマリア・アクアマリンのピンキーリングをつけるように なってから1年近くになりますが、毎日観察していると手入れや 光線や見る角度に関係なく、その日その日で色や輝きが違って 見えるのです。不思議。 今日は澄んだ深い水色をしています。 お昼、すてまるさんと待ち合わせしてサンクスが入っているビルの 5階にあるレストランのランチを食べてきました。 その場所には以前、別のレストランがありました。 厨房で店員を叱りつける怒鳴り声が轟いて客が萎縮するような お粗末な店は潰れて納得。 あれ以来ですが店内はほとんど以前のまま流用でした。 メインを6種類ほどから選べるワンディッシュプレートで、 パンは取り放題。甘いペーストが添えてありますが 何が入っているのかわからずじまい。そこそこ評価出来ますが 特に印象が残るほどではありませんでした。 店名を覚えていないくらいですから。




10/27(木)

今日も引き続き男性陣のみ研修のため事務所は静かです。 窓から見えるビジネス街の景色は麗らか、小春日和。 人がいなくてもお得意さんからの問い合わせは容赦なく入ってきます。 面識のある方々には、担当がおりませんの応対では許してもらえないのが 目に見えているので代わりに動かざるを得ません。 残業時間になって福知山の最終兵器ことA田さんから今日の工事現場で トラブル発生だと聞かされ電話越しにふたりでどうしましょと大慌て。 工場の担当者に続きは任せて、よれよれしながら会社を後にしました。 長く同じ仕事をしていると生き字引化するのも、そこをみんなが 頼りにするのも逃れられない運命…。




10/26(水)

午前中は慌しく仕事を片付けたあと、午後から大挙して京都本社に 繰り出しました。2回目の研修は男性陣もスケジュール設定が同じ日に 組まれていたのでわたしたちが出た後の事務所は開店休業すっからかん 状態だったようです。 方々から集まった70人近くの聴講者を前にし最初の1時間は社長の講演、 残り2時間は支配人の講演です。 創立から90年近くのわが社の歴史を振り返り、成長する優良企業として 勝ち残っていくために自己改革を意欲的に進めて欲しいというものでした。 途中には壇上から不意に質問を投げかける場面もありました。 質問の意味を理解してなくてトンチンカンな返答をしたE田さん。 周りは笑いを堪えるのに必死でした。 社長が自ら指揮をとる姿勢は社員から見れば頼もしくはあります。 しかしわたしの腹の内には渦巻く思いがいろいろと。そうは言うものの、 研修が卒業できなかったらまずいので今回はいい子ちゃんになりきって 宿題のレポートを書くつもりです。 元の部長で今は京都にいるN田事業部長。姿を見つけ取り囲んだ わたしたちに案の定飲みに行こうと言い出したので、西院駅前の定番 "くれしま"で飲んで食べて大騒ぎ。疲れ果てて帰りの新快速でぐったり。




10/25(火)

脱線事故から半年が経ちました。あの日ニュースで惨状を知ったときは 他人事ではないというショックで蒼ざめて震え、しばらくは悲しみで 立ち直れなかったのに今は冷静に受け止めている自分がいます。 阪神大震災のときもそう。時間とともに痛みが薄らいでいく、これが 自己防衛なのか自然治癒力なのか。 やっとジリ貧から脱出です。今月は即行引き落としに走りました。 微量ながら昇給しました。 会社を上がってから実家に行きました。 "山辻"で"三代目茂蔵(篠崎屋)"の寄せ豆富を2種類お土産にしました。 わたしもですが、母上もすっかり茂蔵商品の虜なのです。 スタンプカードは早くも半分埋まりました。 タイガースファンの父上は今晩も酷い負け方をしたのでおとなしく無口に なってしまいました。 母上とは、この週末に父上と母上の友達も加わって三人で富士山麓に 旅行してきた土産話を聞いたり、来年のお正月のプランを相談したり。 眠気で帰られなくなってお泊りしました。




10/24(月)

