「続・10倍株候補」音声データ、日銀は金融引き締めに転じたのか?、
100倍株:ハンドレッドバガー、米国ラッセル2000指数、100倍株の見つけ方、
米国金利の逆イールド、他人のゲーム、11月のバリュー投資塾
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ショートコラム(2022年10月)
■11月のバリュー投資塾(2022年10月30日) NEW! |
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11月のバリュー投資塾は「2022年上期のIPO銘柄」です。 今回は分析する企業を8社に絞り込みました。その分、ひとつの会社に時間をかけて、じっくりと見ていきたいです。 ご参加を希望される方はメールにて、氏名と電話番号(列車が遅れた際など、非常時の連絡に使用します)を記入してお申込みくださいませ。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。
ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■他人のゲーム(2022年10月25日) NEW! |
『サイコロジー・オブ・マネー』より引用します。 投資においては、「自分がどれぐらいの時間軸で投資をしようとしているかを忘れず、別のゲームをしている他人の言動に惑わされないこと」ほど大切な考え方はない。 かくいう私も、他人のゲームに足を踏み入れないよう留意しています。 ●顧客からフルインベストメントを要求され、ベンチマークに対する四半期毎の相対パフォーマンスを問われている機関投資家 しかしながら、ネット上に溢れている情報の大半は、この手の人たちのポジショントークと言っても過言ではありません。世間の喧騒とは距離を置きつつ、一人静かに次の投資チャンスを待てるようにしたいものです。 |
■米国金利の逆イールド(2022年10月21日) |
先日、米国の短期金利(3カ月国債)が長期金利(10年国債)を上回る逆イールドが起こりました。 経験則を述べさせてもらうと、逆イールドの発生後、1年程度のタイムラグを置いてリセッション(景気後退)に突入しています。来年の今頃は、世の中の景色が様変わりしているかもしれません。 もしそうなれば「不況を買う」長期投資家の出番でしょうか。マーケット氏から、いつお呼びがかかっても応じられるように、準備を万全にして臨みたいものです。 ちなみにメジャーな指標として知られている、2年国債と10年国債の金利差は、一足早く逆イールドとなっています。 米国債の長短金利差:10年国債−3カ月国債 米国債の長短金利差:10年国債−2年国債 |
■100倍株の見つけ方(2022年10月16日) |
月刊レポートを読まれている方から『長期的投資の醍醐味「100倍株」の見つけ方』という本が出ているとの連絡をいただきました(Mさん、ありがとうございます)。 『長期的投資の醍醐味「100倍株」の見つけ方』は米国で1972年に出版されました。1932年から1971年までの100倍株、365銘柄に関する研究が行われています。 著者はトーマス・ウィリアム・フェルプス(Thomas William Phelps)。ウォール・ストリート・ジャーナルのワシントン支局長、バロンズの編集者、証券会社のパートナー、フォーチュン500企業の調査部門責任者、最後に資産運用会社スカダー・スティーブンス&クラークのパートナーを務めました。 なお私が10月10日付のショートコラムで紹介した『100 Baggers: Stocks that Return 100-to-1 and How to Find Them(100倍株:1が100になる株とその見つけ方 )』は2018年の出版です。1962年から2014年までの100倍株、365銘柄(銘柄数は偶然の一致です)についての研究が行われています。 著者はクリストファー・メイヤー(Christopher W. Mayer)。ウッドロック・ハウス・ファミリー・キャピタル・ファンドのポートフォリオネージャーです。 フェルプス氏は1992年に他界しているため、著者同士の面識はありません。しかしながらメイヤー氏は、長らく絶版となっていた『長期的投資の醍醐味「100倍株」の見つけ方』を入手して読み感銘を受け、続編として『100 Baggers: Stocks that Return 100-to-1 and How to Find Them』を執筆しました。 そのような経緯から、この2冊は著者こそ異なるものの、『長期的投資の醍醐味「100倍株」の見つけ方』が初版、『100 Baggers: Stocks that Return 100-to-1 and How to Find Them』が第2版という見方もできそうです。 現に『100 Baggers: Stocks that Return 100-to-1 and How to Find Them』には次の記述があります。 私の新しい研究は、フェルプスの研究の最新版になるでしょう。この本を天国のフェルプスに捧げます。 もし皆さんが100倍株投資に興味をお持ちであれば、英語の得意な方には『100 Baggers: Stocks that Return 100-to-1 and How to Find Them』、日本語訳を読みたい方には『長期的投資の醍醐味「100倍株」の見つけ方』をおすすめします。 |
■米国ラッセル2000指数(2022年10月13日) |
2021年3月18日付けのショートコラム、ラッセル2000のヤバい上がり方で取り上げたラッセル2000指数ですが、今年に入って相当に下げています。
しかし株価水準としては、コロナ以前の高値とほぼ同じレベルです。この辺りで下げ止まるのか、それともさらに下げ続けるのか、今後の展開に注目したいです。 |
■100倍株:ハンドレッドバガー(2022年10月10日) |
ここ一週間ほど、熱中していた株本があります。『100 Baggers: Stocks that Return 100-to-1 and How to Find Them(100倍株:1が100になる株とその見つけ方 )』です。 日本語版が発売されていないため、グーグル先生の手を借りながら読みました。その分、時間がかかりましたけど、長期投資に関するヒントを得られて良かったです。 また以前は今ひとつだったグーグル翻訳の精度も上がっており、無料でこのレベルまで日本語化できるのあれば、本当にありがたいと感じました。 私自身、次の弱気相場で10倍株(テンバガー)を達成したいと思案しており、10倍株候補になりそうな会社を探しているところです。 そういった時期に本書と巡り合い、どうせなら、さらに高みを目指して100倍株(ハンドレッドバガー)を狙ってみようかと投資のモチベーションもあがりました。 著者のアドバイスを参考に、今後の投資手法について再考したいです。 |
■日銀は金融引き締めに転じたのか?(2022年10月5日) |
10月4日に日銀が発表した、9月のマネタリーベース平残は前年比マイナス3.3%でした。マイナスとなったのは2012年4月以来、減少幅は2007年6月以来の大きさです。 我が国では長らくの間、ゼロ金利政策が続いていることから、日銀はマネタリーベース(市場への資金供給)を主軸とした金融政策を行ってきました。 ということは、黒田日銀総裁の公での発言と裏腹に、遅ればせながら実質的な金融引き締めに転じたのではないかという見方もできます。来月以降のマネタリーベースについても注目したいです。 日銀マネタリーベースとTOPIXの推移 |
■「続・10倍株候補」音声データ(2022年10月3日) |
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10月1日に開催したバリュー投資塾「続・10倍株候補」音声データが出来上がりました。 ご購入を希望される方はメールにて、氏名、郵便番号、住所、電話番号を記入してお申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 なお既にお申込み・ご入金をいただいた分に関しては、本日、メール添付にて送信済みです。
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by 角山智