*2009年8月のワタクシ。*


8/1(土)

葉山でダイビング、なんと100本目!早いなぁ。
始めた頃100本の人って、すご〜い、ベテランだ!なんて思っていたけど、私に限っては全然駆け出しだ。
そろそろ本数聞かれるのが恥ずかしくなって来た……(汗)。

誘ってくれたのは先月50本祝いで盛り上がった、Aさん。
Aさんのお友達でイントラのY氏がガイドしてくれる。K氏は今日が50本記念のお祝いダイブ。
葉山のショップで支度して、1本目は権太郎岩沖、2本目も権太郎岩。
お天気は上々、うねりも無かったけど、水は濁って5〜8m。
それでも、ウミウシを山程と、ムツやチャガラ(背ビレがキレイ!)の群れ、アオリイカの卵(と、親の死骸)等色々見られた。イセエビの集団も岩陰でモゾモゾ、可愛らしいイソギンポも。ナヌカザメが岩の下にいたけど、砂が舞ってしまってシルエットしか見えず残念。
水がイマイチと言いながら、2本ともシッカリ60分以上潜って、夏の葉山を堪能した。
2本目ではY氏が作って来てくれた50本、100本祝いのフラッグを持って水中撮影。水がニゴニゴで写真の出来はイマイチだったけど、今日が初対面の私にまで、感激。

1本目と2本目の間、炎天下で岩場で待つのもしんどいので、適当にシュノーケリングしたりして遊んでみた。
一人で怖いので、本当に岸辺近くの浅瀬のみだけど、マダコだらけでビックリした。アオウミウシもいっぱい。
真夏の葉山はシュノーケリング客も多くて、ウッカリ潜っていると頭上かたガーンと入って来るので要注意!
下見て飛び込め!と言いたいけれど、透明度悪いし無理もないか。
きっと向こうもビックリしてる事だろう、私だって葉山でダイビングなんて、つい1年半前まで考えてもみかったもの(笑)。

2本潜ってショップに戻り、お弁当の昼食を取ってログ付け。
AさんもK氏も美味しいお菓子を持って来ていて、シッカリ一人前のお弁当を食べた上にパウンドケーキと大きなどら焼きを2つも食べてしまった!きゃ〜。
ショップにはグッズ売り場があって、可愛らしいウミウシのストラップが置いてある。
すごくキチンと作ってあるので、値段もまあ、それなりで、可愛いけどどうしよう〜携帯ストラップなんて一つあれば充分だし、と思いつつ、7〜8種類あってどれも可愛いのでしつこく見ていたら、見かねたのか?Aさんが「100本祝いに買ってあげる」。
うきゃ〜嬉しい!どれにしよう?選びながらフト思い付いて、「そうだ、ピアスにしよう」と口に出してしまった(今思えばねだったみたいだ…)。
Aさんは「「じゃあ2つ選んで」。そんな〜、片方は別のを合わせるから。「50本祝いと100本祝い」え〜、ありがとう〜♪
と、いう事で、甘えて買っていただきました。
悩みに悩んで、わりとタイプの近い色違いのを2匹。シライトウミウシ(黄色)とアンナウミウシ(青)だと思う。
帰って早速フック式の金具を付けて、分かる人には分かる、ウミウシ知らない人が見ても「可愛いのしてるね」と言ってもらえる、お気に入りピアスできました!
樹脂製なので摩擦に弱く、すぐに二次鰓(背中のヒラヒラ)が欠けてしまったので、マニキュアのトップコートで補強、ツヤも良くなってよりアクセらしくなった???
Aさん、ありがとう。大事に使うね。

片付けてから、逗子の近くで4人で軽く飲んだ。
店が暑くて、しかも運悪く冷蔵庫の隣に席を取ってしまい、熱で暑い思いをした(笑)。
朝も早く暑い中遊んだので、眠くなってしまったけど、このメンバーで秋に西伊豆で一泊する約束をした♪
楽しい人達だし、西伊豆は大好き。楽しみだ。



 

 

 

8/5(水)

