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                        | ◎目次 ●継続の功罪
 ●嫌悪と倦怠
 ●初心に戻る
 ●続けるために
 関連
 30 話題の切り口
 32 小さな一歩
 35 持論を組み立てる
 
 ■継続の功罪
 
 同じことを続けると退屈になる。脇目もふらず勉強や仕事に打ち込む人はいるが、私はそんな根気を持ち合わせていない。
 
 同じことの繰り返しは意欲の低下や気分の散漫を生み、疲労や惰性を増やす元である。
 
 
 ■嫌悪と倦怠
 
 期待したほどに成果が出ないいらだちは、実行できなかった自己嫌悪と無駄働きをしたという倦怠感を生む。
 
 あいつにできるのに何で自分ができないのかと悩み、こんなことは無意味な営みだと居直るのも自分をかばう行動なのだろう。
 
 
 ■初心に戻る
 
 始めるときには目標や期待を持っていたのに、壁の厚さや大きさに惑わされて気力が萎えることもある。
 
 大切なのは何かに挑む意欲やひたむきさなのに、成果にこだわって自分をさいなむのも変である。
 
 どんな成果でも受け入れようとした初心を忘れてはならないだろう。
 
 
 ■続けるために
 
 第一に、自信の回復につとめよう。成果でものごとを判断しないことである。できなかったと悔やむより、何ができたかを確かめることだ。
 
 第二は、道を確かめることである。迷路に入り込んで同じ場所を回っているときや脇道にそれているときもある。落ち着いて本道に戻ることだ。
 
 第三は、取り組み方を変えることである。強引に直進するのでなく迂回路を使ったり、ジグザグに進むことである。
 
 第四は、これから続けるか否かを見直すことである。価値がないと感じたら停止や中断する見極めも必要だろう。
 
 いらだちまぎれに全てを否定することはない。マンネリに陥らずに続けるためには気分転換が必要である。
 
 
 
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