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昨年のPC不調→買い替えにより、日記の更新作業に
時間がかかっています。
順次アップしますのでよろしくお願いいたします。
今後の管理人のイベント、コンサート参戦、旅の予定は
「はじめにご紹介まで」へどうぞ。



4/9(日)

久しぶりに八ヶ岳で、山梨でゆっくり羽を伸ばせると思っていましたが 時が過ぎるのは早いです。帰らねばいけません。 昨日も小淵沢から青春18きっぷを一回分使用しましたが最後の一回も ここから使います。春シーズンはひとりですべてを使い切りました。 冬シーズンの楽しさが幻みたいにこれほどまで切なくなるなんて…。 塩尻ではお気に入りの"そば処桔梗"のおそばをいただきます。 構内の店舗は、狭過ぎる立ち食いそば屋としてたびたびメディアに登場 するほど窮屈なので、いつも一度改札を出て待合室側で注文して食べて います。今日は"かき揚げ山菜玉子そば"にしました。おいしい、満足。 塩尻からの中央西線もずっと各停です。中津川で乗り換えて名古屋まで 果てしなく遠く感じます。 名古屋からはさすがに新幹線を使います。もう十分に元は取れました。 明日に疲れが残るような気がしますがごまかして頑張ります。




4/8(土)

この季節の一番重要な行事、韮崎のわに塚の桜に逢いに行かなくちゃ。 スーパークラフト!の小澤さんの開花情報ブログでは、まだ満開までは 進んでおらず、天気は一日曇り予想。 八ヶ岳も富士山も隠れて見えない状態ですが、今年は最高の条件が整い 例年より花付きが良く大きいのだとか。 確かに遠目にもピンクが濃く、こんもりとキノコのようになっています。 5分咲きくらい。数日後には満開でしょうか。 特設テントの売店で小休憩。1年ぶりの再会で長い休憩になってしまい ます。新作のジュエリーやわに塚の米、ポストカードが並ぶ店先で少し わたしもお手伝いしてきました。 何だか今日のわに塚の桜では満足できず、慈雲寺に続いて悔しさが募る 一方で、来週出直したい気持ちが沸々と…。決行したら3週連続ですが 大丈夫か? 今日は勝沼ぶどう郷駅でぐるりんを借ります。ずっと行ってみたかった "縁側茶房"をおじゃましました。 ちょうど人もおらず縁側席の一つに腰掛けました。甘いものだけのはず だったのに、小腹が空いてきたのでワインビーフのサイコロステーキの ランチセットをまず食べました。その後にたまらずイチゴパフェ。 いきなり贅沢過ぎました。でも後悔はありません。 ぶどうの丘までの坂道も乗り越えて天空の湯につかりました。桜の咲く 町の景色を見下ろしながらのんびり。 そうしているうちに他に寄る時間はなくなり、ワイナリーの一つも行け ませんでした。 いいんだけど、ワインの町なのに飲めないのは何だか寂しい。飲みたい ときはタクシーだ。
ワインビーフのサイコロステーキ イチゴパフェ
多賀さんは風路さんとわたしの最後の晩餐を賑やかにやりたいらしい。 三人が昼間は揃ってお出かけだったのもあって夕食は外ご飯。八ヶ岳の アジア料理店"五五吉食堂"に行きました。"サンディア・カフェ"だった 建物がすっかりアジアの雰囲気に変わっていました。 若いオーナーとスタッフさんがタイ屋台風のメニューを提供されます。 おいしい料理に舌鼓。大いに盛り上がりました。




4/7(金)

今夜はやつねっと関西支部長就任(?)のお食事会だそうです。 それまでぶらぶらします。 まずは甲斐市役所。昨日に続いてマンホールカードをいただきました。 市のキャラクター、やはたいぬがかわいいデザインです。 甲斐市マンホールカード 市庁舎の中の食堂は一般も利用できると聞いて足が向きかけましたが、 お腹は空いていないので無理でした。 次は塩山へ。駅の観光案内所で地図をもらって駅前のぐるりんを初めて 利用することにしました。甲州市内の3ヶ所で借りられる電動アシスト 自転車で、登録制だったので旅に出る前に手続きを済ませていました。 タブレットからぐるりんHPで使用手続きをし、暗証番号を入力すれば 解錠、いざ目的地、慈雲寺まで。 しかし約3キロの道のりはずっと上り急勾配、いくら電動アシストでも 手ごわい。ひたすら漕ぎ続けると町並みが遥か下になりました。 到着です。肝心のイトザクラはまだ3分から5分咲きでした。お抹茶を 本堂でいただきながら窓から眺めましたが、これが満開だったらきっと 美しくて見飽きないことでしょう。悔しい。来週末なら…。 帰りは全く体力要らず、疾走しているうちに駅前に出ていました。 元の場所に置いて終了手続きを済ませます。料金は会員登録時に一緒に 登録したカードから引き落とされます。使い方も分かったので、今後は 勝沼ぶどう郷駅のも活用できそうです。
慈雲寺のイトザクラ 慈雲寺のイトザクラ
夕方になりました。小淵沢に戻ります。 会場の"アイリッシュパブ・ブルアンドベア"に大集合。風路のお二人、 多賀さん、なかさん、KANちゃん。くまぱぱさんは欠席で残念ですが 久々にやつねっと中心メンバーに囲まれて大いに盛り上がりました。 長坂の計画は実現も夢じゃない気がします。あれやってこんなことして なんて具体的なプランがあふれるメンバーたちなのでした。 結論。わたしは関西支部長に正式に就任で間違いないみたいです。




4/6(木)

今日と明日は休暇です。それまでに何かと疲れてしまっていてなかなか 起きられませんでした。乗車する電車も特に決めていない遅いスタート、 午後からようやく山梨へ向かいます。 唯一外せないのはクリーンレイク諏訪(長野県諏訪湖流域下水道事務所) への訪問、マンホールカードをもらうこと。 上諏訪駅からかりんちゃんバスに乗車。バスは途中から湖岸沿いを走り、 しばらくして到着しました。 正門には御柱祭をモチーフにした実物のマンホールが飾られています。 かっこいい! 長野県諏訪湖流域下水道事務所マンホールカード 去年は実際に祭りを見る機会に恵まれたので、興奮が蘇ってきました。 事務所を訪ねてカードをもらいました。とっても欲しかったので嬉しい。 帰りもかりんちゃんバスを利用します。本数が少ないのでダイヤをよく 確認しておかないと大変なことになります。 夕食は桜の時期恒例の"カブーロ"で。おとなしく竜王駅からタクシーで 到着。シェフ夫妻の変わらないもてなしに和みます。 ただ今夜はお客さんが多かったため、メインディッシュ以外はおまかせ。 それはそれでいつもと違ってよかったのですが、気付くとあんなにいた 他の人たちの姿は消え、最後の客。毎回ついつい長居してしまいます。 小淵沢駅に風路オーナーが迎えに来て下さいました。今回は3泊と長い 滞在で羽を伸ばします。




4/3(月)

しばらく元気のないわたしです。楽しい予定を作ってみても、どこかに 引っ掛かったトゲは、失望が重なるたびに傷を広げ、不安を煽って心を 掻き乱すのです。 右足を挫いてから約2週間。歩行は支障ないものの重心がかかるとまだ 痛みがあり、力が入りません。くるぶしの辺りも腫れたままです。 さすがにまずいと思い、外科医の診察を受けました。 今頃になって来たの?と先生に呆れ顔されるやら笑われるやら。折れて いたら歩けないし、捻挫でしょうと念の為にレントゲン撮影。確認した ところ骨に異常はありませんでした。 待合室にいた女性が診断結果、ギブスと松葉杖姿になっているのを見た ので震え上がっていましたが、取りあえず安堵。 電気を当て、湿布薬を貼り、包帯でぐるぐる巻きにされて帰宅しました。 必要以上に動かさないようにしないと完治が遅くなりますと言われても この週末は毎年恒例の山梨桜巡りが待っています。どれだけおとなしく いられるか。




4/1(土)

年度末の慌ただしさからやっと解放されたというのにスッキリといかず、 次々と待ち構える行事を思うと心も曇ります。 桜の開花が待ち遠しい。でも4月が来るたびに憂鬱になるのをどうにか できないものでしょうか…。 今でもここが氏神様です。水堂須佐男神社へお参りに行きました。 公式ホームページを久しぶりに見たらオリジナルのご朱印帳が出来たと 紹介があり、拝殿の天井画をそのまま写し取った美しいデザインを見て もらいに行かなくちゃと思ったのでした。 拝殿は阪神大震災で倒壊したため、再建された際に水堂古墳の被葬者と、 阪神大震災の犠牲者の霊に捧げる意を込めて日本画家の鈴木靖将さんが 天井に美しい万葉の花を描かれました。 社務所にお声をかけたのは、今の名誉宮司さまが引退される3年ほど前 以来です。あのときと同じ、今の宮司さまが応対してくれました。横に 目をやるとお守りがご朱印帳と同じ青い万葉の花のデザインに変わって いてとても心惹かれて一緒にいただきました。 その昔、赤いお守りをランドセルに下げていたのを思い出しました。 お声をかけて拝殿へと入り、万葉の花の天井を見上げるいるとふと目が 潤んできました。 遊び場だった古墳の上にも立ってみました。もっと鬱蒼としていた気が しますが今は沈丁花の香りに包まれています。 神社の道向かいには三角公園があります。ユキヤナギの白い花が咲いて います。子供の頃は枝を折り取ってよく持って帰っていたっけ。 気付けば何もかもが遠い過去になってしまったと、寂しさに立ち尽くす しかありませんでした。




3/15(水)

昨日は宝塚線、今日は京都線。連日JR西日本は線路支障で大混乱。 夕方の帰宅時間に各停は間引き運転でホームは混雑し右往左往しました。 それでも尼崎はどれに乗っても帰れるから恵まれている方です。 年度末といっても2月のうちに重要事項はほぼ済ませていて残りは来月に 入ってからの処理にするため、今は毎日落ち着いて仕事をしてノー残業で 過ごしています。 帰宅が早くても、夕食の前に転寝してしまうし、今後の旅の構想を練って みても集中できなくて時間を無駄にしているだけのようで焦ります。




3/11(土)

青春18きっぷ、冬シーズンも購入しました。5回ぐらいきっと使う機会 あるでしょう。 早速1回目は姫路経由の英賀保往復で消化しました。マンホールカード、 姫路市のが残りわずかとなっていたので慌ててもらいに行ったのでした。 配布場所になっている姫路市観光案内所は他の場所のようにアンケートも なくすぐ渡してくれました。 「アンケートはいいんですか?」 思わず確認してしまいました。していないそうです。 ランチは山陽電車で飾磨へ足を延ばして"カフェザルーム"にしました。 以前出張ついでに入ったことがあって、次回はゆっくり食べたいと思って いたのです。日替わりのランチプレートにデザートを追加しました。 休日の午後、知らない街角で紅茶を飲みながら過ごす小さな幸せ。 姫路に戻り、水尾神社、男山八幡宮に参拝してその先へ上がりました。 ここからの姫路城は正面ではないけれど、街を見下ろす感じがいいです。 姫路の西隣の英賀保駅は下車時に駅員さんが不在で、改札横の呼び出しの ところに切符を置いて開けてもらいました。廣畑天満宮、英賀神社の順で ぶらぶらとお散歩がてら回りましたが、いずれもいい気が漂う場所でした。 今年に入ってから播州の神社をかなり回ってきましたが、どこか共通点が あります。構えというか、佇まいというか、うまく表せない。 駅で再び呼び出しの遠隔操作で改札から入場。当初さらに西へ、相生まで 出て道の駅のお風呂に入ろうかと考えていましたが、接続が悪過ぎて断念、 おとなしく帰りました。




3/9(木)

今年の3月9日は例年ほど『3月9日』を聴きまくることはありません でした。何故だろう。 具体化できない、きっと届かない。それでもいいはずなのに。 やはり穏やかに日々春へと続いていて、そろそろわに塚の桜や甚六桜や 花鳥山はどんな感じかと気にはなるものの、どこか盛り上がれない自分。 たぶん弱っています。息を吹き返すほどの力をどこで、誰にもらえれば いいでしょう。




2/27(月)

昨夜のスタレビのコンサートが長丁場になるのは予定通りなので宇和に 泊まった訳ですが、そこまで宇和で観光したいほどでなく(幾度となく 訪れているので)、札所の明石寺くらいは行こうかとふと思いましたが、 徒歩では不安があり結局見送って八幡浜に向かいました。 駅前はそれなりでしたが、しばらく港へと歩いて行くとところどころが きれいになっています。特にフジ。記憶にあるのはボロボロのスーパー だったのに、ぴっかぴかの新しい建物になっています。 途中で八幡神社に参拝します。ここは八幡浜の地名の由来の神社です。 高台の上に鎮座していますが、元はこの下が海で古くから近代まで埋め 立てが繰り返され、今の港の姿になったそうです。 ようやくその港へ到着。八幡浜みなっと(道の駅兼みなとオアシス)に また驚きました。こんなに立派な施設が数年前に建っていようとは。 特産品売場はもちろん、カフェスペースも席は全部埋まっていました。 平日なのにこの人出はどうして。 外を歩いていて「マンホールカード配布中」の幟に目が留まりました。 噂には聞いていましたが、これがダムカードに続いてじわじわと人気が 出ているトレーディングカードか、もらってみるか。 受付窓口で簡単な口頭のアンケートに答えて無料で1枚もらいました。 実物のマンホールは出たところすぐにあると聞いて確かめました。 八幡浜市のキャラクターのはまぽん、かまワンちゃん、八幡浜ゆかりの ものを詰め込んだ賑やかでカラフルなデザインです。 みなっとの横の八幡浜港からは臼杵、別府行き航路が運航しています。 みかん山ときらめく青い海とフェリー…。 このままさらに遠くまで乗って行きたいとつい妄想してしまうのでした。 さて今日のお昼は八幡浜ちゃんぽん。フェリーターミナルビルの3階、 "マリン"でいただきました。じゃこ天やかまぼこも入ったあっさり味。 ごちそうさまでした。
八幡浜港にて マリンの八幡浜ちゃんぽん
八幡浜から鈍行列車を乗り継ぎ、今治に出て、福山行き路線バスに乗り ました。往路に往復切符を買ったのでルートを変えられなかったのです。 今日はしまなみ海道の美しい景色を存分に眺めることができました。




2/26(日)

にゃんよ弁当(鯛めし) 今日のセットリスト
今朝はまず最初に和霊さん(和霊神社)へ参拝。清々しい気分で一日が 始まりました。 南楽園行きのバスに乗って南下します。40分弱で到着です。入口には 長蛇の列が出来ていましたが入れば広い庭園なのでゆったりしています。 真っ先に今日のお弁当の受け取り場所へ。なんと一般販売分は売り切れ、 わたしのが陳列台の上に残っていました。 「30分でなくなったんですよ。予約していてよかったですね。」 "あすも"の方から"にゃんよ弁当"を受け取りました。人気と聞いていて 早くに予約したのは正解でした。 ベンチに座り、梅の花を見ながらの昼食を楽しみました。 開花状況はピークを少し過ぎた感ですが、きれいに咲き誇っていました。 特にしだれの風情は格別です。 帰りにはバスを途中下車し、三島神社へと足を運び、そこから宇和島駅 までウォーキングして戻りました。 せっかく宇和島に来たからと真珠のペンダントを購入し、次の場所への 移動は今回初めてのJRで。 久々の卯之町駅です。駅舎に隣接のコンビニが閉店してしまったそうで 寂しくなりました。 今日の宿は過去も利用したことのある第1ビジネスホテル松屋。設備は それなりですが家庭的な宿です。 「コンサート楽しんできて下さいね!」と送り出されました。 これからスターダスト・レビューのコンサート。西予市宇和文化会館へ 来てくれるなんて嬉しいじゃないですか。先週の今頃も大阪城ホールで お会いした記憶がありますがこちらの公演決定が遥か先だったので…。 去年公演のあった松山とは別に、南予では大洲や八幡浜や宇和島でなく、 わが西予が選ばれたなんて。でもこの後に木村カエラや松下奈緒も来る そうで立派なものです。 来場者はほぼ車利用のようで駐車場はいっぱいでした。ホールは2階席 まで埋まっています。県内あちこちから集まっているのでしょう。 要さんの話によれば、こちらでの公演は13年ぶりだそう。その当時は 宇和町はまだ三瓶町と合併していなかったと思うので、きっとよその町 時代です。 西予の歌ですと『Get Up My Soul』では歌詞が大きく映されました。 や「せいよ」今目覚めろ…って(正しくは、野生よ今目覚めろ!です)。 いつものエンターテイメントあふれる演出には、お腹の底から笑わされ ました。いや、肝心の歌で感動しましたが筋のはずなのですが。 わざわざ遠征してよかったとウキウキしながら宿へ帰館しました。




2/25(土)

パワーダウンしている晴れ女ですが、効力はあるようです。 今治市内でまだ参拝していなくて足を運べそうな神社、そういえば以前 継ぎ獅子の祭りの写真を見た式内社の野間神社がありました。 駅前から山手に約4キロ。イオンモール今治新都市も近くです。 毎度のレンタサイクルで向かうつもりでいましたが電話で尋ねてみると 道のりは難易度高そう。残された時間もあまりないので無茶はしません。 渋々タクシーを使うことにしました。 静かな集落の奥へ続く道の先に鎮座していました。祭礼時は大変賑やか なのも、少し想像し難いくらいひっそりしています。 ただこれから祈祷の予約があるのか用意がしてありました。 先に参拝を済ませて、宮司さまのお宅を探してきょろきょろしていると ご家族の方が呼びかけてくれました。 時間がかかるので待たせていたタクシーに引き取ってもらい、わざわざ 来てもらったからと駅まで送っていただきました。お世話になりました。 今治桟橋までお散歩。商店街の先に目を引く船の形のかっこいいビルが 見えました。 みなと交流センターはーばりーです。思っていたより大きくて素敵! 前回訪問時はバリケードに覆われていたので完成した姿を楽しみにして いました。解体前のボロボロのビルの姿がもう出てきません。 4階に展望テラスがあるようなので上がってみました。いい眺めです。 横にあるレストランでランチをしたかった…。
野間神社 はーばりーのデッキから
松山行きのバスに乗り、次にやってきたのは愛媛県美術館。 「生誕140年杉浦非水 開花するモダンデザイン」が22日から開催と 聞きつけ、素通りするつもりだった松山に立ち寄ったのでした。 7,000点のコレクションに圧倒されました。素敵な世界でした。 今回タイミングよく見られてよかったです。三越の策略に限定グッズを 大量に買わされそうになりました。 胸はいっぱいになってもお腹は空いていました。美術館のレストランで 企画展協賛メニューを見つけていただきました。 慌ただしい松山立ち寄りを終えて、今度は宇和島行きバスに乗車です。 今日はこれが最後の移動。うとうとしているうちに到着しました。 宇和島泊は今回初めて。宿はオリエンタルホテル宇和島。2階フロアに 7室あるというレディースルームにしました。つつじルームでした。 壁には華やかなツツジ。部屋ごとに描かれている花は違うのだとか。 トキワバイカツツジという品種は、宇和島にしか自生していないそう。 (壁のツツジはトキワバイカツツジでなく一般的な品種のようです。) 部屋の説明書きには、花言葉にある「愛の喜び・情熱」を感じて下さい。 その意味深な言葉は一体…。 夕暮れ時、きさいや広場までお散歩。道の駅の施設が閉店して港に日が 沈むのを眺めていました。明日もきっとお天気。
つつじルーム きさいや横で夕暮れ




2/24(金)

今週は月曜から飲み会で遠征したのと、約束のような約束でないような、 やっぱりダメなのか的出来事もあり、気分はどん底状態での出発。 いや、今から切り替えるのです。 のぞみは岡山まで座れずさらに疲労は増しましたが、福山からは今治まで 高速バス、しまなみライナーが連れて行ってくれます。 どうせ暗闇なので何も見えません。ぐっすり眠っているうちに島々を渡り、 今治駅前へ。 今夜の宿は駅前のクラウンヒルズ今治。いつもの今治アーバンホテルとは 勝手が違ってまごまごしてしまいます。




2/21(火)

最近気になって仕方のない女性がいます。スウェーデンのアーティスト、 ヨナ・リー。 テレビのない自宅では海外のインターネットラジオをかけっ放しにして いることが多いのですが、80年代洋楽ばかりでなくチルアウトもよく 聴いています。 あるとき、初めて耳にするのに妙に引っ掛かる曲がありました。美しく クールに響き渡る歌声。妖しさも滲んでいい意味でゾクゾクします。 ビョークとかケイト・ブッシュに通じる感じか、それもまた違うような。 でも他の曲もきっとわたし好みに違いない。 アーティスト名iamamiwhoami。なんて読むの? アイアムアムアイフーアムアイと読むそうです。詳しい資料がないので アップされている動画を見てみるとさらにはまりました。 そのユニットの中心人物で独特の風貌をしているのがヨナ・リーです。 まつ毛が白いバサバサ…。氷や水を意識したらしい衣装も独創的。 美しい背景にゆらゆらと踊る彼女と謎の黒子たち。どの曲にも登場し、 一つのシリーズになっています。 ヘッドホンで大音量で聴いてみたい。気になり過ぎてCDが欲しい! マルビルのタワレコへ足を運びましたが置いていませんでした。 発売から2年近くだから仕方ない、ネットで取り寄せるか。




1/28(土)

本日2017年のしかりべつ湖コタンが開村しました。それに合わせて 今日もバスでお出かけです。今の期間、なんと然別湖までが無料という サービス。 去年まではお泊りで楽しんでいましたが今年は節約で日帰りにしました。 最後にトンネルを抜けると然別湖に到着です。車内にいた乗客はみんな 宿に入っていきましたが、わたしはまず腹ごしらえです。 然別湖ネイチャーセンターの2階に出来た"カフェムバンチ"。こちらで ピザを食べて一息つきました。 ではいよいよ今年のアイスパーへ。然別湖への雪の階段を下りていき、 ドアを開けるとドラえもんがいました。片方の扉の先はアイスホール。 客席にいつものクマさんも座っています。 もう片方のドアの先がアイスバーのカウンターです。早速氷のグラスに カクテルを注いでもらいます。一杯目は決まっています。オリジナルの "コイスム"。青色と緑色のきれいなグラデーションが白いアイスバーの 風景にとっても似合います。 ここに来ると何杯でも飲めちゃいそうですが、自制しないと後から後悔 しそうなのでほどほどにしてスタンプラリーに参加。ラリーというほど 歩き回ることもないので、すぐに埋めてネイチャーセンターでコタンの 村民証と引き換えました。 ホテル福原、ホテル風水でこちらを見せると入浴料が半額になります。 毎年お世話になっているホテル風水の温泉につかりました。雪見風呂で いい気分。 スケジュールが厳しくなってきました。帯広に戻ると今度はタクシーを 拾って"はるこまベーカリー"へ。閉店時間までに滑り込みました。 慶子さんと久々の対面を果たし、パンを頬張りました。 しかし帰りは遭難しかけました。乗るはずだったバス停を見失い、歩き 続けてもっと離れた通りに出て、ようやく見つけたバス停にほっとして 時刻を確認すると帯広駅へのバスは30分以上も先。 このまま立っていられません。周囲にはケンタッキーやドラッグストア、 あっ、"フクハラ"がある。助かった。暖を取らせて下さい。 ベンチに座り胸を撫で下ろしました。そして陸別からやってきた黄色い バスに乗れました。 帯広に来てこれを食べないなんて帯広に来た意味がないと言ってもいい "インデアン"のカレー。駅から近いまちなか店に行くとM谷店長さんの 姿がありました。 華麗な身のこなしが以前から気になっていましたが、ついにエアドゥの サイトのコーナーに大きく載っているのを見かけてしまいました。 今回そのネタをきっかけに初めてお話が出来て内心大喜び。実は来帯の たび食べに来ている関西人なんですカミングアウトもしました。 エビカツカレーは今日もおいしかったです。




1/27(金)

今日はとかち晴れとはいかないようです。夜は十勝川温泉の冬の風物詩 彩凛華に行くとして昼間の予定が決まりません。 困ったときは帯広駅構内のとかち観光情報センターで情報収集です。 ふと手にした士幌町のパンフレットを眺めていたら気になるカフェ発見。 どこかで見聞きした店のような気もしますが、バス経路上からはそうも 離れていない立地だから行けそうです。 早速お店に電話をかけ、最寄のバス停が中士幌19号だと教えてもらい ました。 上士幌行きの拓殖バスがあったので突撃です。雪がちらついてきたし、 下車場所を間違えたら遭難もあり得ると緊張しながら乗車していました。 寝過ごすことも聞き逃すこともなく無事下車しました。十字路に看板が ありますと聞いていた通り"まるく"の表示を発見。その道を入っていき 視界の先にお店を発見。 民家をリノベーションしたという店舗は、足を踏み入れると落ち着いて いい感じ。美瑛のえりかさんのカフェと似たものを感じます。 「Ho」で紹介されたことがあるのかも。 帰りのバスの時間に縛られ長居は叶いませんでしたが週替わりランチの チキンカツがおいしかった。窓からの雪景色をもう少しぼんやり眺めて いたかったのに…。また行こうっと。 帰り道は途中下車して音更神社に立ち寄ります。境内に積雪があるとき のみ授与される冬限定の雪だるまお守りを今年もいただきました。 すると去年の秋から新しい絵馬が増えましたよと雪だるまの顔が描ける ピンク、水色の2色の絵馬を持ってきて下さいました。 これはぜひ描きたい。顔を!(願い事はどこへ?) ピンクの絵馬をもらって描き始めること数分、目鼻立ちのハッキリした 色っぽいのが出来上がり。 喜び勇んで吊るしてきましたが明らかに周囲からは浮いていました。 雪だるま絵馬スペシャル "まるく"でおやつを食べられなかった分を取り返すべく、帯広に戻って 上士幌の"ドリーム"の姉妹店"カフェドリームラッテ"へ突撃しました。 ジェラートとケーキを欲張って食べたらお腹いっぱい。 ようやく外が暗くなってきました。帯広バスターミナルからバス乗車。 去年にオープンしたばかりのガーデンスパ十勝川温泉で降り、上り坂を 進みます。徒歩なんてわたしくらいです。 会場は以前と見た目変わっていません。彩凛華の照明の三角錐はいつも 同じ、照明のプログラムに変化があるくらいなので、何度か見ていると 新鮮味を感じられなくなってしまったのはここだけの話。 バス路線は夜はないのでタクシーを呼び再び帯広へと戻りました。




1/26(木)

心配していた目覚めも問題なし。早々に身支度を整え、関空から新千歳へ 出発しました。天気は悪くなかったものの25分ほど遅れて到着です。 この次に乗るミルキーライナーまでは余るほど時間があるので、空港内で クイックマッサージをしてもらいました。 今年初めての帯広。ただいま帯広! 当然雪は積もっていますがそこまで酷くはありません。今回の宿は格安に なっていたコンフォートホテル帯広のお世話になります。 荷物を預けたらすぐにJRで豊頃へ移動します。予約していたタクシーが 豊頃駅前に迎えに来てくれていました。そのまま大津海岸へ走らせます。 去年何かの情報で知ったジュエリーアイスでしたが、交通の便が悪いのと 時間が取れなくてどうしても調整出来ず断念したのでした。 ただ今年は連日様々なメディアに取り上げられたため、隠れたスポットの はすが、メジャーな観光地へ変貌しそうです。既ににジュエリートイレと いう名の臨時トイレが駐車場に出来たそうですから、数年で美瑛の青い池 みたいな状態になってしまうのかもしれません。 ジュエリーアイスは十勝川河口で凍結した氷が海に流され磨かれて海岸に 打ち上げられたものです。 透明度が高く、宝石のように美しく輝くところから命名されました。 神秘的な風景が写真などでじわじわと知れ渡り、今年は相当な盛り上がり です。 あいにく数日前からあまり状態が良くないことは聞いていましたが、日が 沈む頃に合わせてその景色を見ようと思い立ちました。 間に合いました。波打ち際に転がるジュエリーアイスは砂まみれだったり、 大きくきれいなものは少ないですが、地平線すれすれの夕陽にオレンジに 照らされ、小粒ながらキラキラ輝いているのもありました。 来月に入ればもっとゴロゴロしているのかも。今日のところはこれで満足 です。 ジュエリーアイス 帰りは浦幌へ送ってもらいました。夕食場所もメニューも決めていました。 "レストラン大和"の"スパカツ"。 スパカツの本場、釧路の老舗レストラン"泉屋"は以前に訪問済。こちらは その"泉屋"で修行した店長さんが作る浦幌のスパカツなんだそう。 和室のテーブル席にぽつんと座って注文したものをワクワクしながら待ち ました。 しばらくして鉄鍋で出てきました。あつあつのいい音を聞かせながら。 これは大丈夫かと一瞬動揺するボリュームでしたがそんなにこってりでも ない。食べ始めるとどんどん進んで気がついたら完食していました。 おいしいものを食べたときはお店に感想を言うのが関西人なのです。前に 見た十勝のパンフレットの通りの優しい雰囲気の店長さん。 兵庫県から食べに来ましたとお話しすると、近くにいたお客さんと一緒に 驚かれてしまいました。 大和のスパカツ 尼崎なら遅くもない時間なのに、ここでは深夜のような静けさです。 浦幌駅の待合室でしばらく寂しく過ごし、やってきた列車で帯広に戻って ようやくホテルの部屋へ。 さて、明日は何をしにどこへ出かけよう?




1/25(水)

今日は今年初めてのお給料日です。これからに備えてたっぷり下ろして きました。 仕事を終えたら一度尼崎へと戻り、少しお茶をして、旅の用意を持って 駅前から関空行きのシャトルバスに乗りました。 普段からあまり乗客はいないのでうとうとしているうちに目的地へ。 しかし今夜は関空でなく、スターゲイトホテル関西エアポートで前泊の ため、りんくうタウンへ移動し落ち着きました。 部屋は46階のダブルルーム。前泊に利用するにはもったいないくらい です。明日からお世話になるホテルの3泊分と同じ料金なんですから。 美しい夜景をずっと眺めていたいくらいですが、明日の出発が早いので すぐにベッドへ入りました。モーニングコール頼りです。




1/4(水)

昨日も体調が今一つでじっとしていましたがようやく復活の兆し。 そうだ、松原に行こう! 一昨年初めて挑戦した「開運松原六社参り」。去年は日が取れずに断念 したけれど再びやってみたいと思ったのでした。但し、徒歩だと途中で ひたすら長く寒風を受け続ける淋しくて孤独な道のりがあったような、 それは避けたい…。 近鉄土師ノ里駅駐輪場で電動アシスト自転車を借りました。松原市では レンタサイクルをしている施設がなく、近辺を探したらこちらと堺東で 借りられることが分かりました。たぶん土師ノ里の方が近いはず。 これで松原市内は軽快に走られますが行くまでが少々距離あります。 藤井寺市を出て、羽曳野市を超えないといけません。途中で辛国神社に 寄れたり、いろいろなお店をチェックできたのでよしとします。 一昨年と同じ順番で回ります。柴籬神社で特製絵馬を授与してもらって いよいよスタート。 その前にお腹が空いてきました。やはり前回と同じ"MJ CAFE"へ。 ランチを食べて気合を入れました。 この後は、阿保神社、屯倉神社、阿麻美許曾神社、我堂八幡宮、そして 布忍神社と予定通り回りました。大体の道順は頭の中に記憶が残っては いたものの、行き過ぎたり、曲がり損ねたり。でも自転車だからすぐに 修正が利くので助かります。 最後に柴籬神社に戻り、絵馬に終了の印と酉の張り子をもらいました。 まだ余力があるので、土師ノ里へ戻って道明寺まで行ってみよう。 その手前で交通規制が行われていて何事かと漕ぎ進めると、駐輪場すぐ 前で大破した2台の車があって驚きながら(昼過ぎに事故だったとか) さらに先へと。 おかげで道明寺天満宮にも参拝し、近くで見つけたカフェ"うずまき"で お店の方に生の藤井寺情報を教えてもらったり、なかなか楽しい一日を 過ごしました。 用心しまくって、平坦な道や下り坂になると電動アシストのスイッチを 切っていたせいで、バッテリーは20%しか消費していませんでした。




1/2(月)

昨日のよからぬ出来事が影響しているのか、起き上がる力も湧かずに ただ眠りたいと思いながら一日が終わりました。 例年なら『絶対笑ってはいけない…』の録画を見て、ひいひい言って お腹を抱えて苦しいほど笑っているところなのに、見る気にもなれず。 それでも門戸厄神にだけは行ってきました。行くだけで精一杯でした。 厄除けぜんざいをいただいたから少しは気が晴れることを期待。




1/1(日)

明けましておめでとうございます。 昨日まで白銀の美瑛にいたせいでまだ新年を迎えた実感がありません。 結局去年の日記がほとんど下書きのまま更新できなかったのは今年の うちに取り戻せるのでしょうか。取りあえず今年は今年で書き始める ことにします。 今年もいくたまさんへ初詣へ行きました。真正面からの参拝は長蛇の 列を見て後回しにして、摂末社から参拝をして、臨時のご朱印授与で 丁酉の干支朱印をお願いしたら思いっきり失敗(印がほとんど写って いない)され酷く落胆してしまいました。その後いくつか他の神社も 回ろうと思っていたのも中止にし、さっさと戻りました。 新年から幸先悪過ぎます…。




10/16(日)

昨夜はホテルに一度戻りはしたものの仮眠だけして駅前でタクシーを拾い 現地へ向かいました。 今まで観光用の石見神楽は何度か見てきましたが、やはり本物が見たい! 夜明かしの奉納神楽、ついに本物の石見神楽に触れられる時が来ました。 浜田市久代町に鎮座する櫛色神社こと櫛色天蘿箇彦命神社。 昼間にお詣りした益田の櫛代賀姫神社の神様のご主人がこちらにいます。 これは全くの偶然で何かのご縁(櫛代賀姫神社の宮司さまともそんな話を していました)だと勝手に思っています。 境内には舞台とパイプ椅子を並べた観覧席が用意され、氏子の人達で既に 賑やかです。遠慮気味に端っこの席に着き、持参したガウン型着る毛布を 羽織って開始を待ちます。 屋外ですが松明もあり、寒さは凌げそう。ただ灰まみれになりそうな予感。 開始の19時になりました。担当するのは後野神楽社中。こちらの神社で 演じるのは久しぶりなのだとか。 「道返し」、続いて「八幡」「塵輪」。「頼政」は途中でお猿さんたちが 放たれ自由に駆け回ったり休憩する姿にみんなで大笑い。日付が変わって 「天神」「大江山」「恵比須」と演目は続き、気付くと周囲では熟睡して いる人も。子供たちも毛布に包まってスヤスヤ…。 氏子さんが一升瓶と紙コップを持って回ってきました。一杯頂戴します。 後野神楽社中の創作「鏡山」は仕掛けが手が込んでいました。「黒塚」で いよいよ終盤に差し掛かります。 睡魔を多少感じながらも「鍾馗」「大蛇」。最後の「五神」の頃には空が 明るくなってきました。夜明けとともに終了です。 「寝ずにずっと見てたの?」 後野神楽社中の窓口担当E坂さんに声をかけられました。失礼があっては いけないと事前に問い合わせをして親切に教えてもらっていたのです。 明らかによそ者の空気が漂っていたのか、演目途中で気付いていただいて 合間にいろいろお話していました。 E坂さんのお知り合いにホテルまで送ってもらい、部屋に戻るとバタンと 倒れました。身体中から燻された臭いがします。松明のせいか。 一睡もせず9時間も見続けるなんて自分でも驚きです。睡魔よりも興味と 面白さの方が上でした。 でも今は睡眠不足と妙な興奮の反動に襲われています。チェックアウトの 時間まで大してないので仮眠程度しか無理でした。 どんちっちタウンを離れて出雲へ。ネイルサロン"ミュー出雲"で打合せ。 いつもお世話になっていて、絶大の信頼を寄せるネイリストK原ちゃんに チップを製作してもらうことにしました。相談しながらイメージを固め、 後は彼女のセンスにお任せして完成を待ちます。来年でいつかは引き取る 機会もあるでしょう。 出雲市駅前からポートレイク号に乗り込むと、雨が待っていたかのように 降り出しました。




10/15(土)