上野で『黄金の都シカン』展と『トリノ・エジプト展』をハシゴした。
駅前の蕎麦屋に集合、昼食を食べて向かう。

インカ帝国のルーツ/黄金の都シカン』は、ペルー北部沿岸で750年〜1350年頃に栄えた文化『シカン』の展覧会。インカ帝国の前に栄えたというから凄い。
発掘調査による出土品展示と発掘の模様、CGによる発掘現場の再現等からなる。
30年間発掘調査の中心となっているのは日本人・島田泉教授
発掘された神殿の埋葬者の黄金の仮面をメインに、儀式用のナイフ(トゥミ=写真)、黄金の人面杯、豪華絢爛であったろう貴人の輿、ミイラ、様々な動物(カエル、魚、猿、蜘蛛…)を象った土器や金製品、装飾品の数々。
神殿の埋葬方法を詳しく説明して見せるCG動画は見応えがあった。
しかし、逆さに埋められるってナニ!?興味ソソられるなぁ〜。一緒に大勢埋められているのはイタダケナイが。

南米系文化はカワイイので大好き。
グッズのいいのがあったら欲しかったけど、そうでもなかったな。残念。
キティちゃんとか意味分かんないから……。

島田教授は今日も勢力的に発掘を続けているらしい。
頑張れ、そしてまた展覧会やってください。
島田教授のHPがあったけど全文英語。当然と言えばそうだな…。

国立科学博物館、一般1400円

 

続けて『トリノ・エジプト展−イタリアが愛した美の遺産−』。一方その頃、と言えなくもない、エジプト文明の発掘品。
正直エジプト展は、そう珍しくもない上に、先月『海のエジプト展』を見たばかり
もちろん内容も雰囲気も全然別なんだけど、やはりエジプトだし新鮮味が無くて残念だった。
見所としては、2mを超える巨大なツタンカーメン像、隣のアメン神は座っててこの高さだから本当にデカい。
ミイラを入れる人型棺や、内蔵を納める壷・カノポス容器等も興味深くはあった。
南米の文化と違い、エジプト人は文字を残している。分かりやすいとも言えるけど、神秘性に欠ける、かも。どちらも不思議はいっぱいなんだけどね。

沢村一樹が音声ガイドを担当、『オフィシャルサポーター』に任命されているそうで、エジプト風の扮装の彼のイラスト付きのマウスパッドを売っていたけど…こんな顔だっけ!?違うと思う
グッズと言えば、なぜか山岸凉子さんのイラストの葉書も。エジプトなら細川智栄子先生でしょ(笑)。

トリノ博物館の様子はこちらで見られます。

東京都美術館、一般1500円

 

 

8/7(金)

和裁教室の先生が紹介してくれた足袋屋に、採寸&オーダーに行った。

8月だから暑いのは当たり前だが、それにしても、暑い。
四谷の駅で降りて、電話で聞いた道を行く事数分。
そんなに長い道程ではないのに、昼過ぎの陽射しが坂道に反射して(ナゼこんな時間に!?)、暑いのなんの、日傘は反射には効果ナシ。
辿り着いた間口の小さな店内は、薄暗く涼しくてホッとした。

詳しい事は聞いていなかったので、店主さんと話し始めてビックリ。
立ってる私を見て「右足傷めてる?」。
えーとハイ、右は足首捻挫で左はウニ踏んで手術ですけど???
その日の服装はジーパンで足首が見える訳じゃない。立ってる様子で分かるんだそうだ。ご主人、整体師でもあるんだとか。
しばらく私の身体の話をしたりして、そのうち足を見せる、やはり右足首が太くなってしまってると言われ、そう言えば足袋のコハゼが右上だけ入らず外側の糸に掛けている、なんて話をする。
足のサイズを測り、3枚ばかり見本の足袋を出して来て試し履きをする。左右に少し違いがあって、そのあたりの相談も。
足袋は洗うと縮むので、人の好みによって、かなり大きめに作って縮むに任せる人もいれば、ジャストに近いサイズでつくって干す時に伸ばす人も。
どっちにしますと問われても分からない、まだ新米なんですよ、着物生活。

