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◎目次
●敷居が高い
●読み手選び
●見出しが必要
●改行で読み易く
●レイアウトに制限
●リンクを使う
●続ける根気
関連
31 掲示板は必要か
37 ブログで足りる
48 レイアウトに凝ればキリがない
ホームページ作りについてはこの一年振り回されてきたが、考えを整理したり周りを見直す機会だった。ここでは作った経験を踏まえて整理する。
■敷居が高い
簡単に作れるという悪魔のささやきにつられて始めたもののソフトの解説さえ敷居が高い。
タグというプログラムを使うHTMLという文書形式、文書(※)と文書を結びつけるリンクのかけかた、インターネットやWEBの知識などわずらわしい。
迷惑メールやいたずらの防止、読み手をひきつける方法、更新するタイミングはほとんど触れられていないから自分で考えるしかない。
最近はブログ(ウエッブログの略)が便利というが始めれば似たようなつまずきに振り回されるだろう。
追記:この文章を書いてからブログを始めました。印象は秘訣の36に掲載します。
※「文書」は、文章のほかに絵、写真、ビデオ、表を含んだものである。
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■読み手選び
たいていのホームページは文章より絵や写真が中心である。私は絵や写真が下手だから文章を中心にする。
作る以上は読んでほしい。そのために媚びを売る気はない。商業サイトではないから自分の足元(スタンス)を固めたい。
それが足かせになるのも事実だ。独り善がりな文章ほど迷惑なものはない。一言居士のサイトでは寄り付く人も少ないだろう。
私は娘や息子に語り継ぐつもりで文章を綴る。「ですます体」より「である体」の文章は書きやすいから選ぶまでである。
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■見出しが必要
見出しを何で付けるか。
書き手の立場で言えば、
第一は主題を明確にするためである。何を目指したのかはっきり示すことだ。
第二が個々のポイントを強調するためである。異論や反論もあるから何に触れるのか小見出しを使う。
第三は文章の量を調整するためである。ダラダラ書き続けて矛盾した文章にしないためだ。
ホームページの場合は読み手に違和感を与えない気くばりが必要だ。
第一が読み易くするためである。画面で見るのは本を読むのと違う。
第二がリンクを使って読みたい部分に移動できるためだ。上から順々に読まなくても目次で選んで読めば良いのである。
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■改行で読み易く
画面の文字を読むのは疲れる。細かい文字をギッシリ詰め込まれては読む気がうせる。最近は文庫本の文字の細かさに音をあげている。
HTML文書には文字の大きさに「ポイント」という概念がない。七段階の大きさを選び、標準は三段階である。12ポイント文字なら四段階になる。
文字の大きさに加えて、読み易くするために改行を多くする。だから、段落を付けるときはもう一行多く改行する必要がある。
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■レイアウトに制限
ワープロソフトのレイアウトをホームページに求めるのは無理がある。できないわけではないが、読み手の画面にそのとおり反映される保証はない。(※)
文章は左寄せ、中央寄せ、右寄せを選び、画像は回り込みが加わる程度である。属性の変更やスタイルシートはプロバイダーのサーバーに制限があるから私は使わない。
思うほどに表現できないことを知って利用するのがホームページである。単調を避け、余白を多くし、写真を組み込むのに作り手のセンスが反映される。
※IBMのホームページビルダーには標準モードのほかに「どこでも配置モード」があってレイアウトの自由度もあるが制限も多い。
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■リンクを使う
HTML文書の利点は他の文書に簡単に移動できることだろう。いわゆる「ジャンプ」や「ネットサーフィン」である。これはリンク機能があるからできるのだ。
リンク機能は三つある。
第一は同じ文書の中で移動する。ソフトによってはできないものもある。
第二は文書と文書の移動である。これはどのソフトもできるが、目次ページを経由するものと直接につなぐ方法がある。
第三は他人のサイトと結びつけるリンクである。たいていのソフトが対応するが制限もある。
私は同じ文書の中でリンクを張る。目次を作って小見出しとリンクさせる。読みたいものだけ読んでくれば充分だと思うからである。読み手は私のようにヒマジンばかりではないからである。
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■続ける根気
何はともあれホームページは更新をしていく必要がある。宣伝だけなら飽きられるし、新鮮さが欠ける。
他人におもねる気はないが、書いたものを訂正したり展開するのも書き手の責任だろう。
ホームページは鮮度が大切だから更新は欠かせない。でも、振り回されるのもナンセンスだ。続けられるサイクルで行なうことが飽きない秘訣である。
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