晴れ女はこの週末も絶好調。清々しい朝です。 今日から始まる仕事の案件も天候に左右されるので晴れの予報に一安心。 駅前から石見交通の有福温泉行きのバスに乗り、終点まで。 静かな山間の集落を進むと有福温泉の中心街。急勾配にひしめくように 温泉旅館と入浴施設が立ち並んでいます。 御前湯で朝風呂。レトロな建物でタイル張りのきれいな浴槽です。無色 透明でさらっとしたお湯。ゆっくりつかっていても湯あたりしない感じ。 まだ観光客の姿もなく、番台から地元のお母さんたちの会話が聞こえて きます。 湯上がりは旅館樋口の"有福カフェ"で一休み。 グリーンスムージーを飲みながらランチタイムを待ち、そして石見めし、 "炎のおろち丼"を注文しました。江津産まる福ポークをコーヒーで煮た お店特製の珈琲豚と白髪ねぎをどっさりを乗せてピリ辛のたれをかけた 丼は、大蛇をイメージして作られたメニュー。石見神楽がテーマの旅に ぴったりです。ガッツリおいしくいただきました。 あと2つある入浴施設は時間切れであきらめ、名物"善太郎餅"を買って 急いでバス停へ。浜田駅行きのバスの時間が合わなくてタクシーを呼ぶ つもりでしたが江津駅行きのバスが来ると知り予定変更。慌てました。 江津駅手前の都野津駅で下車すれば電車との待ち合わせもちょうどよく、 浜田でスーパーおきに乗り換えて益田へ。 1ヶ月前にパンクしてしまった、観光協会の電動アシスト自転車は修理 されて元通りになっていました。再びお世話になります。 前回は余裕がないのとあまりの暑さに漕ぐだけで必死でしたが、今日は 時間的制約もなく景色を眺める余裕もありました。 最後の上り坂を頑張れば1つめの目的地、櫛代賀姫神社です。この前は 宮司さまの御都合が忙しく、お会いできずに終わりました。でも今日は いらっしゃると聞いて改めて訪れました。 祭礼前で用意をしている氏子さんたちに声をかけたら、宮司のお約束は あなたでしたかと言われてしまいました。 丁重にお礼を述べ中心部まで川沿いに走ります。次の目的はグラントワ、 島根県立石見美術館で開催中の「誕生60周年記念ミッフィー展」。 神戸も大阪も開催場所は百貨店の中だし人は多いし、それなら美術館で 見る方がいいと国内最後の開催地に来るまで様子見していました。 そういえば50周年記念のときも松江の島根県立美術館で見たのでした。 グラントワの素敵な佇まいもあり、地元の狭い場所で見るよりもずっと 楽しめました。 駅前まで戻ってきて最後に"栗栗珈琲"へ。エスプレッソシェイクで一息。 お店の方に「ミッフィー展行かれたんですか?」と尋ねられました。 紙袋で分かったそうで…。 益田での予定はすべて順調にこなし浜田へ戻ってきました。 そして今回の一番の目的だった奉納神楽のお話は長くなるので明日へと 続きます。




10/14(金)

終業ベルが鳴る終わるや否や会社を飛び出しました。 夕暮れ空は穏やかなオレンジとブルーのグラデーションを描いています。 今週は4日間しかありませんでしたが、いつもの金曜と変わらぬ疲労感。 でもこれからのことを思うと張りつめていた心が解き放たれて軽くなり ます。 出勤途中にコインロッカーに預けていた荷物を取り出して西へ移動。 広島で下車すると想像以上にカープ一色です。土産店で以前からとても 気になっていた"もみじ饅頭風味ラムネ"を手に入れました。 想像してみたところ、そこまでおかしな味でもないと思うのですが。 広島と浜田を結ぶ高速バスいさりび号は予約不要、乗り場で待ちます。 乗車時間にはわたしの後ろに出張帰りと思しきサラリーマンがずらっと 並び、車内は二人掛けの席の窓側席はすべて埋まる状態でした。 これで無事に浜田に着ける。ホッとして道中はほぼ寝ていました。 約2時間半で目的地の浜田駅前に到着です。先月は乗換だけでホームに しか降りていなかったので正面にどんちっち神楽時計があるのを初めて 知りました。昼間は毎正時になるとからくりが作動するようです。 どんちっちとは石見神楽のお囃子のリズムから転じた神楽を指す幼児語。 商店街の名前や市のブランド品、市内の至る所で目にする言葉です。 ホテルにチェックインして明日の予定を頭の中で確認しながら床に着き ました。 そうそう"もみじ饅頭風味ラムネ"を飲んでみました。不味くなく、皮の 味もほんのり感じました。また買いたいかと言われれば、ネタとしては もう十分です…。




1/2(土)

今日も初詣に出発。昨日にいくたまさんと三光神社に行ったから初と 言えないような気もしますが、おみくじは今日まで取っておきました。 遠過ぎずそこそこの規模の神社という条件提示に応えて選んだのは、 吹田の片山神社でした。方除け、厄払いの神社で境内の至る所に桃を 象ったものがあります。 さて肝心のおみくじですが末吉でした。吉が付いていますがほとんど 凶に近い内容です。今年一年慎めということか。おとなしく過ごせる わたしじゃないと思いますが。 明日もどこか行きたい。西か東か、軽い小旅行的な。北と南は候補に 何故か入っていません。起きた時の気分次第で決行するとします。




1/1(金)

明けましておめでとうございます。 録画していた昨夜の『絶対笑ってはいけない名探偵24時』を見始め ましたがのっけからひいひい笑い、のたうちまくってお腹が痛いです。 朝のうちに初詣へ。今年は元旦にいくたまさんこと生國魂神社。まだ それほど参拝客で混雑はしておらず少し待って参拝できました。 お正月限定のご朱印をいただき、次は大河ドラマ『真田丸』にちなみ、 真田丸が置かれた地に鎮座する三光神社。それほど大きくない神社に ドラマの影響かたくさんの人が訪れていました。境内に真田幸村像も ありました。 今治から届いた特製のバリィさんおせちを食べながら元旦の夜は過ぎ ていくのでした。




11/2(月)

本日誕生日につき特別休暇です。違う日に充てるつもりにしていましたが イベントが用意されたので素直に休みました。 昨日2回に分けてお散歩していたせいか早起き出来なかったし、天気予報 通り午前中は雨だったのでおとなしく自宅で過ごし、晴れ女の効力で雨が 上がってから出発です。 どこかへお参りも考えましたが急に思いつかず、時間の余裕もなくて元町 周辺をぶらっと散歩しつつ中突堤へ。 今夜の食事場所はルミナス神戸2。コンチェルトは過去乗船済みですが、 こちらは初めて。17時に出航のサンセットクルーズで1時間ちょっとの ディナータイム。 乾杯用のシャンパーニュ、前菜、スープ、パン、メインの牛肉のステーキ、 デザートと小菓子、コーヒーのコース。量的に少ないかなと思いましたが 意外にも満腹。 最後にはバースディケーキが運ばれてきました。年齢の分だけローソクを 立てたら凄いことになるので5本で正解。 らしいといえばらしく過ごせた気がする今年の誕生日でした。




11/1(日)

午前中に起きたので妙にお散歩したい気持ちがうずうずしてきて決行に 移しました。しかし今日は13時頃に大家さん手配の業者さんが来るし 時間の余裕はありません。以前から気になっていた西淀川区を探検して みることにしました。 阪神なんば線を利用し伝法駅下車。構内の通路に大きく掲げられている 鴻池組の看板。ここがお膝元のようです。 澪標住吉神社、鴉宮と参拝し帰るつもりが、鴉宮の宮司さまに御旅所が 近くにあるからとご紹介いただき、酉島へ寄ってから慌てて帰宅。 業者さんはベランダの状態を確認して部品を持って再度来るとのこと。 再配達を依頼した荷物も次々に受け取ったのでお散歩再開です。今度は 塚本駅からぶらぶらと淀川河川敷の方へ。鼻川神社に参拝。 元々わたしは旅だけではなく町歩きそのものが好きで、たとえ観光地で なくても知らない場所にいる自体が面白いのです。 神社から始まる散歩は地理と歴史と神話を一度に学べる楽しみがあって さらに世界を広げてくれました。伝法駅を利用する機会なんて、普通に 暮らしていたらそうないと思います。塚本駅だって。お隣なのに降りた こともないという尼崎市民は結構いるはずです。




9/20(日)

雨は上がりました。宿のご厚意でボイラー室で乾かしていた洗濯物は パリッと乾きました。朝食にはイクラが出てきたのでとろろと一緒に ご飯の上に。贅沢な気分。 いい宿に出会えてよかったです。十勝神社には昨日のうちにお導きに 感謝の気持ちをお伝えしていました。今朝は祭礼の幟が立っていて、 屋台が出店準備をしているところでした。 広尾案内所には昨日のおじさまがいらっしゃいました。 「よかったね。今日はバス走れるよ。」 先に帯広方面からの黄色いバスが到着し、乗り継ぐ人たちが下車して きました。続いて待望の様似行きジェイ・アール北海道バスが到着。 北海道の最南端を通過するとんがりロードを走ります。 襟裳岬でほとんどの乗客が降りました。わたしはまだ先へ。 さらに進むとえりも町の中心地に入ります。ここで下車。道を曲がり 参道を進んでいくと鎮座しているのが住吉神社です。 宮司さまの奥さまに親切にしていただきました。町の中心地とはいえ 喫茶店もなく、次のバスまで長い時間を持て余すので困っていると、 サケの遡上が見られるからと近くの川へ案内してもらい、郷土資料館 ほろいずみを紹介下さいました。そして館長さんのえりも町の歴史や コンブ漁の説明を聞きながら見て回りました。 昨夜泊まるはずだったアポイ山荘を通り過ぎ、終点の様似に到着。 ここでまたもバスを乗り継ぐのですが、中途半端に時間が出来たので "女郎花"で遅めの昼食にします。でもゆっくりはできません。 日高の名物、真つぶで知られるお店ですが、海鮮丼を注文して急いで いただきました。ランチの営業が終了しているお店がほとんどだった ので助かりました。次回は様似泊でゆっくりおいしいものを味わって みたい。 様似からはJR北海道日高線の代行バスに乗車。いくつもの駅を通る ため時間はかかりますが、夕暮れの牧場や海岸の風景に心が洗われる ようでした。もうこのまま日高線は復活しないのかもしれません。 静内に到着。辺りは暗くなっていました。静内エクリプスホテルへと 歩きましたが思ったより距離があって道中ずっと不安でした。 なるほど、静内で一番よさそうなホテル。ただ近くにコンビニはなく それでも一番近そうなセイコーマートまで歩いてみましたが、途中の 道が暗過ぎます。あまり使えそうにありません。




9/19(土)

残念なことに晴れ女の力及ばず、しとしと雨が降っています。 帯広バスセンターで南十勝・えりもとんがりロード散策きっぷを購入。 これを使って今日から大移動です。帯広から広尾行のバスに乗車して 大樹で途中下車しました。まずは大樹神社への参拝を済ませ、清流の はずが茶色い濁流と化している歴舟川を渡り、"サンジュリアン"へ。 ランチは"大樹チーズサーモン丼"を食べると決めていました。お昼は こちらのお店くらいしか食べられないようなのでやってきましたが、 一見したところ町の普通の喫茶店という感じです。 注文するとまず食べ方の説明書がテーブルの上に置かれました。 そんなに難しい食べ物なのでしょうか。ちょっと身構えます。 真剣な面持ちで説明書を読んでいるうちに"大樹チーズサーモン丼"が 運ばれてきました。チーズとサーモン(秋鮭)の天丼、塩、たれの3個 セット、香の物、汁物、デザートの5点がルールなのだそう。 天ぷらは地元で水揚げされた秋鮭と雪印メグミルク大樹工場で製造の 「さけるチーズ」を使用することになっており、その他にも器の素材、 配置に至るまで細かい規定が存在するようです。 天ぷらは秋鮭かチーズの組み合わせの5種類が乗っていて、それぞれ どのたれを使うかまで指定があり、確認しながら食べていると味わう 余裕がありません。しかも想像以上のボリューム。完食はしたものの 参りました。 さて最初の目的を果たしたところで後続の便で広尾へ向かいましょう。 道の駅コスモール大樹で記念にあれこれグッズを買って再びの黄色い バスに揺られること30分程で到着しました。しかしそこでわたしを 待っていたのは…。 「お客さん、えりもなら今日はバス走らないよ。」 「えっ!?」 降り始めからの総雨量が制限値を超えたため黄金街道が通行止め。 解除になる見込みもなし。車なら天馬街道回りという手もありますが タクシー使えばとんでもない料金です。 何故ここまで来てその事実を知らされないといけないのですか…。 案内所のおじさまに広尾での宿泊施設を尋ねたら電話をして下さり、 今夜は空きがあるとのこと。助かりました。元々予約していた様似の ホテルに状況を説明するとキャンセル料金なしで手続きをしてもらえ、 紹介された宿、めぐみ屋旅館に入り落ち着いたのでした。 トイレとお風呂は共同ですがお部屋はきれい。家庭的な雰囲気。旅に ハプニングは付きものなので悲観的な気持ちよりこれはこれで面白い、 おいしいなんて、前向きなわたしです。 宿の道向かいにお菓子屋さんが見えて夕食前に慌てて買ってきました。 他の部屋には男性の団体がいるようですが時間帯が違うのか、夕食も 先に済ませて戻っていきました。一人で迎える夕食は新鮮なお刺身が 山盛り、煮魚にサラダ、お味噌汁。心まで温まりました。 明日には開通してもらわないとさすがにこの先困ってしまいます。 案内所のおじさまは大丈夫でしょうと言ってはいましたが。とにかく 早く雨が上がるように祈りながら眠りました。




9/18(金)

朝ゆっくりと神戸空港に向かいました。荷物検査も大して待たされたり しません。関空や伊丹と比べてゆったりのんびりとしている神戸空港が お気に入り。エアドゥも関西はここからしか飛ばないし。 飛び立ってずっと晴天だったのですが道内は雨。晴れ女も最近道内とは 相性が悪いようです。がっかり。 千歳空港からは今回初めて長距離バスとかちミルキーライナーに乗車。 予約したタイミングが遅かったからか2号車で、1号車に比べて見劣り しますが仕方ありません。うとうとしているうちに帯広に到着しました。 今日の移動はここまで。お腹が空いたので中華ちらしでも食べたいなと エスタ帯広の"青龍"に入りました。駅ナカなので重宝しているお店。 雨でなければ街中で開拓するところでしたが無難に済ませました。 久々の北海道ホテル泊です。20周年を迎えリニューアルされた教会や 豪華な客室を某支配人さまに案内していただきました。モダンダブルは 和風の庭つき(窓の外に見る専用のを配置)、フォレストスパツインは 露天風呂つきという贅沢な仕様です。さすがに一人で利用するのは無理 ですがいつかは…。 とはいえ今夜も日高ウイングのツインルームですから広々としてとても 居心地がいいです。もう1泊したいくらいです。




9/12(土)

今日の午後は本町にある三木楽器開成館へ行きました。 オカリナ奏者の弓場さつきさんのコンサート。福岡出身で大沢聡さんの お弟子さん。山梨を中心に活躍中の若き才能溢れるお嬢さんです。 会場には明らかにオカリナを勉強中の方々が多く見えます。 関西で活動されている徐香淑さんの演奏が第一部、第二部がさつきさん。 艶やかなピンクのドレスがとってもお似合いでした。初めて演奏を聴き、 初めての対面だったのですが、全然そんな感じじゃなかったです。また 山梨でお会いしましょう。 その後は堺へ移動。泉州の秋祭りの一番手、大寺さんこと開口神社での 八朔祭を見物に。担ぎ歌に合わせてゆっさゆっさと揺れるふとん太鼓の 姿を見つけると胸が高ぶり目は釘付け。 足の指2回ほど攣りましたが気にしない気にしない。4台すべて宮入を 終えるまで長い時間を大寺さんで過ごしたのは言うまでもありません。




9/11(金)

今朝、部長から告げられました。長らく休暇措置となっていた仮配属の 新入社員君が今後回復の見込みが立たないため、人事部預かりとなった とのこと。職場環境でなく本人の思いと現実との乖離によるものと聞き ましたが、そもそもスタート地点で不安があったようです。一同落胆。 彼のために用意されたPCや備品等は人事部へ送り返されました。 昨日茨城と栃木に甚大な被害をもたらした大雨が仙台へと移りましたが 関西は穏やかな秋晴れの空。長い間心配の種だった現地工事は今日無事 着工を迎えることができました。雨だったら大変な環境になるところで 安堵しています。 しかしニュースで見る被災地の様子には胸が痛みます。尼崎は海抜ゼロ 以下地域がほとんどであり、東西に神崎川(左門殿川、藻川、猪名川)、 武庫川の2本の大きな川が流れています。 尼崎市が発行しているハザードマップは以前より目を通していましたが、 避難場所や経路など今一度よく確認しようと思います。




9/10(木)

通勤電車の車内はまだ蒸し暑さを感じますが、朝晩の涼しさにようやく 秋らしさを感じます。あんなに騒がしかった蝉の声は消え、コオロギの 鳴き声が響く夜。 大嫌いな夏が終わったのは嬉しいですが昼間が短くなるのがは寂しい。 少しずつ少しずつ日没が早まり、ベーラベーラベラショッショイが頭の 中でぐるぐるし響き始めました。 今週末は泉州のトップバッター、大寺さんこと開口神社の八朔祭です。 布団太鼓を初めて見た場所。衝撃的な出会いが引き金となり去年の秋は 祭一色となったのでした。今年は少し控えようと思ってはいるものの。




7/30(木)

千歳を出発する前に行きたい場所がありました。千歳神社です。朝から 清々しく参拝。 昨日と同じ方を向いて電車に乗ります。北広島で下車して廣島神社へ、 江別で下車して江別神社へ。毎回尋ねられて関西からと答えると、遠い ところからわざわざ来ていただいてと驚かれたり、撤饌を下さったり、 一人旅では何気ない会話がとても印象深かったりします。 江別駅前で時間潰しに"ベーカーキッチンピーみらい店"に入りました。 これがなかなかしっかりしたコンセプトのお店で、江別産にこだわった パンなどが並んでいます。サンドイッチを注文したら、温めてから皿に きれいに盛りつけされて出てきました。休憩にちょうどよかったです。 今日、一番楽しみにしている神社へと向かいます。江部乙で降りたのは わたしだけでした。 暑さにクラクラしながら歩いて江部乙神社に着きました。あっ、あれは 噂の笑う狛犬さんではないか。まずは手を清めてお参りします。そして 向かって左側の狛犬さん激写。いい笑顔をしています。こちらは女の子。 次に右側の狛犬さん。はにかんだように静かに笑っています。こちらは 男の子だそう。 さてと宮司さまのお宅訪問。あらかじめお電話で訪問の旨をお伝えして いました。奥さまが応対され、じっくりと狛犬の解説をしてくれました。 それだけでは済まず、何かと話が合い終わりません。 予定していた時刻の便を見送り、その次のに乗車したのでした。 狛犬の御守を三色いただいてきました。「笑う門には福来る」。 滝川から浴衣姿の女性が乗り込んできました。旭川で降りるとその数は さらに増えてお祭りムード一色です。 今日の宿は常磐公園そばの旅館不二苑。周辺道路は交通整理が始まって いてタクシーで近付くのも既に大変な状態でした。 今回たまたま旭川で宿を取ろうと思った日が道新納涼花火大会の日。 部屋の窓から眺められると知り、トイレは別でしたが条件のいい部屋を 予約したのでした。 外でかき氷を買ってきました。ゆったりと花火を楽しめるなんて最高! 河川敷にはたくさんの人が集まっていますが、こちらは視界を邪魔する ものもなく最後まで堪能できたのでした。




7/29(水)

夏休み後半、いよいよ旅立ちます。神戸から千歳へは毎度のエアドゥ。 機材到着遅れで10分遅れてのフライトでしたが問題なさそうです。 千歳は曇天です。ここのところ晴れ女は雨こそ避けられているものの スッキリした晴れには恵まれていません。それに酷く蒸します。 関西とあんまり変わらないんじゃないと思うくらい。 今夜は千歳第一ホテルに宿泊ですが空港からそのまま早速神社巡りへ。 まず最初は札幌の長野、信濃神社へ。新札幌で下車、汗を拭いながら てくてく歩いて到着。札幌市厚別区のこの辺りは信濃からの入植者が 開墾した土地で、信濃神社は諏訪大社からのご分霊だそうです。 そのため神紋は同じ梶、よく見ると足が4つの諏訪梶。上社の流れを 汲むようです。 札幌市内にはもう一社、信州に縁のある諏訪神社もあります。いつか 伺うつもりですが、調べてみたところ神紋は明神梶なんだとか。 そのまま厚別駅まで歩き、また電車に揺られます。江別市内へ入り、 野幌で下車して錦山天満宮へ。汗だらだら。これからの天気も怪しい ので今日はこのくらいにして千歳に戻ります。 駅より近い場所にバス停を見つけ、すぐ新札幌行きのバスが来たので 新札幌駅のロッカーに預けた荷物を引き取って千歳に戻りました。 明日は千歳から再び同じ方向に移動するのですが。 ホテルへは千歳駅から少し歩きますが、道中が賑やかなので苦になり ません。 千歳第一ホテル到着。しかもすぐそばに"もりもと"の本店があります。 立派なお店です。夜のおやつ調達に入ってみました。誘惑だらけ。 しかしお腹の余裕を考えると慎重にならざるを得ません。迷いに迷い お値打ちになっていた"ゆきむしスフレ"を。プレーンと北海道ぶどう、 余市林檎のパッケージはマッサンの文字が入っています。 今までゼリーくらいしか記憶になく、本店が千歳にあることすら知り ませんでした。十勝以外の菓子メーカーはそんなに詳しくないもので。 お腹が空いてきて、ホテルから近い場所にある"街の洋食屋ラパン"に 入ってみました。どこか寂寥感漂う千歳の街を窓から眺めつつ夕食を 口にしました。ビーフシチューオムライスでお腹いっぱい。 さっき買った"ゆきむしスフレ"は別腹により食べてしまいました。 どれもおいしかったです、ごちそうさま。




5/31(日)

清里は爽やかな朝。スタッフなので清泉寮に早めに来て待機しています。 当初は着物でも着て受付しましょうかなどと具体的な計画を打ち合わせ していましたが、これから相当暑くなるのに着物姿では耐えられそうに ないと昨日のうちに判断し取り止めました。 噂を聞きつけて期待していた方にはがっかりされましたが、最近体力に 自信がなくって守りに入っているのでお許し下さい。 さて、八ヶ岳高原サイクリング大会は今回で10周年を迎えました。 準備段階から今後の方向性について主要スタッフの中で幾度となく案が 出ては曖昧なままでした。とにかくリーダーのなかさんがすべてなので 走行を終えてからどんな発表をするのか、それが気になります。 100キロチーム、70キロチーム、それぞれまとまってスタートして いくのを見送ると、わたしはいつもの通りスタッフ車で追いかけながら 様子を見て、先回りして休憩ポイントに立ち寄ったりしながら昼食会場、 道の駅スパティオ小淵沢へ。参加者へのサンドイッチ配りの準備に取り かかります。 今までの経験上、見込み時間より早く最初のチームが常なので、慌てず 効率よく手渡せるように工夫して今か今かと入口付近を見ていましたが、 やっぱり早く来ました。 次々にお昼と飲み物の案内。スタッフみんなでテキパキと応対します。 最後のチームが出ていくとこの場は終了。わたしの次の仕事はコースの 途中の曲がり角で案内棒片手に誘導です。そして最後に清里丘の公園の バーベキューテラスへ。ゴール後の案内が待っています。 今年は無事に全員完走できるかと見守っていましたが事故発生。転倒の 際に顔に深い裂傷を負った方が手当てのため救急病院へ運ばれました。 幸い処置を終えてから元気にゴール会場に戻ってきたので一安心。 今回も普段着だからゴール後の懇親バーベキューは食べまくってやると 意気込んでいたのに、抽選会のために呼び出されプレゼンターを務めて いるうちに食べ損なってしまうという悲劇。後から必死に残り物を食べ、 何とか取り返していたのは言うまでもありません。 肝心の今後の展望は? なかさんは一応やると宣言していました。場所を変えるのか規模を縮小 するのか応援を呼ぶのか詳細は一切不明ですが、参加者は来年もあれば 当然来るでしょうからどんな形であれ、わたしも引き続き関われたらと 思っています。




5/30(土)

朝寝坊してごろごろしてまた温泉につかって。節約も兼ねて朝食なし プランにしたのはそのためです。 チェックアウトしてから外の栗の木テラスでコーヒー。みずみずしい 緑いっぱいの空間にいると日々の生活を忘れてしまいそうです。 今日は御開帳期間中の善光寺へお参りすることにしました。この前の 高野山といい、終了間際になって行くことになろうとは。 全く基礎知識もないのでとにかく長野へ行ってから考えようと小諸駅 からしなの鉄道に乗りました。 ホームにろくもんが停車していました。乗ってみたい。いやその前に 伊予灘ものがたりに乗ってからにしようっと。(いつ?) 長野駅は駅ナカも駅前も御開帳に湧いています。観光客も当然多く、 善光寺までのシャトルバスには長蛇の列。しかしバスは次々とやって 来るのですぐに乗ることが出来ました。 道中もたくさんの人。大門で下車した後は人が少なくなると思われる 夕方まで他を回ることにしました。 武井神社では宮司さまがいらっしゃって兼務社3社も併せて御朱印を 押してもらえました。奥様の親切なおもてなしにも感謝。 西宮神社は社名の通り、西宮のえべっさんの流れを汲みます。境内は 七福神巡りの人たちでいっぱいでした。 一段落ついて善光寺の行列を確認するとピークは過ぎたようでした。 窓口の方が本堂へは1時間もかからないと言うので列に加わりました。 思ったより早く本堂の中へ。しかしそこからが長く随分待ってやっと お詣りできました。回向柱に触れるのは見送り。お戒壇巡りはこの春、 甲斐善光寺でしたのでこちらも見送ります。 長野を後にして中央線に乗り、常宿のペンションペアハット到着。 明日の仲間はここ毎年顔を合わせる常連さんでもあります。 具体的な営業終了予定の話が出て、ついにその時が来るのかと思うと 顔には出さなかったものの寂しさを感じていました。




5/29(金)

本当のところは丸一日休暇にして朝から移動を目論んでいたのですが、 仕事が片付かないのでお昼まで出社してバタバタと出ていきました。 名古屋から乗車した特急しなのは今日も微妙に遅れ始めています。 うっかりいつもの塩尻で下車しないように気をつけなくては。今回は 篠ノ井でしなの鉄道に乗り換えます。 学校帰りの学生たちで賑やかな車内、軽井沢方面へ。小諸で降ります。 今日の宿、中棚荘へ向かう前に買い出しをしなければ。小諸駅前には 何故かコンビニはなく、少し歩いたところにあるスーパーツルヤには 毎回お世話になっています。明日の朝食用パンと飲み物の調達完了。 ぶらぶらと坂を下って行きたいところですが、時間が遅いので駅前で タクシーに乗り中棚荘に入りました。 久しぶりのこの佇まい。無理をしても足を運べてよかった。ロビーで 休憩していると、鳥の声や虫の声が初夏を感じさせます。 チェックインしてすぐに夕食の時間。一皿ずつ趣向を凝らした料理が 運ばれてきます。足りないかもと思っていましたが、最後の釜炊きの ご飯をきれいに食べ終わるとちょうどいい具合でした。 いつもは挨拶に来られるおかみさん、今夜は姿が見えませんでした。 それが少し寂しかったです。 さて、お楽しみのりんご風呂。平日だからか元々宿泊客も少なかった ので貸切状態です。甘酸っぱい香りに包まれて身も心もほぐれていく ようです。




4/19(日)

今年になってから日記の更新が滞っているので、わたしは元気なのかと 思われているかもしれません。ツイッターはそれなりに使っているので そちらをフォローしている人たちとミクシィを見ている人たちは心配は していないでしょう。 パソコンがご機嫌斜めになってからタブレットで済ませるようになり、 立ち上げるのさえ億劫で、日々の日記ネタはメモはしても形にならない まま溜まっていく一方。次のボーナスを当てにしてしばらく今の状態で 凌ぎ、新しいパソコンに買い換えようかと考えています。 ワイマックスは無料キャンペーンに乗じて無印から+2への乗り換えを 申し込んだところ。自宅では現在アンテナ1本ですが環境はよくなるで しょうか。 2週連続での山梨行きに、毎年4月恒例の会社の書庫整理も乗り越えて 今週は久しぶりに自宅でのんびりしています。 週明けもややこしい打ち合わせなどが待っていて、気が安らぐまでまだ 時間がかかりそうです。 一昨年、それから去年は、行きたいときに行きたい場所に行く、お金と 時間は少々無茶しても、好期を逃すくらいなら使ってよしという方針で 過ごしてきましたが、一通り叶ったし今年は夏休みと連休の過ごし方を 変えてもいいかなと思案しています。 ここのところ夏は北海道行きが続いていたのを近場で涼しい場所探しに するとか、去年から趣味に加わった神社巡りを夏祭りに引っ掛けて連日 突撃して回るとか(去年もやっていたような気もしますが)。 いっそ引きこもりに徹して自宅の改造、いやいや暑いときに進んで汗を 流すなんて無理です。 しかしゴールデンウィークは既に北東北を巡る旅が入ってしまいました。 去年は満開の小岩井農場の一本桜と弘前公園の桜の花いかだを見られて これ以上の贅沢があるだろうか、もう望むものはないと思っていたのに。 行くと決まったからには気合を入れてスケジュールを立ててはいますが 盛岡は大好きな町なので満喫するには2泊でも到底足りません。




4/15(水)

今日は会社を定時で退社して本町へ来ました。富士フォトサロンで開催 されている岩崎量示さんの写真展を見に。糠平のタウシュベツ川橋梁を 撮り続けているフォトグラファーさんで、現地でチラッとお見かけした こともあります。 去年のタウシュベツ川橋梁見学ツアー参加時に、この写真展が大阪にも 巡回予定だと聞いて楽しみにしていました。エア・ドゥのHPでも取り 上げられたので詳細を知ることが出来たのでした。 初めて岩崎さんと対面してお話しました。来れてよかったです。 そして帰りは歩いて西天満の"ミツバチ堂"。ふと立ち寄りたくなる場所。 長く通っているお店でほとんど変わらずに存在し続けているのはここと "スパニョラ"と地元の"10カラット"くらい。 ごはんプレートは安定の味。毎回期待を裏切りません。 入口に置いてあった、吉備津神社のこまいぬが気になって尋ねてみると スタッフの方が岡山出身で、初詣に行かれた際にいただいたそうです。 こまいぬはわが家にもいます。去年、アジサイを見に行ったときに味の あるほんわかした表情に惹かれてお招きしたのでした。




4/8(水)

県会議員選挙は今日のうちに期日前投票を済ませます。選挙の当日に なって挫けて行けなかったら嫌なので出来るときに済ませてしまうと 気分的にラクなのです。 会社帰りに市役所へ。所定の手続きを終えれば後は通常の投票と同じ。 早くから投票する人も決めていたし、迷うことはありません。これで スッキリしました。 今夜は"ケルンコーヒー"の春限定"さくら珈琲"を淹れました。上品な 桜の香りが広がります。ミルクと砂糖を加えて甘くしてもおいしい。 店舗は白州にありますが、甲府で東横インの斜め向かいに支店がある のに気付いたのでした。白州へ行かなくても手に入るのは有難いです。 JR尼崎駅に期間限定出店の"パティスリーイデ"のシュークリームと いただきます。




4/5(日)

ポツポツと雨が降る甲府の朝。今日も信玄公祭りのイベントで朝から 賑やかです。 元々特にこれという予定も組んでおらず、ふと昇仙峡へ久々に行って みようかと思い立ち、早速路線バスに乗車しました。 市街地を離れ山の中へ。この辺りではまだ桜が満開ではありません。 終点の昇仙峡滝上で降りました。天候のせいか観光客の姿はそれほど 見かけません。 ここからさらに山上へ道は続いているのですが、その先へ走っていた 路線バスは先月末に廃止され、タクシーを捜しましたがどこも待機は しておらず市街地から呼ぶしかないとの話。お昼を食べながら考えた 末に歩いて行くことにしました。 実は昨日、わに塚の桜を見てから近くの武田八幡宮にお参りした際に 石段で滑って左の臀部を強打してしまい、影響が出ないか心配したの ですが、打ち身の見た目は酷いものの骨折はなかったようです。 歩く分には全く痛みは感じないので様子を見ながら片道45分かけて 金桜神社へ向かいました。最後の石段で息切れしそうになりながらも 無事到着。願うは打ち身の回復が第一です。 そして近所にある夫婦木神社にも寄って御神木にお参りしました。 帰りは下り坂なので難なく戻ってこれました。次のバスまでしばらく 時間があるので、昇仙峡影絵の森美術館で藤城清治さんの作品を鑑賞 したり、仙娥滝の土産店を覘いたりして時間を潰したのでした。 夜は山梨の春お決まりの"カブーロ"でディナー。肉厚ポークソテーと 2種選べるデザートに今年も大満足。立地は車がないと不便ですが、 行きは山交バス、帰りはタクシー使ってでも行く価値があります。 シェフと奥様にお会いするのも楽しみの一つ。居心地が良くて迎えに 来たタクシーの運転手さんにご親戚ですかと尋ねられるほどでした。




4/4(土)

クリスタルライナーは最初の停留所、中央道小淵沢手前で照明が点き ます。まだ5時台、早過ぎる…。 韮崎駅前に定時に到着しました。タクシーすらロータリーにいません。 荷物をコインロッカーに預けて片道徒歩45分のウォーキング。 天気は曇り。まずまず。太陽が少しでも顔を出してくれれば嬉しいの ですが晴れ女の力が弱まっているようです。 朝早いのと天気が今一つなのでわに塚の桜に人はそれほど集まっては いません。八ヶ岳も富士山も分厚い雲に隠れたまま。それでも見頃を 迎えたわに塚の桜は美しい桜色を纏い堂々と立っています。 今年も逢えてよかったと声をかけながら一周しました。去年の大雪で いくつか枝が折れたので樹形が少し変わってきていますが素人目では 分からない程度です。 お昼は迷った末に甲府の行きつけの喫茶店"ダン"に入りました。 日曜が定休日なので今日くらいしかないと思って。コーヒーを淹れる いい香りに包まれてサンドイッチのランチをいただきました。 甲府では今夜信玄公祭りのメインイベント、甲州軍団出陣が繰り広げ られます。信玄公を務めるのは片岡鶴太郎さん。去年の松平健さんが とても似合っていて素敵だっただけに今年は頑張って見なくてもいい かなと。 とりあえずわたしのメインイベントのため、神楽坂へ行ってきます。 会場は音楽の友ホール。遊佐未森さんの企画ライブ「カフェミモ」。 春の恒例ライブで、そのうちの東京1公演のみ女性限定になります。 この時期は間違いなく山梨に足を運んでいるはずなので去年と同様に 押さえたのでした。 お馴染みの楠さんにカフェミモは今回初登場のtico moon。 ぶっ飛んだU2のカバー、普段見ることのないエレキギター(新調) の影さんなどがあり、最後に滑舌の悪い販促ボーイズ(?)に笑いの 絶えないステージ。 未森さんの歌には癒されました。日々の暮らしでくすんでいただけに。 その場で余韻に浸る時間もなく、とんぼ帰りです。あずさに揺られて 再びの韮崎駅へ。タクシーを飛ばしライトアップされたわに塚の桜に 戻ってきました。 暗闇の中にふんわりと桜色が浮かび、昼間とは違う幽玄な世界。何度 見ても飽きない魅力がわに塚の桜にはあります。




4/3(金)

晴れるかもしれないとの天気予報に昨夜から山梨行きを企てようかと 考えたのですが、無理やり過ぎるのであきらめて今夜から出発です。 結局のところ、今朝の天気はさっぱりだったようなので頑張らなくて 正解でした。 うまい具合にクリスタルライナーが1席だけ空いていてよかった。 少しでも安くしようと今回も京都まで出てから乗車しました。 真ん中の列なのは仕方ありません。だけど仕切りのカーテンを引けば 結構広々とした感じです。熟睡とはいかないでしょうが、明朝6時頃 韮崎に到着するので時間はたっぷり取れるでしょう。 明日も晴れは期待出来ませんが雨はないと見て予定通りわに塚の桜に 会いに行きます。




3/1(日)

小雨の中、歩いて松山神社(東照宮)へ参拝してきました。 道後温泉からひょいと脇道に入って上がったところ、松山城の鬼門に 当たる場所に鎮座しています。今まで存在すら知りませんでした。 伊予松山藩は長らく久松松平家が藩主だったため家康公をお祀りして います。また祝谷天満宮を合祀したため菅原道真も祀られていますが、 久松松平家の遠祖が菅原道真であると伝わっているとか。 参道の雰囲気もよく社殿も立派なものでした。雨でなければここから 眺める景色もよさそうです。 宮司さんからは家康公没後400年を迎え、5月には盛大にお祭りを 開催する予定だと聞きました。そのために参道と境内の整備を進めて いるそう。三つ葉葵の御紋の入った特製ステッカーをもらいました。 この紋どころが目に…(以下略)。 大街道の"たけうち"に足を運びました。レトロなショーケースに並ぶ ほかほかの"労研饅頭"を見ると幸せな気持ちになります。いつもより 控えめとはいえ、20個は軽く買ってしまいます。 昨日も応対してくれた女性がわたしに気付いてにこやかにテキパキと 包んでくれました。 松山は椿まつり以外は目的のない散歩ばかりしてましたが、ますます 住みたくなりました。 城に上がる時間がなかったのが唯一の残念なこと。『坂の上の雲』の テーマソングを口ずさみながらリフトに乗ろうと思っていたのに。 しかしリフトは現在改修工事でロープウェイしか動いていなかったと いう…。 伊予鉄のICい〜カードを今回発行しました。松山市内での移動には 路線にしてもバスにしても伊予鉄なくては話になりません。 しかもカード利用だと自動で割引になるので活用度は高いです。今度 使えるのはいつだろう。あんまり空かないうちにきっと来るはず。 大街道から大阪行きのJRバスに乗り、松山を後にしたのでした。