事前に電話をかけて、手持ちの生地で作ってくれるか聞いてみた。
生地によっては弱いので足袋には向かない物もあると言われたが、とりあえず家に山のようにあるハギレの中から使えそうなのを3枚選んで持って来た。(本当はあと数枚、履いてみたい生地があったんだけど…)
お店にはカタログがあって、柄足袋用の生地のサンプルもたくさん置いてある。
覗き込みながら話しててギョッとした。汗垂れてまんがな……すんません。
揃ってる生地も素敵なのはいっぱいあったが、今回はやはり、手持ちの生地を消費したい思いもあって、広げて見せてみる。
・薄手木綿の桜柄。近所のスーパーの手芸品コーナーで見つけたチリメン加工の生地で、半襟にしたくて買ったら50cmからしか売らないと言われ(半襟に必要なのは15cm程度だ)仕方無く50cm買ったら、洗ったらチリメン加工が取れてタダの薄っぺらい木綿生地になってしまった(怒)。そんなワケで半襟とお揃い。
・チノクロスっぽい少し厚手の白地にヒヨコの顔柄。これは本当は座布団カバーにでもしようと思ってたんだけど、人目に触れないのはもったいないと思い改めて。過剰にカワイイ生地なので足袋程度の面積なら最適かなと。でも厚手だからと言って丈夫とは限らないんだそうだ。
・淡いグリーンに小花模様のコーデュロイ。一旦スカートを作ったんだけど、柄は可愛いし好きな色合いなのにあまり着なくて、どうやら柄が小さ過ぎて服にすると寂しい、と気付いたもの。スカートのまっまではナンだから、ほどいて1枚布にして持参。
3枚のうち作れそうなのを、と思ったが、「白足袋よりは弱いのは覚悟して」との条件付きで3枚とも作ってくれる事に。
足裏部分は白か黒が選べるというので、コーデュロイだけ黒にしてもらった。
ついでにやはり、白足袋も1枚お願いして、計4足注文。

まとめて注文すると割引になるというので、和裁教室でまとめてお願いしている。
出来上がりは少し先になるようだけど、そう急ぐ理由もないし、楽しみです。

足袋屋さんの様子が詳しく出ているサイト、ありました。『足袋の店 むさしや

 

 

 

8/11(火)

再々入院していたMacをお迎えに、銀座へ。
最初に故障した(と言うか潰れた)のは1月末だったから、半年以上殆どMac無し生活を続けた事になる。
途中、借り物のWinでしのいだり、携帯メールもあるしで、全くネット無しというワケではなかったけれど、正直、不自由よりも自由を感じたりして(笑)。
なにしろ時間が、いっぱいある。いかにネット&HP作りに時間を割かれていたか、良く分った。
便利な物だけれど、安易に時間つぶしができるのも事実。復活したら、考えながら付き合おう。(と、思ったけど、戻って来たらやっぱり時間を取られてしまう毎日。)

真夏の昼頃、と言ってもApple銀座は地下鉄出口の目の前だから、汗もかかずに辿り着ける。
2階のカウンターで“ジーニアス”H氏と面会し、もはや懐かしい『ウチの子』とご対面。
H氏がMacを繋いで起動しながら説明をしてくれたところによると、結局HDを交換したそうだ。
最初に液晶、次にグラフィックボード×2、そしてハードディスク。もはや、外枠しか生き残ってないような(笑)。
今回は希望的観測ではなくて、終了の予感がしていたが、調子良く動いてくれた。
Hさん、本当〜にお世話様でした。ありがとうございました。

※2010年4月現在、とっても元気に働いてくれてます、iMac。
でも、喉元過ぎれば…で、バックアップを怠りがち。故障の時に必要と決めて、外付けHDも買ったのに。
また何かあった時、泣く量を少なくするために(泣かない事はあり得ないけど…)きちんとしなくてはね。

 

 

 

8/13(木)

母のお盆休みに合わせて実家へ行って、昨日は父の墓参りをし、今日はちょっと休暇気分をと話し合って、行った事がないしという事で、しながわ水族館に行ってみる事にした。
ネットで場所を調べて、あれ?
私はてっきり、品川駅前にある所だと思っていたんだが、そちらはエプソン品川アクアスタジアムというのね、全くの別物。
何だか良く分からなかったけど、とにかく『しながわ水族館』てのはあるので、行ってみる事にした。