先週の終わりぐらいから冷え込みがきつくなってきました。 洗顔するときのひやっとした水の冷たさに深まりゆく秋を感じます。 雲が夏とは全く違う形をしています。冬なんてあっと言う間に やってきてしまうのでしょう。 10月21日にトルネード竜巻のニューアルバム『ふれるときこえ』が 発売されました。今までじっくり落ち着いて聴く機会がなくて 「ふれないときこえず」状態でしたが、やっと耳を傾けられました。 『バタフライ』の幕開けから『君の家まで9キロメートル』までの 流れに完全にしてやられました。『おなじあなのムジアナ』の イカレ具合にも脱帽。 『空想の音楽』は今までにない生温かい感じが耳に残ります。 厚みと奥行き、ポップさを増した音、意思を持つマキコちゃんの ヴォーカル、以前からの持ち味である浮遊感、透明感、軽やかさ、 切なさ、美しさ。そして単に感覚だけで聴き流すことを許さない意外性。 万華鏡みたいにカラフルな景色を見せるそれはそれは不思議な世界。 またまた進化を目の当たりにしました。収録曲に一貫して「言葉」と 「伝えたい」のテーマがあるからでしょうか、曽我さんの言う、 「言葉の隙間をうめる作業」にちょっと疲れたわたしには 悲しいくらい気持ちがいい1枚です。 近頃では「トル竜中毒」なる症例が報告されていますが、 ここにも患者が一人います。




10/23(日)

イサキのポワレ 今まで何度か足を運んでいる"ル・ペガーズ"や"ビランチャ"の情報を ネットでいろいろと見ているうちに「一日会大阪」という団体の存在を 知りました。関西のフランス、イタリア料理のシェフの研究会で、 先の2店のオーナーシェフも所属しています。 最寄り駅は大阪モノレールの宇野辺駅ですが、お店に電話で尋ねたら JR千里丘駅から徒歩25分くらいで行けるらしい。 許容範囲です。突撃のみ。その目的は「一日会大阪」所属リストを 眺めていて気になってしまった"ビストロ・バンブードール"のランチ。 点と線しかない簡易的な地図を片手に千里丘駅からしばらく歩き、 左に折れて小高い閑静な住宅地の中に入っていきました。 途中道を外れてしまったのですが、そこは天性の勘で軌道修正して 20分で着きました。よかった見つかって。 ランチは1,600円から。2,100円のコースを選びました。 日替わりのオードブルに始まり、メイン(肉料理か魚料理)、 パン、デザート、飲み物。魚料理は五島列島で獲れたという イサキのポワレでした。 オマールのだしにサフランを効かせた黄色いソースが印象的な一品。 デザートの果物のコンポート、枇杷のシャーベットとブラマンジェも おいしくて、食べ終わったときにはここ最近のぎすぎすした心も (そのときだけは)丸くなっていました。 隣のテーブルはさらに上のコースを食べていたらしく、わたしと同じ 魚料理の後、アミガサダケを使った牛ステーキが運ばれてきて これもまたおいしそうで横目でチラチラ見てしまいました。 店内は小さいので予約してからがベターのようです。 再び出向いて一つ上のクラスのランチコースを食べてみたくて 仕方のないわたしにどなたかお付き合いしませんか?




10/21(金)

蒸かし味噌じゃがトースト 思わぬ展開で残業した帰り道。あっ、そうだと"スパニョラ"へ 行きました。夏の定番として大好評を博した"焼きナストーストサンド"が シーズンオフ、代わりに"蒸かし味噌じゃがトースト"が 秋冬コレクションとしてデビューしたと聞いたので。 マスターによる解説によると、日本人の心、お味噌汁の味噌を使った 会心の作のようです。気にならないはずがない。 お店の前ではマスターが作業中でした。手を振りながら入店。 さて、どんなのかと言うと、塩分控えめ合わせ味噌を酢味噌に仕上げ、 ホクホクの蒸かしたじゃがいもに和え、厚めのパンの上に乗せて オーブンでこんがりするまで焼き、大葉を挟んだものです。 食してみると味噌の甘辛さ具合がちょうどいい。 じゃがいもなのでボリュームもあるし、大葉を挟むことで味にいい アクセントが生まれています。 "焼きナストーストサンド"は以前に働いていたスタッフさんが 考案したものですが、それに匹敵する一品となると、マスターは 相当苦労したのではと察します。 その後尼に戻って今週も"10kt."に顔を出しました。 新人君(まこっちゃん)は一週間の間に少しずつカクテルの レパートリーを増やしているそうですが、注文が来るとまだまだ 顔に緊張感が走ります。それを店長もお客たちもじっと鋭い視線で 観察してしまうので(嫌がらせでなく心配と応援の気持ちで) さらにまこっちゃんは手元がおぼつかなくなるのでした。 新人のうちは覚えることいっぱいだしそうそう失敗も出来ないと 思うのでわたしの注文すべてを彼の練習用に使ってもらいました。