2/28(土)

朝のうちにロープウェイ街の"霧の森菓子工房"で"霧の森大福"を買って きました。今日は開店時間を過ぎてからの来店でしたが大して並ばずに 済みました。部屋のホテルで冷凍保存。常宿から近いので便利です。 さて今日はどこを散歩しようか。伊予鉄に乗って北上しよう。そう思い 古町から高浜行きの電車に乗車。とりあえず三津浜で下車して港までの 町並みを散策。昔ながらの商店とところどころに洒落たお店。観光向き ではないけれどぶらっと歩くにはちょうどいい感じ。 三津浜港から少し外れた場所に三津の渡しがあります。港山地区との間 約80mを船で結ぶ市道です。好奇心で乗船。あっという間に対岸到着。 それでも陸上ならかなり遠回りになるので便利です。 港山城跡の麓に当たる湊三嶋神社に参拝し再び乗船。短い間なのに妙に 風情があっていいものです。 お腹が空いてきたので三津浜焼が食べられるお店を探しました。時間が 中途半端で苦労しましたが見つかりました。他に誰もいない静かな店内、 おどおどしながらご夫婦が焼いて出してくれるのを待っていました。 要は三津浜でのお好み焼きですが、戦前の一銭洋食がルーツなのだそう です。店によってかなり違うようなので次回はハシゴ覚悟で。 再び伊予鉄で梅津寺。駅のホームにはドラマ『東京ラブストーリー』の ロケ地説明板が設置され、ドラマでこの駅が登場するシーンにあやかり ハンカチを結んでいく人が今もいるそうです。 駅を降りると目の前は海岸。砂浜を歩くと暖かな日差しに包まれていい 気分。 伊予鉄を乗り継ぎ大街道へ戻ってきました。今日のところはおやつの分 だけ"たけうち"で"労研饅頭"を買い、狙い目の時間帯を教えてもらって また明日来るからと予告してきました。 今夜も"ブルージーン"に行くはずだったのにうたた寝していたらしく、 深夜に目覚めたときにはもう気力が残っていませんでした。




2/27(金)

今治は朝から快晴です。まずは今治郵便局へ行ってみました。発売された ばかりのバリィさん5周年記念フレーム切手まだありました。よかった、 2セット購入。今回これ狙いで今治に足を運んだ訳でなく、今治への立ち 寄りを決めた後にたまたま知ったというタイミングでした。 お昼のバスまでの時間は今治桟橋で海を眺めたり、いつものようにあても なくぶらぶら歩き。 昼過ぎに大街道到着。降りてまずそばにあるスタバに入るという…。 今日からさくらシリーズ第2弾の発売開始。即完売になりそうだったので ここで購入。小さい方のボトルとカードを手に入れました。 松山の常宿は国際ホテル松山。荷物を預け早速ホテルのレンタサイクルで 向かうのは椿さん(伊豫豆比古命神社)。25日から始まった椿まつりの 最終日、初めてその賑わいを見に行きます。松山市駅から直通バスも出て いますがそれではつまらないし、少し松山市街地の地理を実地訓練で頭に 入れておきたいという気持ちもありました。 走り出してみるとそれほど激しいアップダウンもなく快調なので、途中で 井手神社に立ち寄り参拝。宮司さんのご家族に甘平をお裾分けいただき、 再び走ります。石手川を超えて南下し目的地が近づいてきましたが、まだ 余裕があるということでさらに先を目指します。 重信川も超えるとついに松山市からはみ出し松前町に入ります。ここから 地図を見ても道が難しく不安なまま田舎道を進んでいましたが、どうやら 正解だったようです。 高忍日売神社に着きました。神職の方の姿を見つけて声をかけると境内の 案内をして下さいました。全国で唯一、高忍日賣大神(産婆、乳母の神)を 奉斎する神社であり「母子と助産師の碑」も境内に建てられています。 廻廊を反時計回りに3回巡りお参りするといいと聞き、巡っているときに 頭上の古い掲額が気になりました。よく見るといずれも赤穂四十七士。 実は討ち入りを果たした後の10名が東京三田の松山藩邸に預かりとなり 切腹しています。ここに奉納されている経緯は分かりませんが、歴代松山 藩主の崇敬が篤かった神社である縁かもしれません。 そしてわたしも偶然ついこの前赤穂に足を運んでいたので何か引き合わせ みたいなものを感じずにはおれませんでした。 (赤穂義士と松山藩の繋がりは帰宅してから調べて知ったことで加筆。) 遠回りしましたがようやく本題の椿まつりへ。近所のスーパーに自転車を 停めて椿さんまでの参道を歩きます。両脇にはずらりと並ぶ露店。看板に 大阪を掲げる店がたくさんあったのですが本当? 次に驚いたのが「東京ケーキ」なるもの。何だと覗くとベビーカステラの よう、いやどう見てもそれです。松山ではそう呼ぶんだとか。 まだ驚きは続きます。「えんぎあめ」はお多福の金太郎飴で袋で売られて います。お手頃価格なのがありがたいです。飛ぶように売れていました。 縁起物なのでわたしも買ってみました。 椿さんに着くまでに随分楽しめました。境内は覚悟していたほどの混雑は なくゆったりしています。高忍日売神社でこちらの廻廊は逆回りと聞いて いたのでそれもお参りで確かめました。 椿まつりは旧暦正月8日を例祭日とし、その前後3日間72時間ぶっ通し で斎行されるお祭りです。伊予路に春を呼ぶまつりと呼ばれ、参拝客数は 四国一を誇ります。内容は関西でのえべっさんに近いかも。 わたしは貸銭をいただいてきました。来年は倍返しせねばなりません。 帰りの自転車は手袋を忘れてきたのと日が傾いてきたせいでひたすら寒く 遠く感じました。 ホテルに戻ってすみちゃんと連絡が取れ二人で夕食することにしました。 すみちゃんの知人の料理屋に入りましたが、苦手と聞いて魚料理は除外。 どれもおいしかったので、次回は単独でお魚を確認に来ますか。 深夜はすみちゃんのお店"ブルージーン"。ごんが駆けつけてくれて何年 ぶりかの再会を喜びました。しかし眠気には勝てません。昼間の疲労も あるし飲むのはそこそこで切り上げたのでした。




2/26(木)

大阪駅のコインロッカーに預けていた旅行カバンを取り出しました。 仕事疲れもなんのその。今から西へ向かいます。新大阪発のさくら狙い だったので難なく窓側の席に座り、福山駅へ。 乗り継ぎの時間を考えると駅前をあまりうろうろする訳にもいきません。 バスセンターでしまなみライナーの乗車券を発行し、待合室でしばらく 待っていましたがどうしてもおやつが欲しくなり、すぐ目の前に構える "白ばら"のシュークリームを買いました。ふと横を見ると金券ショップ。 遅いので営業は終了していましたが、備え付けの自販機をもしやと確認 したら今から乗る路線の回数券バラ売りがあるではないですか! そんなこともあります。次回から活用します。 しまなみ海道を渡る間にうたた寝して、気が付けば今治桟橋でした。 それからすぐに今治駅に到着。今夜の宿は今治アーバンホテルの本館。 前回は少し離れた新館でしたがもっと駅近に建っています。遅い到着の ときは助かります。 時間とお金があれば今治国際ホテルになるのですが、駅から離れている のが使いづらいところです。




1/11(日)

新しいフェスティバルホールが出来てから入る機会がありませんでしたが シンディ・ローパーのコンサートでようやく中を知ることになりました。 しかも座席は2列目のほぼ真ん中。いや彼女の場合は真ん中より通路側の 方がむしろ良席かもしれませんが。 予定の18時を過ぎてもなかなか姿を現さないシンディに客席から自然に コールが沸き上がります。音頭を取っていた男性は一躍ヒーローに。 20分ぐらい経ってホールの照明が落とされ、ステージにバンドメンバー 登場。そしてシンディは客席の中列から。ちょっと魔女っぽいキュートな 衣装です。オーディエンスは総立ち、拍手で迎えます。 シンディ・ローパーのデビュー30周年を祝うスペシャル・コンサートの スタートです。 ギター、ベース、ドラムス、コーラス、そしてキーボードは2人!? (えっ、右にいるのはもしかしてロブじゃ?) 見覚えのある顔です。間違いない、ザ・フーターズのロブ・ハイマン。 もう60才過ぎと思いますが変わらず細身でカッコいい。 「キャー、ロブー!!」 心の中で叫びました。この胸の高まりを理解できる人はあまりいないはず なので別にいいのですが、嬉しくてたまらずシンディと交互に、いやそれ 以上にじっと見つめてしまいました。 実はザ・フーターズも大好きなバンドの一つで日本でリリースされたCD (アルバム)はすべて持っています。中でもロブが一番でした(いやいや 今日からは現在進行形にしよう)。 前にロブ・ハイマンを見たのがザ・フーターズとしての来日公演以来だと すると何年ぶりだろう?(数えたくはないが約20年…) 誰もが知っているシンディの名曲『Time After Time』は二人の共作です。 曲に入る前、シンディがロブのことを紹介しました。彼と作った曲を今日 リリース当時のバージョンで聴かせるわみたいなことを話したように思い ます。ロブがバックコーラスをするサビで感動のあまり涙がこぼれそうに なり堪えて聴いていました。 デビューアルバム『She's So Unsual』は全曲演奏。右に左に動き回って 歌い続けるこのパワーはいったいどこから…。 それにしても今夜のステージは予定外のことがいくつかあったようです。 スタッフやバンドメンバーに指示する場面がたびたびあったのは予定曲の 変更だったのでしょうか。英語が分からないのがもどかしいです。 バンドメンバーを紹介し、最後に『True Colors』を歌い終わるとすっと 舞台袖に消えてアンコールもありませんでした。しかしよく考えてみると 一度引っ込まずにそのまま続けたということだったようです。 もう少し見ていたかった、おかわりしたいくらいのライブでした。 また大阪に来てね、シンディ。そしてロブはザ・フーターズのライブで!




1/10(土)

今年のえべっさんは土曜日。それなら回れるだけ福を集めようと思い、 いざ出発。一応の行程としては大阪天満宮、堀川戎神社、今宮戎神社、 堺戎神社、尼崎戎神社、柳原蛭子神社、西宮神社(えびす宮総本社)。 気力体力に加え、時間制限との闘いです。 過去、夜の今宮戎しか知らなかったので、先々で参拝客の波に揉まれ 正しい参拝のしきたりも分からないままに流されていきました。ただ、 御朱印授与所は福笹とは別に設けられていたのでいただくことができ ました。 夜になればなるほど人出は増えます。最後の西宮神社では門で札止め される寸前に滑り込めましたが、のろのろ歩き20分ほどしてやっと 本殿前に辿り着いたのでした。 えべっさん巡りの締めに相応しい西宮神社。福男選びの神事で有名な 神社なのですが何故か今まで足が向かず、今夜が初めての参拝です。 商売繁盛、景気回復を願い、会社のPHSにちょうどいいストラップ、 打出の小槌と鯛の形をした鈴を組み合わせたものをいただきました。 付けてみるとシャラシャラうるさいですが、御利益ありそうな感じ。 特製の日本酒も手に入れ、時計を確認すると22時半。 さすがに京都方面にまで足を運べなかったのは残念ですが、達成感に 満ちているうちに帰ります。 そのつもりでしたが、西宮に来たのだから久しぶりに林君の顔を見に 行こうっと。"クロスバー"のドアを開けてにっこり笑うと狙い通りに 驚く林君。再会を喜び軽く飲んで帰りました。




11/24(月)

恐ろしいほどの晴れ女ぶりを発揮し今日も快晴の新宮です。阿須賀神社に 朝のうちに参拝してきました。神倉神社に降臨した熊野権現が後になって 勧請されたところです。 熊野交通フリーきっぷを活用するべく潮岬へ向かうことにしました。前回 曇天と強風に見舞われたのでもう一度行ってみたかったのです。新宮から 2時間弱で到着。 潮岬観光タワーの入場券が本州最南端訪問証明書になります。見晴らしも よくていい気持ち。 昼食は館内のレストランで近大マグロの丼にしましたが贅沢したわりには 違いがよく分かりませんでした…。 さらに橋杭岩までもバス。干潮だったので岩がそそり立つところへ歩いて 行けました。 次のバスを待つ間も"道の駅くしもと橋杭岩"でソフトクリームを食べつつ 橋杭岩を眺めていました。美しいと評判の朝日をいつか見てみたい。 串本駅からくろしおで帰途に着きました。念願だった熊野三山への参詣が 叶い、晴れ晴れとした気分です。




11/23(日)

快晴で暑いくらいの新宮です。バスに乗ってまずは本宮へ向かいます。 熊野交通フリーきっぷは熊野三山を含む有効区間内3日間乗り降り自由。 本宮と新宮を結ぶ路線は他のバス会社も走行しているので、そこだけは 注意が必要ですがかなりお得に使えます。 大斎原で降り、大鳥居を潜ってから熊野本宮大社へ。ここは過去訪れた ことがありますが、3年前の台風による洪水被害からは初めてです。 この辺りは一面茶色の水に浸かってしまいました。まだところどころに 爪痕が見て取れます。 新宮市街地に戻って熊野速玉大社の摂社、神倉神社を訪れましたがまず 圧倒されるのが538段あるというむしろ石垣みたいな石段です。反り 返るかと思うほどの急勾配、覚悟せよと無言の圧力が襲い掛かります。 杖も置いてありましたが頼らず登り始めます。決して振り向かないよう、 そして足元に力を入れながら一歩ずつ。 登りつめた先には御神体のゴトビキ岩と拝殿。熊野権現が降臨した場所 なのだそうです。 帰り道。降りるのもなかなか怖い。四つん這いになって登ってくる人の 姿もありました。 そのまま熊野速玉大社へ。三社で一番苦労しない場所なのに初参拝。 先程の神倉神社の分も併せて御朱印がいただけます。 ここでお腹が空いてきたので新宮駅前に戻り"徐福寿司"で"さんま寿司"。 新宮出張のたびに気になると噂になっていたそれをようやく食す機会が やってきました。寿司屋は入りにくい雰囲気があるのですがこのお店は あまりそういったものを感じさせません。あっさり入れました。 注文してしばらくするとお目当てのものが運ばれてきました。見た目が まず素敵。サンマが一匹丸々使われています。もちろん頭も。味の方は 柚子の香りがして全体的にさっぱりした感じ。 昆布寿司も熊野牛の海苔巻も気になります。追加をしたい気分でしたが 現在の時間15時。楽しみは次の訪問時までとっておこうと思います。 次は熊野那智大社へ参拝。那智駅からバスを利用します。バス停からの 長い石段は足腰にきついですが小休憩を挟みながら登りました。 参拝の後は青岸渡寺、那智の滝(飛瀧神社)と回ってライトアップまで 待ちました。次第に辺りが暗闇に包まれました。 うっすらと那智の滝が浮かび上がりました。しかし帰りの最終のバスの 時間が迫ってきています。仕方なく乗り込みましたが運転手さんの粋な 計らいで滝の見える場所で車内の照明を落としてくれました。 宿に戻りました。昨日からのホテルニューパレスです。買い物は近所の オークワで済みます。クレープ屋もあります。 度重なる石段攻撃でさすがに今日は膝に来ました。ゆっくり休めます。




11/22(土)

紀見峠駅を発着する電車の音が聞こえて目が覚めました。朝です。今日も いいお天気になりそう。 朝食をしっかり取り、紀伊見荘を後にして橋本へ出ます。昨日から橋本を 行ったり来たり。橋本駅からはこの時期限定運行のアクセスバスを利用。 意外にもガラガラの車内。運転手さんと共通の話題があり、道中話が弾み ました。 途中から山道を上がり、高野山の麓天野の里に鎮座する丹生都比売神社に 到着。2004年にユネスコの世界遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」と して登録された高野山と縁の深い神社です。 朱塗りが美しい鳥居、楼門や輪橋を経て境内へ。「いのりとみのりの旅」 特別プログラムの一つ、特別拝観がこれから始まります。 お祓いを終え、宮司さんに普段は入れない神域へ案内していただきます。 第一殿から第四殿の四棟で構成される本殿は37年ぶりの正遷宮を終えた ばかり。凛とした清々しさを感じます。 宮司さんから春日造りで日本一の大きさを誇る屋根のこと、調査に基づき 当時の塗りを朱色2色で再現したことなど、興味深いお話が尽きません。 終了予定時刻の後もまだ続きそうなくらいでしたが、バスの時刻が迫って きたので終了。 次の参拝は丹生官省符神社。こちらの本殿もユネスコの世界遺産の一部。 慈尊院の横を通り、石段を上がったところに鎮座しています。 2つ目の特別プログラムはクイズラリー。回答用紙の設問に答えを記入し 全問正答すれば合格です。境内を隈なく回らなくても由緒書を読めば大体 分かる程度の設問です。間違う方が恥ずかしいかも。神社特製のハガキも 付いてきました。 駐車場に続々と大型バスが停車し、お遍路姿の人達が入っていきます。 西国八十八箇所を結願し、高野山奥の院と併せてのお礼参りなのだそう。 慈尊院に空海の母が祀られているためです。 門前に九度山名産の富有柿を売る特設市場がありました。大きくて立派な 柿です。かさ張るし重いし3個でいいやと思って買ったのに、小さいのを 2個おまけしてもらったので結局重くなりました。 丹生官省符神社からは九度山駅まで徒歩。再来年にはNHK大河ドラマで 湧くと思われる真田幸村ゆかりの地を通り、南海高野線、JR和歌山線に 揺られているうちに真っ暗になりました。 「いのりとみのりの旅」スタンプラリーは指定の施設のスタンプすべてを 揃えることができました。後は郵送して来年2月に届く予定のみほぎ玉を 待ちます。 紀北の社寺を巡る旅の第一部はこれにて終了し、熊野三山を巡る第二部が 始まります。 くろしおに乗って新宮に着きました。夜遅いので寂しい駅前です。迷って しまって駅近のはずなのに随分歩いてホテルニューパレスに入りました。 まだ新しく室内もきれい。明日からの行程も楽しみです。




11/21(金)

3連休前日も休暇を取り4連休で和歌山いのりとみのりの旅+熊野詣へ。 今日明日は紀北の社寺を巡ります。和泉砂川駅からたくさんの近大生と バスに乗りました。根来寺のバス停で下車。 紅葉はまだ少し早い感じですが、お天気なので平日にもかかわらず人が 多いです。明日は根来寺を開創した覚鑁(興教大師)のお祭りだそうで テントやステージが組み立てられています。 受付で特別プログラムの腕輪念珠作りについて尋ねると、材料を購入し 特設会場で自由に作って下さいとのこと。時間がなければ持ち帰っても いいそうですがせっかくならここで作りたい。案内された部屋には誰も おらず、見本や作り方、工具が揃ったテーブルの上でのんびり挑戦。 中央に覚鑁のレンズ玉、他の玉をゴムに通して結んで整えて完成です。 このまま腕にして旅のお供をしてもらおう。 路線バスが少なくて余った時間をどうにか潰して岩出駅へ出ました。 JR和歌山線で橋本、そこから南海りんかんバスを使い隅田八幡神社へ。 バス停からの道を間違えて随分大回りになってしまいましたが到着。 人気のない境内で面食らいましたが参拝の後に社務所を尋ねると神職の 方がいらっしゃってほっとしました。 近くの学校のチャイムや田畑の景色を見ているとどこか懐かしい気分。 日が傾きかけた帰り道。隅田駅まで歩きました。 隅田駅の駅舎は地元の美術部の学生たちが地元を紹介する萌えキャラの カップルを中心にペインティングしたもので一際目立つ存在です。 再び橋本へ出ます。南海に乗り換えて紀見峠で下車し上り坂を5分ほど 上がったところあるのが本日の宿、紀伊見荘です。 元は国民宿舎だったとか。部屋は和室。布団は自分で敷きます。 温泉大浴場につかるとやわらかな感触のいいお湯です。長湯しました。 夕食はどれもきれいに盛りつけられ、見た目も素敵、もちろんおいしい。 期待以上で大満足の宿です。 周囲は静かな田舎町。電車の通過する音が聞こえてきます。明日も良き お導きがありますように。




11/12(水)

夢を見ました。青い空と雪の積もったコムニに何故か両親を連れてきて はしゃいでいる自分…。 現実の世界は深い霧の中。窓から槲の木々がぼんやり見えています。 今日もおいしい朝食をいただきます。昨日ハーブティをがぶがぶ飲んで いたのでコーヒーにしました。新鮮な牛乳を注いでオーレにします。 朝露に濡れた草むらを分け進み"NEEDS"のチーズ工房へ行ってみたり、 成長を見守り親しんだ槲の大木と雄大な草原を記録に留めたくて何枚も 写真を撮ったりして出発までの時間を過ごしたのでした。 最後の客としてスタッフの記念写真を撮影するという重大任務を任され、 エントランスで一枚。「ハイチーズ!」 タクシーに乗りました。ありがとう。さようならオーベルジュコムニ! いつかここでみなさんと再会する日が訪れますように。昨日は大正神社、 今日は川西神社、お膝元の神様にお願いしました。 田中支配人からコムニの壁を飾っていた写真をどっさりもらいました。 持って帰りますと気軽に言ったものの、空港で手続きの際に優先搭乗に されていち早く飛行機の中へ。 「楽器と聞いていたんですが額だったんですね。」 「えっ!?」 CAさんたちと何重も毛布に包んで荷物入れに収めました。エアドゥの みなさまお騒がせしました。 新千歳空港から神戸空港へ。雨が降ったりやんだりでしたが例によって 傘の出番はなく帰宅。 リビングに額入りのコムニのレストランからの風景写真を立て掛けると 今朝までその景色の中にいたのが夢のようです。 初代の支配人さんは滋賀出身でコムニのために試行錯誤で頑張っていた 方でした。それから6年ほど空いて伺ったら二代目の支配人さんに。 控えめな感じだけど冬季の営業やスノーフィールドカフェなど革新的な こともした方でした。そして田中支配人はそれまで以上に十勝の食材と 安全にこだわり、人間味のあるたくさんのスタッフを育てコムニを昇華 させた素敵な方。 向こうではチェックアウトまで涙はなかったのに、じわじわと淋しさが 込み上げてきて寝付けませんでした。




11/11(火)

今回はさすがに迷いました。しかし夏の宿泊時に聞いた話が現実となり、 オーベルジュコムニが今季で閉鎖すると知ったとき、一二を争う古参で 誰よりもあの場所を愛しているわたしだからこそ最後の客になりたいと 心の底から思いました。 当初は9日終了予定でしたが11日に別件の予約が入ってずれてしまい、 会社を2日も休まざるを得ませんでした。自己都合の理由をうまく説明 出来もしないので職場では何も話していません。 シーズンオフで格安料金になったエアドゥを使います。羽田空港までは 鉄道ですがそれでも安い。帰りの新千歳−神戸便はDOポイント利用で タダになりました。 上空から見た十勝平野は秋色のパッチワーク。十勝に来たという実感が 湧く瞬間。 夏にもお世話になった、まりもタクシーのY崎さんがコムニまで乗せて くれます。どんよりとした曇り空。深い霧。 明日までを心置きなく過ごしたい。早めに到着して部屋で一息着いたら 長靴を借りて黄金色した草原を歩きます。槲の大木にも久しぶりに触れ ました。葉はほとんど落ちて周囲に降り積もっています。くねくねした 枝が冷たい風に小さく震えていました。冬の訪れだけがこんなに寂しい 感情を運んでくるはずがない。 今宵が最後のディナー。一皿一皿惜しむように口に運びました。野菜の 本当の味に気付ける心のこもったメニュー。コムニの味自体は銀座でも 味わえるようになりましたが、広大な草原を目の当たりにしているのと ビルの地下ではやはり違います。 十勝の恵み、そして心の贅沢を教えてもらったのがコムニでした。 深々と冷え込む静寂の中、大きなベッドに横になり想いを巡らせます。 わたしにとって唯一無二の特別な場所、特別な空間。 始めの頃はおずおずと過ごしていたのが、年を重ね大人の愉しみとして 体感できるようになりました。 地盤の変化もあるのか建物の劣化が著しく、改修に相当な費用がかかる ために来年以降の営業を断念するしかなかったと聞きました。見た目は 約20年の経過を感じないくらいきれいなのですが天井部分が抜けたり 見えないところで大変だったようです。 再開は持ち主の新田牧場がどういう方向に持っていくのか、それ次第。




11/9(月)

あいにくの天気ですがスターダスト・レビューのコンサートにわくわく。 しかし新譜の『SHOUT』を手に入れないまま、この日を迎えてしまい ました。どうにかなるでしょう。 3階席まで埋まった満員御礼のオリックス劇場。アルバムジャケットの デザインを再現したステージにメンバーが登場し、コンサートが始まり ました。 知っている曲はもちろん、知らない曲もそれなりに楽しめます。心配は 無用です。 56歳最後のステージの柿沼さんに観客から誕生祝いの歌のプレゼント。 関西に全く馴染みのない熊谷名物「直実節」だって受け入れられます。 しかし今日の要さん、声の伸びというか高音が何だか苦しそう。動きも 心なしかおとなしく見えます。気のせいでしょうか。 その理由は今日の歌コーナーで判明しました。今欲しいのはオリックス ならぬパテックス!? まさかぎっくり腰をやらかしていたとは。それなのにギター弾いて歌も 今日の歌詞(要さん名物の歌詞間違い)を交えながら歌いこなすなんて 超人に違いありません。お大事に。 帰りにようやく『SHOUT』を購入したので復習します。




11/5(水)

久しぶりのBONNIE PINK。今日は8列目の真ん中という良席です。 頭にリンゴ、パンツもリンゴプリントの衣装でキュートなボニーさん。 バンドメンバーもモノトーンとさりげなく赤色を効かせたファッションで 統一感があります。かっこいい。 今年は新しいアルバムがなかったのでのでセットリストは新旧織り混ぜた 構成です。 『オレンジ』以外は封印していたという『Blue Jam』からも2曲。 アナログ式ルーレット(回すのはボニーさんの人力で)にファンから矢を 放つという選出方法で決定。 20周年を来年に控えた19周年コンサートは地元関西ならではの定番の 笑い、太陽の塔決めポーズ、なにそれ的フィッシュ踊り(?)など、終始 おかしくて楽しい時間でした。もちろん歌も最高です。 絶対にアルバムを出す、すぐに関西に戻ってくるからと言っていましたが 既に具体的な計画が始動しているのでしょうか。ファンクラブには入って いないのでそれ以上は分かりませんが。




11/2(日)

誕生日でした。新阪急ホテルの鉄板焼ディナーをごちそうになったまでは よかったのですが、張り切ってワインを飲み過ぎたのか、食べ終わる頃に なって気分が悪くなってしばらくヨドバシ前のベンチから動けず、随分と 心配をかけてしまいました。 でも責めるどころか意外にもあれこれと面倒を見てくれたので、ちょっと 見直しました。 4週間ぶりに地元で過ごした、そんな週末でした。 おかげで方々からいただいたお祝いメッセージに何も返せませんでした。




10/19(日)

今年目覚めてしまった祭礼見物は大阪を飛び出し、ついに愛媛県へ遠征と なったのでした。今治市菊間町に鎮座する加茂神社の「菊間祭」。 菊間駅の辺りには祭の装束に身を包んだ関係者が何人か歩いていました。 駅からしばらく歩いて加茂神社着。朝早くから大勢の見物人が集まって います。 お供馬の走り込みは既に始まっていました。正装した馬、美しく着飾った 乗子の少年たち。勇壮に駆け抜けます。 愛媛県無形民俗文化財指定の伝統ある行事で、一番の見どころと言っても いいでしょう。 但し、間近でスピード感と迫力に圧倒されているうちに砂埃を被ります。 気付いたら靴だけでなく服やカバンも茶色に…。 そして牛鬼。牛鬼は愛媛県でも南予でしか見られないものですが中予でも 菊間には登場します。黒色の布張りで胴体が長い大きな牛鬼です。 だんじりも登場。関西で言うだんじりとはかけ離れた姿をしています。 屋台の四本棒の上で日の丸の小旗の付いた大量の笹飾りが揺れています。 一説ではこれが西条や新居浜の愛媛形太鼓台の初期の形なのだそうです。 そこに各地区のお神輿も加わって賑やかな宮入と練りでした。 今治に戻りました。帰りのバスまでに姫坂神社参拝と"ハタダ"でのお茶の 時間。お菓子を買ってその場で食べられるコーヒー無料サービスは帯広の "六花亭"と同じシステム。ちょっと休憩したいときに重宝しています。 ケーキも手頃な価格。もう一つ二つと手を伸ばしたくなりますが自重。 今回はバリィさんとはほぼ無縁でした。本人(鳥?)は彦根に出張で留守 だったこともあり、来年の卓上カレンダーを手に入れただけです。 今日の明石海峡大橋はピンクに輝いていました。後は寝てばかりでした。




10/18(土)

菰隠鼻の朝 菰隠鼻の朝
朝を迎えました。今日もいい天気。青空と白い雲、島々の作り出す美しい 景色(多島美と表現するらしい)と波の音。 温泉につかりました。内湯だけで露天はありませんが源泉かけ流しの上に 檜風呂。ナトリウム分の濃いお湯で長くつかっても気持ちがいいです。 朝食後、チェックアウトの時間を遅くしてもらって、部屋から展望台から 下に降りた浜辺から海を見て過ごしました。 今度の航路は岩城港からの乗船になります。船の時間まで1時間ちょっと ありますが宿の方に送ってもらいました。港の周りを散歩してみましたが 小さな無人の資料館があるくらいで何もなく港に戻りました。 物産販売所では島の特産であるレモンや加工品がたくさん並んでいます。 わたしが岩城島を知ったきっかけは、阪神百貨店で偶然手に取った岩城産 レモンカードでした。あれから長い月日が流れて今やっとその場所に来れ ました。レモン加工品をいろいろ購入したのでカバンが重いです。 お昼にはまだ早いものの昨日に続いて「しまのわカフェ」掲載メニューを 食べてみようと思います。 それが"レモンハート"の"レモンポーク丼"。島内の松浦農場ではその名も レモンポークというブランド豚が育てられています。飼料にレモンの絞り かすも与え風邪予防をしているとか。ジューシーでおいしいと評判のその 豚肉を炒め、タレと絡めて千切りキャベツを敷いたご飯の上へ。とろとろ 半熟の目玉焼、レモンの輪切りが添えられて登場です。 味付けは焼豚玉子飯に似ている気がしますが別物。レモンの酸味が加わり あっさりと食べられました。 しかし今夜は焼豚玉子飯にしようと考えていたのでした。どうしよう。 芸予汽船の快速船に乗船。岩城港で待っている人は数人程度しかいません でしたが因島の土生港から各島に寄港するため乗船者はそこそこいます。 途中、木浦港(伯方島)、友浦港(大島)に寄港して1時間弱で今治港に 到着しました。あれっ、様子が随分変わっている!? 上陸してみると見慣れた港湾ビルは閉鎖され、その前に何かが建設されて いるところでした。阪神間へのフェリーが廃止、商業施設の撤退と続き、 賑わいのなくなった港の周辺を何とか活気づけたいと再開発が進められて いるようです。商店街もシャッターが下りたままの店舗が増えて淋しさが 漂っているし、再び活気のある魅力的な町の創出を期待したいものです。 今日からは駅前の今治アーバンホテルを利用します。本館ではなく新館の 方です。上層階なので駅前と海が見える位置で得した気分。 では今治観光に移りましょう。入ったことのなかった今治城の最上階から 町を見渡したり、資料文献を見たり、藤堂高虎像と城を写真に撮ったり、 吹揚神社、別宮大山祇神社に参拝したり。 夕食は迷った挙句、やっぱり初志貫徹と焼豚玉子飯を求めて"重松飯店"へ 入りました。無性に餃子が食べたくなり、玉子飯は小サイズにして餃子を 一人前注文。"白楽天"のしか食べたことがありませんでしたが、こちらの 店のもクセになるおいしさです。小サイズといえボリュームはそれなりに ありましたが夢中で食べていたのでした。




10/17(金)

1月に行ったきりの愛媛へ出発。ウキウキしています。とはいえ、前回の 松山とは違い、しまなみから今治。天気も心配ないし、とっておきの海の 景色が楽しみです。 福山で新幹線から高速バスシトラスライナーに乗り換え、因島土生港へ。 ここで3時間ほど時間を作ってレンタサイクルで大山神社へ。大山神社は 大三島の大山祇神社より分霊を勧請した因島最古の神社ですが、ここ最近 自転車の神様としてサイクリストにも人気があります。摂社の耳明神社は 耳の神様で大きな耳が祀られていました。御朱印は大山神社だけでなく、 自転車神社もできますとのこと。耳明神社と併せて3つお願いしました。 一社でいくつも押してもらうのは滅多にしませんが特例ということで。 その後、生口橋の下まで漕ぎました。「しまのわカフェ」に参加のカフェ "菜のはな"でお茶しようと決めていました。パンフレットで紹介している 八朔のケーキは八朔がシーズンオフのためレモンのケーキに変更になって いました。 島と橋と海の穏やかな景色を眺めながらのティータイム。たまに見るから いいなと思うけれど、これが毎日だと何てことないのかもしれません。 土生港と岩城島長江港を結ぶ長江航路で青いレモンの島に上陸しました。 今日お世話になる菰隠温泉ホテル三洋倶楽部の送迎車で現地に到着。 宿泊棟はフロント棟、温泉棟とは別の建物です。 早速部屋に案内してもらいました。島の南西部の先端、菰隠鼻に位置し、 ここから望む島々の風景は想像以上に素晴らしいです。飽きることなくて 時間を忘れるほど。元々今日は休養のつもりだったので夕食までごろごろ したり、温泉につかってみたりしていました。 夕食時間にはすっかり暗くなりました。食堂でも一人でしたが、宿の方の 家族的なもてなしでいただきました。海の幸にちょっぴり中華的な一品も 入った内容で味も量も満足。 ザザーン、サザーン…。暗闇の中に島影が辛うじて見えています。空には 星が輝き始めました。 もう一度くらい温泉につかろうかと思いましたが布団で寝そべっていると 動けなくなってきて波の音を子守唄に眠ってしまいました。




10/14(火)

台風一過で太陽も顔を出しています。いつもの休日明けの出社です。 今夜は東大阪市鎮座、河内国一ノ宮、枚岡神社の秋郷祭に来ています。 境内に布団太鼓がたくさんいます。それだけで気持ちが高ぶるお祭り好き です。 そういや堺と掛け声が違います。ベーラベーラにすっかり嵌っていたので 聞き慣れないチョーサジャに違和感が拭えません。 人にまみれて境内を練り歩く布団太鼓をしばらく見ていましたが楽しくて 帰るのが遅くならないうちに切り上げます。枚岡駅に来たのは尼崎行きの 電車ですが鶴橋で近鉄からJR乗り換えです。 帰宅すると音更神社から秋の便りが届いていました。境内の紅葉が色づき 始めたようです。早くに申し込んでいた秋の紅葉の御守。一葉と二葉のが あります。紅葉麩も一緒に包まれていました。




10/12(日)

昨日覚悟したというのに九州新幹線は今のところ動いているらしいです。 ある意味残念。 黒川温泉にいた宿泊客の大半は早朝から出て行ったようで静かです。 幸いなことに雨風ともそれほどではなく難なく走れたので助かりました。 熊本からさくらで脱出。新大阪まで辿り着けるかはまだ分かりませんが、 JR西日本は16時にすべてが運休と聞きました。座れてはいるから多少 足止めされても大丈夫だけど。 心配をよそにさくらはスイスイ走ります。乗客もまばらなのでのびのびと くつろぎながら無事に帰ってこれました。雨が上がってるうちに動けたし ついていました。 帰宅して落ち着きました。もう寝なくては。 自宅のパソコン不調、ヤフーメールがフィーチャーフォン対応やめてから メールには不自由しているので2つのアカウントともしばらくの間開封も していません。受信メールはきっと溜まっているでしょうが、そのうちに 目を通します。




10/12(日)

阿蘇ファームヴィレッジを出発し葉祥明阿蘇高原絵本美術館に来ました。 葉祥明さんの北鎌倉の美術館は何度か訪れたことがあるのですがこちらは 知りませんでした。館長は実弟で自身も絵本作家の葉山祥鼎さん。そして 息子さんも絵本作家をされているのは知りませんでした。 ギャラリーからドアを開けて外へ出るとそこは広い広い庭園でした。風が ざわざわと草原を揺らします。 大きな絵本のオブジェや味のある木々が点在する散歩コース。天気が気に なって途中で戻ってきてしまいましたが一周するといい運動になります。 台風が来ていなければ青空と雲と丘の、葉祥明さんの絵本みたいな風景が 広がっていたはずなのに。 草原からにこやかな表情の男性が表れました。館長さんでした。 お昼はそば街道の"吾亦紅"でお蕎麦。こんな天候でわざわざ来る客もそう いないだろうと高を括っていましたが駐車場はいっぱい店内は満席です。 ちょっとタイミングをはずしたら待たされるところでした。 黒川温泉に今日泊まります。入湯手形を利用して温泉巡り。明日帰れない 確率上がったので熊本市内でもう一泊か、それも悪くないです。




