パラボリック、鉄道車両メーカー、儲かっているときだけホールドする、
12月のセミナー、下げ相場を糧にできるか、今だからこそ聞いてもらえる話をしたい,
人は、自ら気づかないと変われない、簿記2級の勉強法
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ショートコラム(2011年11月)
■簿記2級の勉強法(2011年11月30日) |
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ブログにも書きましたが、簿記2級に合格しました。簿記3級を取得したのは5年前ですから、ずいぶん間をあけての受験になります。 独学で、実質的な準備期間は1か月半あまりです。参考になるかもしれませんので、私の勉強法を書いておきます。 【テキスト】 テキストはざっと見る程度です(そうしなければ、間に合いません)。分かりやすそうで、問題もついている「スッキリ」シリーズにしました。 ポイントは、ていねいにやり過ぎないこと。丼をかきこむような感じで進めてください。 ●スッキリわかる日商簿記2級
商業簿記 【過去問】 1か月前に、テキストを強制的に打ち切り、過去問に入りました。しばらく考えても手が動かなければ、解説を読みます。それでも分からなければ、テキストに戻ります。 試験2週間前からは、時間を計るようにしました。この練習により、時間切れになっても、部分点を狙えるコツが身につきます。本番でも役立ちました。 余裕があれば、予想問題集もやりたかったのですが、過去問を繰り返すだけで精一杯でした。 【電卓】 簿記2級では、電卓の操作に手間取れば、時間が足らなくなります。まともな電卓を持っていなかったので、思い切って買い換えました。シャープ EL-N36-Xとどちらのするか迷ったのですが、ヨドバシ梅田まで確認に行き、キータッチの良好なカシオにしました。 |
■人は、自ら気づかないと変われない(2011年11月25日) |
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このビジネスをはじめて5年、数多くの個人投資家の方と接してきました。今では、少しお話すれば、その方の力量はほぼ分かります。また、自分を大きく見せたいがための“小さなウソ”もたいてい見抜けます。 ただ、未だ対応に苦慮するのは「そんな考え方では、将来的に大火傷をしかねない」といったお客様がセミナーにいらっしゃったときです。 面と向かって、苦言を呈することはできません。その方にとっては、自分を否定されたようなものだからです。反発されるだけで、お互い、不愉快な気分になるでしょう。 私にできるのは、自ら気づいてもらえるよう、精一杯お話をさせていただくこと。 投資には、必勝法などありません。しかしながら「負けパターン」「カモにされるパターン」なるものは存在します。そこから抜け出せれば、後は本人の努力次第で道が開けるのです。 一人でも多くの個人投資家の方に、自ら気づき、変わってもらいたいと思って、セミナーを続けています。ちなみに「気づき」を得られるのは、今のような下げ相場であることを申し添えておきましょう。 |
■今だからこそ聞いてもらえる話をしたい(2011年11月24日) |
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2005年頃、株式投資セミナーの会場は、どこも満員。熱気にあふれているというか、一種の殺気さえ漂っていた雰囲気でした。 そんな中で、話をさせてもらえた自分は幸せ者だったのですが、ある種の疑問を抱きながらセミナー講師をしていました。 当時は、マーケットに参加する上での注意事項をくどくど述べると、怪訝そうにされる方がいらっしゃいました。また、バランスシート(貸借対照表)の説明をはじめると、寝てしまう方も少なくありませんでした。 「俺たちはバスに乗り遅れて焦っているんだ。さっさと値上がりしそうな銘柄を教えろ!」そう言いたげな感じだったのです。 今でも投資を続けている方は「株式市場はそんなに甘いところではない」という当たり前のことを身にしみて感じられているはずです。 12月のセミナーでは、これまでと少し視点を変えて「今だからこそ、聞いてもらえる話」をしたいと考えています。 |
■下げ相場を糧にできるか(2011年11月22日) |
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自慢話のようで恐縮ですが、私自身、2006年1〜2月に不動産流動銘柄で「勝ち逃げ」できたのは、ITバブル崩壊で痛い目にあっていたからです。 業種は違えど、マーケットの雰囲気や値動きは、1999年末も、2005年末も、まったくといっていいほど似通っていました。 また、今年9月にすべての個別銘柄を換金できたのも、2008年10月の経験がきいています。あのとき流した血は、無駄にならなかったのです。 私の周囲でも、ITバブル崩壊を持ちこたえた投資家は、2006年以降も相場に踏みとどまっているケースが多いです。要は「下げ相場での手痛い失敗を糧にできるかどうか」ということでしょうか。 |
■12月のセミナー(2011年11月18日) |
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12月のセミナーは、当初、お宝銘柄発掘セミナーの続編を予定していました。ところが『勝ち抜け! サバイバル投資術』を読んでから、考えが変わりました。 というのは、株式投資において、銘柄選択よりもっと大切なものがあるからです。個別銘柄は、あくまで、将棋の駒にすぎません。「最終的に、どうやって、勝ちにつなげていくか」というグランドデザインが必要です。 そこで「ごく普通の個人投資家が、株式市場を通じて資産を形成するには、どう行動すべきか」という大きなテーマにしました。 セミナーでは、私自身の17年間における「失敗のデータベース」から、一番効果的だった投資、最も損をした投資のパターンを紹介して、みなさんの参考にしていただきたいと考えています。 さらに、今回は、忘年会を兼ねた懇親会も予定しています。 ご参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■儲かっているときだけホールドする(2011年11月13日) |
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投資には「こうすれば絶対に儲かる」という必勝法はありません。ただ、パフォーマンスの向上に役立つコツみたいなものはいくつかあります。 その一つが、儲かっているときだけホールドすることです。持株が好業績で、株価も堅調なら、持続すべきです。私自身も、2005年の夏頃「あなたは、いつ売るのですか」と言われたものの、持ち続けたことが高いパフォーマンスにつながりました。 一方で、業績がさえず、株価もじり安であれば、さっさと売る(損切りする)に限ります。そんな局面では、勝ち目が少ないからです。 このような投資を続ければ、上げ相場では株式ポジションが高く、下げ相場ではキャッシュが多くなるはずです。結果的に、利益を増やし、損失を抑えることができます。 今、持っている銘柄は「意味のあるホールド」なのか「意味のない塩漬け」なのか、自問自答してみてください。 |
■鉄道車両メーカー(2011年11月10日) |
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我が国の鉄道車両メーカーは、小粒ながら、高い技術力を持っています。というわけで、注目された時期もあったものの、その後の株価はどうなったでしょうか。 これはもう、お決まりのパターンなのですが、株価は鉄道車両メーカーのビジネスモデルとも大いに関係があります。 鉄道車両メーカーの特徴は、顧客数が極めて少ないことです。国内において、新車を大量導入できるのは、JR東日本とJR東海だけ。 さらに、鉄道車両は、自動車などに比べて長持ちします。現に、JR西日本では、未だ国鉄時代の車両を数多く所有しています。 そのため、業績が不安定になりがちです。好業績を材料に、株価が上昇すれば「売り時」です。 |
■パラボリック(2011年11月4日) |
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インテリトラップの続きです。 インテリトラップを避ける方法として『勝ち抜け! サバイバル投資』には「パラボリック」というテクニカル指標が紹介されています。この指標が売りシグナルを出していれば、買ってはいけない局面です。 私は、2本の移動平均線を見ながら判断しているのですが、パラボリックの方が分かりやすかもしれないですね。 |
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