10/20(木)

それまで会社の健康診断はビルの下にある古ぼけた診療所が 担当していましたが、ボロさ故にか今回契約打ち切りしたらしく、 グループ親玉会社が入っている淀屋橋のビルの診療所に代わりました。 昨晩20時には夕食を終え、その後は飲まず食わずで 胃の中を空っぽに。準備万端で臨みました。 苦手な採血で顔面蒼白になっていたのか担当の方に大丈夫ですかと 何度も声をかけられてしまいました。 さて気になる診断結果ですが健康そのものだそうです。 どこかが不調になっても神経性でしか片付けられないのが 悲しいのでせめて1ヶ所くらい異常が見つかったって いいんじゃないと思うのは不謹慎でしょうか。 今日のランチは"マンドリーノ"。 パスタは"イカのラグーソース・プッタネスカ風"を選びました。 おいしかったんですが今日もゆっくりと出てきたので 昼休み終了時間には戻れませんでした。




10/19(水)

基本的に対人関係においては一部の上司を除き平和的温厚的に 接しているのですが、そこにおんぶで抱っこをしてくる人もいます。 よかれと思って気を回したのに文句を言われると善意が 裏切られたようで、腹立たしいやら虚しいやら。 それからずっとムカムカしたままでした。 しかも帰り際には障害絡みの問い合わせを受けてしまい、 経過が気になって帰るに帰れない状態が続きました。 でも、わたしがE口さんの電話を試験所のE口さんと気付き、 只事じゃなさそうだと察知し不在の担当の代わりに 「聞きますよ?」と声をかけたので不具合の事象の検証が 早く出来たんです。電話の向こうで嬉しそうな声をしていましたし、 E口さんはきっと喜んでくれたはず。それなら十分。 小さな「よかった」を大きく膨らませて自己満足に浸ります。 ファンクラブで予約しておいた、遊佐未森さんのコンサートチケットが 宛先不明で戻ってきたと事務所の方から連絡が入りました。 たまに、届くはずの荷物が不在配達の知らせもなく届かないことが 有ります。郵便受けやドアからでは生活しているように 見えないのでしょうか。このままでは本当に何か事故に遭っても 誰にも気付いてもらえないかもと心配です。




10/17(月)

朝、またM田さんと遭遇してしまいました。 18分発に乗り損ねて21分発の電車を待つときは、 わたしもつい階段に目が行くようになっています。 今週はなぜか仕事量が落ち着き、さっさと帰れそうな感じです。 しばらくまともに買い物もしていなかったのですが今晩は 余裕たっぷり。生活用品から食材までしっかり調達し、 大荷物によろめきながら帰宅しました。ソースかつ丼を食べたい。 そう思って豚ロースをカツにするところから始めて温かいご飯と キャベツと駒ヶ根の例のソースでおいしいのが出来ました。 給料日まであと一週間ほど。 楽しくおいしく手際よく、栄養が偏らない手料理となると 知恵を使います。




10/16(日)

レミオロメンの新曲出ました、『蒼の世界』。 初めて耳にした印象は地味。しかし聴けば聴くほど味の出てくる スルメのような、静かに力強い曲です。 (小林武史氏の起用は今回もファンの間で好影響か悪影響か 物議を醸しているようですが、わたしは以前から述べている通り 彼の音がなくても十分いい作品が出来ると思います。) モチーフは落葉樹。やがて来る秋に葉を落としてもそれが養分になり また木となり再生するという少々哲学的な内容。 「青」よりもっと深い部分を表現したくて「蒼」を使ったと聞きました。 出掛けた先でスペシャ(スペースシャワーTV)三昧だったので、 メンバーのインタビューやPVを何度も見ました。 このPVと、サトエリ出演の着メロCMの舞台を同じにしているなんて なかなか凝った演出をしています。 ロケ地は本栖湖。湖と森が紡ぐ青緑の神秘的な世界は歌の持つイメージに ぴったり。湖水に沈む藤巻君が、最後にもがきながら顔を出すまで とても苦しそうで力が入ってしまうのが困りもの。 来月には、ドラマ『1リットルの涙』の挿入歌として既に流れている 『粉雪』が2ヶ月連続のシングルリリースとなります。 果たして冬のバラードの定番となるでしょうか? 『蒼の世界』の蒼と対を成す白のイメージも洒落ています。