10/11(土)

台風が九州を直撃する予定は変わらないようですがせっかく立てた計画、 行動に移すことにしました。もちろん今後の動向に注意しつつ。 そういえば去年にもそんな旅がありました。台風に振り回された石垣島、 八重山諸島巡り。悪夢再び…。きっと同行者のせいに違いない。 何はともあれ新幹線で熊本入り。レンタカーで阿蘇へ向かう前に昼食を。 熊本名物、太平燕を名店"紅蘭亭"でいただきます。しばらく並んで待った のでさらにおいしく感じたのでした。 阿蘇は大観峰、阿蘇神社、米塚と回りました。風が強く眺めもさっぱり。 想定内だから仕方ありません。 今日は阿蘇ファームヴィレッジに宿泊です。フロントで手続きをしてから ドーム型の建物がたくさん立ち並ぶ幻想的な景色の中へ。鍵を開け部屋に 入ると丸いお部屋で何だか面白いです。 ヴィレッジ内を徒歩で一周してもそれほど時間はかからないようですが、 定期的に周回しているバスに乗ってフロント前に出ます。今のところ雨の 心配はありません。降ってきたら屋根もないので不便そうです。 レストラン棟で夕食バイキング、イルミネーションを潜りぶらぶら散策を して過ごしました。




10/5(日)

まだ泉州に雨は来ていません。昼過ぎまでなら何とか持ちそうな感じ。 様子を見ながら回ります。 だんじりに雨除けのビニールシートを着け、曳航を前に念入りな準備を している横を通り抜け石段を上がりました。 本日最初に参拝は津久野駅のそばに鎮座する踞尾八幡神社。この地域は 元々「踞尾」で「つくの」と呼ばれていましたが、駅が新設されたとき、 難しい漢字を避けて以前から当て字で使われていた「津久野」と定めた そうです。宮司さんに御朱印をもらっている間、氏子の方々との雑談で 地域の歴史を知り、また知識が深まりました。 それはそうと、これからまだいくつか参拝するのに手持ちの御朱印帳の 残りが少なくなってきました。次のを用意しなくてはと堺を一度離れて 岸和田に向かいました。和泉府中で降りて泉井上神社に行くとちょうど 試験曳きのだんじりが1台入ってきました。しばらく見物させてもらい ました。 和泉府中から南海バスで泉大津へ移動。なんかいバスカードがあるので 使ってみました。利用額お得、何度でも乗り継ぎ割引(2時間まで)に なるのが魅力ですがそこまで使いこなせない気がします。 南海電車に乗り岸和田で下車。まずは"ちゃっちゃ"でランチ。出張時に 来たことがあるのですが休日だと雰囲気も違って見えます。お店の方も お客さんも話題はだんじり。浜手の祭礼は既に終わっていますが山手は これから。どこの試験曳きを見に行くかで話が盛り上がっていました。 さすが岸和田、気合が違います。 浜手のだんじりが宮入するのが岸城神社。お参りして目的の御朱印帳を 手に入れました。表にはだんじり、裏には岸和田城。いい感じです。 春木地区のだんじりが宮入する弥栄神社にも立ち寄り、石津川に戻って まだ雨は降ってこないので石津神社まで歩きました。堺では布団太鼓か だんじりかどちらかに分かれますが、石津神社は両方が揃う唯一の神社。 だんじりの周回ルートには国道26号も含まれるため、都度交通整理を しながら威勢よく曳航していました。 天気が怪しくなってきたのでだんじり、神社巡りはこれにておしまい。 深井だんじりは見れず、華表神社にも足を運べず。また次の機会に。




10/4(土)

散々迷った挙句、鳳駅前からのスタートです。今まで堺の祭りの主役は 布団太鼓でしたが、これからはだんじりになります。 だんじりが宮入を終えた美波比神社(大鳥大社の摂社)に行きましたが、 関係者や見物人でごった返しています。後程再訪するとして他の神社を 回ってみることにしました。 事前にいろいろなパターンを想定して南海バス利用の移動を組み立てて いましたが迂回や停留所変更でほとんど使えそうになく、結局は歩いて ばかり。 富木駅から等乃伎神社、そして日部神社。ここには地元出身の漫画家、 さいとう・たかをさん奉納の提灯がありました。日部、菱木地区を曳行 するだんじりから威勢のいいだんじり囃子が聞こえてきます。 鳳駅へ徒歩で戻ると宮出した鳳地区のだんじりが鳳駅前通商店街を駆け 抜けるところでした。目の前で勇壮な姿を見れて大興奮。 午後、再び大鳥大社を訪れると両脇に縁日が並び、朝の景色が一変して いました。改めて参拝。 次は美多彌神社へ。ここも最寄駅の栂・美木多駅から随分歩きました。 またもどこからかだんじり囃子が聞こえてきます。辺りをうろうろして いると美木多地区のだんじりに出くわしました。 さらに泉北高速線の高架付近に出ると、ここでもだんじりが曳行されて いました。 本日最後の参拝は櫻木神社。もちろんここでもだんじり見物…。 津久野駅前にやってきました。ロータリーで既にだんじり曳航が始まり、 バスも入れず手前の臨時停留所で折り返し運行をしています。駅までは しばらく近寄れなさそうなので見物人に混じり終わるまで見ていました。 まさにだんじり漬けの一日でした。心地よい疲れを感じながら羽衣線を 経由し石津川に帰ってきました。明日どこまで回るかはお天気次第。




10/3(金)

終業後に馬場町にある大阪歴史博物館に行ってきました。そのお目当ては 特別展「村野藤吾 やわらかな建築とインテリア」です。 日本を代表する建築家の一人、村野藤吾。作品である新ダイビルでかつて 働き、尼崎市役所を見て育ったわたしには勝手に縁を感じてしまう特別な 人物なのです。 尼崎での企画は何度か見たり参加していますが、大阪での企画では趣きも アプローチも違っていて見応えが有りました。 展示品の一つに半世紀前のわが社の社名と社長名を発見。凝視してしまい ました。新ダイビル解体時に見つかった定礎箱の中身でした。 今夜はそのまま石津川に移動。堺サンホテル石津川に2泊します。 祭り見物で毎日通うくらいならいっそ観光気分で泊まってしまえと思って 行動に移したのでした。 このホテル、チェックインしてから尼崎サンホテルの系列だと知りました。 これも縁なのでしょうか。




9/27(土)

今日も堺の神様たちに呼ばれているのか衝動がむくむくと大きくなり、 昼過ぎに祭りのパンフレットと御朱印帳を片手に出発。 新今宮でのJRから南海への乗り換えも慣れたもの。但し今回の行先は 泉北高速鉄道の泉ヶ丘。先日の百舌鳥八幡もそこそこ遠く感じましたが さらにその先、今まで足を踏み入れたこともない土地です。 下車して一昔前のニュータウンといった雰囲気の駅前から南海バス乗車。 予習はしっかりしてきたつもりですが同じ駅の発着路線でも管轄営業所 それぞれに系統があって複雑です。印刷した路線図がないとやはり不安。 まず訪れたのが多治速比売神社。そして次は蜂田神社を目指します。 最寄の停留所は通りませんが、近そうに見える停留所で降りて探します。 有りました。境内に人気がなくて貼紙を頼りに電話を入れると向かいの 駐車場横のお家からご婦人が出てこられました。社務所兼宮司さん宅は ここでしたか。 御朱印帳をお渡しするとその前に押された多治速比売神社のを見られて 「多治速比売さん達筆やわー。」と一言。確かに。 でも通称鈴の宮らしい、鈴の絵の印章のあるこちらの御朱印も素敵です。 時間が微妙なので後は適当に散策しながら帰ろうかと思っていましたが、 「バスやったら次は深井の野々宮さん行くの?」と言われたので寄って みました。本殿のお掃除をされているところでしたが社務所で受け付け しますとのこと。間に合いました。 野々宮神社は一週間後に例大祭、深井だんじり祭を控えており駅前から 提灯がたくさんぶら下がっています。ベニヤ板でバリケードが張られた 駅前にだんじりの激しさが目に浮かぶよう。当日立ち寄れそうならぜひ 生の迫力を体感してみたいものです。 尼崎に戻ってきて夕食は塚口の行きつけ"ポノポノ食堂"。日替わりのは メインが車麩のカツで揚げたてサクサクをおいしくいただきました。




9/25(木)

北海道に行ってきたというのに気付けば阪神百貨店の8階催場にいます。 「阪神の北海道市場」が開催中です。 毎回変わり映えしないかなと見渡したら"ファームデザインズ"が出店して いるじゃありませんか。訊けば今回が阪神百貨店に初めての出店だそう。 ますます人気店になりそうな予感。定番の"うしプリン"を買いました。 他にも"室蘭うずら園"の姿がありました。 こうした百貨店の催しに登場するのは道内のごく一部。一般に知られては いない名店がたくさんあります。もっとたくさんのおいしい北海道、特に 十勝に出会いたいものです。何度現地に足を運んでも足りないくらい。




9/23(火)

帯広発のエアドゥが朝の便しか取れませんでした。コムニのモーニングが 気忙しくなったのが残念です。もっとゆっくりしたかった。槲の木たちに 十分声をかけてあげられなかったし。 しかし昨夜聞いた話の方向次第では再び年内に訪れるかもしれません。 帯広から羽田に到着。実家に根室直送サンマ一箱が届いたとの連絡があり ました。早く帰って分けなければ。東京からは新幹線。どこにも寄らずに すぐ乗り換えました。 実家に到着。帯広空港から持ち帰った"クランベリー"のスイートポテトを みんなで食べました。独り占めの企みは泡と消えました。 根室直送サンマは話を聞いて駆けつけた妹も加わり24匹どうにか捌ける 見込みです。わたしは今夜塩焼きでおいしくいただきました。




9/22(月)

釧路ロイヤルインの朝は焼きたてのたくさんのパンに目移りします。 レストランフロアが高層階にあるので窓からの景色も売りの一つ。 和商市場で勝手丼を食べる予定がないので今日は思いっきりビュッフェを 楽しんでいます。張り切って食べ過ぎました。 今日もくしろバスのお世話になります。白糠線に乗り鳥取神社前で下車。 前回素通りになってしまった鳥取神社を訪れました。 この辺りは鳥取県の士族移住者によって作られた村でした。村の鎮守をと 出雲大社からの勧請で建てられたのがこちらの鳥取神社です。参拝をして 以前から欲しかったガラスの白うさぎの御守を社務所で手に入れました。 境内には鳥取城の形をした資料館、鳥取百年館(入場無料)があります。 小学生たちに交じって旧鳥取村の貴重な資料をじっくり見学しました。 再び白糠線。バスは釧路市街を抜け、途中でJR根室本線と並走します。 各駅停車といい勝負をしていましたがそのうち向こうは先へ行ってしまい ました。 白糠駅の手前、石炭岬バス停からすぐのところに鎮座するのが厳島神社。 例大祭では海中御輿が繰り広げられることで知られています。 手水で手を清めてから遮断棒のない踏切を超えます。ローカルな雰囲気が 漂うとはいえ、恐る恐る渡りました。急な石段を一気に上がって参拝。 降りてきて再び踏切を渡りました。 前もって電話を入れていたので宮司さんが待っていて下さいました。 例大祭の様子を伺いながら御朱印を押してもらいました。 白糠駅からスーパーおおぞらに乗車です。池田で各駅停車へ乗り換え。 そういえば池田の由来も鳥取絡みなのでした。 幕別で下車し、幕別神社にお邪魔し宮司さんご夫妻とお話していました。 もう少しで畑仕事に出るところだったそうで間に合ってよかった。 幕別駅前にオーベルジュコムニ行きのタクシーが待っていました。慌てて 乗り込み、景色だけはなんとなく知っている道を進みます。 いつものスタッフのみなさんがお出迎え。年に一度ですがついただいまと 言いたくなってしまいます。 夕暮れ、旬のサンマ、短角牛のステーキ、田中支配人のセレクトワイン。 旅の最後にとっておきのコムニのディナー。また食べに行こうと思ったら 普段の生活に戻っても頑張れます。 今回の旅はすべてが素晴らしく充実感でいっぱいです。この特別な十勝の 時間がこれからも続いていけば嬉しいのに…。




9/21(日)

眠い。眠過ぎる。でも予定時間に起床しました。辺りを覆っていた朝霧が 少しずつ消えて青空が姿を現しました。 ホテルをチェックアウトしてまだ人気のない駅前を歩き、5時55分発の 快速はなさきに乗りました。そこそこ乗客がいます。 揺られること約2時間半。根室に到着しました。早速駅前の観光案内所で 「第22回根室さんま祭り」のチラシを手に入れ、シャトルバスに乗らず 徒歩で会場の根室港に向かいます。駅からずっと下り坂。行きはよいよい 帰りは辛い根室の町。 しばらく歩いていくとそれらしき駐車場が見えてきました。早くもかなり 埋まってきています。 ずらっと並んだ露店を抜けたところがメイン会場。ステージ横には炭火焼 岸壁炉端が用意してあります。 サンマの配布は9時からです。トレイと割り箸のセットを100円で購入 するとそこへ丸々とした塩振りのサンマと大根おろしを乗せてくれます。 レモン汁は無料で、醤油はミニサイズの"はぼまい昆布醤油"が100円。 お試しにはちょうどいいので買ってみました。 炉端の網の空いたところに並べました。焼けるのが楽しみ。待ちきれない ので先に買ってきたサンマのザンギとビールで始めちゃいます。朝なのに ビールの進みが早い早い。 しばらくしていい感じに焼けてきました。脂が滴り落ちています。 ではいただきます…。 「おいしいー!!」 よく考えたら今までそんなにサンマを食べたことがなかったのでした。 いや、記憶に残るほどのものを食べたことがなかったが正解です。なので 鮮度抜群、この脂の乗ったサンマのおいしさには感動しきりでした。 近くに鎮座する根室金刀比羅神社に参拝。先月も訪れていますがサンマと 今日のイベントへの感謝の気持ちをお伝えしたのでした。 駅への道の途中で路線バスに乗車。さすがに上り坂を目の当たりにすると 歩く気が失せました。 昼前に根室を発車した各駅停車に乗客の姿は僅かでしたが、浜中で降りる ときには誰もいなかったような。 浜中町はモンキーパンチさんの故郷。『ルパン三世』のルパンたちが町中 至る所で活躍しています。過去にも浜中駅と茶内駅のパネル目当てで来て いますが下車するのは初めてです。無人駅なので静かな駅ですが、外では ルパン三世ラッピングタクシーが待ち構えていました。根室を出るときに 霧多布中央ハイヤーへ電話予約をし、希望は特に伝えていませんでしたが 2台のうちの1台が来てくれたようです。駅と一緒に記念写真を撮らねば。 次元大介風の衣装の運転手さん、車内にはモンキーパンチさんのサインや ルパングッズがいっぱい。ファンでなくてもワクワクします。 浜中駅から町の中心地、霧多布市街へは10キロほどの距離です。天気が いいのでアゼチの岬に寄ってもらってから霧多布温泉ゆうゆへ。 焼きサンマの炭火の煙をまともに食らうとみて当初からスケジュールには 組み込んでいましたが想定以上の煙臭さに汗もかきました。 温泉につかってきれいさっぱり。高台にあるので眺めもいい。そして風呂 上がりのソフトクリームは最高です。でも選んだのはゆうゆオリジナルの 昆布ソフト。昆布パウダーが振りかけられ、おしゃぶり昆布が突き刺さり、 さらによく見るとコーンにまで昆布が練り込こまれている!? その味は塩ソフトみたいでなかなかいけます。ぜんさいの塩昆布のような 感じとでも言いましょうか。 釧路へはくしろバスの霧多布線を使います。本数は少ないですがちょうど いい時間にありました。ここでルパン三世ラッピングバスが。黒い車体に ルパンたちのイラストがかっこいい。またここで一人撮影大会と化します。 終わると発車。 運転手さんがお話好きの方で、ところどころ観光案内を挟みながら湿原と 海に挟まれた道道123号線を進みます。先月は天候不順であきらめた道 だったのでこうした形で通れてよかったです。 今夜は釧路ロイヤルインです。日の入りはチェックインをしているうちに 見逃しましたが、夕日はバスで通りかかった幣舞橋から見ました。部屋が 上層階なのでマジックアワーの釧路の空は存分に眺められました。 さて問題は夕食です。魚介、炉端の類は選択肢にないとして、もっとこう 地元の人が普通に食べに行くお店にしたい。 以前「Ho」に掲載されていた"バール イタリアーナ ソウル フリー"。 あそこはどうだろうか。様子が分からないときは取りあえず電話するべし。 対応も親切だし一人客でも気後れしなさそうなので夕食場所に決定。




9/20(土)

爽やかな秋晴れの空。駅前バスターミナルから49番上士幌線のバスに 乗車します。 過去何度も乗っている路線です。帯広大橋を渡り、木野大通を北進し、 音更神社の前を通り、道の駅ピア21しほろの横を入って行き…。 上士幌町内に入るとお囃子が聞こえてきました。小ぶりなお神輿がすぐ 横を練り歩いています。今日は上士幌神社の例大祭です。 石段を上がりました。ここからの眺めが何故か気に入っています。前回 気球も上がっていて上士幌らしい景色を眺められました。 12時を回り、さっきまでのお囃子が聞こえなくなりました。中心部は 小さい範囲ですが町内となると広大です。どこまで行ったのやら? かみしほろ情報館の方に尋ねたら恐らく関係者はお昼を食べているだけ とのこと。午後からの運行予定を教えてもらいました。中心部と主要な 施設以外は車で移動するそうです。 ぶらぶら歩いていると商店の駐車場に一団を発見しました。宮司さんが 祭礼を執り行い、終了後に再びお神輿が担がれていきました。 黄色いバスで帯広駅前に戻ってきました。釧路行きの特急までは時間が たくさん余っているので定番の"十勝トテッポ工房"でケーキとお茶。 雪、桜、色付き始めた木々。今年は何度もここを訪れました。窓の外の 景色が季節の移り変わりを知らせてくれます。もう一度くらい来れたら 嬉しい。わたしにとって帯広はそれほど身近な存在になりつつあります。 いつか住みたい、そんな夢の町の一つ。 こちらも一ヶ月ぶりの釧路。愛用の釧路ロイヤルインが空いておらず、 コンフォートホテル釧路にしました。しかも禁煙室は取れませんでした。 でも実際の部屋は意外によくて、すぐに明日に備えて荷物を整え、寝る 準備に入ります。夕食は"ますやパン"で買ってきた"白スパサンド"のみ。 釧路の夜は明日までお預けです。




9/19(金)

定時に仕事を終え、急いで大阪空港に出て北の大地へ出発。今夜は少し でも行程が乱れれば大変なことになってしまいます。離陸までの時間も ですが、着陸してから新千歳空港駅の券売機の前に着くまでもハラハラ して落ち着きませんでした。心臓に悪いので二度とこのスケジュールは 採用するまい…。 JR北海道のネットで予約していた切符を券売機で発行し、最終の特急 スーパーとかち9号が予定通り運行しているのを確認してようやく不安 材料は消えました。何時になろうが帯広に到着出来ます。 24時前、帯広駅前にあるリッチモンドホテル帯広駅前にチェックイン。 思い立って予約を取ろうとしたらあまり空いておらず、駅前できれいな 建物だったという記憶で今回初めての利用です。少し歩けば東横インも あったのですが、部屋の広さやレイアウトは他でよく分かっているので 外しました。 滞在時間が短いからもったいないかなと思っていましたが、広々として スタイリッシュな室内に移動の疲れも吹っ飛び、ベッドにごろん。 さぁ明日から先月の補完旅が本格始動です。やり残したことをとことん 楽しみますとも。




9/14(日)

今日も午後から堺へお出かけです。南海石津川駅からスタートしました。 この駅は過去に出張で何度か乗り降りしているので全く知らない土地では ありません。しかし近くに鎮座する石津太神社のことは気付いていません でした。「日本最古の戎社」なのだそうです。 来月に例祭を控え、一帯では提灯の取付が行われていました。鳥居を潜り 参拝し社務所を尋ねました。9月に入って涼しくなったと思っていたのに 日差しはギラギラして暑い。首筋に汗がにじみます。そんなわたしを見て 宮司さんの奥様がお茶を淹れて下さいました。生き返ります。この調子で 晩まで持つのか一抹の不安が過ぎりました。 さて、「日本最古の戎社」は近くにもう一社あります。石津神社です。 そちらも寄られてみてはと説明してもらった道を歩いて行きました。 社務所はお留守でした。また尋ねます。石津神社の祭礼は堺市内で唯一、 布団太鼓、だんじり両方が出るので気になりますが祭礼日に足を運べるか どうか。 ガタガタ揺れる阪堺電車で大小路へ出て、菅原神社へ。境内はこれからと いう感じで、神職の方に夜また来ますと告げると、布団太鼓は19時頃に 練りを始めますからぜひご覧下さいと言われました。 その前に行きたいお社がありました。百舌鳥八幡宮。こちらの月見祭では その数大小合わせて16台の布団太鼓が朝から夜まで練り回ります。 さらにその間に方違神社への参拝を挟み、南海電車に乗車。百舌鳥八幡で 下車して歩くこと10分程度で到着しましたが、見物客で溢れ返っていて 境内に入るのに一苦労。今までとは規模が違います。 布団太鼓が次から次へと宮出し、その度に見物客が本殿前にどっと集まり 物凄い熱気に包まれました。 「ベーラベーラベラショッショイ!」 担ぎ唄は地区で歌詞が違うようですが、最後のこの部分は共通です。もう 既に洗脳されていて、口をついて出てきます。 いつの間にやら空は暗くなり、ライトアップされた布団太鼓は華麗です。 みんなデザインが違っていてそれぞれに見所があります。 百舌鳥八幡宮にて 菅原神社に戻ってきました。2台の布団太鼓が神社の回りを練り歩きして います。先程の百舌鳥八幡宮に比べれば関係者ばかりでそれほど見物客は いないように見受けられましたが、地元で守り伝えている感じが伝わって くるいい宮入でした。 いっけない、ふくらはぎが痙攣しそう。今日は歩くか立って見ているかで ほとんど休憩を取っていなかったのでした。またもや深夜の堺から急いで 帰宅しましたが、足がパンパンに膨れ上がり重くて寝付けませんでした。




9/12(金)

東湊の布団太鼓 出島の布団太鼓
「秋祭りにお邪魔しました」シリーズは今週も堺へ。今夜は天王寺から 阪堺電車に乗車してみました。風情はたっぷりですが、揺れるし遅い。 それもまた良くもあるのですが金曜でなかったらこんなに余裕でいられ ません。 御陵前電停で下車すると太鼓の音が聞こえてきました。川沿いの道には 布団太鼓が3台。 今夜は船待神社にお邪魔します。船待神社はその昔は塩穴郷に鎮座して おり、菅原道真が大宰府へ流される途中で船を待つ間、そこで祀られて いた遠い先祖に当たる天穂日命の祠に参拝し、松の樹を植えて出発した そうです。今の地に遷ってから1100年余りの「堺、湊の天神さん」。 布団太鼓は辛うじて1台が通れるほどの紀州街道を進み、実行委員から 宮入通行許可証を授与されると宮入が出来ます。梅鉢紋のついた大きな 鳥居を潜って入ってきました。 (めっちゃカッコいい!) 時折豪快に紙吹雪を撒き、太鼓の音と担ぎ唄に合わせて神前で練ります。 砂埃が舞い上がる中、その様子をじっと見ていました。 東湊、西湊、出島と3台の宮入を見届けて時計を確認したら22時半を 過ぎているではないですか。心地よい疲労感を楽しみながら深夜の堺を 後にしたのでした。阪堺電車はやっぱり時間がかかります。次回はよく 考えて行動しないといけません。 そうです、堺の布団太鼓紀行は続編がある予定なのです…。




9/4(金)

泉州の秋祭りは開口神社の八朔祭から始まります。夏に石切さんで見た 布団太鼓に魅了されたわたし。喜び勇んで南海電車で堺に向かいました。 布団太鼓が出る地方は泉州を始め、河内や淡路などがありますが、その 本場は堺らしいです。 刃物と与謝野晶子と仁徳天皇陵は知っていますが今まで布団太鼓は耳に したことがありませんでした。岸和田のだんじりに比べると随分扱いが 小さい気がします。対になるほどもっと広く知られてもいいのでは。 「夏祭りにお邪魔しました」改め「秋祭りにお邪魔しました」第一回。 開口神社は阪堺電車の宿院電停の近くにあります。地元では大寺さんと 呼ばれていて(堺出身の馴染みのネイリストさんも開口神社ではすぐに 通じませんでした)、戦前は10台以上の布団太鼓が担ぎ出されるほど 華やかだったそうです。それが今日では4台。 「べーら、べーら、べらしょっしょい!」 マンションの立ち並ぶ道路を担ぎ唄に合わせ行ったり来たりしています。 境内で宮入を待ちます。 まず大南戸川が入ってきました。紙吹雪やらテープやらド派手な演出に 観客が沸きました。続いて新在家濱。この布団太鼓はトンボ(結び)が 他にはない青色で目を惹きます。次が芦原濱。また紙吹雪が舞います。 最後に入ってきたのが大甲濱です。4台が勢揃いするととても華やか。 結局最後まで見てしまいました。いつの間にか22時を回っているでは ないですか。慌てて帰りました。いくら頑張っても所要時間は約1時間。 明日が土曜でよかった。




9/1(月)

月曜の訪れとともに9月になりました。 今年の残りの週末にどこ行きを填めるかああでもないこうでもないと 悩む日々。やめればいいのにという声も聞こえそうですが、とにかく 十勝を行き直す(前回のコースから漏れたところをメインにする)、 それから愛媛の祭が見たい。新居浜の太鼓祭りは過去に見ているので 今度は牛鬼希望。宇和島駅にいる動かないアレでなく生の動く牛鬼を。 これは決定事項です。 あとは関東地方のどこかで開催される某公式オフ会、出雲、和歌山、 大分〜熊本などどれだけ加えられるか。 取りあえず優先順位の高い愛媛はどうにか計画が練り上がりました。 開催中の「瀬戸内しまのわ2014」にも乗っかりたいところですが 微妙です。でも島に宿泊するのは確実。しかも2週連続愛媛にいます 状態になりそうな勢いです。 そうと決まれば参考資料の入手に動きます。愛媛県大阪事務所に立ち 寄りました。パンフレットだけで済むはずがなく、タオルマフラーと じゃこ天(月曜のみ宇和島より入荷)も持って帰ることにしました。 9月に入ってから日が落ちるのが早く感じられます。蝉の声は消え、 校庭からコオロギの声が響いています。涼しい風が戻ってきました。 ようやく夏の暑さから解放されるでしょうか。




8/27(水)

まだまだ旅の疲れが癒えない日々。しかし今夜は定時退社の勢いですぐに 会社を脱出し能勢電鉄に揺られます。 多田駅の賑やかな駅前から西へ伸びる狭いながらも車通りの多い道を歩き ます。途中のパン屋でお得な袋売りのパンを買ったりしながらそれなりに 夜のお散歩を楽しんでいましたが、次第に辺りが静かになってきて心細く なりかけた頃、たくさんの提灯が見えてきました。 清和源氏ゆかりの多田神社。今日8月27日は祭神、源満仲公の命日です。 23日から萬燈会が行われており、21時まで参拝が出来ると知って足を 運んだのでした。 目立つ場所にずらっと並んでいるのはアサヒ飲料と三ツ矢サイダーの名前 入り提灯です。多田は三ツ矢サイダーの創業の地であり、三ツ矢の名前も 満仲公の故事から付けられました。 ひっそりしているかと思っていたら、次々と参拝客がやってきて途絶える ことがありません。 今夜は一番の人出だと紫の袴姿の神職さんがおっしゃっていました。 参拝後にその方とお話をしましたが、知らなかったことばかりで驚いたり 頷いたり。また一つ心が豊かになれた気がします。 神道は寛容かつ奥が深い…。 あんなに遠く感じた道でしたが帰りはあっさりと歩き終わり、川西能勢口 行きの電車に乗ったら風鈴電車でした。発車すると空調の風にチリリンと 音色を響かせていました。




8/23(土)

旅の最後の日もすっきりしないお天気。星の庵の今日の朝食は洋食です。 自家製のパンは相変わらずおいしくて食べ過ぎます。 帰りの飛行機の便まで時間はたっぷりあるので旭川市内へ出てみることに しました。目的地はアナ雪人気で入場者増加中の北海道伝統美術工芸村。 その途中で上川神社参拝、そしてたまたま見かけた"道の駅あさひかわ"。 車が入りきらず隣のコープに駐車して入っていく人もたくさんいます。 何だろうと思ったら隣接する旭川地場産業振興センターの展示場で開催の 「道北の観光と地場産品フェスティバル&宗谷フェア」でした。 たくさんの出店に興奮、たまらず飛び付きました。幌加内は麺打ち職人が 打ったそばコーナー。外せません。おいしくいただきました。 続く。




8/22(金)

執筆中。




8/21(木)

執筆中。




8/20(水)

今朝になっても雨がきつい釧路です。続く。




8/19(火)

ホテルを出てまずは花咲ガニ目当てに根室駅前へ行きました。釜茹でを 食べさせてくれるカニ専門店がいつくかありますが、目に付いた一店に 訊ねると今から茹でるから待ってとのこと。茹で上がりを待つ間に駅へ 入ったら日本最東端の台紙付き記念乗車券があり、見逃せずに購入して しまいました。 店の前の簡易テーブルで花咲ガニとご対面。朝食の後でもあり泣く泣く 小さめのサイズにしたのでした。ハサミ片手にその身を堪能。旨み濃厚、 甘い。しかし食べにくい。取り分けたら大した量じゃありませんでした。 これならもっと大きいサイズにしてもよかった気がします。 さっき購入した最東端記念乗車券に乗じて、その東根室駅を訪れました。 駅員も駅舎も人気もない小さな駅です。根室線の端っこは根室駅ですが 東根室駅からU字にカーブしていて北西の場所に位置します(ちなみに 記念乗車券は根室、東根室両駅の硬券が用意されていますが記念台紙は 東根室駅の乗車券に付いてきます)。そのため有人駅の最東端です。 これでJR駅の有人無人端っこに関わらずすべての東西南北最東端駅の ホームに立ちました。 ついに雨が落ちてきました。花咲灯台車石を見てから浜中町へ。ここは モンキー・パンチさんの出身地。ルパンファミリーのイラストが町中で 見られます。町の案内看板、牧場の入口、コンビニや商店のステッカー、 漫画の中では見られない庶民的な格好もあって笑えます。浜中、茶内の 両駅では等身大のパネルが乗降客を出迎えてくれます。 "ファーム・デザインズ"に入りました。今日は食事の設定が無茶苦茶で またもやプレートを食べる羽目に。お腹が苦しいです。ケーキセットに すればよかった。せっかく久しぶりに来れたのに感動が弱くなったのは 完全にスケジュールの失敗です(そもそも花咲ガニを押し込んだため)。 さて茶内駅で待つことにしました、噂のルパン三世ラッピングトレイン。 ただいま花咲線を運行中。そのスケジュールを確認したらちょうどいい タイミングなので立ち寄って到着を待ちます。来た来た、カッコイイ! にわか撮り鉄になるわたしたちでした。 当初は霧多布岬から琵琶瀬展望台のルートを考えていましたが雨と霧で 景色も今一つそうなので、霧多布岬の後は内陸の国道44号線で西への ルートに変更。道中、道の駅厚岸味覚ターミナルコンキリエに寄ったり して釧路に到着しました。ずっと雨。そのせいで今夜に開催予定だった 「くしろ市民北海盆踊り」は明日に順延になりました。残念ですが天候 だけはどうしようもありません。 "炉ばた煉瓦"で魚介類を炭火で焼きながらの"くしろ夕日ハイボール"。 今夜もおいしい北海の幸をごちそうさま。




8/18(月)

晴れてはいますが鱗雲がたくさん見えます。さては天気は下り坂? ウトロを出ると知床五湖へ。朝早いのでそんなに人は集まっていません。 高架木道で回れる二つの湖だけ見てきました。 知床峠まで来ると雲がなくなり美しい羅臼岳を眺めることができました。 斜里町から羅臼町に入りました。羅臼神社に参拝、道の駅知床らうすで 手に入れたおしゃぶり昆布を口にしながら根室までの海沿いドライブ。 野付半島は今回先端までは行かず、尾岱沼、風連湖、納沙布岬と巡って どうにか青空のまま今日のスケジュールは終了しました。 根室市街へと入り、チェックインしてからエスカロップを食べる気満々 でしたが却下され、渋々"回転寿司花まる"で夕食にしました。 まだ何か物足りない。根室に来たには旬のアレを食べたい、花咲ガニ! さっき鉄砲汁では味わったけど食べたと言えるほどではないし。 今夜の宿は"ねむろ海陽亭"。中心部にあるのでそれなりに賑やかですが、 お構いなしに眠ります。




8/17(日)

川湯温泉を後にし、硫黄山、摩周湖、神の子池と見て回り、ウトロヘと 車を走らせます。 昼食は道の駅うとろ・シリエトクのレストランで鮭の親子丼。下調べを していなくて無難なここにしましたがもっと検討してもよかったかも。 そして観光船おーろらで知床周遊。しかし連日の寝不足がたたったのか 往路の途中でうたた寝してしまいました。ガイドの声も子守唄。肝心な ところが頭に残りませんでした。 今夜の宿は坂を上がった丘に建つ、知床プリンスホテル風なみ季。 広々としたラウンジでくつろげます。部屋はそこそこのクラスでしたが 夕食の60品ビュッフェにびっくり。到底全メニュー食べられるはずも なく、欲張らずに食べたいものだけ気持ち腹八分目にしておきました。 横に食べ過ぎて心配な人がいますが。 遥か昔にこの辺りに来ているはずですが泊まった所も景色も記憶に全く 残っておらず、ホテルの周囲を歩いてみても何も思い出せません。 食器棚に並んでいるキタコブシの花が描かれたコーヒーカップ。これを 当時購入した知床窯を訪れてみてもやはり首を捻るばかりです。 夕陽台からの日の入りは途中で厚い雲に隠れ、大勢の見物客とため息を ついたのでした。




8/16(土)

関空から女満別空港へやってきました。天気は曇り。早速レンタカーで 7泊8日の旅スタートです。 昼食は網走の"オホーツクバザール"で"オホーツク網走ザンギ丼"を食べ ましたが、以前にいただいた"酒菜亭喜八"の方が断然おいしかったです。 網走神社の例祭の後祭で屋台が並ぶ一角を抜け、美幌峠へ。屈斜路湖を 見下ろし、それから川湯温泉へと向かいました。 今夜の宿はお宿欣喜湯。以前は別の名前で営業していたらしく(母体が 変わった訳ではありません)、古さと新しさが同居する老舗の宿でした。 夕食も満足。2階建ての大浴場には驚きましたが、低温、中温、高温と 湯船が別れていて好みの温度を選べるのがいいところ。源泉かけ流しの 硫黄泉が気持ちよかったです。脱衣場のカゴには周辺地域の難読地名が 付けられていたので全部目を通しました。地理好きにはたまりません。 たまたま「源泉まつり」の最終日ということで、夜の散歩がてら会場の 湯の川園地に行きました。田舎の小さな祭でしたが、アイヌ古式舞踊の ステージもあり、次第にベンチには宿泊客が集まってきていました。 半袖でいると寒いくらいでした。




8/13(水)

