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凡例【 】内は引用者註


参議院会議録情報 第171回国会 本会議 第36号

平成二十一年七月八日(水曜日)
   午前十時一分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
○議事日程 第三十六号
  平成二十一年七月八日
   午前十時開議

 第一 投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(第百七十回国会内閣提出、第百七十一回国会衆議院送付)

 第二 投資の促進、保護及び自由化に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(衆議院送付)

 第三 社会保障に関する日本国とスペインとの間の協定の締結について承認を求めるの件(衆議院送付)

 第四 社会保障に関する日本国とイタリア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(衆議院送付)

 第五 商店街の活性化のための地域住民の需要に応じた事業活動の促進に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)

 第六 水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法案(衆議院提出)

 第七 美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律案(衆議院提出)

 第八 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案(内閣提出、衆議院送付)

 第九 住民基本台帳法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)

    ━━━━━━━━━━━━━
本日の会議に付した案件
 議事日程のとおり
     ─────・─────
【途中省略】
     ─────・─────

○議長(江田五月君) 日程第八 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。法務委員長澤雄二君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔澤雄二君登壇、拍手〕

○澤雄二君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、法務大臣が外国人の公正な在留管理に必要な情報を継続的に把握する制度の構築を図るため所要の改正等を行うほか、外国人研修生等の保護の強化を図る等の措置を講じようとするものであります。
 なお、衆議院において、特別永住者証明書の常時携帯義務に関する規定の削除、団体監理型の技能実習の活動に対する団体の責任の明確化、法施行後三年を目途とした見直し規定等の追加等の修正が行われております。
 委員会におきましては、外国人に対する情報把握の必要性と個人情報保護とのバランス、永住者に対する在留カードの常時携帯義務及びその罰則の在り方、配偶者の身分や住居地の変更等に関する在留資格の取消しの弾力的な運用の必要性、外国人研修生、技能実習生の更なる保護の必要性、入国者収容所等の適切な運営の確保策等について質疑が行われ、また、参考人から意見聴取を行いましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して仁比委員、社会民主党・護憲連合を代表して近藤委員より、それぞれ本法律案に反対する旨の意見が述べられました。
 討論を終わり、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対して附帯決議を行いました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────

○議長(江田五月君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕

○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕

○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十一  
  賛成             二百七  
  反対              十四  
 よって、本案は可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔
投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────

○議長(江田五月君) 日程第九 住民基本台帳法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。総務委員長内藤正光君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔内藤正光君登壇、拍手〕

○内藤正光君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、市町村の区域外へ住所を移転した場合においても住民基本台帳カードを引き続き利用することができるようにするとともに、外国人住民を住民基本台帳法の適用対象に加えるため住民票の記載事項等について所要の改正を行おうとするものであります。
 なお、衆議院において、外国人住民に係る住民票を作成する対象者となっていない仮放免者等について、引き続き行政上の便益を受けられるようにするとの観点から、その者に係る記録の適正な管理の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする規定を附則に追加する修正が行われております。
 委員会におきましては、参考人から意見を聴取するとともに、法改正に際しての人権への配慮とプライバシー保護、外国人住民への行政サービスに対する法改正の影響、住民基本台帳カードと社会保障カード等との一元化への取組、外国人留学生支援に関する各府省連携の強化、自治体の外国人施策に対する支援、法改正に関する自治体への周知徹底等について質疑が行われました。
 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して山下芳生委員より反対、社会民主党・護憲連合を代表して又市征治委員より反対する旨の意見がそれぞれ述べられました。
 討論を終局し、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対し六項目から成る附帯決議が付されております。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────

○議長(江田五月君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕

○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕

○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十二  
  賛成             二百八  
  反対              十四  
 よって、本案は可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔
投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────

○議長(江田五月君) 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時二十二分散会


原典について


Copyright(C) 2009 やぶれっ!住基ネット市民行動
初版:2009年08月30日
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yabure/jumin-kanri/171kokkai/san-hon36.html