【廃墟マニヤ File017】
S根鉱山(群馬県)
(その3)
なんだかわからないけれどもコンクリートの塊です。土台であることは間違いないでしょう。
裏側に回ってみるとコンクリートの間に木の桟のようなものが残っていて、ちょっと面白い感じでした。
茶碗や錆び付いた椅子の脚、そして冷却フィンのついたパイプなどが散乱しています。このフィンがついているものは、コンプレッサーなどで高圧になった空気を冷却するものかと想像したのですが、もしかして単純にスチーム暖房装置かもしれません。
車両のミッションケース? 鉱山時代のものか、スキー場時代に捨てられたゴミなのかも不明です。
上を見るとホッパー風(こういう構造物はなんというのでしょうか?)の構造物が残っているので登ってみることにします。
ちょっと登ると木製の建物がつぶれた跡がありました。
スコップがささっていて墓標みたいですね。かなり新しいのでスキー場時代のものでしょう。
ようやく横手に回り込みました。向こうに見えるホッパー(?)は早春だと下までたどり着けるようですが、この季節だと藪がひどくてちょっと厳しい感じです。
(続く)
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