午後、海南駅に降り立ちました。天王寺からくろしおは立ちっぱなし、 和歌山から座った10分弱で何とか気力回復させました。 元々は先週末に来る予定でしたが台風襲来で断念。しかしどうしても 諦められず今日の午後を休みにしてしまいました。 すぐに駅中のかいぶつくん(海南市物産観光センター)で手続きして レンタサイクルで出発! 「かいなん夢風鈴まつり」のスタンプラリーは1日から15日までの 期間中に指定箇所でスタンプを集めると特製夢風鈴が当たる抽選会の 参加権利がもらえます。 市内(元海南市域)10の神社と2つの施設(うるわし館、ゴールの かいぶつくん)でコンプリートですが、そのうち5つの神社と2つの 施設が対象の2コースもあり、北部中心の「ワクワクコース」に挑む ことにしました。 それでも3時間弱しかなく、時間と暑さと根性との勝負です。 気持ちが急いてしまい、いきなり黒江地区で迷いました。中言神社は どこどこと探しているうちにうるわし館の前に出ました。職員さんに 場所を尋ねてようやく辿り着き、神社最初のスタンプを押しましたが ますます焦ります。JRの線路を超えて次の場所へ必死に漕ぎました。 今度は難なく見つかりました、岡田八幡神社。摂社までゆっくり参拝 したいところですが仕方ありません。手早く終えて次の場所へ移動。 走りやすい広い道です。快調でペースを取り戻しました。 旦来八幡神社では台風で小枝が散乱している石段を一気に登ったので 汗が引くどころか噴き出してきました。御朱印を引き受けて下さった 宮司の奥様らしき方にもらった缶ジュースが有難かったです。少しの 間お話したり、ちょっとしたふれ合いが後から大きな想い出になる、 そんな出来事でした。 続いてのどかな田園風景の小道を怪しみながらも無事に宇賀部神社に 到着。それまでの三社も小規模ながら古刹のいい雰囲気を醸し出して いましたがこちらも十分に有ります。風鈴の音色を聞きながらの参拝、 神職の方が見えられたので御朱印を押してもらったらタオルが付いて きました。ちゃんと社名入りです。珍しい。 その後も快調です。分かりにくいなと思ったら人に尋ねるようにして 國主神社も参拝し、目標の五社すべてを回りました。せっかくなので 帰り道で寄れると見て春日神社、伊勢部柿本神社も巡り、併せて七社 行けるとは考えてもみませんでした。ただほとんど休憩せず、漕ぐか、 歩くかだったので、涼しくなってからでも改めてじっくり訪れたいと 思います。 かいぶつくんに戻ってきました。ではガラガラ抽選会1回…。白玉が ぽとんと落ちました。 天候不順で今年は参加者が少ないから当たりやすいと聞いていたのに 運のないわたしです。 しかしそんなこともあろうかと、お金を払っても夢風鈴を持って帰る つもりにしていました。祭りの協賛金として一口3千円でガチャ用の メダルをもらい、回します。2つのメダルでSレアの「春慶」を当て ました。ここは別々のでよかったのですが、それも運です。




8/4(月)

台風の影響で朝から雨が降ったりやんだりでしたが、夕方窓の外を 見ると酷い雨にはならなさそうな予感。では決行に移しましょう。 最早この夏の新定番「夏祭りにお邪魔しました」シリーズ、本日は 東大阪市の石切さんこと石切劔箭神社の夏祭本宮です。 参拝を終え、御朱印をもらっている間に警備員が拝殿の鈴の麻縄を 柱に固定し始めました。19時半から太鼓台の宮入があるとのこと なのでしばらく境内で待つことにしました。 予定時刻を回り、今か今かと待ち構える人達の前に布団太鼓が姿を 現すと祭のムードは最高潮です。そして威勢よく太鼓を打ち鳴らし、 鳥居を潜って入ってきました。 なるほどこれが布団太鼓というものなのか。上部は赤い布団を積み 重ねたような姿をしています。彫物も見事。かなり大きいです。 金色の紙吹雪を撒きながら進んでいくさまは本当に格好良くて目が 釘付けになってしまいました。




8/3(日)

実家からの電話でピーネックオーチャードの桃が到着したと聞いて 慌てて取りに行きました。 今日は立花商店街の子ども夏祭り。外部からの業者はなく、露店は 手作り。ついでに様子を覗いていくかとアーケードに入ってみたら 人だかり。通り抜けるだけでも大変で汗だくになってしまいました。 100円のかき氷でも買って身体を冷やしながらその場を去ろうと していたら突然アナウンスが入りました。笑い飯のゲリラライブ? どれどれと会場の空店舗前に行くと畳一畳ほどの簡易なステージに 二人が登場しました。ますます見物人が集まり漫才とトークは盛況 でしたが、狭くて暑い場所での営業は気の毒なくらいでした。 実家で桃と野菜を分けてもらいました。甘くてうっとりする匂いに いい気分。 たかだか2日のお休みと週末のせいで月曜を思うと心が挫けそうに なりますがどうにかして奮い立たせないと。




7/22(火)

どこかで夏祭はないかなと調べていたら、船場の坐摩神社の情報が入り ました。末社の陶器神社せともの祭と同時開催です。では今日は本町へ 寄ることにしましょう。 坐摩神社は創建時、かつて渡辺津と呼ばれた場所(現在の渡辺橋の上流、 八軒家付近)にあり、源綱が渡辺綱を名乗り、渡辺氏を起こした発祥の 地でもあります。所在地の町名は「久太郎町四丁目渡辺」。坐摩神社の 宮司家は渡辺綱の子孫だそうです。 境内の特設ステージでたそがれコンサートが行われているところへ到着。 入口には風鈴売りの屋台。中には瀬戸物の屋台がずらりと並んでいます。 ゆっくり見物したいところですが暑さにやられて長居は無理です。 神社の外に出て実家に電話を入れると、今夜はわたしが来るものと思い 夕食の用意があると言われたので慌てて向かったのでした。




7/21(月)

甲府の気温はまだマシな感じですがそれでも暑いのでブラブラするのは 無理。 ホテルで朝食は取りましたがコーヒーが飲みたくてお気に入りの喫茶店 "ダン"に入りました。やっぱり自家製のホットケーキも食べたいと注文 しました。 窓際の隅っこの席でのんびりと朝のひとときを過ごすのも悪くないです。 "やまなしプラザ"のショップで桃を3つ、箱に詰めてもらいました。 幸せな気持ちを連れてくる甘い香り。山梨ならではの小さな贅沢を手に 帰ります。 中央線経由に比べて料金は少し上がりますがたまには身延線。始発駅は ふじかわの自由席も余裕で座れます。 暑さが落ち着いたらきっとまた来梨します。随分ご無沙汰になっている 八ヶ岳南麓の滞在を企てると思うので。




7/20(日)

名古屋駅前の東横インを出て、名鉄バスセンターから松本行きのバスに 乗車しました。今日は2台運行だそうです。JR中央線が使えない影響 なのかは不明。 長野道岡谷で下車はわたしだけ。岡谷駅とは約3キロも離れているので 本来なら松本駅すぐの松本バスターミナルで下車で折り返すのが得策と 言えますが、今回はお迎えをお願いしていたのでした。前回の諏訪大社 上社の案内をしてもらったアルピコタクシーのドライバーさん。今度は 下社を回りたいと連絡したら快諾してくれました。ここからは岡谷駅に 行く距離とそうも変わらないのです。 どんよりした天気ですが雨は落ちてこず、春宮も秋宮も気持ちよく参拝 出来ました。それから下社の木落し坂も見学。こんな坂を御柱と一緒に 滑り落ちるのかと思うと身震いしました。 これで記念すべき一冊目の御朱印帳がすべて埋まりました。諏訪大社の 四社は一冊に収めたいと最後とその一つ前のページを空けていたのです。 四社集まると蕎麦落雁をもらえました。 ドライバーさん、二度にわたってお世話になりありがとうございました。 甲府の宿はセンティアホテル内藤。駅前のサンパークホテル内藤を予約 したつもりが勘違いして系列の遠い方を取っていたのでした。たまには そんな間違いもやらかします…。 塩山駅からタクシーで今宵の会場、奥野田葡萄酒醸造の特設広場に到着。 毎年恒例の奥野田ワインガーデンが始まりました。 鉄板コーナーは従業員の細川さんが毎年担当ですが、今年はそれと別に バーベキューコーナーが作られ、バーベキューの資格を持つ肉屋さんが 焼きます。野菜料理も並びます。食欲をそそる煙が流れてきます。 途中から稲妻が光り、激しい雨も降りましたが、頑丈なテントの下なら 濡れる心配もありませんでした。 例によってほとんどが初対面の方々でしたが、ワイン片手にわいわいと おいしい夜を過ごしました。でもわざわざこれだけに来るのもどうかと 来年以降の参加見合わせを考えてしまいます。




7/19(土)

午後、大きなカバンに着替えや身の回りの物を詰めて家を出ました。 市バスで塚口の"ポノポノ食堂"へ。今日はtico moonのライブ。 前回同様店内のテーブルを運び出したスペースにイスを並べた会場です。 告知からすぐに申込みしたので早い整理番号でしたが、あまりにも前は 恥ずかしいので真ん中の辺りの列に座りました。 開演時間を待っている間の特製"夏野菜の塩麹ラタトゥイユ玄米ピザ"と 梅酵素ソイミルクが絶品でした。軽く食べてきたのをちょっぴり後悔。 tico moonの音楽は瑞々しくて爽やかな高原の風みたい。身体にすっと 入ってきてさやさやと心を揺らします。邪魔しない距離感が心地いい。 だからか最近は旅先で聴いていることも多いです。 ニューアルバム『はじまりの鐘』は昨年11月リリースだったのですが そのうちライブに来るだろうとのんびり構えていたら今になってしまい、 ようやく手に入れました。 終演後は名古屋に移動します。しなのが使えないので朝からの移動には 不安が有り、今夜のうちに名古屋に入って翌朝にバスで岡谷まで出ると いう計画です。




7/18(金)

岸和田へ向かっています。やっぱり昨夜は和歌山に泊まればよかった。 いやそうしても大して朝ゆっくりは出来なかったか。 打合せをこなし、岸和田駅前に鎮座する岸和田天神宮に参拝しました。 社務所は結婚式場もある建物で一昔前のホールかホテルかそんな感じ、 制服姿の女性が行き来しています。そういえばもうお昼でした。窓口で 応対してくれたのも普通の服装をした年配の男性で、当番だったのかも しれませんがスラスラと達筆の御朱印をいただきました。 帰りにネイルを付け替えしました。山梨行きを意識したブドウのような デザインにしました。ベースはパープル。人差し指と薬指には同系色の ホロ、ストーン、ブリオンまとめて華やかでおいしそうな仕上がりです。




7/17(木)

打合せのため午後から南海で和歌山へ向かっています。16時からって K田さん、あからさまでしょう。 今日も厳しい暑さです。和歌山市駅から1時間に1本しかない知る人ぞ 知る系統のバスで近くまで来ましたが、かなり早かったので近所に鎮座 する刺田比古神社へ。 徳川吉宗公の拾い親神社とのことですが、その昔厄年に生まれた子供は 丈夫に育つようにと捨てられた(本気ではなく)ようです。神主が箕と 箒で吉宗公を拾い届けられたとか。故に厄払いや出世に御利益があると 伝わっています。 境内には昨夜例祭で担がれたと思われる神輿がいくつも並んでいました。 社務所では神職とご家族らしき方々が例祭の後片付けなどで忙しそうに していましたが、わたしに気付いて声をかけてくれました。 しばらくお話をしていると、祭で振る舞われたという紅白のお餅をまだ 柔らかいからどうぞとお裾分けして下さいました。ありがたく頂戴して 足早に戻りました。 暑くなかったら和歌山城にも上がりたいところですが、いやそれ以前に 本来の目的は? 打合せは卒なくこなして、終わってからは首謀者とその上司と和駅前で 飲みました。和歌山まで来たのに何故だか九州料理のお店。 ほろ酔いの帰り道は無性に長く感じます。やっと堺、やっと天王寺。 お餅が硬くなってきたので帰宅したらすぐに食べなくちゃ。




7/16(水)

今日の帰りはごりょうさんこと御霊神社に参拝。淀屋橋と肥後橋の間を 南に下った淡路町に鎮座しています。こちらは今日が夏祭の宵宮です。 御霊神社の前身は今の靱にあった圓江神社で安土桃山時代にこの場所へ 遷られたそうです。 明るいうちはまだそこまで境内は混雑もしていなかったのですが、暗く なり、猿田彦講や獅子講、靱枕太鼓講が宮入する頃には人だらけ。 規制のロープが張られましたが靱枕太鼓は激しく揺らすこともなく正面 から疾走し何度か突っ込んでくるだけで危なくはありませんでした。 7月から8月にかけて大阪市内では他の地方とは比べ物にならない程の 神社の夏祭が続きます。会社帰りだと閉まっているのが普通の社務所も 祭りの期間は遅くまで開いている場合が多く、御朱印をもらえる絶好の 機会。さらに神社によっては夏祭の文字等を添えられることも。 広々とした鎮守の森に抱かれた神社と違い、ビルに囲まれて小さく鎮座 している神社が市内には多いのですが、それぞれに受け継がれた伝統の 重みを感じます。今年はあと何社出会いがあるでしょうか。




7/15(火)

今日の帰りは夏祭宵宮の玉造稲荷神社。森ノ宮で下車して徒歩で向かい ました。夏祭の目玉は玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)を 使った"くろもん寿司"が振る舞われる食味祭、イメージキャラクターの 「くろもんちゃん」。 玉造黒門越瓜はなにわの伝統野菜の一つで神社境内で栽培されています。 職人さんが握る特設屋台の前に並んでにぎりと巻寿司が二つずつ入った パックをもらいました。 くろもんちゃんはたくさんの子供に囲まれて記念写真に応じていました。 見た目は瓜そのもの。なかなかかわいいじゃないですか。 ちょこっと森ノ宮散歩を終えて帰宅。その場で食べにくかったので持ち 帰ったくろもん寿司を食べました。瓜は歯応えもよく、下味もちょうど いい感じ。シャリとの相性も絶妙でおいしかったです。




7/11(金)

今夜はもう天気の心配も不要です。夕方からは問い合わせに捕まって あたふたしましたがどうにか解決し、他の業務も切り上げて会社から 脱出しました。 地下鉄を乗り継いで谷町九丁目で下車し地上に出ると夏祭の賑わい。 場所をよく知らなくても人の波に付いていくと屋台の向こうに巨大な 鳥居と茅の輪が見えました。いくたまさんこと生國魂神社です。 今日はいくたま夏祭の宵宮なので訪れてみました。境内の中央部分が ロープで規制され一方通行になっていたので参拝してから再び鳥居を 潜り二度目の本殿へ。御朱印を待っている間にロープの中で獅子舞が 始まりました。氏子の子供たちを中心に軽快にぐるぐると回ります。 その後に金銀神輿が登場。境内を練り歩いたり、神輿自体が勢いよく 回転したり、さらに締めの華やかな演出に拍手が起こりました。 迫力に押されているうちに枕太鼓のお練りが始まりました。右に左に 前に後ろになぎ倒されて、見物客からは悲鳴も上がりますがこういう ものなんだそうで、赤い頭巾を被った願人の太鼓は乱れません。 最後まで目が離せないまま。結局石段にずっと約2時間立ちっぱなし だったのでした。 一緒にいくたま締め(パンパン、パンパン、パンパンパン、パンパン、 パンパン)も出来るようになったし面白かったです。興奮はしばらく 冷めそうにありません。




7/10(木)

いよいよ今日台風が関西に最接近とのことでしたが、天候は普通に雨が 落ちてきたり上がったりで夕方には晴れてきました。 定時で帰るよう社内には通達が出ていましたが肩透かし状態。言われた 通りさっさと会社を後にしました。警戒を強めていた割には何事もなく 終わってよかったです。では今年初めてのエアコンの冷房をオン。 しかし昨夜のニュースで南木曽町の土石流の被害状況を知って中央線が 当面使えないのを悟りました。橋梁が完全に流されてしまったとは。 来週末の3連休に予定の諏訪経由塩山行きは名古屋発都市間バスを利用 するしかありません。急いで予約しました。名古屋発の訳は当日早朝の 移動に不安を感じて、前日の"ポノポノ食堂"でのライブの後すぐ行ける 所まで行ってしまおうと考えたからなのでした。




7/9(水)

台風8号ノグリーの進路が気になりしょっちゅうウェザーニューズを 見ていました。天気はまるで台風の接近を感じさせないくらいですが そろそろ扇風機だけの生活は辛くなってきました。 毎年7月1日解禁と決めていますが今年は夜になると涼しい日が多く、 いつまでいけるか挑戦していました。 キリがいいので明日10日に冷房スタートとしましょう。 最近、行く先々で神社はないかと事前に探してしまうわたしです。 御朱印を受けるようになってから由緒や祭神を通しその土地の歴史や 文化に触れる機会が増え、ますます知的好奇心がくすぐられています。




7/7(月)

台風が近付いているにしては曇っているだけで織姫と彦星が天の川を 渡れるかは分かりませんが、雨の心配はなさそうです。 運良く出張になったので早めに用件を終わらせ、帰宅したい気持ちを 抑えて七夕を満喫に出かけました。 以前何度かこの日に訪れた機物神社。交野市ですが最寄駅は枚方市に あるJR学研都市線津田駅です。市境を超え道なりに進むこと10分 ちょっと。浴衣姿の人が増え、近所のスーパー2店舗では露店も出て、 子供たちが集まっています。 神社への参道は両側に露店がびっしりと並んで通り抜けるのも大変。 脇道から境内に入りました。たくさんの大きな笹飾りが迎えます。 色とりどりの七夕飾りは地元の子供たちが作ったものでしょうか。 よく見ると、ブタのイラストだったり、紙風船だったり、ふなっしー みたいなものも!? 本殿前に用意された茅の輪を潜ってから参拝。社務所で短冊を求め、 願い事を書いて本殿に一番近い笹にしっかりと結び付けました。 御朱印も押してもらえました。 その足で七夕繋がりの星田妙見宮にも寄ろうか迷ったものの、帰りが 不安なので見送り、大阪天満宮の星愛七夕まつりに行きました。 天神祭前のイベントとして年々人気になっており、人がごった返して います。 社務所前で本日限りの授与と神職の方が熱心にマイクで宣伝していた 七夕限定の御守に見事に釣られたわたしです。星型に作られた京都の 水引で、ピンクより断然ブルーがきれい。増え続ける授与品を抑える ために御朱印が役立っているはずが、それほど効果が出ていないのは きっと気のせいです。 境内には茅の輪が御利益ごとに7基有り、一つずつ潜って最後に裏の 橋を渡り星合の池にお詣りしました。 さらに大川まで歩くと、大阪天の川伝説が開催中でした。無数の青い 玉で彩られた幻想的な景色とのことですが、もう少し下流で高い位置 から眺めないとそこまで感じないような、個人的感想です。




7/4(金)

やっと金曜日。今週は出張もあったので特に長く感じました。体調は 今一つです。 帰りにネイルサロンでネイルの手直し。オーナーさんが先日ご両親と 部下のネイリストさんと一緒に富良野、美瑛へ旅行されたのですが、 美瑛好きとしてのアドバイスがお役に立てたようでよかったです。 ここのところ金曜の夜に来れなかった"10カラット"。いつもの飲み 仲間やイベさんたちと盛り上がれるのが楽しい。心のオアシスです。




7/1(火)

昨夜は激しい雷雨でしたが朝には晴れ上がりました。タクシーで出発、 工場へご案内。気を揉んでいた製品試験も現場側が対策をしっかりと 講じていたようで手際よく進んでいきました。見守っていたわたしも 安堵。 終了後は高崎まで出ました。早く帰りましょうとお客さんに言われて 発車間際の新幹線に乗車したので群馬土産を一切買えませんでした。 東京で別れて一人になりました。群馬に居残ればよかった。貫前神社 参拝で新しい御朱印帳を手に入れる計画も消えました。今更戻れない のでそれならばと常々気になっていた千葉神社へ向かいました。 千葉駅に着くと前から見たことのある赤い着ぐるみが歩いてきました。 「チーバくん!」 予期せず出会ったので声をかけて手を振るしか出来ませんでした。 せめて握手くらいしてもらえばよかった。 駅前からバスに乗り、少し歩いて目的の千葉神社を見つけました。 一見、神社らしからぬ建物。これが楼門型の分霊社、尊星殿。鳥居は 別の場所にありました。入口はどちら? 千葉神社は元は妙見菩薩を本尊とする寺院として建立され、八幡神と 祀られていたそうです。神仏分離により神社になった後も妙見信仰の 中心的存在になっています。 社殿も他の神社と明らかに様相が違います。言葉が見つかりませんが 不思議な感覚に包まれます。妙見信仰の神社ならではでしょうか。 笹が用意され、色とりどりの短冊が結び付けられていました。そこへ わたしの願い事も加わりました。 社務所で御朱印帳と御朱印をお願いしました。墨書きの社名は希望に より、千葉神社、千葉妙見宮のどちらでも対応されているとのこと。 星空をイメージし紺地に緑がかったラメが輝く素敵な御朱印帳を受け 取り、ここまで足を運んだ甲斐があったと思いながら帰途に着いたの でした。




6/30(月)

しばらく途絶えていた群馬出張が特例措置のために復活しました。 お客さんの随行という任務ですが、今回は男性お一人なので往復で気を 遣われるのも申し訳なく、伺いを立てて現地集合にしました。 待ち合わせの時間より40分近くも早く新前橋駅に到着したのは理由が ありました。雨はないと見て歩き始めました。道なりなので迷わず到着。 今日は夏越の大祓い。本来なら地元でと思っていましたがあいにく出張、 近くでどこかないかと探したら近くの総社神社で茅の輪が用意されると 分かり、こうしてやってきたのでした。 しかし社務所は既に閉まっていて、祓い用の形代もなく、左、右、左と 回るだけで終了。そして参拝。 社務所から関係者らしき方々が出てこられました。目が合ったわたしに 「どうかされましたか?」と声をかけられたので無理を承知で御朱印を お願いしたところ、いいですよと社務所へ戻って書いて下さいました。 ご多用中お心遣いありがとうございました。 明日の試験がうまく運ぶようにとお願いもしたし、これで一安心。 駅へ戻って落ち合った後は、いつもの新前橋ステーションホテルに入り、 ご飯をご一緒しましたが、二人とも何故か箸は進まず話は止まらず。 人見知りするって言っていたのに、以前から顔見知りだから気が楽だと いうことらしく思いの外盛り上がって、傍と気付くと数時間が経過…。 二次会もなく部屋へ。早めに就寝し明日に備えることにします。




6/28(土)

しとしと雨が降っている岡山の朝。目覚めスッキリ。よく眠れました。 昨夜注文していた朝食代わりのトーストとスムージーがフロントから 届きました。地元のベーカリーショップの食パンとコーヒーショップ 特製の岡山の野菜を使用したもので身体に良さそう。 吉備線で備前一宮駅下車。吉備津彦神社まですぐの道ですが、途中で 目に留まったカフェの看板。まだ営業時間ではなく通り過ぎました。 こちらには過去も何度か訪れています。いずれもレンゲが咲く5月に レンタサイクリングでの道すがら、しばらく空いていたせいか周辺は 随分変貌したように見えます。 吉備津彦神社は備前国一宮。祭神は大吉備津彦命。岡山県内に伝わる 桃太郎伝説のモデルと言われる人物です。要約すると鬼ノ城に住んで 悪さをしていた温羅(鬼)を3人の家来(犬、猿、雉)と討伐したと いうお話。 しかしこれは勝者の目で語られた伝説に過ぎません。果たして温羅は そこまで悪者だったのでしょうか。 また朝日の宮という別称は、夏至の日に太陽が社殿の真正面から昇る からで、今年の日の出祭(6月21日)に参加も考えましたがとても 無理でした。 授与品には桃をモチーフにした物がいくつかあり、その中で一際目を 惹いた桃の形の災難除桃鈴守をいただきました。振ると高らかな音が 響きます。 ここから徒歩で次の場所、吉備津神社へ向かいます。サイクリング用 専用道を歩けばのんびりとした気分になれたのでしょうが、ちょっと 近道をと中山沿いの鬱蒼な細い車道にしてしまったのでおっかなくて 急いで歩きました。 吉備津神社は先程の吉備津彦神社と約2キロの位置にあり、昔一つで あったものが吉備が備前、備中、備後に分かれた際にそれぞれ備前の 一宮、備中の一宮となったと考えられています。備後の一宮は福山に 鎮座する吉備津神社です。 比翼入母屋造の本殿を久々に目の当たりにしました。荘厳な雰囲気に 包まれ、周囲は静かな風が吹いていました。重く立ちこめていた雲が いつの間にか切れて青空が見え始めました。 長い回廊を進み、岩山宮への参道の両脇はアジサイの花でいっぱい。 階段を上がるのは大変ですが見下ろした景色も見事。前の藤森神社の アジサイ園はこんなものかと思いましたがこちらは期待を上回るもの でした。 吉備津神社の本殿(吉備津造り)
吉備津神社のアジサイ 吉備津神社のアジサイ
歩いた一駅分をわざわざ電車で引き返しました。看板だけであれから 気になっていたカフェ"はこきび"に好奇心が抑えられませんでした。 看板を頼りに家と家の間の道を入り曲がって見つけました。見た目は 普通のお家です。入店して靴を脱ぎテーブルに着きました。ランチの メニューは4種類。何度も説明してもらってようやく理解出来ました。 選んだのは日替わりのおかずのセットで、全体的に量は少なめですが 飲み物とデザート付き(小さめのパンケーキか日替わりのケーキ)。 店主の娘さんが京都で本店を営んでいてその姉妹店になるそうです。 アンティークが飾られたアットホームでいいお家カフェでした。
はこきびの入口 今日のはこきびランチ
当初は岡山から帰るつもりでしたが、またまた吉備線で総社を経由し 倉敷に来てみました。あまり時間がないので美観地区をささっと見て 歩き、鶴形山に上がって阿智神社に参拝。今日初めて気付きました。 境内には神代桜の子供(苗木を譲り受けたもの)がいることを。あの 実相寺の藤は阿智の藤でしたか。 来週の出張用に手頃なカバンを"倉敷帆布"で購入して、"ふるいち"の ぶっかけうどんを食べて鈍行乗り継ぎでゆっくり帰りました。途中の 三石辺りで猛烈な雨はありましたが帰ってきたら雨はなく、またもや 雨除けパワー発揮の一日でした。 阿智神社から美観地区




6/27(金)

午後を過ぎてもなお迷っていましたが、帰りにお茶しながらえいやっと 岡山駅前の当日宿泊可能なホテルを探して予約しました。 新幹線に乗り岡山へ。行先表示板にやくもやしおかぜの文字を見つけて 乗り換えしたい衝動に駆られましたが我慢。 予約から2時間半後、後楽ホテルにチェックインしました。便利な世の 中になったものです。 夜の岡山駅前は初体験ですが桃太郎大通りから一筋入っただけで繁華街 とは知らず、たくさんの人に面食らいました。 明日は雨が降ろうが吉備路を散策と決めています。むしろそのくらいが アジサイにはいいのかもしれません。 これもそれも吉備津神社が備中高梁城繋がりで来週の『軍師官兵衛』で 紹介されると聞き、もろに影響を受けたからでした。




6/2(月)

昨夜はどっと押し寄せてきた疲労感と眠気とで朝食の時間を告げずに 部屋に倒れていました。 目覚めたのは夜中とも早朝とも言い難い時間。慌ててシャワーを浴び、 寝直したのでした。 高原の爽やかな朝の気配で起床しました。時計を見ると8時半。朝食 にはありつけました。チェックアウトして小淵沢駅。 今日は休暇にしてあります。おとなしく帰ってもよかったのですが、 サイクリング大会だけで終わるのももったいない。最近のマイブーム 神社巡りの一環として諏訪大社に寄ることにしました。 でも諏訪大社、実は四社あるのです。しかも所在地は諏訪湖を挟んで バラバラで交通の便も今一つ。下諏訪にある下社の二社は過去に参拝 したことがあるので上社の二社に絞りました。 観光案内所で聞いた路線バス利用では時間の無駄がもったいないし、 上諏訪駅で客待ちをしていたタクシーを捕まえて出発。 このタクシードライバーさん、原村のご出身でした。上社の氏子なら ではの中身の濃いガイドをしてもらえることに。本宮、前宮と巡って 参拝し、御柱に触れ、さらには御柱祭の舞台への案内もしていただき、 諏訪地方に脈々と受け継がれる深い信仰心を肌で感じ取ることができ ました。てっきりベテランドライバーかと思いきや、今年4月に転職 したばかりと聞いてびっくり。前職は高校教師だったそうで、新米を 感じさせないほどお話が上手な訳です。 上諏訪駅に戻ってまだ時間が余りました。駅近くのカフェ"石の花"を 訪ねました。中途半端なお腹の具合なのでホットケーキとコーヒーの セットを注文し角の窓際の席でいただきました。汗も引きました。 夕方、上諏訪駅前からアルペン諏訪号に乗車。最近はずっと鉄道利用 だったのでバスにしてみました。4列シートも平日だと席はほとんど 埋まっておらず、空いている後方の席でゆっくり揺られました。 高速長岡京バス停の位置関係も今になって初めて知ったくらいなので 相当久しぶりの乗車だったのかも。




6/1(日)

6時前。クリスタルライナーはほぼ定刻に中央道八ヶ岳に到着しました。 待ち構えていた多賀さんの車に乗りスタート会場の清泉寮へ向かいます。 このままだとバスでパン1個食べただけで朝食抜き状態。気合で何とか 乗り切らねば。ランチとバーベキューで取り返せばいいのだから。 今回の八ヶ岳高原サイクリング大会は、試験的に過去の70キロコース 完走者を対象とした100キロコースを新設。1チームのみですが強者 揃いです。他のコース参加者より一足先にスタートしました。 続いていつもの70キロ、45キロコース参加者の開会式。受付担当も 準備も年々要領良くなってうまく捌けるようになったと思います。 常連さんも多く、顔見知りの方もかなりいます。 「あれっ。今年は衣装は?」 何度も尋ねられましたが、さすがにこのタイムスケジュールでは負担が 大き過ぎてレンタルコスチュームは無理と判断。私服で臨むことにした のでした。 スタート時にチームで並んで撮影会は恒例行事になりました。賑やかに 出発したところでいきなりの上り坂が参加者を待ち受けています。 昼食担当は落ち着いてから次の場所へ車で移動します。追い越しざまに 参加者の様子を確認。意外や意外なかなか姿を捉えることが出来ません でした。今までの大会の中でも間違いなく一番のお天気。景色もいいし 伸び伸びと快走のようです。中でも100キロコースのチームはキレの いい走りで他のチームにはない貫禄があります。付いていけるか密かに 心配していたユウさんも余裕の表情。危なげなさそう。 スパティオ小淵沢(道の駅こぶちざわ)で早速昼食配布の支度をします。 ドリンク類はなかさんの好みで調達済み、そこに地元の"クラスティ"の サンドイッチと黒蒸しパンのセットも届きました。参加者たちの到着を 待ちながらテーブルに並べます。 程なくして第一陣がやってきました。その後も想定通り次々と到着した ので一安心。ゆっくりと休憩をしてもらいます。 後半の走りも追いかけながら見守ります。それにしても今日は暑い! 普段は涼しいはずの清里でも30度突破は間違いないでしょう。 最後の休憩場所となっている甲斐大泉駅前ではペンション風の季さんが 準備してくれた水だけでは足りず、駅の水道をお借りした程でした。 最後の上り坂を走り切るとゴール。たっぷりかいた汗を温泉ですっきり 流してもらっている間にバーベキューハウスではバーベキューの準備や 完走証、抽選会賞品の確認などすることがいっぱい。重くて動きにくい 衣装と違って普段着がこんなにラクだとは。 乾杯してからはしばらくバーベキューに集中。汚れやシミが衣装に付く からと例年は指をくわえて遠目に眺めているだけで終了ですが、今日は 違います。肉に野菜に焼そばに全力投球! ストレスなく食べられるのが嬉しい。来年から普段着参加にしたい…。 抽選会では一喜一憂、さらには余った食料も景品として提供され、有り 余るほどの土産を手に帰られた方もいらっしゃいました。 運営スタッフの中心ではありませんが、はじける笑顔をたくさん見ると 長年縁の下の力持ちとして携わってきたやりがいを感じるのでした。 地理的にもっと近ければこんなに苦労はしないのですが。 今年はスタッフの反省会もなく自然解散。ペアハットに帰って多賀さん 夫妻とお出かけ夕食会をしました。"高岡"という和食店です。 お腹はバーベキューの余韻でそこまで空いていなかったので軽い食事に なりましたが、ようやく落ち着いた気がしました。




5/22(木)

昨夜はたっぷり時間があったのにもったいないことをしました。いつ ソファに倒れ込んでしまったのか。 毎日眠いです。本当は寝る間も惜しんでやりたいことが山ほどあって 今夜こそと誓うのに睡魔に乱されます。週末に死んだように眠りたい。 今までの中でこんなに気に入ったネイルはそうもありませんでしたが、 劣化により新しく付け替えざるを得ません。ピンクの濃淡と青緑色が モネの絵画のような絶妙な色彩で桜を追う旅に花を添えました。 さて、今度はどんな色を使おうかと迷いながらネイルサロンへ。 思いついたのが水色と淡いオレンジでした。白を加えるとマーブルに してもお互いを邪魔しないだろうと試してみたら、これが期待以上の いい仕上がりになりました。サロンのキャンペーンデザインの色替え なので薬指にはストーン3石付き。さらにラメはオレンジゴールドに 変更しました。個性的な色遣いですが派手過ぎず地味過ぎず完成! 今回のネイル




5/21(水)

定時退社デーの水曜日。仕事はそれほど忙しくもなく早々と会社を後に しました。 月に一度のペースで通院している歯科へ急ぎます。面倒だと思っていた 予防歯科もすっかり慣れました。むしろ安心感があります。 飲んだ後は手も付けられずそのまま寝てしまったり、歯並びの悪さゆえ 磨き残しもあったりでなかなか理想的な歯磨きは難しいですが歯肉炎を 直して健康的な口内環境を保てたらと考えています。 今日も歯石除去とよく分からない(見えないので)治療を10分程度で 済ませました。毎回手際が良過ぎて、もう終わりなの?と思ってしまう くらいです。 スーパーで買い物をして帰宅してもまだ有り余る時間。食事の用意をし、 身の回りのことを片付けて、それからそれから…。 (オカシイナ。ソノアトノキオクガナイ。)




5/18(日)

早起きのプレッシャーで気味の悪い夢を見てハッと起き上ったらまだ 3時過ぎでした。 レースカーテンの向こうはうっすら明るくなってきているようです。 もうちょっと寝られると横になっていましたが熟睡できるはずもなく、 ごろごろしているうちに起床予定の4時。 久しぶりの青空です。よかった、肝心なところで晴れてくれました。 5時20分、何枚も重ね着をして集合場所の糠平温泉文化ホールへ。 ひがし大雪自然ガイドセンター主催のタウシュベツ橋梁見学ツアーに 参加します。 ガイドさんと他の4人の参加者とともに車でタウシュベツ橋梁へ続く 立入制限の林道を入り、下車して歩いて近くまで行きます。 (現在通行禁止となっているため、近くで見たい場合は有料ツアーに 申し込むか、十勝西部森林管理署東大雪支署からの許可証をもらって 自家用車で行くかどちらかです。) 去年の夏は展望台から遠くにほとんど沈んだ姿を見ただけだったので ツアーへの参加を心待ちにしていました。 通称めがね橋とも呼ばれるタウシュベツ橋梁は、かつて国鉄士幌線で 使われたコンクリート造りのアーチ橋。発電用ダム湖の建設で新線は 湖を避けて敷かれましたが、橋梁は湖の中に取り残されることに。 季節や発電の状況で湖の水位は劇的に上下するため様々な表情を見せ ます。同じ月でも年によって底まで見えていたり、水没していたりで 全く読めないところが面白いです。 ただ、受け続けている損傷は激しく、老朽化のためにいつ崩落しても おかしくないほどで去年には見納めになるかもしれないと危惧されて いました。持ち堪えはしましたが今年見ておかなければ後悔しそうで 確実に姿を見られるこの季節に糠平行きを企てたのでした。 ここしばらく湖底は見えている状態で水がちょろちょろと小さな川を 作っています。切り倒された無数の切株が広がる不思議な光景。 ガイドさんの案内でタウシュベツ橋梁に近付いていきました。 近付いてみると橋を支える足元に崩れ落ちたコンクリート片と小石が 積み上がっています。 むき出しになった鉄骨はあちらこちらへぐにゃりと曲がっています。 橋に触ってみるとコンクリートがぽろぽろと崩れて落ちるほど脆く、 思っていた以上に傷んでいました。 補修はせず最期まで見守る…。姿あるものはやがて消えゆく運命。 分かっていても切ないです。
糠平ダム タウシュベツ橋梁
タウシュベツ橋梁 好天に恵まれて、じっくりと見られたので予定終了時刻をオーバー。 それも嬉しい誤算でした。歩き回ったのでお腹がペコペコです。帰館 してすぐに朝食。昨夜に続いて残さずきれいに食べ終わりました。 黄色いバスに乗ってぬかびら源泉郷を後にしました。こんな奥地まで 来ていたのかと実感しているうちに上士幌、音更を通過。車内はもう 普通の十勝バスの様相になっていました。 帯広駅から乗り慣れたスーパーおおぞら、エアポート。今日の帰りは エア・ドゥで神戸空港行きです。神戸と違い新千歳はお見送りはない ですが、空色と黄色のカラーリングとベアドゥを見るとエア・ドゥは やはりいいなと和むのでありました。




5/17(土)