毎度計画性の無い母娘なので、調べて支度して家を出るのが遅くなり、最寄りの大森海岸駅に着いた頃にはお昼時。
水族館のすぐ近くで蕎麦屋を発見。天婦羅蕎麦はとても美味しかった。
腹ごしらえも済んで、いざ、水族館へ!
アーチを抜けて、意外に広い公園内を歩く。この時点でちょいとやな予感(おそい)。
やたら子連れが多い、それも小さい子。夏休みだから無理は無いか…でもお盆って都内は空いてるものでは?
私の予想は甘かった。今時の若夫婦はお盆に帰省して墓参りなんてしないのだ、きっと。もしかするともう、東京移住2代目なのかもしれないが。
とにかく、クソ暑い中、暑さに拍車をかける騒ぎ立てる子供、横一列に並ぶベビーカー軍団、やかましいやら暑苦しいやら!
特に蒸し暑い日で、水族館なら入ってしまえば涼しいだろうと思ったら、お目当てのイルカショーの会場は野外だった(普通そうだよね…)。
狭い中開始30分前には満席で、ひしめき合って立ち見。意味不明の奇声を上げ、割り込むガキども。まさに阿鼻叫喚灼熱地獄。
全体にわりと設備がこぢんまりしていて、大人数が詰めかける事を想定してないみたい。
きっと平日なんかは、ガラ〜ンとしてて牧歌的空間だと思うの。

水族館を出て、ヘトヘトの汗だくでおなじ敷地内に隣接するレストランへ入りお茶にした。
甘い物が欲しくてケーキを注文したら売り切れ。どこまでも用意の甘い施設だ(怒)。
でも、出されたコーヒーに付けられたスプーンが、スッキリと可愛らしいお魚型をしてて、ちょっとほっこり。
ガラス張りの外は池で、向こう岸は散歩道っぽくなっていて、キョウチクトウ(370株!)が花盛り。
花好きの母が興味を示したので、池をぐるりと廻ってみた。
日も暮れかけて、涼しい風も吹いて来た。ここまで来る人は少なく、やかましいタイプの親子連れはほぼスルー。やっとくつろいだ気分になれた。
後から看板を読んだら、この池はただの池ではなく、『勝島の海』と言って、海水を引き込んであり、スズキやコロダイ等の海の魚やエビ、カニなんかが住んでいるらしい。
この『しながわ区民公園』は勝島運河を埋め立ててできた土地なんだそうだ。
人出の少ない暖かい時期、池で生物観察もいいかもしれない。ここは入場無料だし。

行くまで知らなかったが、ここって品川区立だったのね。
そんなワケで、入場料は一般客1300円(シニアの母は1200円)だけど、品川区民は800円という安さ!いいなぁ〜品川区民!
800円で入れる水族館が近くにあったら絶対通っちゃうぞ。

とは言え、今日のような混雑時には二度と行きたくない場所だ。
水族館に罪は無いけど、世間が休みの時には出歩きたくないわ、と、改めて思いましたわ…。

 


8/15(土)

先日行った葉山に、前回と同じAさんと一緒に、イントラY氏にガイドしてもらって潜った。
お天気は上々、でも水は先日より悪くて3〜8m。うねり少々。
弟の方が老けて見える若い兄弟と一緒に5人で潜る。Aさんは「息子と一緒みたい」とはしゃいでいる(笑)。

水が濁っているので、色々いたと後で聞かされても気付いてなかったのも多くあった。
それでも、細かい物やら群れやら、いっぱい出会えた。
特に感動したのはマダコの抱卵。土管みたいな中に潜んでいて、白い卵が垂れ下がっている。シャンデリアみたい!
タコは産卵して子供が生まれる頃、衰弱して寿命を向かえるそうだ。なんだか健気。
アオリイカのペアの群れ、子供の群れにも出会う。卵はあちこちにいっぱい。まさに繁殖期真っ盛りなんだね。卵は白く半透明の房状で、とても綺麗。子供が孵るところ、見てみたい!
それからハナタツ、妊娠中のお父さん。タツノオトシゴって雄が抱卵するんだよね。お腹パンパンでした。
一応カメラ持って入ったけど、水がイマイチだし、あまりいい写真は撮れなかった。せっかく出会えたハナタツもピンボケだしライトが届かず薄暗いし。
写真ではうまく映らないけれど(浮遊物ばかり写ってしまう)カタクチイワシの群れやチャガラの群れがキレイだった。
水温25℃、2本とも権太郎岩。1本目は63分、2本目は70分(笑)比較的浅いので長居できる。

片付け後、「ちょっと…」と言って飲みに入った店で、けっこう長居して、いっぱい飲んでしまった。
食べ物も焼酎も美味しかったし、楽しかったので、ついつい。機材引きずって帰るのが大変だから、押さえてはいるんだけど。
「ダイビング後の飲酒は控えめに」と、参考書には書いてある(笑)。

 

 

 

8/17(月)

