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衆議院会議録情報 第171回国会 本会議 第41号

平成二十一年六月十九日(金曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第二十八号
  平成二十一年六月十九日
    午後一時開議
 第一 青少年総合対策推進法案(内閣提出)
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 憲法第五十九条第二項に基づき、海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案の本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議(大島理森君外百一名提出)
 海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案、本院議決案
 憲法第五十九条第二項に基づき、租税特別措置法の一部を改正する法律案の本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議(大島理森君外百一名提出)
 租税特別措置法の一部を改正する法律案、本院議決案
 憲法第五十九条第二項に基づき、国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議(大島理森君外百一名提出)
 国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案、本院議決案
 日程第一 青少年総合対策推進法案(内閣提出)
 住民基本台帳法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案(内閣提出)
 議員請暇の件
    午後一時二分開議

○議長(河野洋平君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
【途中省略】
     ――――◇―――――

○谷公一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 内閣提出、住民基本台帳法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

○議長(河野洋平君) 谷公一君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
    ―――――――――――――
 住民基本台帳法の一部を改正する法律案(内閣提出)

○議長(河野洋平君) 住民基本台帳法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。総務委員長赤松正雄君。
    ―――――――――――――
 住民基本台帳法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔赤松正雄君登壇〕

○赤松正雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、市町村の区域外へ住所を移した場合においても住民基本台帳カードを引き続き利用することができるよう所要の手続を定め、また、外国人住民の利便を増進するとともに、国及び地方公共団体の行政の合理化に資するため、外国人住民を住民基本台帳法の適用対象に加え、住民票の記載事項等について所要の改正を行おうとするものであります。
 本案は、去る四月二十七日本委員会に付託され、翌二十八日総務大臣から提案理由の説明を聴取した後、五月十二日及び昨日質疑を行い、本日質疑を終局いたしました。
 次いで、本案に対し、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党の三会派共同により、政府原案において外国人住民に係る住民票を作成する対象者となっていない仮放免者等について、引き続き行政上の便益を受けられるようにするとの観点から、その者に係る記録の適正な管理のあり方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることを内容とする修正案が提出され、趣旨説明を聴取いたしました。次いで、原案及び修正案について討論を行い、採決いたしましたところ、修正案は全会一致、修正部分を除く原案は賛成多数をもって可決され、本案は修正議決すべきものと決しました。
 なお、本案に対し附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――

○議長(河野洋平君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり修正議決いたしました。
     ――――◇―――――

○谷公一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 内閣提出、出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

○議長(河野洋平君) 谷公一君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
    ―――――――――――――
 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

○議長(河野洋平君) 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。法務委員長山本幸三君。
    ―――――――――――――
 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔山本幸三君登壇〕

○山本幸三君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案の主な内容は、次のとおりであります。
 まず第一に、外国人の公正な在留管理を行うため、法務大臣が必要な情報を継続的に把握する制度を構築し、あわせて外国人登録制度を廃止するとともに、在留期間の上限の伸長その他の適法に在留する外国人の利便性を向上させるための措置を講ずることとしております。
 第二に、外国人研修生・技能実習生を実質的に低賃金労働者として扱うなどの不適正な問題が増加している現状に対処し、外国人研修生・技能実習生の保護の強化を図るため、所要の措置を講ずることとしております。
 第三に、留学生の安定的な在留のため、在留資格、留学と就学の区分をなくし、留学の在留資格に一本化することにより、留学生等の負担軽減等を図ることとしております。
 本案は、四月二十三日去る本委員会に付託され、翌二十四日森法務大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑に入り、五月八日参考人から意見を聴取いたしました。
 本日、本案に対し、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党の共同提案により、特別永住者の特別永住者証明書及び旅券の常時携帯義務とその違反に対する過料の規定を削除すること等を内容とする修正案が提出され、提出者から趣旨の説明を聴取し、原案及び同修正案に対する質疑を行い、質疑を終局いたしました。次いで、討論を行い、採決の結果、賛成多数をもって修正議決すべきものと決しました。
 なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――

○議長(河野洋平君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり修正議決いたしました。
     ――――◇―――――
【途中省略】
     ――――◇―――――

○議長(河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後三時二分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
       総務大臣  佐藤  勉君
       法務大臣  森  英介君
       財務大臣  与謝野 馨君
       厚生労働大臣  舛添 要一君
       国務大臣  小渕 優子君
       国務大臣  金子 一義君


原典について


Copyright(C) 2009 やぶれっ!住基ネット市民行動
初版:2009年08月30日
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yabure/jumin-kanri/171kokkai/shu-hon41.html