10/15(土)

『世界の中心で、愛をさけぶ』(香川県庵治町及び松山市)、 『いま、会いにゆきます』(長野県諏訪地方、山梨県南アルプス市)、 『蝉しぐれ』(山形県鶴岡市)と続く、日本映画で日本を再認識シリーズ (シリーズ化するには見逃したものも多々有ります)。 今夜の舞台は門司です。『この胸いっぱいの愛を』。 例によってネタバレは申し訳ないのでストーリーは軽めに。 20年前小学生時代を過ごした町で昔の「僕」に出会い、 目の前にある現実から逃げた過去に今度は真正面から向き合い 奮闘する主人公、比呂志(伊藤英明)。 同じ飛行機に乗り合わせて迷い込んだ3人の乗客もそれぞれが やり残したことを果たしますが、それは同時にこの世からの消滅を 意味しているのでした。 亡くなったはずの和美姉ちゃんを、愛する人を救うために、 これから訪れる20年後が自分が生きてきた20年後と違う結果に なっていることを願い、比呂志が取った行動とは…。 もし人生をひとつだけやり直せることができるなら。 そんな誰もが抱く普遍的なテーマに、過去の自分を重ね合わせ、 甘酸っぱい気持ちを思い起こさせる作品です。 病と才能の間で傷付き苦悩する和美役のミムラと、存在価値を見出せずに 生きてきた若いヤクザ役の勝地涼は存在感有ります。 ラストはハッピーエンドと言えるのかそうでないのか、隣の人は 不服そうでしたが、わたしはメッセージ性を感じて納得でした。 港を見下ろした風景やどこかしらレトロな町はそのままでも 20年前の世界。千住兄妹が手掛ける音楽と相まってノスタルジーを かき立てます。




10/14(金)

仕事は暇な一日でした。そのまま夕方。 これなら行けると家から持ってきたチラシを見ながら電話を入れました。 くたびれた心に潤いを、その前に、まずはパサつく髪に潤いを。 「暑中お見舞い申し上げます」の暑中の部分に取り消し線が入った おかしなチラシは残暑の頃に郵便受けに入っていたもの。 ゴミ箱に捨てる前にチラッと金楽寺町の住所と地図に懐かしい県尼 (県立尼崎高校)の文字を見つけ何となく取って置いてあったのでした。 小さなヘアサロンのようですがその方がリラックスして過ごせそうな 気がして18時からの予約を取り付けました。 それからチケットの発券手続きをしたところ一階席の4列目でした。 結構いい席でよかったと、神戸こくさいホールの座席表で位置を 確認すると端っこでした。でも十分。(今回、大阪を外し神戸に してみましたが凶と出たのか吉と出たのか?) 周囲を気にせず定時に仕事を終え、JR尼崎駅から南下して 地図の通りに向かいました。高校時代は自転車で うろうろしていたけれど卒業してからはほとんど来ていないので 記憶の景色からかなり変わっています。 不安げに細い路地を進んで行くと"GRANS"に着きました。 靴を脱ぎ、スリッパに履き替え。シャンプー台一つにイスは二つ。 思っていた以上に小さな空間は言うなら、おうちヘアサロン。 ソファに案内され美容師のお兄さんと髪型のカウンセリング。 見た目同世代かと思ったら年下で、同じく美容師の奥様と二人で このサロンを切り盛りしているそうです。ジモティな話をしながらの 時間は長さを全く感じませんでした。 ちょっとだけイメチェン。軽くウェーブの効いた髪に満足しながら 知らない路地を散歩しつつ北東に進みました。 今住んでいるところからは微妙な距離なので地理はおぼつきませんが JR尼崎駅前の高層ビル群がどこからでも見えます。 迷子の心配はありません。 そして"10kt."でカクテルを。緊張で張りつめた表情と笑顔の差が 激しい新人君、注文にまごまご。見ているこちらもハラハラの 連続でした。食材のこだわりを力説する店長さんと他のお客さんと 中国風煎餅をアテに話が弾んで今夜は日付変更線を越えました。




10/13(木)