友人のお母様のお通夜に、湘南まで行って来た。

葬儀というのはいつも急だという事もあって、だいたい慌てる羽目になる。法事をやるのは実家なのでそちらに置いたままになっていて、お通夜に行く道すがら実家に寄って着替えて行く。
しかし近頃は慌ただしさに加え、もっと困った問題が発生。喪服がきつい
喪服が縮んだワケではない、モチロン。
あれを買ったのは、確か20代の頃。その頃の体重は現在のマイナス5kgくらい?
それでもジャストサイズが見つからず、やはり友人の親御さんの葬儀で、急に探した事もあり、値段を選べなかったので、多分私の手持ちの衣料の中では最高級品。
Aラインの半袖ワンピースと襟無しジャケットのコンビで、ワンピースはいいけどジャケットが厳しくなっている。
幸い、今回は上着はいらないが、この先冬場の葬儀はどうしよう、困った。

お母様を亡くしたR太(大学の先輩・性別女性)は、自称「日本でタケシの次にマザコン」。以前から病気とは聞いていたが、さぞや気落ちしている事と思うと辛い。
会場には何人か大学時代の顔見知りがいて、精進落としの席で固まって話していたらR太が挨拶に来てくれた。しばらく話す。
学生時代の話などして辞去した後、3人ばかりで居酒屋に寄って話す。
こんな事でもないと顔を会わす機会もなくなっていたりして、良くないな〜と毎度思うんだけど。
大学時代が、なんだかとても良い時代だった気がした。

 

 

8/20(木)

京都のKさん来襲!じゃなくて上陸!いや違った上京。(事前のメールでさんざんやり合ったやり取りです…笑)
名付けて『 お台場ガンダム祭り』。

台場の潮風公園に、実物大のガンダムが展示されているというのは聞いていたが、Kさんてば京都からはるばるガンダムを見に来るという。
正直、自分にはあまり関係ないと思っていたんだが、せっかくなのでお付き合いで行く事にした。
Kさんとは前回の上京時に顔見知りになったR子さんにも連絡してみたら、「デカい物は好き♪」とのお返事。
当日、東京駅までKさんをお迎えに行ってから、新橋の『ゆりかもめ』乗り場でR子さんと落ち合って、いざ潮風公園へ。
覚悟して行ったんだが、平日のせいか恐れた程には人出も多くなく(と、言うか会場が広いのよね…)一安心。

とりあえず写真をパチパチ撮るが、柵があって、あまり近付けなくなっている。でかいので充分見える距離だけど。
どうやら 時間が決まっていて、『股くぐり』をさせてもらえるというので、せっかく来たんだからと並んで待つ。陽射しが暑いので日傘を持って来て良かった。
時報と共にファンファーレ。目やら胸やらにライトが点滅、首が動き、煙を吹き出して、どうやら起動時のアクションらしい(ごめん、本当にガンダム知らないのよ)。
足下に並んでそれを見物。後ろの人に申し訳ないので日傘は畳む…ひ、日焼けが…(汗)でも、炎天下にしては風があるせいか、それほど殺人的な暑さではなかった。
煙を吹き終わったガンダムに、まずはベビーカーの人達が優先されて(そりゃ中の赤子が干上がったら大事だからね)導かれ、その一行が通り終わったら、行列の順番に潜らせてもらえる。真下では写真は一枚とか放送されてる。居座られちゃ困るんだろうが、混乱も無く無事撮影、通過。
いや〜、18mって聞いた時は「そんなモンか」と思ったけど、近くで見るとでかいわ、やっぱり。

この後近くの『日本科学未来館』の常設展示を見に行くつもりで『ゆりかもめ』に乗ったが、閉館時間になってしまっていた。明るいので全然そういう気分じゃなかったんだけど、5時閉館だったのね。
『ゆりかもめ』の車窓からガンダムを見てはしゃいで、仕方ないので『テレコムセンター』駅で降りてみると、駅の真ん前に展望台があったので、登ってみる。一般500円 、場内はガラガラで望遠鏡は無料で見放題(ただし全方向ではない、残念)、ここ、なかなかいいです。
ガンダムも見える。上から見ると公園の森からニュッと出ていて、なんだかホンモノっぽい!
階下のカフェで時間を潰して、暗くなってからライトアップバージョンを見物に戻る。
『ゆりかもめ』を降りて『自由の女神』を見て写真を撮り、「実はガンダムと自由の女神は付き合ってるんだ」とバカ話をしながら、また潮風公園へ。

