【珍スポ観光 File028】
S城美術館(静岡県)
(その3)
なかなかイイ感じの看板なのに、なぜかガラクタの間に詰め込まれてしまっています。
敷地に入るとすぐ左手に「小劇場」と書かれた看板が掲げられていました。
この歴史&古美術と隕石のミラクルパワーのハイブリッド空間で、いったいどんな「小劇」が演じられているのか、非常に興味をひかれたので、まずこちらへ寄ってみることに。
ところが、赤い橋の先の扉はかたく閉ざされていて、中の様子をうかがうことすらできません。
※帰ってから、荒川さんのサイト「動物園、B級スポット大好き!」をチェックしたところ、この「小劇場」とやら、大人数でカラオケができる大広間だったそうです。ただ、あとで城の中に入ったとき、美術品の並べられていたスペースがこの小劇場の位置だったような気がするので、もしかすると現在は展示スペースに流用されてしまったのかもしれません。
ちなみに、写真の赤い橋の下には池が掘られ、「健康」や「開運」等書かれたツボにコインを投げ入れるようになっていました。以前は「超能力」というツボもあったらしいのですが、なにか事情(?)があったのか、見あたりませんでした(私が見落とした可能性もありますけれど……)。
さて、気をとりなおして天守閣に近づくと、ピラミッド型に組まれたアングル材の中に石が置かれています。
周囲に隕石の説明とその不思議なパワーについての解説が書かれていました。
でも、よ〜く読むと、この中にある石が隕石だとは、なぜか一言も書いてありませんね。
後で説明しますが、調べたところ、どうやらこの石を囲んで、UFOを呼ぶ儀式が行われている(現在進行形?)ようです。
階段もよく見ると怪しげな唐草模様(?)が描かれていました。たんなる装飾なのか、曼陀羅的なもので、なんらかのパワーを得ようとしているのかは不明です。
休憩コーナーにつながれていたワンちゃん。
隕石もミラクルパワーも、自分にはまったく関係ないといった様子で、とてもくつろいだ雰囲気。ただ、もしかしたら隕石パワーによる超天才犬という可能性もありますが……。
午後の光に白く輝く四層の天守閣。でも、もちろんコンクリート造です(内部は地上5階、地下1階)。
さて、それではいよいよ本丸に突入してみることにしましょう! (はい、今ちょっとうまいこと言いましたよ〜)
(続く)
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