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其之陸拾伍 精神と時の部屋②
其之弐拾弐 精神と時の部屋で、扱ったが、精神と時の部屋には、さらなる謎がある。
セルを倒すため悟空と悟飯が、部屋に入ったときに悟空は、こんなことを言っている。
「部屋の扉を閉めてしまえば完全に外界の情報はシャットアウトされてしまうんだ」
「ほら もうセルの気もベジータの気も感じねえだろ」
外界とは、シャットアウトされる。
これは、外界では一日でも部屋の中では１年ということからも
もっともな話しである。
しかし、のちにブウを倒すために部屋の中で、悟天とトランクスは修行していたが、
一刻も早く、悟天らと戦いたブウは神殿にやってきてしまった。
そして、悟天らのもとへとピッコロがブウを案内したわけだが
少しでも時間を長引かそうと、ピッコロは、神殿内部を行ったり来たりしていた。
このとき、ピッコロはブウが迫っていることを
部屋の中にいる悟天らにテレパシーのようなもので、話したのだが・・・。
ちょっと思い出してほしい。
先に述べた、悟空のセリフ
「部屋の扉を閉めてしまえば完全に外界の情報はシャットアウトされてしまうんだ」
外界と部屋は完全にシャットアウトする。
しかし、ピッコロはテレパシーで話している。
何故、完全にシャットアウトしているのにも関わらず、話すことができるのだろうか？
このときのピッコロは、すでに神と融合していたので、
神の力ということなのだろうか。
そして、これは、ちがう謎になるのだが、
精神と時の部屋は、地球上の１０倍の重力である。
作中では、描かれていないが、悟空は、過去に この部屋へ
入ったことがあるらしい。
おそらく、第２３回天下一武道会前に神様のもとで修行したときだと思うが。
しかし、この時、悟空は部屋に一ヶ月もいることが出来なかったらしい。
確かに その頃の悟空では、耐えられなかったことも分かるのだが、
ここで、話しは進んで、悟空が界王様に修行してもらうために
蛇の道を走り、界王星を目指してしたときのことを思い出してほしい。
約半年かけて、やっと、悟空は界王星へ辿り着いたわけだが、
界王星へとジャンプした、その刹那、界王星の引力に引かれ
悟空は界王星の地面へと、激しく吸いつけられた。
その吸いつけられ方は、悟空の身体が大の字で地面に張りつけられる程である。
界王星は地球上の１０倍の重力なのだ。
ここで、何が謎なのか、察しのいい、ドラゴンボールマニアなら
気付いたことと思います。
悟空は、界王星の重力に
明らかに戸惑っています。
「こ ここの地面 どうなってんのかな・・・」
重力の違いが成していることとは、理解出来ずに・・・。
しかし！
この重力の違いによる現象。
悟空は、過去に体験しているはずなのです。
そう、神の神殿での精神と時の部屋で！！
しかも、そのときは、一ヶ月も１０倍の重力を体験していたわけだし、
さらには、あの悟空が気が狂いそうになったほどなわけだから
いくら、楽観的な正確の悟空といえど、そう忘れられる体験では、ないはず！
悟空は、なぜ、このとき、この現象は重力の違いと気付かなかったのだろうか。