夜のガンダムは、綺麗にライトアップされて、昼間よりますますソレッぽくなっていた。
埃っぽくて閉口したが、風も少しおさまり、周囲の屋台も繁盛して、本当にお祭り気分になった。
昼間は若い家族連れも多かったが、さすがに日が暮れると子供は殆ど見られず、周囲は中年男性が殆ど。
携帯写真を撮る間、背後を通りかかった中年男性が「何か神々しい感じがする…」と感嘆の声。これはちとキモかったが(笑)
自称『ロボット萌え』の私にしては、ガンダムには無反応なんだけど、それでも大きくて異様なモノを間近に見るのは面白かったです。
本当は飛ぶとこ見たかったけどね(笑)。

 

 

 

 

8/22(土)

瑛太が出るよと誘われて、舞台『牡丹灯篭』を見て来た。
…いえ、正確には、劇団☆新感線のいのうえひでのり演出と聞いて行ったんだけど、瑛太の舞台が見てみたかったのは本当。
メールの返信に、誘ってくれたKさん(京都のKさんとは別人)は「誘った人全員が瑛太見たいと言う…恐るべし、瑛太!」。そりゃね、旬だもの♪

行ってみて、自分が『牡丹灯篭』と他の怪談を混同してた事に気付いた。
カランコロンと幽霊が訪ねて来るのは間違ってなかったんだけど、夜明けまで戸を開けるなと言われて朝日と月光を間違えて…というのは別の話だったのね。なんだっけ???
とにかく、思ってたのと違う、かなりミもフタも無い展開にビックリ。
しかし、瑛太は思ったよりずっと良かった。声がとてもいい。良く通るし幅があって。時代劇やるには顔が小さくて耳がでかくてちょっと貧相だけど(笑)。
恋人役の柴本幸さん、美人なのは間違い無いんだけど、ちょっとごついと言うか無骨な印象があって、武家娘姿だからなおさらかな?幽霊にはちと、存在感が重過ぎる…。
主役は若いカップルではなくて、隣に住む中年夫婦だったのね。奥さん役の伊藤蘭、私的には未だにキャンディーズなので、ああいう激しい役はちょっとビックリ。頑張ってて迫力あったけど、ちょっと声が枯れちゃってて聞き取り辛い部分があった、でも話は充分通じたけど。

いのうえ演出と言われても、他を見てないのでどこら辺がいのうえテイストなのか分かり辛い。
とにかく目まぐるしく場面転換があり、文字通り回り舞台を駆使してぐるぐる変わる。あのあたりのダイナミックぶりは、劇団☆新感線ぽかったかも。
そして、ラストシーンがとても良かった。暗いトーンが続いた後の、ホワイトアウトしそうな眩しい光の洪水。
光が強いほど、影は濃い。という言葉をそのまま体現する、悲しくもいたましい、不条理の景色。
若い二人がいかにもノビノビ育った感じの長身で、屈託の無さに泣けてしまう。

真夏の怪談という事で季節にピッタリだが、怖いのは幽霊ではなくて人の欲だった、という、本当に怖くて悲しい話。
ゾッとするより、シンミリしてしまった…。

そうそう、誘ってくれたKさんは着物好き。事前に「浴衣着て行きません?」と打診があって、私も来て行く気でいたが、くじけてしまって洋服で行った。
Kさんは珍しい、総しぼりの浴衣を着て登場。オレンジ系だったかな?あら、素敵。
浴衣といえども、着る人で本当に印象は様々だ。面白いモンです。

 

 

8/24(月)

フロート上げ講習を兼ねて、と逗子のイントラR氏に声を掛けていただいたので、宮川湾へ行って来た。
フロート上げと聞いて、今回はカメラは置いて行く事にする。小道具が多くてロープが絡んだりすると怖いので(小心)。
時間ギリギリで行ったら、なんと途中で電車が止まってしまった。前の電車が車両故障だか何かで、20分ばかり待たされる。焦って携帯で連絡。
逗子駅での待ち合わせには少し遅れてしまったが、もう一人の人は葉山の別荘で待っているとの事で(なんじゃそりゃあ?)葉山へ向かいピックアップ。
出航にはどうにか間に合った。やれやれ。