昨日ほどの勢いはありませんが今日も雨です。ゴールデンウィークに どうやら晴れ女パワーを使い果たした模様です。 しかも三国峠一帯は積雪と路面凍結のため通行止めとは…。 これから旭川へ出て三国峠経由のノースライナーでぬかびら源泉郷へ 出るつもりにしていましたが、バスが運休になるのではと道北バスへ 電話を入れたところ懸念した通りのお返事でした。でも狩勝峠経由で 走ることは走ると聞き、旭川駅からぬかびら源泉郷にしていた予約を 美瑛入口から帯広駅へ変更してもらえたのは不幸中の幸い? 乗車まで少しだけ時間の余裕が出来ました。昨日わたしが話題にした 美瑛神社へなほさんやゆうこさんと一緒に行ってみました。 住んでいてもお正月には参拝していないからこれが初詣だとなほさん。 社務所で御朱印をお願いしている間に噂の御守を手に取りました。 丘守りという、美瑛の景色をデザインしたもので青空の美瑛ブルーが 目を惹きます。サイズには大小があるそうで手にしていたのは小の方。 大が見当たらないので奥から持ってきてもらって比べたら、断然大の 方が豪華でした。結局3人お揃いで大の御守をいただいたのでした。 御朱印が来ました。墨字と、他では見かけないオレンジ色の筆遣いの 「丘のまち鎮守」。さらにさらっと2色で描かれた丘の墨絵がとても 素敵で見入ってしまいました(御朱印を批評するのは罰当たりな気も しますが称賛なので許してくれるでしょう)。 今日のお願いは無事に糠平へ到着しますように。そして明朝晴れます ように。 ハートの装飾や誰かさんがパワースポットと言って広めたことばかり 話題になっているようですが、わたしが注目するのは神社の歴史。 美瑛市街地に入植したのは和歌山県熊野の人たちでした。熊野大社の 分社として建立した神社は何度かの移転を経て今の場所になりました。 御守の中に八咫烏が描かれたものがあったり、那智大社由来の大祭、 那智・美瑛火祭りが行われている所以です。遥か遠く離れた北の丘の 町に森深い熊野の文化が根付いているのが興味深いところです。 美瑛入口バス停に予定時間前にノースライナーが見えて急いで乗車。 道の駅南ふらので休憩を挟み、3時間15分で帯広に到着しました。 ここまでは順調ですが次の路線は本数が極端に少ないから困ります。 3時間弱をどうしようか。まずは"六花亭"の喫茶室でランチにしよう。 ピザとコーヒーのセットのつもりが"プレミアム25(抹茶)"が気に なり追加注文。食べ過ぎたとしても満足したからいいのです。 お誕生日のお客さんにバースディソングのプレゼントをしているのを 初めて見ましたが、3人のウェイトレスさんがきれいなハーモニーを 披露し、大きな拍手が湧きました。 勝手知ったる帯広駅界隈。ぶらぶらしているだけで時間は潰せました。 ようやく糠平行きの十勝バスに乗りました。約1時間半後に温泉街の 入口へ。最後の乗客となり、宿泊箇所ペンション森のふくろうのすぐ 前で降ろしてもらいました。 ドアが開きオーナーが声をかけてくれました。やっと着いた! 荷物を部屋に置くと早速夕食。地場産の山菜や卵などが並び、かなり 量があります。しかしお腹が空いていたのとホッとしたのとで食欲が 止まらず、すべてペロリと平らげたのでした。ごちそうさまでした。 宿のお風呂はもちろん温泉。柔らかな感触のお湯。長湯になりました。 しかし明日の早起きが心配でベッドに入ってもなかなか寝付けません。




5/16(金)

また関西を飛び出してしまいました。初めて降り立った旭川空港でも、 美瑛でも、雨はザーザーと降り、完全お手上げ状態。 天気予報通りだし、落胆もありませんが、見ているうちにみぞれから 雪になってきたのには仰天しました。しばらくして再び雨に。 星の庵のダイニングでゆっくり本を読んだりくつろいだり。どこにも 出かけないと今日は決めて雨の丘の風景と退屈を楽しんでいます。 オフシーズンは宿泊客もそれほどおらず、どことなくゆったりとして たまにはこんな時間の使い方もいいかも。何よりも美瑛にいることが 心を穏やかにしてくれます。 夕食はオーナーの和さんが獲ってきたキュウリウオのフライやフキの 煮物、ポテトグラタン、野菜サラダなとがテーブルに並びます。 夜に到着するらしい団体を除いたみんなで取り分けていただきます。 続いてランプの時間はお酒ならぬおいしい水を飲みながら和気藹々と 過ぎていくのでした。 夜遅くなっても変わらず降り続ける雨の音を聞きながら明日の予定を あれこれ思案。三国峠の積雪状態が気がかりですが。




5/8(木)

旅は終わっていましたが諸事情でようやく今夜自宅に戻りました。 郵便受けに音更神社からの桜の便りが届いていました。28日に参拝した 際にお願いしていた桜御守です。境内の桜が咲く期間のみ頒布されるもの ですが、今年は4日に開花したそうです。 ちりめん細工の桜が1輪と2輪の2タイプがあり、(他に交通安全御守も あります)桜湯の素が付いているのが何とも風流ではありませんか。 精神的には順応したつもりでもまだ身体は追い付いていないらしく、気が つくとソファでうつらうつら…。もう無理。観念して布団に移動します。




5/6(火)

小岩井農場の一本桜 天気予報を信じて早起きしました。5時半。既に外は明るくなっていて 窓から青空が見えています。 やったー。眠気もふっ飛びました。デジカメを手にそっとドアを開けて 早朝のお散歩。 緑の木々に包まれた道は車もそれほど通らず、時折吹きつける冷たい風 さえも心地いい。 左手には残雪の岩手山。頂を覆っていた雲が少しずつ消えてきました。 30分ほどで小岩井農場の一本桜の前に着きました。こんなに早くても 見物人やカメラマンが20人ほど集まってきています。 青く澄み渡る空、広々とした牧草地に雄大な岩手山を従え満開の一本桜。 これこそずっと見たいと思い続けていた風景! タイミングが悪くて葉桜状態だった一昨年、ウソの食害でほとんど花が 咲かなかった去年。今年はついに念願叶いました。感無量です。 それから気が付くと1時間近く経っていました。そろそろ戻らなければ。 来た道を引き返しました。すぐに食堂で涼やかな朝食の時間。 同宿の方々との語らい、気さくな奥様とシャイで優しいオーナー、春の 花々に包まれたイーハトーヴ花の郷で心のお洗濯。ずっと盛岡のホテル だった予定を変更して最後の宿に選んだのは正解でした。 まきば園までオーナーに送ってもらい、路線バスで盛岡へ。 11泊12日の長い旅でした。たくさんの人に会い、美しい景色を見て、 忘れえぬ素晴らしい想い出がいっぱいいっぱい出来ました。 でもそろそろ本拠地に戻らなければという気持ちも湧いています。 食料を買い込んだら新幹線乗り継ぎで帰るだけ。東北新幹線は指定席が ほとんど空いておらずやまびこのグリーン車にしましたが、広々として 快適。ぐっすり眠って目覚めれば大宮手前で、その後ののぞみも朦朧と したままでした。




5/5(火)

今朝は徒歩でぶらぶら。天気予報は曇りから下り坂なので雨が降らない うちにいろいろ済ませます。 "らら・いわて"で県産品を見て回っていると、自動ドアが開いた瞬間に 突風が吹き込み、あちこちで物が飛ばされ大変な状態に。どうしようも なくなったと見えて一箇所が閉鎖されました。外に出ると駐輪している 自転車もすべてなぎ倒されていました。 川徳(パルクアベニュー・カワトク)で"ベアレンビール"詰め合わせの 発送手続きをしているといよいよ怪しい天気になってきました。そこは 想定内です。 ホテルエース盛岡の近所に去年オープンしたらしいベーカリーショップ "ミッシェル(大通り店)"で間食用のパンを買いました。イートインが 可能、ドリンク無料サービスもあります。 "福田パン"もいいですがこちらも来盛時に毎回重宝しそうです。 ではそろそろこの旅で最後の宿に移動します。盛岡市街地よさようなら。 また網張温泉行の路線バスに乗車。午後の時間の乗降客はそれほどでは なく車内はのんびりした雰囲気ですが、小岩井農場への道は相変わらず 混んでいてやはり迂回路を走るのでした。 まきば園からはタクシー。一昨日に自転車で所在地は偵察していたので 逆に運転手さんに道案内をして到着。 ペンションイーハトーヴ花の郷。一度雫石にも泊まってみたくて評判の よかったここを選んだのですが空いていたのが今日だけ。当初の計画を 変更したものの結果的によかったかもしれません。 例によって部屋に入ってから雨が降り始め、濡れずに済みました。 明日の雫石の天気予報は晴れ。当たりますように。信じて早寝します。




5/4(日)

盛岡に来てから知りましたが先に植田正治さんの作品たちが来盛されて いました。去年東京ステーションギャラリーで見たアレです。 それを知ってまた見たくなるのでありまして…。 今日はホテルエース盛岡のレンタサイクルで市内を周遊。"福田パン"で おやつ用のパンをまず買い求め、張り切って漕ぎ出します。 櫻山神社、盛岡八幡宮を参拝。御朱印は岩手護国神社も含んで3体増え ました。 鉈屋町を通りかかりました。この界隈は初めて訪れましたが町家が並び 風情漂います。大慈清水のそばの無料休憩所ではボランティアの方から たくさん興味深いお話を聞けました。この辺りに住めばいいのにと進言 されてそれもいいかもしれないとちょっぴり空想してみたり。 たっぷり休憩したので次に予定していた南昌荘には足を運べずその次へ。 サイクリングを楽しみながら岩手県立美術館に到着、中へ入ります。 同じ展覧会でも美術館が変われば違った印象を受けるのが面白いところ。 常設展(岩手県に縁のある萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武等)も隅から 隅まで見て回りました。 芸術鑑賞の後はレストランで遅めのランチ。企画特別メニューを注文。 軽いコース仕立てで外の景色を眺めながらおいしく味わいました。 盛岡駅の跨線橋を超えて向かうのは材木町の"日本ホームスパンハウス"。 閉店時間までに間に合いました。顔馴染みの店長さんが久しぶりと声を かけてくれて、長話になるのはいつものこと。 今回の購入品は春夏でも活躍してくれそうな薄手のストール。変わった 織り目でシンプルな服にもよく似合いそうです。 予定時刻を1時間以上もオーバー予してホテルに戻ってきました。夕食 場所に困りそうで近所の"ミッシェル(大通り店)"でパンを食べたし、 部屋から今夜はもう出ません。




5/3(土)

盛岡の今日は概ね晴れ。眠い目を擦り、小岩井農場まきば園へ向かい ます。 網張温泉行きのバスに大通りで乗り込んだときは乗客もまばらだった のに、盛岡駅で大行列をなしていた人たちを残らず乗せると通路から 乗降ドアの手前までぎゅうぎゅう詰めになりました。こんなの初めて。 さらに途中のバス停で人を乗せて車内は激混みです。 道路も渋滞しているので途中から迂回路を走りました。おかげで多少 ショートカットになったようです。 小岩井農場まきば園は8時からの営業ですが9時半でも入口は人の波。 それを横目で見ながらレンタサイクルを申し込みしました。園内へは 入らず自転車で周囲を巡ります。 早速一本桜へと向かいました。駐車場は既に満車、人溜まりが出来て います。満開の一本桜が立っていました。花付きは素晴らしいです。 ただ空は何だか霞んでいて岩手山もすっきりとは言い難い感じです。 チャンスは最終日にもあるのでそれに期待するとして、もしや予報で 聞いたにわか雨が意外に早くなるのかも。そんなことを考えつつ再び 漕ぎ始めました。 今年もジェラートの名店"松ぼっくり"に来ました。ここも大行列です。 どれにしようかなと迷ってイチゴとわさびのダブルにしました。早く しないと溶けてくるので大急ぎで食べ終わりました。 それから"流工房"を訪れると鈴木社長がいらっしゃって、去年に続き もう一つ欲しかったネックレスを選ぶのに付き合って下さいました。 今度のは星空をイメージした月型。南部鉄に漆加工をしてありますが 蒼いのはちょっと異色な感じがして気に入りました。 負担が少なくて景色も満喫できるお勧めの帰り道を教えてもらって、 小岩井農場の上丸牛舎まで戻ってきました。こちらも桜並木が満開で 牛たちも和やかな表情に見えます。 しかしここまで来て予定変更。一踏ん張りして"十割そばしんざん"へ。 去年もかなり待たされたのでその覚悟で待ちました。でも1時間弱も かかるとは。 ようやく食べられると喜んでざるそばに海老天丼のセットにしました。 夢中で食べているうちにザーッと雨が降り出したではないですか! 満腹になってゆっくりしたいところでしたが、帰りのバスの時間やら 自転車を返却することを考えたらとても無理です。タイミングを計り 大急ぎでまきば園を目指しました。ずっと下り坂なのは幸いでしたが 最後の最後に雨に軽く濡れてしまいました。 盛岡に帰ってきました。路面は湿っていますがそれほど降らなかった ようです。 そういや今日は土曜日。材木町よ市の日。慌てて見に行くと終了前で お店はどこも片付け始めていました。叩き売りになっていた惣菜類を 手に入れました。晩御飯はこれで事足ります。




5/2(金)

青森はまだ雲は多いものの晴れています。度重なる青森リンゴ攻撃の 影響なのか、無意識に赤いカーディガンに黄緑の半袖Tシャツという アルクマ(それは長野でした)みたいなリンゴチックな服装になって いました。今更どうしようもないのでこのままで。 青森からバスに乗車するつもりが時間的に使えないので昨日に続いて 弘前に出て盛岡行きヨーデル号を利用。道中は花輪で雨だったくらい。 盛岡は晴れてきていました。ここもただいまと言いたいくらい身近な 存在の土地。 取りあえず今夜は"白龍"のじゃじゃ麺が無性に食べたい。4、5人が 並んでいるくらいならすぐ入れるので列に加わり、しばらくして店の 中へ。相席はいつものことなので気になりません。 じゃじゃ麺を初めて口にしたときは、盛岡冷麺のそれに比べそこまで おいしいと思わなかったのに今では病みつきです。薬味はほどほどに しか加えませんが。 では明日より盛岡周遊を本格始動します。そのためにレンタサイクル 対応のホテルエース盛岡を宿泊場所にしましたから。




5/1(木)

弘前公園の花筏 今日はゆっくり起きれると思ってたのに目覚ましに起こされました。 そうか、平日だった…。 天気は予想に反して晴れ。これからが分かりませんが行程を前倒しし 弘前へ移動することにしました。 ついに初めての弘前訪問です。いつかは行こうと思っていましたが、 弘前城の石垣大修理のニュースと藤巻君のライブスケジュールの話が あったからこそきっかけにできました。 駅前からバスで弘前さくらまつり会場となっている弘前公園に到着。 堀を埋め尽くす桜の花びら、花びら、花びら。まるで桜色の川です。 圧倒されてしばらく動けませんでした。 中へ進みました。桜並木は満開を少し過ぎたくらいでしょうか。風に ふわっと舞い散る花吹雪がこれまた美しくてうっとりいい気持ち。 ソメイヨシノだけでなくシダレザクラも満開です。 こんなたくさんの桜に囲まれたのは今までなかったかもしれません。 日本最大幹周のソメイヨシノもありました。少なくとも明治34年に 植えられた木なのだそうです。 天守の下くらいから岩木山の方角を眺めると雨雲が近付いている気が します。急がねば。 路線バスに乗って岩木山神社に来ました。参道を上がっていたら妙な 気配を感じて視線を下に。 (ひゃー!) 足元を蛇がするすると横切って行きました。もしやこれは神の遣い? 突然の登場に乱れた息を整えてから参拝。社務所で御朱印をいただき、 再びバスに揺られます。 弘前公園に戻りました。晴れ女のパワーは未だ発揮中。この旅でまだ 傘は開かれていません。暗くなるまでならちょっとは降ってくれても いいよと思いながら夜桜も見るべく時間を潰します。 遅い昼食は弘前市立観光館の"追手門"にしました。少量ずつ盛り分け られた蕎麦はどれ一つ同じ具は乗っていません。盛り付けが華やかな "つがる満天そば"。ごちそうさまでした。 まだまだ時間は余っています。土産物店を覗いたりぶらぶらと散策。 青森に来てから恐るべしリンゴ攻撃を受けています。弘前ではさらに 増大しました。それもそのはず。弘前市はりんごの生産量日本一だと 初めて知りました。 「弘前アップルパイガイドマップ」なるものも作られており、市内で 提供されている50種類を紹介というから驚きです。 一休みしようと入った喫茶店"はなまる"にも手作りのアップルパイが 並べてありました。コーヒーと一緒に注文、いただきます。 すると俄かに空が暗くなってきて雨が降り出しました。ついに来たか。 食べている間だけで済むのならと窺っていましたが本当に食べ終わる 頃にやんでしまいました。 ようやく暗くなって照明が灯されました。昼間とはがらりと雰囲気が 変わります。桜色に染められた堀はしっとりとした風情を漂わせます。 今日一日で花はかなり散ったらしく、桜そのものよりも水面の景色が 見応えがありました。 しかしのんびりし過ぎると青森への帰りが遅くなります。そこそこで 切り上げて駅へ歩きました。余韻はしばらく冷めそうにないです。 今後10年ほど同じ景色はお預けになりますが、最高の姿を見られた から思い残すことはありません。




4/30(水)

品川を出て青森へ来ました。体感温度が全然違います。涼しくて快適。 2日連続のライブハウス参戦は腰に来そうで怖いのですが、それよりも 久しぶりの藤巻亮太さんの歌が楽しみで仕方ありません。 青森に着くといつもお世話になっている駅構内のドトールに今日も入り ミラノサンドとカフェオレ。そしてきっと今夜もあの店で飲むでしょう。 青森では既にパターンが出来上がっています。 駅の一角に桜情報が貼り出され、紹介の4ヶ所に行ったらシールを貼り 付けられるようにしてありました。わたしも加わりたい。 会場の青森クォーター周辺は静まり返っていて探すのに一苦労しました。 本当に小さなアットホームなスペースで中はイス有りの自由席でした。 よかった。ステージにはずらりと並んだギター。拍手に迎えられて登場 した藤巻君。客席と近いと面食らいながら、ギターだけでストレートに ハートフルに歌声を聴かせてくれたのでした。 初の映画主題歌が決まって書き下ろしたという新曲『アメンボ』も披露。 その映画は10月公開予定『太陽の坐る場所』で山梨放送開局60周年 記念作品なんだとか。原作者(小説)の辻村深月さんも、監督、脚本の 矢崎仁司さんも山梨出身。山梨尽くしの映画に期待大です。 興奮覚め遣らぬまま"たちよりシーバー"へ。カクテルとチーズトースト。 ママとの会話で弘前に行くなら明日がいいと言われ、地元民ならではの アドバイスももらえてますます楽しみになりました。




4/29(火)

元々今日はライブまでホテルでだらだら休養のつもりでした。 移動と見学尽くめでは、さすがに長旅の最後までモチベーションに体調が 付いていけるか不安にもなります。 そして夜は渋谷クアトロでのAPOGEEのライブ参戦。 まずまずの整理番号でしたがスタンディングなので無難にいきます。一段 高くなっているカウンターバーの所を確保しました。 去年のライブは後ろ過ぎて背伸びしてもほとんどメンバーの顔が見れない 状況でしたが今夜は大丈夫。ただ、ゲストの世武裕子さんだけが柱に隠れ 全く見れません。ピアノの音だけしか。 とはいえ、この4人が放つ音はカッコいい。ズンズンと身体に響き自然と リズムを取り始めます。世武さんが加わるとロマンティックな深みが増し さらにいい感じ。 MCではサクラサク話題がありました。この春「学生バンドになります」 報告にびっくり。内垣さん、間野さん、医学系大学院、医学部それぞれに 進学だとは…。




4/28(月)

緑ヶ丘公園のエゾヤマザクラ 妹たちとホテルで別れ、わたしは空港行きのバスの時間までのんびりと お散歩。緑ヶ丘公園で一休み。 園内の桜の花はほころび始めています。桜と言っても道内では一般的な エゾヤマザクラ。同時に葉も出てくるためにソメイヨシノよりも美しく ないと評価されがちだそうですが、全然そんなことはないです。むしろ あっさりしているソメイヨシノに比べて濃い紅色の花がかわいらしくて わたしは好きです。 ベンチから眺める帯広の午後。ありふれた普通の街の景色なのに何かが 違います。思いっきり深呼吸。ほのぼのとして飽きない退屈。 帰りたくない、もう少しここで向き合いたい。でも時間は刻々と過ぎて いくのでした。 北海道ホテルの前からバスに乗車しました。乗客は一握りしかいません。 晴天続きのせいか、視界は風に巻き上げられた砂埃で酷く霞んでいます。 帯広の昨日の最高気温は関西と変わらなかったようです。だから半袖で ちょうどよかった訳です。異常気象でしょうか。 とかち帯広空港より羽田空港行きのエア・ドゥに搭乗します。またすぐ 戻ってくる予感がするのは置いておいて…。 赤い電車でひとっ飛び。ここは品川。しょんぼりした気持ちはしばらく 拭えそうにありません。




4/27(日)

今日は妹一家と十勝をドライブ。ルートにはわたしの希望で帯広神社を 入れてもらいました。十勝が舞台のマンガ『銀の匙』にも登場する神社 (大蝦夷神社)です。作中と同じ馬形の絵馬もあり、妹は記念に持って 帰ると買っていました。ばんばバージョンもあります。 そして今年になって三回めの参拝となる(どんな頻度で来ているんだか) 音更神社。ふと目に留まった立て看板に桜御守についてお知らせが出て いました。境内の桜が開花している期間だけに頒布する春の御守ですが 用意した分が散り初めまでになくなるほどの大人気。5月半ばくらいが 音更近郊の平均開花日のため、そのタイミングに合わせてもらいに行く のは絶望的。社務所に尋ねると頒布時期が来たら送ってもらえることに なり、喜んで申し込みしました。 今年の営業が始まってすぐのナイタイ高原牧場でビニールシートを広げ 一休み。 昼食は士幌町の道の駅"ピア21しほろ"のレストランからテイクアウト。 カレーやらコロッケやらをまだ雪が残る広大な景色の中で食べましたが 風が冷たかったです。 その後は"クリームテラス(十勝しんむら牧場)"でワッフルをおやつに 買い求め、帯広市街地へ帰りました。 再びの帯広競馬場。ぽちゃはキッズルームでぬいぐるみと遊んでいると ご機嫌ですがリッキーには今日も大泣き。リッキー恐怖症は当面治まり そうにありません。 夕食は老舗鶏料理店"鶏の伊藤"に行きました。旅館みたいな店構えです。 店内のインテリアも個性的だし、醸し出す雰囲気が独特で面白い。 メニューを見ると鶏以外も品数が多く、量も多いと聞いているので迷い ましたがザンギ定食に決定。部屋に黒電話(もちろんダイヤル式の)が あるのですが、なんとこれで厨房にかけて注文します。 想像していた通りボリューム感たっぷりのザンギが運ばれてきました。 必死に食べました。ここで食べるときはうんと空腹にしないといけない ようです。 ここにきてぽちゃは疲れが溜まったのかまたご機嫌斜め。食べ終わると 急いでホテルへ戻ったのでした。




4/26(土)

昨夜は月曜の予行演習が活かされました。真っ暗な千歳に入り、眠る だけの一夜でした。 スーパーとかちに乗ります。石勝線沿いにはまだ雪が残っていました。 ただいま、1ヶ月ぶりの帯広! ぽかぽか陽気です。たった1ヶ月空いただけで辺りは随分と様変わり したように感じられます。 足は定番の"十勝トテッポ工房"へ。北海道ホテルのチェックイン時間 までティータイムを決め込みます。ケーキは迷って一つに絞れず二つ 食べ、ドリンクバーでいろんなお茶を試していたらあっという間です。 北海道ホテルの今年のレンタサイクルシーズンはたまたま今日から。 部屋に荷物を置くと早速手続きをして市内を探検に出かけました。 緑ヶ丘公園をぐるっと回って中島通へ出て、十九条通で右折しばらく。 目的地"はるこまベーカリー"に迷わず着きました。店内に入ります。 おいしそうなパンの匂い。レジ打ちしている方が奥様だとすぐ分かり、 声をかけました。ネット上ではお話をしていたもののお会いするのは 初めて。大阪ご出身ということもあり、いきなり親しく喋れてしまう ところは関西人特有の気質なのかもしれません。 奥のイートインスペースでパンとアイスコーヒーをいただきます。 休憩もせず漕ぎ続けていたのでいい休憩になりました。 妹から一報が入ったので帯広競馬場へと向かいました。妹一家と合流。 ぽちゃは機嫌良くぬいぐるみで遊んでいましたが、ふれあい動物園に 踏み入れると徐々に顔を歪め、リッキーの前で大泣き止まらず退場…。 妹一家はレンタカーですが、わたしには自転車があったのでした。 一旦別れ、猛烈に漕いでホテルへ戻りました。 夕食は駅前の"ふじもり"に出かけました。ここは帯広を代表する老舗 ファミリーレストランです。あらゆる定番のお食事ができる店ですが みんな初来店です。 お食事と一緒に運ばれてきたのは他店では有り得ない緑色の飲み物。 これがふじもりのお決まり、メロンソーダ。噂に聞いていたので実際 出てきたときには「これぞふじもり!」と感激(ちょっと大袈裟)。 ちなみに溺愛する"インデアン"はふじもり系列店。その元祖とも言う べきカレーをふじもりで食べられます。いつかは食べ比べせねば。 ぽちゃはどうしたことかホテルの大浴場でも泣き叫び、夜まで大騒動 だったのでした。




4/25(金)

4月に2週にわたって花三昧だった山梨の旅の話を纏められないままに ゴールデンウィークに入ってしまいます。 昨夜に旅支度を何とか整えました。今夜関西を脱出します。行程すべて 頭の中で整理できていませんが宿の手配は完璧なのでそれ以上の心配は ないはず。 とりあえず、帯広、東京、青森、弘前、盛岡、雫石とさすらいます。 しかし、溜まりに溜まった日記の下書きはいつ日の目を見ることやら。 気持ちだけ焦りますが仕方ありません。 兎にも角にも今夜は千歳です。




4/21(月)

朝日新聞ビルと大阪朝日ビルはかなり解体が進みました。随分広くなった 印象を受けます。 今日はスタバのバナナ1本が使われている噂のフラペチーノも念願叶って 飲めたし、残るは"はるさめバリィさんの鶏たま柚子塩味やけん"の入手。 近場のコンビニで置いているだろうと思ったらどこにもなく、スーパーを 片っ端から当たるとしましょう。 金曜の予行演習とその傾向と対策のため、鉄道でやってきた伊丹空港。 一番のネックは阪急梅田駅周辺の混雑でした。キャリーバッグで身動きが 取れにくくなる当日は、いかに余裕を持って職場から梅田へ出られるかが 鍵です。 せっかく来たので展望デッキに出て、当日搭乗予定の便の出発を見届ける ことにしたらトラブル発生か20分近くも遅れてのフライトでした。




4/14(月)

晴天の勝沼です。山並みはちょっともやがかかっていますが桜吹雪の中、 約束していた大泉葡萄酒へタクシーを走らせました。 こんなところにあったのかという場所に小さな事務所が見えました。 中に入ると先日かいてらすで親しくなった社員さんが喜んで迎えてくれ ました。本当に来るのかと思いながら待っていたそうです。 あれこれと説明してもらいながらワインの試飲をして好みのものを探し 出して宅配をお願いしました。しばらく新しくワイナリーの開拓をして いなかったのですがいいきっかけになりました。 大泉葡萄酒から大した距離もないと聞いてダイヤモンド酒造までの道を 歩きました。昼休みの時間帯になってしまって焦りましたが奥様が対応 してくれていつもの調子で気持ちよく銘柄一通りを試飲しました。 いつ来ても変わらないワイナリーのはずですがよく見るとところどころ 月日の経過を感じるものがあります。何だろう、この寂寥感は…。 山梨を離れ塩尻経由で帰っています。飲み過ぎたか猛烈に眠いし、頭の どこかがズキズキ痛みます。酔っぱらったみたいです。




4/13(日)

今年も御坂桃源郷に来れました。歩く気満々で用意してきたので尾山の バス停からてくてく上がってきました。地図はなくても全く困りません。 あいにくの薄曇りで花鳥山一本杉から望む山並みは霞んでいます。 一帯の桃の花は満開。杉岡さんの畑にお邪魔して桃の花と戯れました。 一昔前はそんなに人も来ない場所だったのに年々見物客が増えています。 それは見事な眺望もですが、すぐそばにリニア実験線が建設され、運が 良ければ走行するリニアを見られるのがさらに人気に拍車をかけている ようです。わたしがいる間、姿を見ることはありませんでしたが。 石和温泉駅前までバスで戻ってきて、ランチは初めてのお店に突撃。 10分ほど歩いた場所にある"マリモカフェ&ダイニング"です。人気店 らしく店内はいっぱいで外のテラスで待たせてもらいました。このお店、 母体は石和で歴史ある屋根工事業者なのだそうです。 カフェのランチと言えばプレートが定番。ちょっとずつおかずが盛って あるとちょっとした贅沢な気持ちになってどれから食べようか迷うのが 楽しかったりします。 のほほんし過ぎて予定時間を大幅にオーバー。預けている荷物を取りに 一度甲府に出て、何故か駅前で阿波踊りを見ながら引き返して勝沼へ。 何年ぶりか覚えていない、ぶどうの丘の宿泊施設に今夜は泊まります。 二人用洋室なので広々。窓から対面に勝沼ぶどう郷駅が見えます。桜は 遠目だと辛うじて見れるくらいです。明日には花はほとんど落ちている でしょうか。 レストランで一人夕食をいただき、温泉につかって、甲府盆地の夜景を ゆっくり眺めて。静かに緩やかに流れていく夜でした。




4/12(土)

昨夜のうちに東京へ移動していました。夜は聞きつけた東京支社の有志が グランルーフのレストランで食事会を開いてくれて楽しい時間を過ごし、 新日本橋のビジネスホテル泊。 銀座の行きつけ、ゆう画廊、シェールプナと巡り、荷物を預けに新宿へ。 なんだかんだで結構時間経っていました。 神楽坂の音楽の友ホールへ。遊佐未森さんのライブカフェミモ。この日は 女性限定のライブとなっています。こじんまりとしたホールに未森さんと 楠さん、西海さんが紡く音楽。和やかな時間が流れます。 女性だけの観客に脇を固める二人は今年もちょっと鼻の下を伸ばしていた ような!? 神楽坂のお店をいくつか覗いて帰りました。おいしそうな桜餅をおやつに 買って、かいじに乗車しました。 ただいま甲府。そしておやすみなさい。今夜はサンパークホテル内藤。 まるきのカップワインのおかげでぐっすり眠れそうです。




4/9(水)

今夜はスザンヌ・ヴェガのライブ。会場は梅田クアトロです。急いで 現地に到着し、整理番号がよかったので最前列を陣取りました。 1月リリース『Tales from the Realm of the Queen of Pentacles』を 引っ提げてのツアーです。 ジェリー・レナードと二人だけのステージでしたが、ギターだけでも アレンジを工夫して他の楽器のパートをこなすパフォーマンス。 スザンヌの歌声は何年経っても瑞々しいし、本当に魅力的です。 ライブ後、彼女の希望でライブの観客を対象にしたサイン会が開かれ、 わたしも長い列に加わりました。 事前にプロモーターのホームページを見ていたら告知が出ていたので ニューアルバムを持参していました。サインの場所はブックレットを 開いた最初のページにしてもらうことにしました。 いざ自分の番が来ると緊張でただサインをする彼女を見ているだけで 辛うじてサンキューとしか言えませんでした。 その横でジェリーのサインもいただきました。ブックレットのどこに したらいいのかパラパラめくっていたら、ちゃんとジェリーが写って いるページを指差して確認してくれました。不思議なキャラクターの イラスト付きでとてもお茶目。 サイン会の二人




4/8(火)

懐かしい電話の声に、記憶の彼方に仕舞ってある想い出が勢いよく 湧き出てきて体の中をぐるぐる駆け巡りました。過ぎ去った時間が 一気に逆戻りする感覚。 先月のこと。いつもお世話になっているネイリストさんが、昔好き だった人の名前を検索して今はどうしているか調べたりするという 話をしていて、ふと、わたしも消息のつかめないお世話になった人、 憧れだった人、調べてみようかなと思い立ったのでした。 最初に浮かんだのは高校時代のある先生。当時、大人の男性に憧れ、 身近に感じていたその先生はわたしにとって大きな存在でした。 卒業後は電話で何度か話をしたり、食事をしたりはありましたが、 いつの間にか連絡先が分からなくなり、現在はどこで教鞭をとって いるかも不明。何かの折にふと思い出すことはあっても、県内では 広過ぎて無理と近況を調べるのはあきらめていました。 検索すると何かのレポートらしき物が出てきました。そこに記載の あった高校は市外で当然よく知りません。誰か近所に住んでいる人 なら手掛かりがつかめるかも。 そこで思いついたのが親しくしている某お客さん。確かあの市在住 だったような気がして尋ねると、ちょうど娘さんが今年その高校に 入学するというではありませんか! 付き添いで入学式に行くから調べてきてあげるとミッションを引き 受けてくれました。 そして届いた報告は「探してる先生いたよ!」でした。 しかもわざわざ職員室に出向いて名前を尋ねて呼び出し、わたしが 連絡を取りたがっていると伝えてくれた上、電話番号まで訊き出す とは。いきさつやわたしのとの関係や自分と娘の名前も晒したから 必ず電話するようにと言われてしまいました。 そこまでされたら電話するしかありません。意を決して行動に移し、 本人とお話ししたのでした。生真面目な喋り方は相変わらずでした。 しかし、まさかこんなに早く実現するなんてびっくりです。




4/7(月)

雲一つないまさに快晴。平日と変わりない時間に起床して身支度を整え ホテルをチェックアウト。 司さんと午前中はドライブ。愛犬シュシュも一緒です。 最初に向かったのは昨夜ぶり3度目のわに塚の桜。平日の8時台という のにかなり人が集まってきています。 八ヶ岳も茅ヶ岳もくっきりと見えていて今日は絶好の撮影日和。個人的 には少し雲があるくらいの方が表情が出て好きなのですが。 今朝のわに塚の桜 たぶんこれが今年最後に見る満開の姿なので、しっかり目に焼き付けて 後にしました。 敷島の山手の公園や、よく分からない道を調査しながら昇仙峡ラインを 通って湯村に出ました。 司さんの馴染みのお店"花きりん"でランチ。絶賛のポテト料理を注文。 あつあつとろとろのチーズがたっぷり乗ったナスのポテトチーズが出て きました。サラダとトースト付きです。 ポテトには相当こだわりがあるそうで、使われている品種も複数あるの だとか。なるほどおいしい訳です。 甲府駅で司さんと別れて帰途に着きました。しなのに乗車している間に 一眠りするのですがそこでどっと疲労が溜まるのが辛いところ。行きは 気持ちが逸っているので苦にはなりませんが、帰りはひたすら遠く長く そして眠い…。 帰宅したわたしを待っていたのはリチャード・ペイジのアルバムでした。 日本では手に入れるのが厳しかったので、初めてアメリカのアマゾンを 利用しました。意外に早く届いて嬉しい。




4/6(日)

今のところ晴れている甲府です。舞鶴城公園の桜がきれいです。屋台から 食欲を誘う香りがしてきます。 山梨交通バスでお出かけ。山宮ハイタウンの麓にある山宮公民館バス停で 下車して上り坂を進んでいきます。覚悟はしていましたが息が上がりそう。 ふと振り返るといい眺め。 "クレプスキュール"に来れました。オーナーに今年初の徒歩客だと驚かれ ましたが、わたし以外にもそんな猛者はいるのですか。 まだ誰もいない店内。カウンター席に着きました。窓から見渡す甲府盆地、 雨雲が流れる様子がよく分かります。当然晴れ女のいる場所は雨が避けて くれています(と解釈しておく)。 ここのチョコレートケーキは濃厚でお気に入りの一品。でも合わせるなら カフェオレでなくきりりとしたブラックが正解でした。 火事に遭い元の場所の下でカフェを続けている"クレプスキュール"ですが 早ければ年内にオーベルジュとして再建する計画があるとお聞きしました。 叶いますように。応援しています。 オーナーに武田神社まで送ってもらいました。武田通り一帯も桜は見頃を 迎えて華やいでいます。 社務所で御朱印を求める人々を見かけ、ふと急にわたしも御朱印を集めて みたいなと思い立ちました。武田神社特製の御朱印帳に記念すべき最初の 御朱印をもらいました。 武田神社から甲府駅へ歩いて帰ろうとしましたが途中で変更。山の手通り 東へ東へ、愛宕トンネルも徒歩で潜り抜けました。山梨県地場産センター かいてらすに無事到着。あれこれ見て買い物を楽しみます。 ワインコーナーの今日の当番だった大泉葡萄酒の方と仲良くなって来週の 訪問を約束しました。今日も楽しい数々の出会いに感謝(音更神社の旅の 神様ありがとう)。 ホテルに戻ってからはのんびりしていましたが、ライトアップは見ておく べきかと韮崎駅からタクシーを飛ばしてわに塚の桜を見に来ました。 指もかじかむほどの冷え込みに長居は耐えられず即撤収しました。 日曜の晩の甲府駅周辺は静まり返っています。昨夜が賑やかだっただけに やけに寂しく感じてしまいます。お休みの飲食店も多いし。 通りかかった"フォーハーツカフェ"もお客さんの姿はまばらでした。 わたしが入店して注文している間にその人たちも出て行って一人ぼっち。 静寂の中で存分に山梨の幸を味わったのでした。 わに塚の桜ライトアップ




