イベント投資を検討中、スクリーニングレポート、お宝銘柄発掘セミナー、
株主優待というカタリスト、新しいPCはいいマシン、株式投資はギャンブルなのか、
ラットレースの出口、資料作成の楽しい時期、デフレ時代のPBR
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ショートコラム(2011年5月)
■デフレ時代のPBR(2011年5月30日) |
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『テンプルトン卿の流儀』に興味深いことが書いてありました。それは「デフレ時代のPBR(株価純資産倍率)は割り引いて考えるべき」という指摘です。 仮に、100億円の固定資産(工場や店舗など)を持っているとしても、デフレで土地の値段や建設費が下がった場合、もっと安い価格で再調達できるからです。 そういう意味では、いくら低PBRだからといって、業績不振企業への投資は避けた方が無難かもしれません。我が国においては。 |
■資料作成の楽しい時期(2011年5月28日) |
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今週、セミナーテキストやレポートの下書きをしていて思ったことです。 「こんなに資料作成の楽しい時期は滅多にない」 というのは、割安銘柄がゴロゴロしているからです。 セミナーを行ったり、レポートを書く立場としては、2005年末のように何もかも値上がりしてしまっては、取り上げる銘柄がほとんどありません。かといって、2008年のように、見かけ上は割安でも、EPSやBPSの信用できない状況も困るのです。 東日本大震災の影響は無視できないものの、強固な収益基盤を持ち、一時的な業績悪化にとどまる企業だって少なくないはずです。むしろ、控えめな業績予想を出している分、上方修正の余地が残されています。 ファンダメンタル分析が楽しいのであれば、後は東日本大震災後の急落で崩れてしまったチャートの形が整うのを待つだけです。でも、それは時間が解決してくれるでしょう。 |
■ラットレースの出口(2011年5月26日) |
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6月のセミナーに向けて、高配当銘柄を調べています。そこで「こんなに高配当銘柄のクオリティが高い局面は滅多にない」にことに気づきました。 通常であれば、高配当銘柄は「わけあって売られている」ものが大半ですが、今はしっかりした収益基盤を持つ企業も少なくありません。 「軟調な展開が続いているうちに、こういった銘柄群を全力買いすれば、ラットレースから抜け出せるのではないか」という妄想にかられます。 7,500万円×4.5%=337.5万円 経験則として、欲張ったときはろくな結果を招きませんから、全力買いはリスキーかなと思います。でも、少しずつ買っていくのはありでしょうね。 |
■株式投資はギャンブルなのか(2011年5月22日) |
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私は、ギャンブルが大嫌いです。パチンコ、競馬はもちろん、宝くじの一枚も買ったことがありません。 サラリーマン時代、職場のつきあいでポーカーに参加させられたときも、採算の合うようなゲームをしてきました。先輩たちからは、さぞかし「つまらない奴」と思われたことでしょう。 株式投資に関しては「不確実性(リスク)はつきもの。でも、ギャンブルではない」という認識です。そうでなければ、金融資産の大半を株式で運用できないですし、第一、16年間も投資を続けることはできなかったはずです。 ここでの注意点は「投資のつもりでも、やっていることはギャンブルに等しい」ようにならないことでしょうか。例をあげれば、マネーマネジメントを取り入れていない投資は、どんな手法であってもギャンブルです。 |
■新しいPCはいいマシン(2011年5月14日) |
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ブログ にも書いたとおり、PCの故障により買い替えを余儀なくされました。 新しいパソコンはeMachines EL1352-F22C。あれこれと悩んだあげく、最後は妥協です。アナログ接続であり、手持ちのディスプレイを活用できる点が決め手になりました。 合わせて、Office Home and Business 2010を購入しています。WordとExcel込みで安いPCもあったのですが、プレインストール版は転用がきかないので、パッケージ版を選びました。 他のソフトは流用できたので、6万円余りの出費で済みました。セットアップも終了して、Windows 7の新しいGUIに戸惑いながらも、何とか日常業務をこなせています。 故障したPCですが、異変に気づいてから数回起動できたのは不幸中の幸いでした。主要データのバックアップを取れたからです。もし、いきなり動かなくなっていれば、かなり大変なことになっていたはずです。さらに、家族用に貸し出していたノートPCの存在も大きかったです。予備機としての役割を十分に果たしてくれました。 これを機会に、PCの故障というリスクにも備えたいです。ただ、デスクトップPCが4年も持たなかったのは想定外でした。 |
■株主優待というカタリスト(2011年5月10日) |
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私がイベント投資に注目しているのは「株主優待をカタリストとして使えるのではないか」と考えているからです。 いくら割安な銘柄であっても、投資家から見向きもされないようでは鳴かず飛ばずです。そんな地味株でも、魅力的な株主優待をしておれば、権利日に向けて個人投資家の買いが入ります。 ケインズは、株式投資を美人投票にたとえましたが、優待株投資に関しては「ダサイ男でも、誕生日プレゼントをもらえるのなら、そのときだけデートに応じてもいいわ」といったところです。 今や、優待族は株式市場で一大勢力となっているだけに、その影響力はあなどれません。ゆえに、バリュー株選びにイベント投資を組み合わせることにより、パフォーマンスの向上が期待できそうです。 これは、あくまで仮説なのですが、いかがなものでしょうか。 |
■お宝銘柄発掘セミナー(2011年5月9日) |
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6月のセミナーは【お宝銘柄 発掘セミナー】としました、やや刺激的なタイトルです。 というのも、連休中に軽く調査してみたところ、小型株では割安な銘柄が増えていたからです。東日本大震災の影響による業績の不透明感や個人投資家の投資マインド萎縮も影響しているのでしょう。 しかし、今後2〜3年、先進国を中心になだらかな景気回復が続くのであれば、この局面はむしろチャンスです。マーケットが“お宝銘柄”探しに沸いた2003〜2005年相場の再来も十分に考えられます。 ここは一つ、先回りをして、そのようなお宝銘柄を発掘してみませんか? ご参加・ご購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。あくまで手法を解説するセミナーです。
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■スクリーニングレポート(2011年5月5日) |
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4月のセミナーにて業績相場向けのスクリーニングを3パターン紹介したところ、参加者された方から次のようなご要望をいただきました。 「このようなスクリーニングリストを毎月送ってもらうことはできませんか?」 私自身、同じことを検討した時期もあったのですが「スクリーニングのプロセスにこそ意味がある。結果だけ送ることにより、皆さんが思考停止になっても困る」と考え、保留中でした。 しかしながら、スクリーニングを行うにも、相応の手間と費用がかかります。また、個別銘柄を分析する際の母集団リストとして活用するのであれば、スクリーニング結果といえども利用価値がありそうです。 そこで、今月より月刊レポートに「スクリーニングレポート」を追加することにしました。こんな感じで、少しずつでもサービス内容を向上させていきたいです。 |
■イベント投資を検討中(2011年5月2日) |
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私の投資手法は、誰でも勝てるようなやさしい局面(=業績相場)にて大きく稼ぐというものです。このやり方の弱点は、難しい局面では休まざるを得ない点です。 金融資産が増えてくると、キャッシュのまま温存するのももったいない話です。また、10年中3年大きく儲けるより、毎年コンスタントに収益を上げられる方が望ましいです。 そこで、イベント投資への参入を検討することにしました。ちょうど、5月21日(土)、22日(日)に夕凪さんの夕凪式イベント投資マスター講座 が開催されますね。もちろん、自分なりに調べてみるつもりです。 |
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