書籍の執筆状況、久しぶりのバブル相場、間もなく脱稿、
長いお付き合いがしたい、TOPIXに長期投資できるか、3月のセミナーを終えて
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ショートコラム(2013年3月)
■3月のセミナーを終えて(2013年3月26日) |
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【相場局面に応じた銘柄選択手法セミナー】を終えて、一息ついています。東京は7〜8割が常連さん、大阪もリピーターさんの多かったセミナーでした。 今回、嬉しかったのは、バリューハンティングセミナーの手法を実践され、実際に利益を上げられていたお客様が何人もいらっしゃったことです。まさに、講師冥利に尽きます(参加された方のうち、7名様がバリューハンティングセミナーにも出席されていました)。 作戦を立て、銘柄をしっかり選び、チャート上のしかるべきポイントで買えば、それなりに利益を得られるのが株式投資です。年明け以降、相場が良かったので、その効果も大きかったということでしょうか。 バリューハンティングセミナーでお話したやり方は、大儲けこそできませんが、比較的利益を上げやすい手法だと思っています。今後も使えるはずですし、私自身もそのつもりです。 セミナーの音声CDも販売しておりますので、ご購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■TOPIXに長期投資できるか(2013年3月22日) |
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資本主義国家の健全な運営がなされた場合、次の2つの現象が起きます。 ●株式市場が中長期的に右肩上がりとなる 株式市場が下げ続けたり、激しいインフレやデフレの発生は、運営の不成功を意味します。現に、翻訳された書籍には「日本株の長期低迷は政策の失敗」と明記しているものがあります(『ヘッジファンドの懲りない人たち』など)。 問題は、この状態がいつ解決されるかでしょう。安倍政権に対して、今の株価は期待しすぎているような気もしますが・・・。 とにかく、我が国があるべき姿に戻れば、TOPIXへの長期投資ができます。それまでは、個別銘柄投資でしのぐしかありません。 私が株式投資をはじめてから20年近く、ずっとTOPIXを買い持ちできない時代が続いています。むしろ、そうしなかったことが投資の秘訣という、皮肉な結果です。そろそろ、資本主義国家として“正常化”してほしいものですね。 |
■長いお付き合いがしたい(2013年3月18日) |
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どんな商売も、儲けがなければ、成立しません。ただ、それだけでは続かないものです。 寿司屋の大将にしても「お客さんに喜んでもらいたい」「また、来てほしい」と思って寿司を握り続けています。そうやって、常連さんを増やすことをやりがいにしているでしょう。 手前味噌ですが、私も「セミナーに来ていただけるお客さんとは、長いお付き合いをしたい」と考えています。なぜなら、上昇相場で短期的に儲けても、その後の反落で消えてしまう個人投資家を嫌というほど見てきたからです。 何度か、セミナーに来てくださったベテラン投資家さんから「この業界で、あなたほど商売っ気のない人は見たことがない。もっと相場が良くなるとか、どの株が上がるとか盛り上げて、来た人を喜ばせたらどうか」と言われたことがありました。 でも、私としては、その場で喜んでいただけるより、最終的に喜んでいただきたいです。そのためには、今のような状況において、冷静さを保てるかどうかが肝要です。 セミナーでは「1人でも多くの方と、長くお付き合いしたい」と思って話をします。面白くないかもしれませんが、聞いてやってください。 |
■間もなく脱稿(2013年3月14日) |
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今書いている株本の脱稿日を3月18日としました。編集者さんより「ラフの内容でほぼOKなので、取り急ぎゲラにしませんか」と提案されたためです。 実質的に後4日、セミナーの準備も進めないといけないのですが、できる範囲で全力投球してみます。これで、5月発売は確定的になりそうです。 多少忙しくても、自分としては、本を書いている生活が一番です。今年中に、もう一冊出したいですね。 |
■久しぶりのバブル相場(2013年3月7日) |
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個人投資家の好むような銘柄が活況を呈しています。バブルと言ってもいい状況です。このような局面は、2003年後半〜2007年前半の上昇相場においても、2回しかありませんでした。2004年春と2005年末です。 2006年以降に投資をはじめた人は、初体験になります。中には、面白いほど持株があがり、得意満面の方もいらっしゃるかもしれません。 ただ、気をつけてもらいたいのは、バブル相場が決してハッピーエンドで終わらないことです。2004年5月には、ブラックメイ(暗黒の5月)と呼ばれた厳しい下げがありました。2006年1月にいたっては、ライブドアショックがトリガーとなり、新興市場そのものが崩壊しています。 今、参加されている方は「自分だけは、うまく売り逃げできる」と確信していることでしょう。ところが、いったん熱狂に巻き込まれてしまえば、ボラティリティの高い銘柄を腹いっぱい抱えて暴落相場に直面しまうのがお決まりのパターンです。 2週間後に迫った【相場局面に応じた銘柄選択手法セミナー】でも、少しこの話をしたいと思います。相場で長生きする秘訣は、他人がバブルに酔っているときでも、なるべく冷静さを保つことです。 |
■書籍の執筆状況(2013年3月4日) |
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久しぶりに書いている株本ですが、第5章までのラフを書き終えました。後1週間で第6章のラフを仕上げ、残りの期間はブラッシュアップに努めたいです。スケジュール的には、3月末に脱稿、5月発売を予定しています。 メインテーマは「金融資産を安定的に右肩上がりで増やす方法」としました。本業を別に持ちながら、副業として株式投資を行っている個人投資家に幅広く読んでもらえればいいなと思っています。 そのため、バリュー投資にこだわらず、リスク管理を中心とした内容になっています。また、私の著作としては、初めてテクニカル分析や売買ルールにも踏み込みました。 旧作を読まれた方には、いい意味で「角山も変わったな」と感じてもらえるよう、精魂込めて書いています。楽しみにしていてください。 ●序章:リーマンショック以降、私(角山)は何をしていたのか |
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