4/5(土)

松平健さん扮する信玄公 少し雲があるもののいいお天気。ただ思っていたより寒いです。この前の 帯広の人たちより寒々しい恰好の人が周りにたくさんいます。 今年もわに塚の桜に逢いに来ました。満開一歩手前といったところ。風が 強いからかズラッと並ぶほどカメラマンの姿はありません。 いつも見かける焼き芋屋さん、郵便局の臨時販売所や近所の産直品を販売 する特設ショップも出ていました。 大雪で枝が折れたと聞いて心配していましたが、見た目に影響が出るほど ではなくて胸を撫で下ろしました。 今年も晴れ姿を見られてよかった。日本で名の通った一本桜はいろいろと ありますが、わに塚の桜はその堂々として凛々しい立ち姿でわたしの心を 捉えて離さないのです 少し遅いランチはいつものあの店。念のために電話するともうそんな季節 でしたねと言われたのでした。 今回は竜王駅からのウォーキング。方向はほぼ一定ながらずっと登り坂。 40分ほどで目的地の"カブーロ"に到着です。 ボリュームいっぱいのポークソテーもイチゴのミルフィーユも相変わらず おいしい。ほっと和む味。 甲府駅前に戻ってきました。いよいよ信玄公祭りの目玉、甲州軍団出陣の 時間が近付きます。武田二十四将騎馬隊を務めるそれぞれの団体の気合と 熱気があちらこちらから伝わってきて胸が高鳴ります。 そんな中、山本勘助隊(国際興業山梨グループ)の女性たちと嬉しそうに 記念写真に納まっているのは武田菱丸ではないか。さすがマルは人気者。 平和通りは人が多いので桜通り中交差点で甲州軍団を待っていました。 戦国絵巻さながらの行列が次々に通過し、中にはパフォーマンスで沿道の 見物客を喜ばせる一幕も。 最後に登場は松平健さん扮する武田信玄公です。去年は大雨を物ともせず 神々しいほどの存在感でしたが、今年は晴れやかに行進。 2年連続でずぶ濡れにならなくて本当によかったです。 舞鶴城公園に帰陣してからも見物。ステージ上の様子は遠くてモニターで しか分かりませんでしたが満開の桜も花を添え、爽やかで茶目っ気のある 素敵な信玄公を演出していました。 祭りの余韻に浸りながらホテルに戻りました。ホテル前の道も甲州軍団が 通り抜けた際は大歓声が沸いていましたが、見物客の姿も消え、夜の姿を 取り戻していました。




4/4(金)

出張先から甲府へ移動。即上がりの場合より一本早くても塩尻での接続の 悪さは同じ。人気のない待合室で1時間弱を過ごすのは耐え難いと思って いると茅野行きの各駅停車がやってきたので乗りました。 茅野で時間を潰しましたが若干人も多く、明るい感じでまだマシでした。 しかし中央東線は毎度の遅延。小淵沢で乗り換えし、ようやく甲府に到着 したのは予定時刻より30分遅れでした。 冷え込んでいます。厚めの上着にしておいてよかったですが、スカートと ハイソックスではむき出しの膝に風が冷たい。 舞鶴城公園の夜桜を眺めながら今回の宿、東横イン甲府駅南口1へ入ると 疲れてすぐに横になったのでした。




4/1(火)

今日はエイプリルフール。毎年ひっかけられたりしないものの、どこか 警戒気味です。あまり冗談が通じないので冗談を言う際にはお断りして からでお願いします。 市報あまがさきの表紙で知りました。北難波小学校と梅香小学校の統合。 その名も難波の梅小学校になったことを。見事な合成校名だと思ったら 仁徳天皇の頃この辺りは梅の名所として知られ、村人が梅の花を朝廷へ 献上してきた「難波の梅」の里なのです。現在は難波熊野神社の境内で その薫り高き梅の花を見ることができます。 しかし、北難波小学校はてっきり七松小学校と合併するものだと思って いました。




3/30(日)

十勝美味ふれあい弁当 今日の然別湖湖畔は曇り。昨日と変わらず暖かく感じます。防寒対策で 持参した服はカバンに入ったままでした。がっかりはありましたがそれ なりにリフレッシュ出来たのでよしとします。 路線バスで帯広駅前に戻ってきました。ただいまの気温5度。街を歩く 人たちの姿も春めいています。 エスタ帯広の"とかちブランド村"で御当地冷凍食品の配送をお願いして それから少しお散歩。 "十勝トテッポ工房"を訪れました。カフェスペースのレイアウトが少し 変わっていて広くなりました。窓際の席でケーキセットをいただきます。 雪景色を眺めながら…。 帰りは新千歳空港から飛びます。"インデアン"へタッパー持参でカレー 3人分を買い求め(もうこれは毎度のことになりそう)、エスタ帯広の "トラントランますや"で"白スパサンド"と他にいろいろなパンを調達し スーパーとかちに乗車。 離れるのは毎回寂しくてしんみりするけど来月帰ってくるから大丈夫。 しばらくしてワゴン販売がやってきました。"帯広美味ふれあい弁当"が あるではないですか。自由席に来る頃には売り切れかと思っていたのに。 買うしかない、ランチ用だったますやパンは後回し。 この駅弁、ホテルノースランド特製で札幌行きスーパーとかちの一部の 便でしか扱われていません。豚丼風巻き寿司が売りです。 食べてみて、正直お寿司と豚丼?と思いましたが他にも十勝産の食材が 並び、こだわりの内容でおいしかったです。 急な腰痛発症、行きも帰りも飛行機は遅れ、機内販売で欲しかった物は 既に売り切れ、コタンは予定より早く閉村。 ただ、晴れ女は変わらず、雨がわたしを避けるかのようだったので折り たたみ傘はずっとカバンの中でした。 ついていない続きの旅だったので音更神社でいただいた旅行御守は今後 肌身離さず持ち歩きます。




3/29(土)

帯広駅前から然別湖への路線バスはそんなに本数はありません。逃すと 大変なことになります。 昼過ぎの便までの間に音更神社へ行きました。方向は被りますが荷物を 持ったまま立ち寄るかは動きやすいので。 前回訪れたのは1月26日。大雪をかき分けて進んだ境内周辺の道には ほとんど雪はありません。冬限定の御守の頒布は終了し、そちら関係に 目ぼしいものはないですが最近の旅では不運も多かったので旅行御守を いただきました。 豊かな自然を感じられる境内、なんとシマフクロウがいました。 エゾリス目当てに餌を撒く集団と明らかに違って大砲のようなカメラを 構えている人がいたので尋ねたら目の前の木の上の方を指差しあそこに いますよと教えてくれました。目を凝らして探してみるといたいた! 眠っているのか全く動きません。教えてもらわなければ木の枝に紛れて 気付かないところでした。 駅前に戻ってきて中華チラシをランチにしようと思い、さまよい歩いて "味福"に辿り着きました。引き戸が外れそうな大衆的な中華料理店です。 ガッガッガーッ。 引き戸を壊さないよう恐る恐る開けて店内へ入るとお客さんがいっぱい。 その奥にある厨房でお母さんたちがせっせと調理をしています。 座敷へどうぞと言われたので行ってみると入口近くの小さなちゃぶ台が 辛うじて空いていました。 周囲のお客さんはどうやら地元民っぽい。繁盛しているのはいいですが お店はてんてこ舞いらしく結構待たされました。 帯広名物の豚丼は何回か食べてはいますが、もう一つの名物はなかなか 食べる機会がなく(持ち帰りはあるものの)これが初めての経験。 どーんと丼鉢に豪快に盛られた中華チラシが運ばれてきました。まさに B級グルメ的スタミナ感。たくさんの野菜、豚肉、海鮮、炒り卵、一体 何種類の具材を使用しているのでしょう。餡かけではないのが一般的な 中華丼とは異なる点だそう。下にあるはずの白御飯が全然見えません。 とにかくいただきます。一抹の不安を感じながら食べ始めたのに優しい 和風の味付けに具材の旨みが加わり箸(レンゲ)がどんどん進みます。 見事に完食。 帯広駅前からバスに揺られること約1時間45分。トンネルを抜けると 然別湖が現れます。 (あれっ!?) 湖上の氷がかなり解け出しているではありませんか。そしてイグルーが 一つもない…。 下車して確認すると、24日頃から例のない記録的な気温上昇によって 建物の倒壊の恐れがあり、期間終了を待たずしてしかりべつ湖コタンは 今日閉村したというのです。なんてこと! せっかく開村から進化した姿を見られると楽しみにしていたのに。落胆 しながらもホテル風水にチェックインし、案内された部屋の窓から外を 眺めました。前回意気込んでつかった氷上露天風呂の骨組みと温泉送水 パイプが露わになっています。 自然の力には敵いません。それでもお天気なので青空の下くちびる山も きれいに見えています。本館の低層階の部屋でも湖との距離感がいい。 気を取り直してのんびりくつろぐことにしました。 夕食をとり、深夜に貸切状態で温泉につかってリフレッシュ。痛い腰の 治癒が早く進むようにと長い時間かけてじっくり温めてみました。




3/28(金)

腰痛は多少収まってきたような気がしますが、くしゃみや咳をしたとき 激痛が走るのが辛いです。普段意識していない場所がこんなにも衝撃に 耐えているとは。そしてまだまっすぐに立てません。 しかし予定通りスケジュールは決行します。当初から周囲に特に話して いなかったので腰痛で午後から帰ったと勘違いされてもいいです。 "山守屋"でチキンカツをランチにして伊丹空港へ向かいました。道路が 渋滞していて遅れが出ているとの話でしたが余裕をもって到着しました。 手続きを終えいざ搭乗、関西脱出! 羽田到着は遅れましたが乗り継ぎは大丈夫でした。ただ搭乗口が遠くて バタバタと移動していたら食料を調達する時間がなかったので向こうに 着いたらすぐ夕食しなきゃ。そんなことを考えながら帯広行きに搭乗を したのですが、前方でキャビンアテンダントさんたちが慌ただしい。 乗客確認に手間取っていたらしく結局出発は予定時刻20分遅れ…。 ようやくとかち帯広空港に降り立ちました。ただいまの気温9度。この 時期にしては温暖です。雪は道端に僅かに残っているだけです。 お腹はペコペコ。連絡バスで帯広ワシントンホテルに入り、夕食場所を 探しに出ました。 21時前、冒険をしようかとも思いましたが、この時間帯は営業終了の お店も多いのでリスクが高い。気付くと"インデアン"の前にいました。 わたしにとって一番遠い行きつけの店、まちなか店。 時間帯のせいか、店内に顔を覚えてしまった店長さんや店員さんの姿は なく、知らない顔の店員さんたちがテキパキと注文をこなしていました。 でも中毒的なおいしさのカレーは相変わらずでハンバーグをトッピング して満腹になりましたが、トッピングするならカツの方が満足度高め。 お店を出ると道向かいの"柳月"(西2条店)がまだ営業していました。 金曜土曜は22時まで営業なんだそうです。ケーキとシュークリームを 買ってホテルに戻りました。 部屋の窓から帯広駅が見えています。過去帯広駅前ではふく井ホテル、 ホテルムサシ、北海道ホテル(ここは距離ありますが)での宿泊履歴が ありますが意外にもこの位置関係は初めてで新鮮です。 次はホテル日航ノースランド帯広か十勝ガーデンズホテル辺りを狙って みる?




3/24(月)

最近、布団まで行けずにソファで撃沈している日も多いです。そのせい なのかは不明ですが、今朝起き上がったとき腰に妙な違和感が…。 疲労が溜まっていて重くなっているのだろうと軽く受け止めていたのに 出社してからどんどんおかしくなってきました。 決定的な瞬間は思い当たりませんが、これはぎっくり腰みたいなもの? 立つのも座るのも痛くて思うように動けなくなってきたので仕事をすぐ 切り上げて帰宅しました。過去の経験で病院にかかっても画期的に良く なることはなく、湿布をもらい安静にするくらいだと分かっているので 常備しているサロンパスをペタペタと貼り、横になりました。 このままだと明日は起き上がれない気がするので休暇決定。 問題は週末の行事までに完治するか、それだけです。




3/9(日)

今年の3月9日は日曜日。いつもと変わらない緩い時間が過ぎていく だけの日曜日。 暖かいうちに洗濯してベランダに干して。毎年口ずさみながら「ふと 日の長さを感じます」という歌詞に頷くのでした。 3年前のこの日、横浜アリーナで聴いた『3月9日』の感動をずっと 忘れないでしょう。蘇る3人のステージ…。 何だか無性にレミオロメンが聴きたくなり、ソファに座るとランダム リピートで流し始めました。 そろそろ来月の山梨行きを本腰入れて計画しなくては。その前に再び あの極寒の地に行くのを決めたから切り替えが難しくなりそうです。




3/6(木)

昨日に続いて愛媛県大阪事務所「第18回今治フェアふるさと市場」に 突撃します。またもやお買い物をしてくじ引きをしたらそこそこの物を もらいました。バリィさんも登場しました。ふかふかの身体をなでなで。 何度見てもバリィさんかわいい! それから向かうのは当然阪神百貨店です。8階催場は熱気ムンムン。 今夜の夕食はどれにしようかなとブースを見ていたら、今治に行くたび お邪魔している"白楽天"の焼豚玉子飯が。いやもう味はよく知っている からと思いながらついつい買ってしまいました。 そもそも時間的に出遅れたためイートスタンドはなかなか空いておらず、 僅かなスペースに入り込んでようやく食べられたのでした。 坂出市の"日の出製麺所"のうどんのコーナーには行列が出来ていました。 次回はあれにしよう。 おっと忘れるところでした。馬路村の柚子製品も買わねば。まず柚子茶、 それからマーマレード。 津野町の"満天の星"のほうじ茶ソフトクリームも美味でした。 まだまだ気になるグルメがいっぱいあって困ります。一体何度訪れたら よいのでしょう。




3/5(水)

愛媛県大阪事務所「第18回今治フェアふるさと市場」開催初日。 去年もこのくらいの時期でした。気付いたのは阪神百貨店のおかげ。 というのもその去年の同時期に「阪神の四国味めぐり」があったので 先に阪神のイベントを知り、慌ててこちらも確認したからでした。 昼食抜きも覚悟の上で昼休みに愛媛県大阪事務所へ駆けつけました。 あいにくの雨でバリィさんの出演は見合わせでしたが物販は既に人が いっぱいです。わたしもバリィさんグッズやデコポンやジュースなど 紙袋にどっさり買って帰りました。じゃこカツで空腹を満たせたので 最悪の状況は避けられたのでした。 定時退社デーの今日は月に一度の歯医者の日。急いで尼崎まで帰って 約10分の治療を終えて自宅に戻り休憩した後に再び大阪へ出ました。 忙しないスケジュールですが、"パーラー184"でのワイン会のため なんのその。 20時開始と聞いていましたが、到着した時には奥野田葡萄酒醸造の 中村夫妻の他はまだ誰も来ていませんでした。しばらくして参加者が 次々とやってきてこじんまりしたバールはぎゅうぎゅう状態です。 山梨のワインに山梨の食材を合わせてみたいという店主の渋谷さんの 希望でワイン豚と地元農家さんの野菜(先日の大雪により匍匐前進で ハウスから収穫されたとか)が送られ、184定番メニューとは一味 違う一皿に仕上がりました。奥野田ワインは6種類。出される順番は 決まっていて、マリアージュを自由に楽しむスタイル。会費が不明な 訳です。 わたしは中村夫妻と同じテーブルの方々と分け合いながら一通り口に しました。どれもおいしくてもちろんワインもおいしくて中村社長の お話を聞いているうちに一瞬の睡魔に襲われいつの間にかうとうと…。 気付くと目の前に伝票が置いてあるではないですか!? 0時を過ぎても184常連さんが中心になって宴はまだ終わりそうに なかったので中村夫妻のお帰りに便乗して一緒に抜けてきました。 許容範囲以上に飲んだので酔いは回るし猛烈に眠いし身体はふわふわ。 でも最高に面白くておいしい夜には少々羽目を外してもよいのです。 山梨が恋しくなってきました。雪解けの後の麗らかな花の季節にまた 逢いに行きます。




3/1(土)

腹痛は小康状態になりました。今日は食欲も湧きそうです。両親には 心配をかけました。 宿をチェックアウトしてまだそこまで観光客のいない町中をぶらぶら 歩きます。 パンの焼けるいい匂いがしてきました。"パン工房いしがま"です。 こだわりの石窯で時間をかけて焼き上げる大きな丸いシンプルなパン。 ちょうど窯から取り出しているところでした。見ているだけで本当に 幸せな気持ちになってきます。人気店で早く売り切れるため、長浜に 通っているときは全く買ったことのない憧れの商品でした。 両親もわたしもプレーンのパンを購入しました。紙袋に包んでもらい ましたが潰してしまわないかその後ずっと気になってしまいました。 大通寺は真宗大谷派(東本願寺)の別院。山門は現在修理工事のため すっぽりと覆われていますが、抜けると見慣れた本堂の前。わざわざ ここを通らなくても他の入口なら今まで通り普通に入れたようです。 拝観料を払って本堂へ上がります。盆梅の季節と前後してこちらでは 馬酔木の盆栽展が開催されます。見頃は少し過ぎているようでしたが 釣鐘型をした小さな花が房のように咲き、派手さはないものの周囲の 雰囲気にとても合っています。 ただ、庭園は季節のせいか手入れのせいか寂しくて荒れた印象。もう 一歩というところでしょうか。 長浜駅前の平和堂で買い物などをして早めに帰途に着きました。体調 不良のせいで十分に楽しめず何だかもったいない一泊の旅でした。




2/28(金)

午後から休暇を取り、両親を連れて長浜へ。今年も長浜盆梅展を見に行き ます。母上とはかなり昔に行ってはいますが父上も見てみたいと言うので 南部に続いてまたもや3人旅。 のんびり新快速で大阪から約1時間半。雪は溶けてしまった長浜に到着。 駅前の平和堂で物色したり、観光スポットの黒壁エリアを散策したり。 改装中の施設が多いからか、平日だからか、心なしか人の姿はあまりなく お店が閉まるのも早いです。 泊まってみたいとずっと思っていてまず押さえた"季の雲ゲストハウス"。 以前から事あるごとに足を運んでいるギャラリー"季の雲"が経営している 宿泊施設。宿というよりも貸部屋感覚で、フロントも特に設けず、1階の レストランで受付をし、部屋の案内をしてもらった後は自由です。 2名用の和洋室ですが、畳敷きの部分に3人分の布団を敷けば3名利用が 可能です。使いやすいきれいな部屋。壁にかかっている葉っぱの照明には 見覚えがあります。ギャラリーで心惹かれて購入したホオズキの明かりの 作家さんの作品。素敵です。 ところがここにきてわたしの体調が急変。ぎりぎりと鈍い腹痛に襲われて 一向に収まる気配はなく、しかも食欲が湧かなくて何も食べられず。 両親は"鳥喜多"の親子丼を食べましたが「お母さんの方がうまい。」そう でしょうとも。お店の方はとても親切でした。わたしはただ座ってお茶を 飲むだけでしたが、親子丼は苦手だから体調万全でも恐らく食べる機会は ないでしょう。鶏肉抜きの何かならいけますが…。 あまりにも心配になってきて長浜に通っていた頃にいつも見ていた薬局を 思い出し、薬を選んでもらいました。その場でまず服用したので気分的に 楽にはなりました。 頑張って盆梅展の会場、慶雲館へ向かいました。もうすっかり暗くなり、 しっとりとした風情が漂う入口です。 梅の花の馨しい匂いは夜間の方がより強く感じる気がします。花と接して いるときは腹痛は不思議と小康状態でした。 宿に戻ってきてから布団に潜り込みました。もう一度薬を飲んだらとても 他のことをする気力はありませんでした。食あたりなら一晩眠れば多少は 回復するはず。




2/26(水)

朝からまともに遠くが見えません。酷い状態です。PM2.5警戒の 兵庫県防災メールが出社後に届きました。 不要不急の外出は控えて下さいとありました。運動については運動会 程度ならば問題はなく、マラソンのような激しいものを想定している そうです。 事務所の窓からの視界もさっぱりで気持ちから体調を崩しそうなほど。 県内では播磨地域が特に数値が高いと出ていましたがよく見てみると 阪神地域の中で尼崎市だけが他の都市に比べてもダントツ高い数値。 一体何故? 今夜は"パーラー184"で夜ご飯。定番の前菜盛り合わせに鰯サンド、 それと奮発して和牛のイチボステーキ。大満足! 来週開催される奥野田葡萄酒醸造のワイン会にも参加することになり、 中村社長ご夫妻との久しぶりの再会も、この日限りの特別メニューも 本当に楽しみ。あれっ、そういえば会費はおいくらですか!?




2/18(火)

南部旅行に出ていたので今年のスターバックスカードさくらの購入に 出遅れてしまいました。昨日から思いつく店舗を次々に確認して回り ましたがどこも売り切れ。あのいつも余裕のある中之島三井ビル店で さえないなんて今年はどうしちゃったの? 場所を変えて新大阪ニッセイビル店を覗いたところ、ここでもやはり 特設コーナーはスカスカ。そしてレジに目を移したところ…。 (ある!?) 見本が出ているということはまだ残っているに違いありません。逸る 気持ちを抑え店員に尋ねると現品限りとのこと。それでも十分です! これでダメなら西宮か伊丹か放浪しようかと考えていただけに嬉しい 誤算でした。ホクホク顔で新大阪駅構内の"サンチョ"でホットサンド。 急に無性に食べたくなったのでした。 その勢いでひなたの湯にでも入って帰ろうかと思いましたが、今夜は 作業をしなくては。 南部から持って帰ったナガウニとムラサキウニ。小粒なので手持ちの シラヒゲウニ(通称ウニ子)に比べると見劣りしそうですが、やって みるしかない。 帰宅するとガラス瓶でこしらえたハイタープールにウニの亡骸を投入。 原液だと早いのですが脆くなりそうなので少し希釈しました。トゲと 殻を繋ぐ組織や中身はしばらくすると溶けてなくなります。見た目も 臭いもあまりいいものではありません。 トゲが抜け落ちて殻だけになった状態で取り出し、内側までしっかり 水で洗えばウニ殻標本(ウニ子2号、3号)の完成です。 ムラサキウニは殻まで紫色、ナガウニはウニには珍しく楕円形をして いて殻もその通りの形状で分かりやすいです。でも先輩ウニの気品に あふれる美しい姿と大きさには到底敵わないのでした。




2/17(土)

南部梅の花見旅行の2日目もここ数年は同じようなスケジュールです。 紀州路みなべからタクシーに乗って南部梅林へ向かいます。今までと 違うのは今日が平日ということ。入場ゲートまでのお店は週末と違い 開店準備中のところもあってのんびりとしています。 梅の開花はちょうどくらい。いい香りが鼻をくすぐります。入場料を 払うこともなく梅干とみかんの買い物は事足りたのでした。 シーズン運行の龍神バスみなべ梅林線に乗車し、東吉田バス停で下車 すれば"JAみなべいなみほんまもんふるさと産地直売所"は目の前。 早速目当てのミニトマトや野菜を買い込みます。 ミニトマトと並んで目立つ場所に陳列してあったイチゴに目を奪われ ました。和歌山県のオリジナル品種まりひめ。あきひめとさちのかの 交配種だそうで赤くて端正な形の大粒。見るからにおいしそう。 かつてイチゴにお金をかけたことのないわたしでしたが、誘惑に耐え られませんでした。1パック8粒入りで(6粒入りもありましたが) 800円。手提げのビニール袋から甘酸っぱくて爽やかないい香りが こぼれてきます。うっとり。 最初に利用したタクシーを呼び"もとや"へ。スルメイカの一夜干しを 焼いてもらう間に土産にする干物を選びます。 奥のテーブル席で窓から海と鹿島を眺めながら焼き上がったスルメを 食べます。プリプリの食感と絶妙な塩加減。いつ食べても飽きない味。 その後は国道42号線沿いに紀州路みなべへ戻りながら途中で浜辺に 降り、また磯遊び。昨日の地点よりも少し田辺寄り、タイドプールも 大きくて深く、ウニが岩陰にたくさんいました。木の棒で穴から掘り 出してみると長いトゲ。ガンガゼです。観察している間に別の岩陰に ササッと移動していきました。意外にすばしっこいヤツ(ガンガゼの トゲには毒があり、刺されるので容易に触れてはいけません)。 2つほど瀕死のウニを手に入れました。後々の処理を考えると気持ち 悪いですが標本を作ろうと思っているので持ち帰ります。 いつの間にか時間を潰せました。梅ヶ丘バス停からバスで帰ります。 日曜は白浜から既に遅れている路線ですが今日はそんなこともなく、 すんなり帰れました。 バスの中でもいい香りを漂わせていたまりひめ。新鮮なうちに食べて みました。果肉はしっかりとしていて口に含むとジューシーな甘みが いっぱいに広がります。文句なしにおいしい。一足早い春の味。




2/16(日)

毎年恒例の南部梅の花見旅行。もうこれで何回目を数えることでしょう。 両親と大阪駅から白浜行長距離バス白浜エクスプレス大阪に乗って出発! 休憩場所となっている紀ノ川SAで下車すると"コーヒーランド"の確保に 向かいました。 (あったー!) 早く買わなくては。7、8袋あったのが、わたしたちの慌てぶりに周囲の 人も釣られたかあっという間になくなりました。 次はしばらくかかると聞き、買えてよかったと安堵したのでした。 早速バスの中でいただきます。焼きたてフランスパン生地がバリッとして 濃厚なコーヒークリームとの相性抜群。時間が経ってもおいしいのですが このタイミングで食べるのが一番。 南部(梅ヶ丘)バス停で降りました。高台への急坂を上がり突き当たりに あるのが国民宿舎紀州路みなべです。チェックインの時間より早い到着に したのには理由がありました。 それはすぐ下に広がる磯の干潮時間。かなり潮は引いてきて岩場が見えて いますがもうすぐ最大の引き潮です。 アオサ採りを楽しみにしている両親は荷物を預け用具持参で早速収穫へ。 わたしも磯遊び。潮間帯の岩場は大量のアオサで青々としています。 今年のアオサは豊作のようです。 タイドプール(潮だまり)には生き物がいっぱい。ヤドカリ、ウミウシ、 カメノテ、ウニ、カニ…。覗き込むと夢中になって時間を忘れます。 雲が出ていて今年は夕焼けが見られませんでしたが、夕食を食べ、部屋で 横になり、波の音を聞く。そんなお決まりのマンネリも楽しいのです。




2/15(土)

絶不調。参加を迷っていた夕方からのお誘いは断りを入れ、引きこもりを 決め込んでいます。元々無理せず休養に充てようと思っていたからこれで いいのです。 しばらく接点がなくて疎遠だったあの人。近況を偶然耳にしたために手を 差し伸べたまではよかったのですが、お互いに変に気を使い過ぎて後から ギクシャクしてしまいました。わたしはただ引っ掻き回しただけ? 正直早いうちに事態の収拾を図りたいですが時間が必要のようです。 感情の動きは難しい。時間が解決してくれるというならいつまで待ったら いいのか分かれば辛さは軽減されるのに。 それでなくとも普段から他人に共鳴しがちな自分の感情を制御出来なくて 陰の部分に接しては凹まされてばかり。 山梨県内が今までにない大雪であちこちで被害が出ているとの連絡があり、 ニュースもほとんど伝わってこないので気を揉んでいます。




2/3(月)

今日は堂島薬師堂の節分祭。会社帰りにアバンザ堂島に立ち寄ると鬼の 一団が勢揃いして記念写真に応えていました。中のロビーでは華やかに 式典が行われているようでしたが、これからネイルなので足早に抜けて 行きました。 ネイルをしてもらっている間も銅鑼や太鼓の音、「鬼は外ー!」の声が 響きます。サロンは雑居ビルの地下にありますが、どうやら鬼は階上の スナックにお邪魔したみたいです。ネイルが終わり階段を上がるとそこ かしこに豆が撒き散らされていました。 アバンザ堂島に再び戻ると特設テントが片付けられているところでした。 振舞い酒とぜんざいは逃してしまいました。 新地ではまだまだ鬼や龍が練り歩いています。そしてお化けと呼ばれる 節分の日に仮装して鬼を追い払う風習も変わらず。オスカルに新選組に 亀仙人に乙姫様もいました。 女性だけでなく男性の仮装もバラエティに富んでいます。見物だけでも 楽しめる夜でした。




2/2(日)

くろしおに乗って到着しました。豪華絢爛、大迫力の雛飾りが登場して いる海南駅。下車してチャーターバスで中野BCへ。 プレミアム梅酒"月向"の発売開始を記念して開催されている完全予約制 「月向BAR」にはここ数年参加していますが「日本酒BAR」の方も 面白いと聞いたので来てしまったのでした。 参加費は1ドリンク、オリジナルおちょこ引換券が付いて500円。 予約は不要で開催時間中ならいつ来ても帰っても自由。既に大勢の人で 会場(工場敷地)は賑わっています。 入口近くで参加費を支払い、一杯目は本日限定の"紀伊国屋文左衛門"の 大吟醸ささにごり生原酒にしました。 お酒に強ければ次から次へと飲み比べているところですが(お代わりは 一杯100円)後が怖いので、甘口の梅酒をいくつか飲みながら地元の 料理店の屋台を見て回ります。揚げ天に焼き鳥、ラーメン、お菓子まで バラエティ豊かで行列が長く伸びている所も。 ちょこちょことつまみ食いしているうち舞台で振舞酒があるとの放送に 慌てて列の最後尾に並んでいただきました。会場にいるみんなで乾杯。 特設ステージでは嶋本龍さんの和太鼓演奏。躍動感のある音色に合わせ 聴衆からは盛んに手拍子や掛け声が飛んでいました。 紀の国わかやま国体のキャラクター、きいちゃんも来場しています。 一人でも十分楽しい時間を過ごせましたが、長久邸の大広間が混雑して いて庭園を見ながら飲めずに終わったのが唯一の残念なことでした。 年間通して数々のイベントで地元の人たちに親しまれている中野BCの 凄さを改めて感じた一日。これからも贔屓にさせていただきます。 さくら梅酒(和歌山大学との共同開発商品)を1本手土産にして帰途に 着きます。 帰りもくろしお利用。一眠りすれば新大阪まで連れて行ってくれます。 紀北や紀中ぐらいなら単なるおでかけにしか思えませんが問題あり?




1/27(月)

昨日と打って変わって十勝晴れ。"六花亭"本店でバレンタイン用も兼ねて 土産を選び、"サクサクパイ"を食べたのに2階の喫茶室でもお茶。 "冬野菜のグラタンパイ"にイチゴジュース。ゆっくりゆっくりと味わって 気持ちの切り替えをしました。 前回に続いてタッパー持参で"インデアン"。今回は欲張って3個も持って きました。インデアン、エビ、チキン。手際よく店長さんと店員さんとで 入れてくれました。さらに別々に密閉袋の中へ。これで多少はカレー臭を 抑えられるはず。そしてまた新千歳空港で自己申告しなくては。 雪が少し減ったみたいな新千歳空港からエア・ドゥで神戸へ飛びました。 雲の中に沈みそうな夕日を窓からずっと見ていました。飛行機にもかなり 慣れてきて移動の選択肢が増えましたがそろそろ列車の旅もしたいです。 神戸に降りるとさすがにちょっと温かく感じます。お腹が空いたし遠回り して塚口へ行き"ポノポノ食堂"にお邪魔しました。すっかり日常に戻って しまいました。




1/26(日)

朝から雪が舞っています。然別湖の先にくちびる山(天望山)が見える はずですがその姿は全く分かりません。 ホテルをチェックアウトしてから、またまたしかりべつ湖コタンへ。 氷で出来たアイスバーの中は真っ白な世界。冷たさも忘れるほど楽しく、 カウンターで他のお客さんとカクテルを飲みます。もちろん昨夜預けて おいた氷のグラスですがさすがに何度も使っていると口元は解けてきて ガタガタになっています。 今年もスタンプラリーに参加して村民になれました。午後の路線バスで 次の場所へと移動します。この時期は宿泊客の利用が無料とは驚き。 バスの中がちょっと温かくてうとうとしている間に音更町役場を過ぎて しまっていたではありませんか。途中下車する予定だったのに。 仕方ないのでそのまま終点の帯広駅まで行き、荷物を預けて先に空腹を 満たすことにしました。中途半端な時間、ふと思いつくところはあそこ しかありません。"インデアン"のカレー! 行き慣れたまちなか店に入り、今日は野菜カツ(野菜ルーにトンカツの トッピングの略)です。おいしい。野菜ルーは初めてですがニンジンが 細かいのにジャガイモはかなり大ぶり。この差には何か秘密があるので しょうか? 音更行きの路線バスで先程通った道を逆走します。徐々に空が暗くなり 始め、一抹の不安が過ぎります。そしてバスのアナウンスがないままに 下車予定のバス停の前を通過!? 運転手が思い出したようにアナウンスを早送りしました。やられました、 慌てて降車ボタンを押し、次のバス停で下車。人気のない雪に埋もれた 歩道を戻りようやく目的地、音更神社に到着。境内の階段を上がっても やっぱり一面の雪。暗闇の中、厳かな雰囲気が漂います。 参拝をしてから社務所を訪れました。ありました、欲しかった御守たち。 以前にある雑誌に紹介されているのを見てから機会があればいただいて 帰ろうと狙っていました。 一つは四季の御守。頒布期間には条件があり、冬の雪だるま御守は境内 積雪より春分の日前日までと決まっています。ガラス製の御守で青色と ピンクの2色があります。 そしてエゾリスの御守。神の使いと言われるエゾリスが刺繍されている だけでも個性的なのですが、写真家の矢部志朗さん撮影によるエゾリス ポストカードがセットになっていて、その愛らしさに「かわいい!」と つい声を上げてしまうほど。 帰りのバスまで少し時間があります。ただ立っているのは辛くて辺りを 見渡したらセイコーマートがありました。甘酒を買って店内で暖を取り ました。ありがとう、音更店。 帯広駅前までまた戻ってきて、荷物を出してきたらまたもやバスで来た 道を引き返します。途中で右に折れて十勝川温泉の富士ホテルへ。 去年立ち寄った際に親切にしてもらったので今回の宿泊先に決めました。 「おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華」会場の十勝が丘公園までは周辺の 宿が共同運行している無料バスがあると聞き、一息ついてから早速出発 しました。 雪原に並んでいる彩凛華の特徴的な三角錐のオブジェ。農業用保温材を 使用しているそうです。舞台用の照明コントロールシステムを操作し、 音に合わせて様々な色に変わります。 斜面になっているので入口付近の展望台よりも上の展望台の方が眺めが いいのですが、ふかふかの雪の中を歩いて上がるのは大変。冷たい風が 顔に吹きつけ、昨夜のアイスバーの中の方がよっぽど過ごしやすいです。 やっとの思いで展望台に上がりました。しかし風をまともに受けて涙が 止まらずちょこっとだけで撤退…。 去年入口付近でよつ葉のホットミルクを配っていたおかしな牛さんとの 再会を心待ちにしていたのにどこにもいませんでした。しょんぼり。 ホテルに戻り、モール温泉につかれば凍えた身体もぽっかぽか。夜食は すぐ横の、ここでもセイコーマートのお世話になったのでした。
音更神社の冬御守 彩凛華会場にて




1/25(土)