初対面のO氏は年配の陽気な社長さん。二人してR氏からフロートの上げ方のレクチャーを受けて、1本目はカサゴ根へ。
お天気はまあまあだけど、水は4〜7mとイマイチ。ちょっとうねり。
マダコの抱卵も、ミノカサゴもカエルアンコウさえも、この後フロート上げをやるんだと思うと気もそぞろ。本当、小心者
練習しなければうまくならないし、フロート上げられなくて助かる命も拾い損ねる事だってあるのだから、とにかくマスターしたいんだけど、下手をするとパーッと連れて行かれて急浮上、なんて事を(実際一緒に潜った人がやった事があるし)想像するだに恐ろしく、ずっと緊張しまくり。
根を一回りして、いよいよフロート上げ練習。
そうじゃないかと思ったが、やはりビビッてしまってエアーの入りが少ないうちに手を離してしまい、フロートがキレイに水面に立たなかった。これじゃ遠くから見つけてもらえません(泣)。

2本目はトビ根へ。
一度上げたのでかなりリラックスできて、よーし今度こそ!と覚悟を決めるが、視界はさらに悪くなり、うねりも強くなってる。
ここの名物・イシダイの“銀ちゃん”は、今日は見当たらない。どこかへお出かけ?でも、他のイシダイはいっぱい。
ワニゴチもいてビックリ。沖縄では見た事あったけど、この辺にもいるのね。じっと動かないのをいい事に、じ〜〜〜〜〜っと不思議な瞳を見つめてしまった。
一周したところでR氏から「うねりが強いのでフロート上げは中止」の指示。あー。
勇んでいたので、ちょっとガッカリ、でもうねりがあって厳しいなと思ってもいたので、ホッとした部分も。
やれやれ、次回に持ち越しの課題だわ。

片付けて三浦のファミレス風寿司屋で昼食、ログ付け。
O氏は社長さんでお金持ちらしい。って言うか葉山に別荘だから金持ちでないハズがないけど(笑)。
気前良くおごってくれた。ごちそうさまでした。
ちょっと見て行かないかと言われて、葉山の別荘を見学させてもらった。
いつも潜る芝崎のすぐ近く、海沿いの白いリゾートマンション。
海の見える中庭にはプールがあり、ジャグジーも据え付けられている。うわ、極楽。
O氏の別荘はプールに面していて、往年の映画女優みたいな風情の奥様が、ゆったりと出迎えてくださる。
お部屋も覗かせてもらう。リビングだけで私の住居より広い。
いきなり押し掛けたにもかかわらず、庭のテーブルにはお茶とフルーツが並べられ、涼しくなった風に吹かれながらいただいた。
う〜ん、素敵
お金持ちっていいなぁ。

 

 

8/28(金)

昨年春石垣島に行ったトリオで江の浦へ潜りに行った。
イントラT氏は秋からサラリーマンになっちゃうので、平日ダイビングはしばらくお預け。元々サラリーマンのF氏は「平日がいいのに」と不服そう(笑)。

良く晴れて海は静か、でも中はかなり濁っていて視界3m程。
1本目は取りあえずカメラを持って入ったが、殆どマトモに写せず(ウツボの横顔くらいかな)2本目は置いて行った。
それでも、綺麗なハナハゼや、大好きなウツボは多数。クマノミもいる。
受け口のちょっと怖い顔で、近寄るとシッポから砂に潜ってしまったのは、エソの一種か?
タコがいたが、弱っていたのかうまく隠れる事ができず3人の間をオロオロと逃げ回っていて、なんだか哀れになった。産卵終えてそろそろ寿命なのかな?
それでも逃げ回りながら体色を変えたりスミを吐いたりしていた。

2本潜って片付けて、早川駅の近くの魚の美味しい食堂で昼食(&飲酒)後、一旦解散してまた集まって、運転のため飲めなかったT氏を交えて飲み直す。
名目はT氏の就職祝い。まあ理由は無くても飲むんだけど(笑)。
繰り返しになるが、「ダイビング後の飲酒は控えめに」と、参考書には書いてある(笑)。

 


 

8/30(日)

選挙。

あまり政治的な事は言いたくないんだけど、なんと言うか、もう………。

どうしてこうも、極端に動くのでしょう、この国の人々は。
自民が圧勝した時も思ったけど、今回も、自民は負けるかなとは思ったけれどここまでとは。

選挙は行って投票もして来たけどさ。
なんか私以外の人が得する政策ばかりな気がするんだけど…皆さんそれを支持したのか???
考えてみれば多数決の論理って、マイノリティが損するに決まってるんだよね。皆が自分の事ばかり考えている限り。