今朝はすっきりクリアな青空。これから暑くなりそうです。 物思う秋。考え事をしながらぼけーっとホームで電車を待っていました。 不意を突かれました。 「おはよう。」 驚いて横を向くとM田さんがニッコリ笑って立っていました。 先に気付かれるとは。新福島までお供しました。初めて仕事でお会いした 頃は怖そうな人だと思い込み距離を置いていたのですが、近付いてみると 楽しいおじさまでした。それを報告するとO保さんに妙な表情をされて しまいました。 レミオロメンの来年のコンサートツアーの先行予約電話は開始から 2時間弱でやっとつながりました。疲れて鈍くなっている指で操作を 終えましたが座席位置は前回のことを考えると絶望的。 夜になっても、何だかなぁ何だかなぁの連続です。どうやら思考の迷路の 中を歩いているようです。一番の元凶さんにぶつけましたが相変わらずの 冷めた物の見方に唖然としたり羨ましかったりで、話せば話すほど自分の こだわり気質が悲しくなりました。 この歳まで来るともう直らないとわかっているからどうしようもない、 そう言い切って開き直っていてもいいもの?




10/12(水)

最近夜中になるとじんましんが出るようになりました。 不規則な生活か、何かの接触によるものか、乾燥性か、はたまた食物 アレルギーが突発的に始まったのか、原因は特定に至ってはいませんが 今までの体調不良と同じくストレスで片付けられそうな気がします。 昨晩はあんまりにもかゆみが酷くて寝付けず常備しているラナケインを 塗ってようやく沈静化しました。 朝刊配りの自転車の音が聞こえる時間になっていました。 おかげで寝た気がしません。半休して午後から出勤しました。 そんなときに新地の入口でD社の工務系営業師弟コンビにばったり 遭遇するし。サボリじゃありませんからと説明して逃げました。 終業後に「亭主元気で留守がいい」状態のすてまるさんと晩御飯の お約束。本当は"無茶空茶"狙いだったのに今日は19時閉店と 断られてしまいました。 "ミツバチ堂"でゴハンプレートとセットをそれぞれ食べ、さらにデザート。 わたしはレモンケーキ。しっとりしたパウンドケーキでレモンの風味と ホイップクリーム、蜂蜜の組み合わせが絶妙です。 すてまるさんのアップルパイはアイスクリームが添えられた半円型の フレンチ風。こっちもおいしそうでした。 店の窓から見える洋品店のあまりにも大変そうな閉店作業についつい 二人で突っ込みを入れながら閉店時間まで粘りました。




10/11(火)

始業早々号令がかかりました。何事かと思ったらこれから 週始めの日はうちの部だけ5分間ミーティングをするそうです。 難儀していたプログラムは試行錯誤の末ようやく使えるようになり 胸の支えが取れました。 若王寺に急ぎの略式試験物件があったので、その前に福島に寄りました。 N野さんを呼んで昔話に夢中になっていたら予定時間オーバー。 ランチにありつけないかもと慌てて"M.BRIQUE"に走り滑り込みセーフ。 スタッフさんは初めて迎えるクリスマスのメニューを思案していました。 アドバイスを求められたのであれこれと提案しましたが少しは参考に なったのかどうか。 帰宅後しばらくして、久しぶりに貧乏な人の捕獲に成功しました。 むしろわたしが呼び出されただけかもしれません。 今日はこっちがコーヒーをおごってあげました。喫煙席で煙まみれは 正直辛いが仕方あるまい。そして続きのような昔話を延々として。 別に助言が欲しい訳ではなかったのですが聞いてくれるだけで心強いし 自分に正直に何でも話せる気がします。 恋人じゃなくて特別な存在、そんな異性の同士。 わたしがそう思い込んでいるだけで「勝手に一緒にするなー。」と 言われてもいいのです。結局、晩御飯はシフォンケーキだけで お腹いっぱいになってしまいました。




10/9(日)

