【廃墟マニヤ File034】
T倉鉱山(滋賀県)
(その2)
夜中に到着してクルマの中で仮眠をとり、日が昇るのを待っていたため、身体中が痛くてたまりません。さて、ようやく明るくなってきたと思ったら、選鉱場跡の背面の山から太陽が出てきてしまいました(方位を調べておけという話ですね)。写真を撮るには、ヒジョーにキビシー状況です!
帰ってから調べていてわかったのですが、実はこの選鉱場の先には、坑口やズリ山、初代の選鉱場跡など、いろいろな遺構が残っていた模様。やはり、よく調べてから訪問すべきですね。
現在この選鉱場跡を舞台にして、演劇が行われたりしているようです。ということは、ここに置かれているのは、その関係の資材かな〜と勝手に想像してみたりして……。
上モノがないので、遺跡公園みたいな印象ですね。
上のほうにブロック積みの壁面のみの小屋が見えていますが、登るのが大変そうなのであっさり断念(この当時はいろいろなものが足りなかったのです。スキルとか根性とか……。まあ、後で登った人の話を聞くと、中にはなにも無かったとのことですが)。
この階段から上るようです。あ、足をかけるところが……。
なんとか上がりました。
選鉱場の前は草原が広がっています。ちょうど5月の新緑の季節ということもあり、表面的には本当に明るい公園のような印象です。
(続く)
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