【珍スポ観光 File018】
神秘珍々ニコニコ園(埼玉県)
(その12)
その後この「神秘珍々ニコニコ園」は、TVや雑誌など様々なメディアに取りあげられ有名になっていきました。しかし有名になればなるほど、逆に私の心は離れていき(嫌なマニアですね)、再び訪れることもないまま長い時間が過ぎたのでした(……実はディズニーランドのようにしょっちゅう展示内容が変わっていたらしく、今から思うと残念なことをしました)。
ところが、こんなWebサイトを始めたため、その後の姿も撮っておいたほうが面白いと思い、2004年2月、久しぶりに訪問することにしたのですが……。
まずは、高坂駅前に立ち寄ってみたところ、例の不動産屋は別の店にかわっていました。このときはまだ「あれ、閉めちゃったんだ」ぐらいの軽い気持ちで、ニコニコ園へ向かうことにしたのでした。
途中、博美館時代の看板が、だいぶ色は褪せたもののまだ残っていたので、ついでに撮影しておきます。
……ところが到着してみると、あれほど色々あった看板類がすべてなくなっています!
一時期「外園」と称してエロ怪人オブジェなどを展示していた向かいの駐車場も更地に!
門の彫刻はなんとか残っていました。
風神も大丈夫でした。
敷地の周りをじっくり見ていくと、飾り付けられていたシートや「珍々道三百米」の看板がゴミのように放置されているのを発見!
裏にまわると、本館部分の物置は残っていました。でも書かれた文字の色はだいぶ褪せてしまっており、万国旗も廃墟でよく見かけるような雰囲気です。
奥にかろうじて彫刻が残っているのが見えました。
望遠レンズでのぞいてみると観音様系の彫刻でした。
(続く)
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