散歩好きのわたしにしては珍しいと思われるかもしれませんが この3連休は休養です。資金難なのでどうしようもありません。 午後は例によって千趣会から届いている「焼きたてパン曜日」の中から "ぽこぽこいちご"に取り掛かりました。レシピカードには ドライイチゴを混ぜたロールパン生地を小さく丸めて並べ 二次発酵するように書いてありますが、ちまちま作っても食べ応えが ないので適当な大きさで焼きました。 『蝉しぐれ』をレイトショーで観てきました。 生きていく中でどうにもならないこと、あのときこうすればよかったと 後悔すること、その苦々しさ。 美しい四季の景色に、主人公の父への思い、叶わなかった恋心が 情感豊かに描かれており胸を打たれました。 今田耕二とふかわりょうが市川染五郎を挟んでいるシーンに 一瞬笑いがこぼれましたが主人公の友人役を演じていたのでした。 (この三人の友情が物語の救いかもしれません。) 原作者、藤沢周平さんの出身地、鶴岡市に近い山形県羽黒町 (現在は同じ鶴岡市)に作られたオープンセットで撮影、 リアリティを出すため一年間野ざらしにしたそうです。 最後に一つ忠告。後悔するだけ馬鹿らしい、いつまでも男が 未練がましいなんてみっともないなどと思われる前向き過ぎる人は、 この映画は見に行かない方がいいでしょう。




10/7(金)

今日も朝から本社のIT担当者からの電話とメールの指示を受け、 いろいろ試したのですが全くダメでした。その代わりに ファイルの受け渡しツールや圧縮ツールにはかなり慣れました。 すてまるさんからのメールで、お昼をどこで食べようかなと あったので"マンドリーノ"でランチを食べていたら予想通り 姿を現しました。さすが通じ合っています。 (もしくはワンパターン?) サツマイモのゴルゴンゾーラクリームソースのこってり濃厚な味に 満足したのですが、おかげで夕方になってもお腹が空きません。 そして事故発生。夕方、右足の小指をイスの脚に強打して しまいました。痛い痛いとのた打ち回っていたらパンストが みるみる真っ赤に染まってきました。 凹みます。もうこれ以上頑張れないので放棄して阪神百貨店へ 行きました。まずは十勝ブランドのチーズとチーズを使った ケーキを扱うショップへ。 "新田牧場(NEEDS"のチーズが通販でなくても買えるなんて。  しばらくチェックしていないうちに面白いチーズが出来ています。 "カチョカバロ"。イタリア語で「馬上のチーズ」という名を持つ このチーズは麻紐で縛った愛嬌のある巾着型で、 低温熟成させたもの。試食してみると表面は固めで中は柔らかくて おつまみみたい。 "大地のほっぺ"を使ったケーキとそれぞれ1個ずつ買いました。 次はゆりかから情報提供のあった"シベール(麦工房)"。 西日本初上陸。山形の有名なラスクのお店です。 日本一美味しいラスクだと噂を聞き、取り寄せしてみたいと 長年思っていたので現物を前に小躍りしました。 プレーンを買って帰りました。焼き具合、甘味加減がちょうどよく 軽くてとてもサクサクとしていてクセになりそうな感じです。




10/6(木)

置き手紙とニューパソちゃんを残してみのちゃんは昨日から休暇に 入ってしまいました。手紙にはニューパソちゃんに取り替えるようにと 手順書の在処が示されています。 仕方なく仕事そっちのけで朝から髪を振り乱し、設置工事と設定作業に 取りかかりました。着々と進めてきましたがついに怖れていた事態に。 会社の業務プログラムの一部にエラーが出て進みません。 何故だ何故だと必死になって昨日は半日しか仕事にならず、 今日も引きずってまだ解決に至らず。 明日もIT担当部署の助けを借りて続きをしなくては。溜め息出ます。 目はしょぼしょぼしてきました。 しかも大量の図面送付に手間取って自分の仕事に落ち着いて取り組む 余裕もありませんでした。




10/5(水)

ステージにいる彼女はやはり凛として綺麗な人でした。 今宵、心斎橋クラブクアトロで行なわれた、エイミー・マンのライブ。 まずまずの整理券だったので中ほどのカウンター席をゲットし、 同じように独りで来たという隣の女のコ(ティル・チューズディ時代は 知らないらしい)と開演まで話をしながら待っている間も ずっとドキドキしていました。だって十数年ぶりだったんですから。 目の前でエイミーがギターを弾いて歌っている状態と、大昔に ティル・チューズディとして見た来日コンサートが重なります。 確かソニーが主催した「ニューアーチストショーケース」という企画で 他にも月替わりで次世代型アーチストが来日コンサートを行ないました。 (今も消息が掴めるのはプリファブ・スプラウトくらい?) あれっきりにならなくてよかったです。再会には随分長い年月を 費やしてしまったけれど。 クールな微笑みを浮かべ、クールにギターを弾く様がカッコいい。 歌声はCD以上にじんわりと包まれるような感覚で、ゆったりとした リズムに自然に体が揺れます。 選曲は『The Forgotten Arm』からが半分くらいで残りもソロに なってからの曲ばかりでした。 でも2回目のアンコールのラスト『Voices Carry(愛のVOICES)』を 聴かせてくれました。メチャクチャ嬉しい…。 英語がさっぱりわかんないものの、以前に日本に来たときに歌ったとか、 思い出の曲とかそんなことを言っていたような気がします。 (言葉の壁は大きいと、こういう機会にいつも気付かされるのでした。)




