緑燃える季節
陽も落ち始めた小さなホームを
黙って見つめる向日葵の花
今は見られない朱色のキハ30(木更津にて)
左からキハ38、37、30(木更津にて)
3種とりまぜた4両編成(横田にて)
横田にて
横田にて
タブレット交換(横田にて)
のどかな田園風景の中を行く(俵田〜久留里間にて)
今は見られぬキハ30単行の区間列車(俵田〜久留里間にて)
交換風景(久留里にて)
キハ30+37(久留里にて)
今は見られぬキハ30単行の区間列車(久留里にて)
高い築堤を行く(久留里〜平山間にて)
小櫃川を渡る鉄橋(久留里〜平山間にて)
段々畑を見ながら坂を登る(久留里〜平山間にて)
珍車キハ37 夕陽の頃(平山にて)
キハ30+38(平山付近にて)
緑溢れる中を(上総松丘〜上総亀山間にて)
小櫃川と戯れる(上総亀山〜上総松丘間にて)
小櫃川と戯れる(上総松丘〜上総亀山間にて)
キハ30+38(上総亀山にて)
上総亀山にて
ホームの黄色い線も何年か前まではなかった(上総亀山にて)
亀山湖
内房線の木更津と房総半島内陸の上総亀山を結ぶローカル線。元々千葉県営の軽便鉄道として木更津〜久留里間が開業、その後内房線木更津から外房線の大原を結ぶ国鉄木原線の一部となるべく国に譲渡され上総亀山までが延伸された。結局大原側から建設を進めていた木原線(現いすみ鉄道)と連絡することもなく上総亀山を終点として盲腸線に終わっている。キハ30、37、38といった車両の長さもドアの数も異なる3種の旧型通勤型気動車が走り、1996〜1998年ごろ、八高線電化で余剰となって転入した朱色一色塗装のキハ30が話題となった。木更津を出て内房線と分かれると久留里までは平坦な田園風景の中、付近の国道の沿道には大型の郊外店なども見え、都市郊外の疎らな住宅地の風景が続く。久留里から先は一転してローカル線情緒が増し、時折小櫃川と絡みながら段々畑の広がる山里を進んでいく。上総松丘辺りからは人里離れた山中へ分け入り、緑あふれる終着上総亀山駅の小さなホームに滑り込む。上総亀山駅から亀山人造湖までは歩いてすぐの距離で、休日には行楽客で賑わう。東京からも比較的近くワンデートリップに最適の路線である。