背後に杉林を構える立派な墓石群です

新旧のお墓が並びます。
大竹繁三郎之墓(夏梨地内)
夏梨の農夫であった大竹繁三郎は、馬を連れに行く途中西軍に東軍の密偵と間違がわれ惨殺された。
 西軍はこのことを深く詫びて墓を設け官軍の一兵として葬ったといわれている。
昭和六十三戊辰年六月 白河観光協会
戊辰120周年に立てられた案内板
光臺院夏山道眠清居士
戒名 光臺院夏山道眠清居士
官軍 大竹繁三郎之墓
側面に官軍の文字があります。

大竹繁三郎之墓 
住所 福島県白河市屋敷添1周辺
戊辰白河口戦争記

戊辰戦争の巻き添えとなった一般市民の墓です。
他にも多くの一般民が人足として戦争に駆り出されたため、戊辰戦争は地元白河民にとって対岸の火事というわけにはいきませんでした。

なお当地は近隣の大地主さん所有のお墓が多いため立派なお墓が多いです。

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