10/4(火)

今日になって初めて感じました、キンモクセイの香り。 またつぼみですが秋の訪れを実感します。 市バスに乗り、若王寺へ略式試験のために向かいました。 朝からだとゆっくり動けるのと街の様子が新鮮で気分がいいです。 崩れそうだと思ってはいましたが午後から窓を叩きつけるほどの 強い雨が降っています。一雨ごとに涼しくなってくれるといいのだけど。 あっ、洗濯物干したままでした。




10/3(月)

昨晩のテレビで蜂の子取りの様子を見ていたせいなのか 夢の中でスズメバチに襲われそうになり朝からブルーです。 なかなか涼しくならない関西。衣替えがピンと来ません。 10月に入ったというのに、一体全体…。 ここのところのマイブームは、会社の近所の"山辻"で取り扱いを始めた "三代目茂蔵(篠崎屋)"のお豆富(豆の富を提供するということで 表記は豆富で統一しているそうです)。 曜日で仕入れが違うのでいつも全種類は揃っていませんが 濃厚な豆乳と朝取り卵を使ったカスタードプリンや、豆乳杏仁などの デザート類も充実。簡潔な値段構成で1個で210円と2個で210円の 商品のみ。陳列台の中にそれぞれ分けて置いてあります。 先日買った"黒豆豆富"は母上が大絶賛。黒豆100%の豆乳を 海水にがりだけで凝固したもので、甘口のお醤油を少々たらすと 美味さが引き立ちます。"濃い豆乳"は大豆の豊かな風味がとろとろと 口の中に広がります。冷たいスープ代わりにもお薦め。




10/1(土)

前菜盛り合わせ メインのお魚料理
実家で朝を迎えました。ゆっくり起きて、それから昨日録画していた 『世界の中心で、愛をさけぶ』を母上と見る。 ひねくれた気持ちを捨て、ストーリーにどっぷり浸からなくては純愛を 体感なんて出来ません。涙腺の弱い母上はやっぱり先に泣き出しました。 こちらも映画館で一度見ているのにホロッと涙が落ちました。 愛し合うことだけにひたむきになれる時代にやたらと冷めた物の考え方を していた自分。何も無いまま通り過ぎてしまったから、羨ましくて、 そして切ない。フィクションであっても。 ところで今日は新大田市の発足の日。いえいえもっと重要なことが。 このルピナスウェイの5回目の誕生日なのです。 サイトは一度アップしたら更新しなくても止めない限りは継続と言える ものですが、5年間は振り返れば長くてとても感慨深いです。 そして5年先の自分は今とほとんど変わっていないか、劇的に変わって いるかのどっちかでしょう。 それでも今まで通りの自分のペースで続けていきたいと思います。 欲を言えば時間と効率アップ、両方手に入れたいのですがこれは厳しい。 開設してから様々な出会いもありました。友達の輪がどんどん広がって 楽しい時間をいくつも持てました。 いつも足を運んでくれる友たちへ、ありがとう。 晩はお食事会。今回のお店は阪急園田駅前の"Roots"。 何度かランチ場所としても登場している、5月2日に誕生した新顔の イタリアン。要予約3,500円のディナーコースをいただきました。 内容は前菜盛り合わせ、日替わりのパスタ、本日のお魚料理(当日の朝に 仕入れた鮮魚をソテー)か牛フィレ肉のステーキ、デザート、パンと コーヒー。 お店の男性スタッフが接客に不慣れな感じで危なっかしい以外は好印象。 ねこのしっぽ姫ことシナモンちゃんのデザートは特別にお誕生日仕様に してもらえました。 初参加はワンワンさん。初めて尽くしに緊張気味のようでしたが、 いつものみんなの温かい雰囲気に最後にはリラックスされていたように 見えました。 会話の記憶と言えば、えころじじいさんの熱弁(惚れ込み)のおかげで USJのルビーちゃんしか残っていません!?



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