【廃墟マニヤ File034】
T倉鉱山(滋賀県)
(その1)
「土K鉱山」は、滋賀と岐阜との県境にまたがる土蔵岳の中腹にあった鉱山で、主に銅、硫化鉄を産出していたようです。
例によって、詳しくは他のサイトなどをご覧いただくとして、発見は1907年(明治40年)で、その後、田中鉱業が発掘を開始。1935年(昭和10年)朝鮮鉱業開発に経営が移り、さらに1950年(昭和25年)には日窒鉱業のものとなります。戦時中は増産体制が取られ、多くの労働者が集められたものの、戦後は安価な銅が輸入されるようになり、1965年(昭和40年)には閉山となってしまいました。1999年ぐらいまで、国道沿いに鉱山住宅も残っていたという話ですが、新道の工事で取り壊されてしまったそうです。
訪問したのが5月の連休中だったため、地元の方がたくさん山菜取りに来ていました。それはいいのですが、ギターを持った青年がやってきて、朝っぱらからギターをタイコのように叩きながら演奏されたのにはまいりました。さらに、ようやくギターが終わったと思ったら、今度は縦笛をひっぱりだしてきて、延々謎の音楽を聞かされる破目になったのでした。なにかインスパイアされるところがあったのでしょうか?
満足度:★★★
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