身支度の点検をしてゆっくり神戸空港に向かいました。ポートライナー 改札口横の"上島珈琲店"で軽くモーニング。窓越しに発車案内が見えて この場所は便利です。 今日もベアドゥとたくさんのスタッフさんに見送られて飛び立ちました。 分厚い雲の上を進んでいきます。 雲の白と空の青に分けられた世界。美しいコントラスト。遥か遠くにも 雲をかき分けて進む飛行機が見えて不思議な光景でした。 新千歳空港からJRへ移動して購入済みの切符を発券するのもお手の物。 エアポート、スーパーとかちを乗り継ぎ新得駅で下車します。予約して いたホテル送迎バスが見当たりません。早過ぎたかとベンチで休憩して いたら別の送迎車の陰に隠れていただけでした。慌てて乗車しました。 他に1組の宿泊客を乗せ、バスは然別湖へと走ります。 トンネルを抜けると然別湖畔、今日開村したてのしかりべつ湖コタンが 現れました。例年より少ないようですが一面の雪景色はこの冬初めて。 然別湖ホテル福原は道東中心に展開しているスーパーフクハラの傘下。 去年利用した然別湖畔温泉ホテル風水に比べれば館内は幾分古い感じ。 然別湖とは道を挟んでいますが湖側の和室。のびのびと寝転がれるのは ありがたい。 辺りが暗くなる前に早速コタンのアイスバーへ行ってみました。去年と 違うデザインですが、装飾がほとんどなくて至ってシンプル。2階から オショロコマの氷の彫刻がゆらゆらしていたのが面白かったのに。 訊けば開村してからシーズン終了まで日々改造を重ねるのだそうです。 イグルーもまだ一つだけ。これから増えていきますよとスタッフの方が 言っていました。 氷のグラスで冷たいカクテルがおいしい。マイナス9度もなんのその。 寒さには耐えられます。それどころか楽しくなってきてたまりません。 カフェ営業時間は17時まで、20時からバーとしてオープンするので その間に宿で夕食をとりました。
コタンへの案内 アイスバーの片隅
真っ暗な中にアイスバーとイグルーの明かりが灯ります。その奥に氷上 露天風呂があります。去年は勇気がなくて断念したので今度こそ入ると 決めていました。混浴なので水着も持って来ていましたが、20時から 22時は女性専用時間で男性は立入禁止だそうです。ならばその時間を 狙って効率よく済ませようと入念な準備をして突撃! 壁を隔てて並んだ2つの湯船とも誰もいません。奥の方に入りました。 しばらくして隣は人の気配がありましたがこちらは一人で悠々とつかり、 雲の間からポツポツ現れる星を見上げていい気分。満喫して露天風呂を 上がったところで急に大勢の女性がやってきました。混雑する前に現場 から退散。 アイスバーに再訪。さっき飲んだとき預けておいた氷のグラスに新しい カクテルを入れてもらいます。一番のお気に入り"コイスム"。アイヌの 言葉で泡という意味だと去年訪れたときに教えてもらいました。 ベースは桃のリキュール。キウイシロップを使い、二層が美しい甘口の カクテルです。全然酔いません。 アイスホールでは大塚賢太郎さんのピアノのステージが始まりました。 こんなに冷たい空間の中で指先がかじかんだりしないか気になりながら 耳を傾けていました。 バーに氷のグラスを再び預けて宿に戻りました。続きは明日。




1/22(水)

今年もこの季節がやって来た「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」。 なんとラッキーなことに今朝は若王寺へ出張になりました。さっさと 用件を済ませ阪神百貨店8階催場へ駆けつけました。 会場は開店1時間後で既に熱気ムンムン、実演販売のブースの中には 長蛇の列になっているところもありました。 エスカレーターの近くに見覚えのあるゆるキャラを発見。武田菱丸は 山梨県のゆるキャラ、通称マル。以前から仲良しで今までに向こうや イベントなどで何度も逢っていますが関西で見るのは不思議な感じ。 今回は富士山対決ということで初日の午前だけ静岡県のふじっぴーと PR合戦を頑張っていました。 さてどれを買おうかなと迷うこともなく奥の方へ。"有田焼カレー"は 目の前でどんどん出来上がっているところでした。カレーはもちろん おいしいのですが有田焼の容器(ボウル)も目当てだったりします。 去年の購入時、器の柄が毎年変わりますと聞いていましたが、今年の 桜の柄も素敵。形は同じなので使い勝手もよし、コレクションに追加。 それから初出店の"ミセスハート"の"天使のババロア"。実はその昔、 名古屋の池下にあった店舗で口にしたことがあるのです。まだ有名に なる前なので相当昔ですが、後から行列が出来る店になったと知って 驚いた記憶があります。その店舗は閉店し、新たに実店舗がオープン したと店員さんから聞きました。当時を懐かしく思いながらババロア 購入。 買ってきた"有田焼カレー"を早速会社の電子レンジに放り込んで温め 直しました。これが今日のお昼。量的には少なそうに見えてちょうど よかったです。器は洗って持って帰ります。 今夜はもう一つの大きな予定がありました。八ヶ岳南麓にレストラン "亜絲花"を構える西谷シェフが冬季の休みに地元大阪へ帰られていて お食事に誘って下さいました。 そのお店は近くて遠い中之島ダイビルの"ヴァリエ"。本格フレンチは さすがに一人でのこのこ食べに行けなくて("コムニ"は例外)これが なかったらさらにしばらく入る機会を失っていたかもしれません。 "ヴァリエ"の高井シェフは西谷さんの後輩にあたるそうで、ホールの 担当の方からもいろいろなお話を聞けました。 店内の照明、調度品、スタッフのサービス、どれも格が有って別世界。 ただ窓から見える景色は日常と変わらないビル群なのがちょっと…。 (そこはお店の努力でもどうしようもありませんが)。 メインは猪肉のステーキを選びました。しかし時間が早かったためか、 ワインとシャンパーニュが回ったか、それまででお腹が苦しくなって 赤身は大丈夫でしたが脂身は受け付けませんでした。残念。 デザートの後の茶菓子はワゴンサービス。きれいに並べられ運ばれて きます。プレートに並べられた一口サイズのお菓子。お喋りしている うちに口の中へ消えました。 料理はいずれも見た目に華やかで手が込んでいました。難しいことは よく分からないので云々語れません。ただ、料理人の心意気みたいな ものは十二分に伝わってきました。舌だけでなく目にもおいしい。 素晴らしいディナーをありがとうございました。




1/13(月)

ホテルをチェックアウトして、いよてつ会館のスターバックスで朝食。 ゆったりと過ごした後早めに松山を後にします。 帰りも神戸行き松山エクスプレス。乗車のバス停を間違ったかと内心 ひやっとしましたが合っていました。今度の席は狭くなく快適です。 もう何度も乗っているし、しばらく高速道路で景色もさっぱりなので ワクワクするほどではありませんが、休憩場所になっている室津PA から見る播磨灘の景色はお気に入り。 定刻に三宮に着きました。お土産を手に実家へ急ぐのでした。




1/12(日)

朝は"霧の森大福"目当てで開店直前の"霧の森菓子工房"へ行きました。 10人程度の行列だと苦労もなく開店してすぐに手に入れることが可能。 当然保冷袋持参です。第一目標達成。 次は"たけうち"の"労研饅頭"。大街道の方のお店で大量に購入。いつも 一包みには出来なくて餡無しと餡入りに分けてもらい、紙袋で渡されて います。ずっしりと重い。これで買っておくべきものは完了です。 ようやく朝食の時間。外観そのまんまの"赤煉瓦"でトーストのセット。 軽く済ませました。店内には古き良き昭和の年代物のポスターや時計、 めんこなどが飾られています。懐かしさ溢れる貴重な品々は店主夫妻が 趣味で集めた物なんだそうです。 ホテルに戻って身軽になるとようやく今日のお出かけです。大街道から バスに乗って今治駅、乗り換えて鈍川温泉到着。鈍川せせらぎ交流館で 早速温泉につかりました。お腹も空いてきたのて軽食コーナーで蕎麦を 食べましたがカレーやラーメンも気になって仕方ありませんでした。 帰りはしばらくバスがなくて玉川支所までタクシーで出て今治駅行きの 路線バスに乗りました。 行きと同じ松山行き路線バスでもよかったのですが、途中が酷い山道で 懲り懲りだったのと、旅情を求めて鉄道を使うことに。今治市内を少し 散歩してから乗車。揺られている間に空も暗くなりました。 昨夜に約束したので"チキンジョージ"で夕食にしました。ごちそうさま でした。




1/11(土)

いざ松山へ。またうっかりして大阪方面のホームに下りかけました。 惰性って怖い。 三宮から松山行きのバス、松山エクスプレスに乗ります。一番後ろの 座席しか取れませんでした。狭いので出入りが不便だし、あちこちに 身体をぶつけてしまいます。二度とこの席は取りません。 明石海峡大橋を渡り、淡路島を通り抜け四国上陸。松山市内に入れば 心が高揚してきます。大街道で下車。 (ここは松山〜、二番町…) BGMは五木ひろしの『夜明けのブルース』でお願いします。 宿泊場所は松山の常宿、松山国際ホテル。チェックインをして荷物を 置いたら一つ行ってみたい場所がありました。 椿神社(伊豫豆比古命神社)です。再び大街道バス停から砥部大断層 行きの路線バスで向かいました。バスを降りてからは真っ直ぐな道。 神社まではちょっと離れていますが苦になる程ではありません。 夕方なので参拝者はそれほどおらず、お詣りをして授与所で縁起物を 選びました。椿の花が描かれた交通安全ステッカー、御守、羽子板札、 何だかいろいろ手に入れました。 路線バスで戻ってきました。大街道をぶら歩きしていよてつ高島屋。 目当てはバリィさんランド。大抵の商品は既に知っている物でしたが 内装まで凝っていて楽しい一角でした。 夕食は以前に来たことのある、まつちかタウンの"ダイニング槇"。 南予料理が食べられる創作料理店ですが、今回は南予の鯛めしでなく ブリのコロコロステーキを定食にしてもらいました。 しかしこの周囲はますます寂しい雰囲気になってきました。階段横の 南予の物産店は多少賑わってはいましたが。 0時過ぎ。"ブルージーン"にお邪魔しました。店長のすみちゃんとは 旧知の仲です。 ポリスのDVDを見ながらスティングを讃えて飲んでいました。 その後やってきた"チキンジョージ"の店長さんのお誘いを受けたので 明日の夕食場所は決まりました。




1/9(木)

今朝はウォークマンで『雨上がり』を聴きます。まさにそんなお天気。 さっき通りかかったガソリンスタンドからも聴こえてきました。 FM802で流れていたようです さて、今日の挨拶回りはまず橋本からだと意気込んで難波へ来たものの 南海高野線のダイヤは乱れていました。早朝に発生した人身事故の影響 だとか。特急こうやも運休。一本早い便で計画してよかったと胸を撫で 下ろしたのでした。 今回はどうしてもお会いしたい人がいました。以前から何度も狙っては すれ違いばかりで何年かかったことか。あんまりにも会いたかったので 挨拶だけなのに別の方にスケジュールを確認してもらっていました。 噂通りダンディな所長さんでした。せっかくなのでもっとお話をしたい ところでしたがタクシーを待たせているので勧められたお茶も飲めずに 終わりました。 橋本駅前でのお昼はやっぱり柿の葉ずし。食べ終わると次は岸和田へ。 未だこうやは運休、電光掲示板は調整中の表示のまま。同じ構内なのに JRと違い南海の駅員さんは右往左往していて大変そう。今後の発車に ついては放送を聞いて下さいだなんて。 岸和田から石津川、河内小阪と回りましたが意外に早く終わってしまい、 仕方なく事務所に戻ってきました。さらに残業になりくたくたです。 ひなたの湯へ行きました。マンションの最上階で日帰り温泉施設と違い 隠れ家的な感じ。そんなにも混雑はしていないし、雲や星を眺められる 露天風呂も気持ちいい。飛行機も近くに感じます。 遠回りになりますが全身スッキリサッパリ、すっぴんで新快速で座って 帰るのはちょっとした気分転換。但しすっぴんをそのまま晒したくない のでバリィさんマスクでガード。却って注目の的になっていたりして。




1/4(土)

やまに旅館から昨日近所にある冨具神社の絵馬をもらっていました。 記念に持って帰ってもよし、書き入れた物を宿に託せば冨具神社に 持って行ってくれるとのことでした。それなら直接持っていこう。 てくてく歩き鳥居を潜り坂道を上がって到着しました。えびす様と フグの絵が書かれた絵馬に願い事を書いて結びつけました。 そこからさらに歩いて野間埼灯台へ。室蘭の地球岬もそうでしたが ここも南京錠をかけ恋愛成就を願うスポットとして有名なんだそう。 もう少し歩き、食と健康の館で休憩。交通手段もないので野間駅に タクシーで戻ってきました。 乗降客も少ない寂しい駅です。階上のホームのベンチに座ると風が ビュービュー吹きつけます。 昨日お預けになった味噌カツは、駅前を避けてルーセントタワーの 地下の"矢場とん"でありつけました。 そして名駅の"カフェジャンシアーヌ"で目に留まった"ぴよりん"。 (ナニコレ、カワイスギル!!) ケーキがひよこ型になっているだけでどうしてこんなに魅力的なの でしょうか。並んで置かれている様はインパクト大。 連れて帰ります。本物そっくりのマスコットも一緒です。これなら 本物を食べてもぴよりんの愛らしさは永遠に残ります。 めでたしめでたし。




1/3(金)

今年最初の旅行は知多半島の美浜町。若狭の美浜町ではありません。 目的はただフグが食べたい、それだけです。若狭もフグのメッカでは ありますが。 フグといえば真っ先に下関が浮かぶ訳ですが、実は下関で食べられる トラフグは下関だけでは足りず、各地から送られているのです。 年末に一緒に飲んだ名古屋に勤務経験のある二人からも日間賀島まで フグを食べに行った話を聞いていました。車を使わずに足を運ぶのは 少し面倒だし、その手前でどこかないか探して見つけたのが美浜町の やまに旅館でした。 ところが出発していきなりつまずきました。新幹線が動きません。 有楽町駅前の火災の影響で運転再開はしばらく無理と知り、難波から 近鉄特急を使おうと行ってみると長蛇の列。大阪から新快速に乗り、 米原で大垣行きに乗り換えようとしたら、ここも人だらけで身動きが 取れず、何とか名古屋へ辿り着いたもののぐったり。遅くなったので お昼に味噌カツを食べる予定は明日にして名鉄で南下しました。 無人の野間駅からのどかな田園風景を歩いてようやく目的地に到着。 チェックインしてから海までお散歩。目立ってコンビニや商店はなく、 路地が網目のように延びて海辺の町らしい風景です。夏は海水浴客で 賑わうのでしょうか。夕日は水平線に消える前に雲の中へ隠れました。 宿の向かいは源義朝の菩提所、野間大坊。日が沈み暗くなって屋台は 片付け始めていましたが参拝客は結構来ているようでした。たまたま 今日1月3日は源義朝の命日だそう。 宿は昔ながらのこじんまりとした雰囲気で、夕食は部屋食。宿の方が 次々と料理を運び入れます。 料理のランクは松竹梅の梅、内容もよく分からないままでしたが量は 多過ぎず少な過ぎず。てっさ、てっちり、唐揚げなどに最後は雑炊。 値段に見合うだけのフグのおいしさをまだまだ理解出来ないわたしで ありますが、なかなかいいフグだと言いながら目の前の人はパクパク 食べていました。確かに今夜のは見た目にも立派に感じました。




1/1(水)

新年明けましておめでとうございます。 年々厳かな雰囲気が失われていく気がしますが、それも時代の流れかも しれません。テレビは昨日からバーゲンのCMばかり。   初笑いは撮ってあった『笑ってはいけない2014』。リアルタイムで 見ていたらCMがうっとうしいのと、笑い過ぎて体力が持つかどうかの 自信が持てないから。 さてさて…。




12/31(火)

ついに今年も残すところ数時間。紅白歌合戦を見て、笑ってはいけないは 録画を後から見ます。 この一年で大きなトピックスと言えば、47都道府県最後の未踏県だった 沖縄県に初めて足を踏み入れ、全都道府県宿泊を達成したことでしょう。 但し、本島は那覇空港の中だけで八重山諸島が中心でしたが。 そして苦手で出来るだけ乗らずにいた飛行機に、今までの経験数を上回る 回数搭乗したことを付け加えたいと思います。その結果、窓から外を見ら れるほどまでに克服し、挙句に北海道の翼、エア・ドゥの会員に登録まで するなんて(真の目的はベアドゥではないかとの憶測あり)。 来年は気分転換やストレス発散で肉体的影響の考えなしにすぐ飛び出して しまうクセを少し改め、時には取捨選択も出来るように努力したいです。 今年は無理を重ねていつまでもダメージを引きずっただけに。 そう言いながら1月に冬の十勝よ再びとエア・ドゥの搭乗申し込みをして しまったのは誰だったっけ。




12/4(水)

今夜は西梅田のキャンドルナイト。足を運んでもよかったのですがそれ よりもイルミネーションが気になります。 市バスに揺られて天保山へ。海遊館前のイルミネーション、電球の数も 相当と聞いて期待していたのにそれほど心動かされず。 今年はシロナガスクジラですが、インパクトに欠けていて以前の大きな ツリーの装飾の方がきれいだった気がします。大量の青いライトもただ ネット状にしてあるだけで芸術性がなく、もう一捻り欲しいところ。 来年に期待。




12/2(月)

八ヶ岳から帰ってきたら大阪はすっかりクリスマスムード。今日もいい お天気。青空がきれい。 久しぶりの職場も長居出来ずに出張です。土地勘のない大阪南部を巡る のは勝手が違って時間が読めません。 大国町の用件を済ませてから、天王寺経由でJR阪和線の上野芝へ出て、 歩いて歩いてまた用件を済ませ、再び歩いて歩いて石津川へ出て南海に 乗り岸和田、これでもかと歩いて最後になる予定だった用件を済ませて 悲しいかな大国町へ戻り、さっき伺ったはずの場所で別の用件の対応。 このまま帰宅したいところでしたが、机の上が気になって職場に戻って きました。 こうなるとすぐに帰れるはずもなく、残業に突入するしかありません。 ようやく整理したところで出てきましたが、疲れ果てて今夜は別宅から 動けなくなってしまったのでした。




12/1(日)

明け方から何度か目覚めては窓から空を眺めました。星がいっぱいで 外でゆっくり観測したいところでしたが恐ろしく寒そうで挫けました。 アイソン彗星が消滅しなかったらさぞかし素晴らしい姿を見られたに 違いありません。 あるぴーさんと近くで温泉に入ろうと探してやってきたのが道の駅の 信州蔦木宿。日帰り温泉つたの湯は10時からの営業で15分前には 到着したのですが、既にオープン待ちのお客さんがちらほら。 時間潰しに売店を覗くと気になる商品がいっぱいで舞い上がっている うちにとっくに温泉はオープンしていました。 朝からの温泉は最高。団体客がいたおかげで昨夜はお風呂を断念して 寝てしまっただけに長風呂になりました。 長野へ帰るあるぴーさんとは甲斐小泉駅前で別れました。"亜絲花"を 再び訪ねました。今日は小さなクリスマスコンサートを楽しむランチ。 えほん村のマジョさんのパペットショーもあったりで和やかな時間を 過ごしたのでした。




11/30(土)

やつねっとカフェ同窓会とれいん開催! 小淵沢駅にメンバーが続々集まってきました。小海線のハイブリッド車両 貸切で小諸までを往復します。 10年続き2009年を最後に姿を消したクリスマス行事。今回の復活は 小諸で新蕎麦を食べる以外のプログラムはありませんが、とても楽しみに していました。当初は落書き帳の今年の公式オフ会と重なったため、出席 自体危ぶまれていましたが(もしくは小諸から松江へ強行に飛ぶ計画も) 一週ずれてくれて本当によかった。 小海駅の駅長さんも駆けつけ、発車を見送って下さいました。 車内では持ち寄りの飲み物とおつまみで昼食が危ぶまれるほど。 そして風路座長は名物マツケンサンバ姿ではなく、誰、木枯し紋次郎!? 途中で休憩のため停車した小海駅では滅多とないハイブリッド車両を線路 から撮影できるとあって様々な姿でカメラを構える俄かカメラマン続出。 小諸で下車し、一行は"草笛"へ。信州でも特に有名で支店もある蕎麦屋。 こだわりの七割、この時期限定の新蕎麦をみんなでいただきます。 わいわいと賑やかにいただきましたが見た目以上に量があって満腹です。 一番の目的を果たした後は懐古園を自由に散策して小諸駅に戻りました。 帰りは行きと反対。次第にうとうとし始め小海を過ぎたあたりからどうも 記憶があやふやです。 小淵沢に帰ってくるともう辺りは暗くなっていました。解散してわたしは 同宿のあるぴーさんとリゾナーレ小淵沢のイルミネーションを見物に行き ました。 洒落たショップが立ち並ぶピーマン通りの奥行き、凛と澄んだ森の空気が 都会では出逢えない幻想的な光景を演出します。指先が冷えてもしばらく この中にいたいと思える大好きな場所です。 今夜もペンションペアハット泊。多賀さんもあるぴーさんもご一緒だった 参加者の方もみんな疲れて横になったようです。 星を見るには絶好の条件が揃っていますが身が持ちそうにありません。




11/29(金)

午後からお休みして小淵沢へ旅立ちました。いや旅なんてもんじゃなく、 活動拠点の一つに寄るという表現がしっくりきます。 夏の間なら退社後の出発で遅くなっても、塩尻で乗り継ぎで人気のない 待合室で長い時間待たされても苦痛ではありませんが、深々と冷え込む この時季の夜更けは心まで凍てついてしまいそうで、明るいうちに移動 しようと思い立ったのでした。 常宿のペンションペアハットにチェックインしました。夕食の時間まで ベッドに横になりちょっとだけ休憩。 18時前に西谷シェフ自ら運転手となりお迎えに来ました。"亜絲花"で ディナーの予約をしていたのでした。夜は予約営業なので貸切です。 オードブルと呼ぶには野菜と自家製燻製てんこ盛りの一皿や、ヒラメの ポワレ、鶏肉のクリーム煮込みなどをいただく格別の贅沢な時間。 一口ずつゆっくりゆっくり五感を働かせて味わいました。 明後日にクリスマスコンサート付きのランチパーティがあり、ちょうど キャンセルが出たと聞いて寄せてもらうことにしました。特別ゲストに えほん村のマジョさんの名前があります。一体何をされるのでしょう。 帰りも送ってもらって帰館。オーナー多賀さんは婚活8関連の忘年会で まだ帰ってきてはいません。 お風呂に入り、帰りを待つ間にうたた寝していました。気付くと何やら 賑やかな声がダイニングから聞こえてきます。そっと様子を見に行くと 居合わせたみんなはびっくり。 わたしも交ざって二次会参戦。五味夫妻や婚活事業に携わった方々との 尽きない話でついつい夜も更けてしまいました。




11/25(月)

石見銀山は雨です。朝食の汁物はもちろんしじみ汁。それにあごの焼。 大田なら和江のすまきかまぼこでしょ。すみません、独り言です。 給料日なのでお向かいの石見銀山大森郵便局で資金調達。この郵便局、 周りの町並みに馴染んだ風情ある外観をしています。中に入れば普通の 郵便局なのですが。 昨日、大野さんから紹介された"鳩庵"。石見銀山には土地柄、銀製品を 扱うお店が多いのですがこちらもそう。"銀と革の工房クラフトさら"の 実店舗です。 かつては"ワイルズギャラリー"があった場所。渋い味わいの店先です。 開店の準備に追われているところでしたが快く迎えてくれました。 銀の指輪とペンダントトップを買いました。指輪は早速指にしています。 早めのランチは"群言堂"で。中庭の見えるカウンター席は過去に何度も 座っているお気に入り。いただいたのは"一汁一菜定食"。クリーミーな 山の幸入りのスープと梅花酵母のパンの組み合わせにしました。 従叔父の車が迎えに来ました。出雲まで送るから電話しなさいと昨日に 言われていたのでした。 キララ多岐に寄って、それから出雲大社。落書き帳メンバーが土曜には 大混雑に巻き込まれていましたが、平日の午後なのでそこまで混雑して いないようです。晴れ女パワーで雲が切れてきて太陽が顔を出しました。 この前も来たところだからと言う従叔父を車で待たせているのが申し訳 ないので手短に参拝。 出雲市駅まで送ってもらって別れました。おじさん、もう若くはないし 健康にはくれぐれも気をつけて! バスの発車時間まで、ツインリーブスホテル(一畑百貨店)のドンクで 休憩します。このお店オリジナルの、いかにも出雲的な"縁結び"という 名のパンを今日も(いつもつい選んでしまう)食べたのでした。 出雲発三宮行きポートレイク号発車しました。島根を後にします。それ からは眠気に支配されていてほとんど記憶に残っていません。 分からない感情に左右されて何度も涙を流した久しぶりの帰郷(正確に 言うとわたしの故郷じゃなかった)でしたが、そんなに日々の暮らしで 汚れてしまっていたのでしょうか!?




11/24(日)

今朝の松江(宍道湖) 穏やかな朝焼けの松江でした。落書き帳のみんなはそれぞれ次の場所へ 出発したり、帰途に着いたりでチェックアウトは遅い方のようです。 ちょっとだけ松江を散策。"珈琲館"で一服してから松江駅へてくてくと 歩いて出ました。 今度こそ大田市まで乗ります。スーパーおき3号津和野行き。進行方向 右側座席に当然座ります。オープン時はお祭り騒ぎだった、シャミネの スタバで抹茶ティーラテ(エスプレッソショット追加)をテイクアウト してきました。 先にお昼をいただきます。久しぶりの駅弁"およぎ牛弁当"です。右手に 日本海を眺めながら。だんだん近付いてくる、胸が高鳴ります。 やっと着きました。ただいま! 大田市駅の改札でらとちゃんが出迎えてくれました。サザエの壷焼きの ゆるキャラじゃありません。モチーフは螺灯です。その昔、石見銀山で 坑道を灯すために、サザエの貝殻に油を注ぎ、火を点けて使用していた 手持ちのランプ。そして駅の横の観光案内所にぬいぐるみが並べられて いるのを見逃しませんでした。 係員さんはてっきり観光客かと思われたようですが、法専寺へのバスを 訊ねたので観光マップでなく住宅地図を出して説明してくれました。 石見交通の超が付くくらいのローカル路線バスに乗って鳥井町内へ。 そういえばこの景色でした。人気のない停留所からぶらぶら歩きます。 法専寺の墓地へ。 (おじいちゃん、おばあちゃん、それからおじいちゃん、おばあちゃん (こちらは早くに亡くなった実の祖父母に代わり面倒を見てくれていた 母方の祖叔父と祖叔母のこと)、一人で来ました。手ぶらでごめんね。 どうしても会いたくなったから…。) あの世でこんな孫に呆れているだろうか、はたまた笑っているだろうか、 涙が溢れて止まりませんでした。 近所の商店"きしのや"に寄りました。店主は母上の同級生。様子を見て 恐る恐る話を切り出すと喜んでくれました。せっかくここに来たのなら 浜を歩いたら気持ちがいいよと言われました。 そのつもりでした。わたしの心にいつもある海だから。 鳥井漁港の隣にある鷺の巣から浜辺を歩きます。その昔鷺の巣は独特の 形状の大岩だったそうですが風化により輪になった箇所が崩落し、今は 原形を留めていません。おばあちゃんの女学生時代の記念写真の背景に 当時の姿を見ることが出来ます。 (うーみー!) 真っ青な空と海。波の音。風にさらさらと転がる白い砂。引いては返す 波と戯れたりして過ごしました。
鳥井の海その1 鳥井の海その2
従叔父の家を訪ねました。今日も突然現れたのでおじさんもおばさんも びっくり。すみませんでした。はとこの娘ちゃんは親戚と分かったのか、 全く人見知りもせず最後までお友達扱いしてくれました。 今日はこの後"春光園"への約束もあり、長居せずに駅前へ戻りました。 らとちゃんたちを引き取り、さっきの係員さんに礼を述べて次の場所へ。 ほうじ茶ぜんざいを食べながら大野さんと近況報告や市内の情報などを 教えてもらいましたが、とっておきのものがあったと差し出されたのは 鳥井町史誌でした。大野家は鳥井町出身で一族のお墓もすぐそばでした。 貴重な資料です。お借りする(預かる)ことになりました。 大野さんに車で送られて今夜は世界遺産宿泊。大森町のひろた屋旅館。 この町並みの中に宿があるとは知らなくて興味津々で予約しました。 薄暗い石見銀山の町並みはひっそりして観光客の姿は既にありません。 夕食は他のお客さんが素泊まりだとかで大広間で一人。老舗の宿らしく 鎧兜や年代物の置物を眺めながらのお食事でした。 お風呂に入れば特にすることもなく布団に入ります。ぐっすり眠れそう。




11/23(土)

今日の逆さ大山 昨夜まさかの洗濯機スイッチオンから気絶状態…。朝から洗濯物干したり シャワー浴びたりで大慌て。乗るはずのホームを間違い予定の電車に乗れ なかったりといきなりつまずきました。 六甲道からは小松原ラガーさんの車に同乗し、一路松江へ目指して出発! 中国道は揖保川付近で渋滞に巻き込まれどうなるかとヒヤヒヤしましたが 脱出してからは順調。 植田正治写真美術館に寄りました。植田さん生誕100年にあたる今年に 東京駅ステーションギャラリーの企画展、続けてここに来れてよかった。 いつ訪れても新鮮な植田さんの写真に魅了されます。 特別企画展「子どもたちの時間 植田正治とロベール・ドアノー」。 国は違えど同じ時代を生きた二人の写真家を並べた、ユーモアと温かさに 満ちた展示でした。 それにしても今日の大山は最高です。青い空と逆さ大山が池に映り込んで 見せる絶景を案内出来てよかったです。 大山PAでご当地メニュー"大山とりから丼"をランチにして、米子到着。 ここで一旦ラガーさんと別れます。 特急やくもに乗車し、本日の会場がある松江を通過して大田市まで行って しまいたい欲望を抑えて出雲市で下車しました。見慣れた懐かしい駅前の 風景を前にするとほっとした気持ちになります。 のんびりしている暇はなかった、タクシー。ビューティーモールサスケの 存在を運転手さんは知らなくて説明が大変でした。 赤い扉がおしゃれな1階のネイルサロン"ミュー出雲"を訪れました。 以前は出雲市駅前にあった、わたしが始めてネイルをしてもらったサロン なのです。引越しして店名も変わったと聞き、行ってみたくなって事前に 電話を入れていたのでした。まだ新しい建物は広々としてピカピカ。 ネイリストのK原さんと再会を喜んで、早速ネイルへ。ハンドはいつもの サロンのお世話になっているので今回はフットジェルをお願いしました。 フット用の個室でゆったりリラックスしながらK原さんにお任せ。上品な ココア色を塗り、上からシルバーのラメを散らして完成です。手入れには 常日頃かなり苦労していたので美しい仕上がりにもう大満足。 今日のフットジェルネイル では出雲から松江に戻ります。きっと無理だろうと思っていた各駅停車は やはり発車したところだったので特急まつかぜを待ちました。 結局松江駅着は微妙な時間になり、またもやタクシーで会場入り。 松江しんじ湖温泉の夕景湖畔すいてんかく。今年の落書き帳公式オフ会は 島根県。それでなくともメンバーの中で一番島根度(?)の高いわたしは 欠席なんて有り得ません。当初被っていたやつねっとのイベントがずれて くれて助かりました。 大広間に一堂が会して、宴会が始まりました。自己紹介(近況報告)では 毎度の地理分高い話題や小道具が飛び出します。一番の注目は昭和30年 半ばの松江地形図。この宿はまだ存在してないし、北松江駅は一畑鉄道の 松江しんじ湖温泉駅のことでした。 定番となった二次会は一室を使いテーブルを大きく広げてみんなで地理的 クイズを中心に盛り上がりました。手に入れた賞品は島根県民手帳!? 来年愛用させていただきますとも。 女性参加者は今年も一人だけ。おかげで悠々と個室でおやすみなさい。




11/15(金)

深い深い海の底へぶくぶくと沈んで、ふと見上げたら見覚えのある人影が 水面にゆらゆらしていて、遠くて重くて手を伸ばして必死にもがいている 情景を別のわたしが見ている、そんな夢と現実との狭間にいました。 いつの間にか月が随分丸くなってきています。もうすぐ満月。波照間島の 一夜以来、月の満ち欠けを常に意識するようになりました。 わたしの体調や感情の起伏も月と同じ周期で変動している気がします。 金曜の夜だというのに予定はなく、だからといって道草をせずに家に帰る 気分にもなれず、サンダーバードでも待ってやろうかと企んだのに今夜は 意味がないことを知ると急につまらなくなり、ここは素直に帰れとの思し 召しかと各駅停車に乗りました。 でもまだ帰りたくない気持ちを払拭しきれず、お酒はどうも違う気がして 足が向いたのは塚口の"ポノポノ食堂"でした。山盛りのおいしい玄米や、 おかず、お茶、アイスクリーム。 2、3日心の不調が続くのは仕方ありませんが一時的でも緩和出来るなら 身体が喜ぶごちそうを食べるのも一つの処方箋。 そういうことにしておこう。




11/8(金)

帰りにヨドバシカメラで新しいデジカメを購入しました。説明書を片手に あれこれ触ったりで少しずつ操作や機能が理解できてきました。 長年にわたって初期型のクールピクスを連れ歩き、何度も修理し、大切に 扱ってきましたが10年以上経つと修理も手におえないほど傷んで最近は 家で留守番させてばかり。気軽に写真を撮ることもなくなっていました。 決心して先日エディオンで物色した時は客のニーズも拾えないイマイチな 店員しかおらず意欲も削がれてしまいましたが(他の電化製品もアテには ならない)、今日はニコンの販売員がいろいろと希望を聞いてくれたので 安心して機種の選定に漕ぎつけました。 やはりニコンでなくちゃ。クールピクスでなくちゃ。 この冬のイルミネーション見学は楽しくなりそうです。裸の状態に保護用 シールを貼っただけなので後はケース。純正品もヨドバシカメラに並んで いたのもさっぱりだったのでお洒落なのを探しています。




11/3(日)

昨夜勢いでエア・ドゥの神戸−千歳便の往復を買っちゃった。さて来月 どこに泊まりましょ? そんな今日は和歌山へお出かけです。時間の都合上くろしおで贅沢に。 和歌山で乗り換え。狙っていませんでしたがたま電車でした。 今回は貴志駅でたま関係に目もくれず、駅前からタクシーを走らせます。 行先は紀美野町の"ドーシェル"。貴志駅からだとタクシー15分くらい、 2千円弱で到着です。ずらりと停車している車を見れば相変わらず県外 からのお客さんが多いようです。 カフェスペースの空き待ちの間にテイクアウト用のパンをどっさり買い、 そこまで待たずにカウンター席に通されました。 来た来た、ランチプレート。山の風景を眺めてゆっくり味わいました。 帰りは大十オレンジバスに乗るので登山口バス停までタクシー乗車です。 日曜は紀美野町のコミュニティバスがお休みなので仕方がありません。 所要時間と費用は貴志駅間より若干少なめでした。 海南駅に出たのはちょっと早かったけれど、中野BCの送迎車で工場へ 連れて行ってもらえました。 そして同乗した年配のご夫婦とその後ずっと行動を共にすることに。 中野BC毎年恒例のイベント「月向BAR」2回開催の第2部に参加。 会場は酒蔵の中、テーブルは樽。基本は立食形式ですが壁際にベンチが 用意され年配者にも配慮されています。 スタートの16時を前にしてウェルカムドリンクで振る舞われた月向に 既にほろ酔いなわたし。 最初のプログラムは月向農園の月向さんと中野BC梅酒杜氏山本さんの トークショー。去年は直前の怪我で欠席した月向さんでしたが、今日は 元気な姿で解説をされていました。 月向農園はみなべ町にあります。各テーブルに月向梅の実物が参考にと 置いてありますが果物みたいに大きくて丸々としてます。食用に取って あるものじゃないので見るだけ。 レコード番長ことDJ須永辰緒さんのレコードコンサートが始まると、 ムーディな雰囲気が会場を包み、ほんのりいい気持ち。 そうしているうちに最後のお楽しみ、じゃんけん大会へ。勝ち抜け選は 早々に脱落しましたが、ご夫婦の旦那様は最後まで勝ち残りついに優勝 してしまいました。 賞品は須永さんプロデュースのサイン入りCDでした。その後の"月向" 争奪戦も全く揮わず今年も何も獲得できませんでした。 ところが、じゃんけん大会の前に奥様が須永さんの同じCDを購入して いたからとわたしに譲って下さいました。ありがとうございます。 帰りのくろしおまで時間があったので、ご夫婦と、偶然にも居合わせた 息子さんのお友達と4人で駅前の喫茶店でお茶をしました。 訊けばご夫婦は奥様が中野BCのご近所で育ったこともあり古くからの お付き合いでイベントの類にはいつも参加されているそうです。 不思議で素敵な出会いの一日。今度は日本酒バーでお会いしましょう!




11/2(土)

バースデイケーキ 今年の誕生日は自宅にて静々と迎えました。嬉しくないのか嬉しいのか 自分ではよく分かりません。考えるのはもっと別の次元のこと。 夜はべリンダ・カーライルのライブ。ビルボードライブ大阪へ。 ビルボードライブ会員になってからは初めての公演。年に数回は訪れて いるので会費を払っても損はしないはず。 特典のワンドリンクをオーダーして開演を待つ間に口に運びます。それ 以上手を出さなければ上乗せされる料金はありません。 いよいよ始まりました。あれ、いつもの黒装束の彼女じゃない!? ただトップスを重ね着して黒くないだけですが、それ以外にもちょっと 違うぞと思わせる内容です。少人数のアコースティックなライブが数回 続いていたのですが、今回は厚みのある大所帯バンドに支えられ往年の ヒット曲はアレンジを激しく捏ねくることもなく聴かせてくれました。 とても素晴らしいステージでした。 素敵な誕生日プレゼントをありがとう。勝手にそういうことにして感激 していました。 "キルフェボン"のフルーツタルトがわたしの帰りを待っていました。 ロウソクとお祝いのメッセージプレートもちゃんとつけてありました。 誕生日らしい唯一の特別行事はロウソクの火を吹き消す作業でした。



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