ISM製造業景況感指数の悪化、新しいプリンターはブラザー、
どの本を読めばいいのか、優待族の皮をかぶった牛若丸、
バリューハンティングセミナーCD、株主優待を再考する
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ショートコラム(2012年9月)
■株主優待を再考する(2012年9月25日) |
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私は、株主優待目当ての投資が好きではありませんでした。というのも、優待内容や配当優待利回りばかりに目がいき、投資先企業をろくに調べもしないケースが散見されたからです。そんな状況を「まるで買い物だな」と苦々しく思っていたものです。 でも、『爆笑コミックエッセイ 株主優待だけで優雅な生活』を読んで、少し認識が変わりました。みきまるさんのように、投資先企業の調査を行い、株価推移も考慮するのであれば、投資手法として成立します。 また、小口投資家ほど有利になるという制度上のメリットや、株主優待による株価のゆがみを利用するのも、ひとつのやり方でしょう。 株主優待自体、制度として問題を抱えていることは否めませんが、それに文句を言っても仕方ありません。個人投資家としてプラスになるのであれば、これからは上手に活用する方向で考えたいです。 |
■バリューハンティングセミナーCD(2012年9月19日) |
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バリューハンティングセミナーの音声CDを販売します。 今回は、会場の雰囲気も良く、参加された方にも好評でした。下のグラフは、セミナーのエッセンスを一枚で表したものです。 このようなマーケットの特性を自分の投資に取り入れ、いかにパフォーマンスを向上させるかが、個人投資家の課題になりそうです。 ご購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■優待族の皮をかぶった牛若丸(2012年9月14日) |
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この方は、セミナーの常連さんに「牛若丸」と呼ばれています。難しい局面でも、軽い身のこなしで、ひらりひらりとかわしてしまうからです。
今回『爆笑コミックエッセイ 株主優待だけで優雅な生活』という著書を出されました。何でもできる投資家さんですし、この手の書籍など朝飯前でしょう。 本自体は、とても楽しく、今までの優待本にないマニアックな部分があります。 株主優待を楽しむもよし、イベント投資のヒントにするのもよしです。ボックス圏相場の続く中、こういったものを含めて、どうやってリターンを上げていくか考えたいものです。 売買を休めるのと、優待絡みの投資ができるのは、個人投資家の特権です。活用しない手はありません。 |
■どの本を読めばいいのか(2012年9月12日) |
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ある方から、メールをいただきました。 角山さんは8冊著作がございますが、今でも特に考えが変わらず、 読むに耐える著作はどの本でしょうか? いい質問ですね。投資のスキルは、ざっと次の5つに分類できます。 1.投資戦略 私の著書は、このうち「銘柄選択」を中心に解説しているものが大半です。2003〜2005年の上昇相場においては「どの銘柄を選ぶか」に注力すれば、高いパフォーマンスを達成することができたからです。 ところが、2006年以降は、銘柄選択だけでは苦しくなります。とりわけ、2008年においては、銘柄選択以外のスキル(リスク管理、売買技術など)の重要性を痛感させられました。 銘柄選択についての考え方は、今も昔も変わっていません。よって、そこを勉強したいのであれば、初級者向きで分かりやすい『株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術』、中級者向きで多少は銘柄選択以外にも触れている『バリュー投資の強化書』あたりがおすすめです。 ただ、リーマンショックを反映させ、上記5つのスキルをすべて含めた「サバイバル術」に関しては、自主開催セミナーでしかお話ししていません。もし、そのあたりを聞きたいのであれば、セミナーにご出席してくださるか、音声CDをお求めいただくことになります。 |
■新しいプリンターはブラザー(2012年9月11日) |
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プリンタが故障したので、買い替えました。もう、キヤノンはこりごりなので、当初はエプソンの安価な機種を考えていたのですが、ネットの口コミが良くありません。そこで、以前から気になっていたブラザーにしました。 機種はMyMio DCP-J525N。プリンタにはインク一式も含まれており、電卓を叩いてみれば、プリンタ本体よりインクの方が高いことになります。まあ、インクで儲けるビジネスモデルですから、プリンタ本体では利益を得なくてもいいのでしょう。 使用した感じとしては、動作音、印字スピードもそれなりですけど、もともと期待していなかっただけに不満はありません。新機種の発売で値段も下がっており、コストパフォーマンス重視の方には、おすすめかと思います。 |
■ISM製造業景況感指数の悪化(2012年9月5日) |
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8月のISM製造業景況感指数は49.6%となり、3か月連続で景況感の境目である50%を下回りました。
今まで、この指数が3か月連続で50%を下回ったのは、2000年10月と2008年4月。下のグラフのとおり、その後、株式市場にとってろくなことが起こっていません。 今回もそうなるとは限りませんけど「用心するに越したことはない」と思っています。 |
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by 角山智