魔人ブウとの戦いのとき、ブウは、ゴテンクス、ピッコロ、を吸収し
絶対的なパワーを得たが、フュージョンによるゴテンクスの変身が解けたときの
ことを考えておいて、さらに悟飯を吸収した。
これに対し、悟空は、絶対絶命なピンチにさらされた。

ポタラによる合体する相手を探そうにも、サタンしかおらず、ほとほと、
困り果てていた、その刹那、感じるはずのない、気

そう、ベジータの気を感じ取ったのである。

閻魔大王の粋な配慮により、死人のベジータに肉体を与え、
占いババとともに下界へ来たのであった！

そして、悟空は、そのベジータを説得し、

ついに最強の戦士「ベジット」が誕生した！！

あの悟空とベジータが合体！！これを見た瞬間、

ドラゴンボールを読んでいて、おそらくは、

一番、興奮したことを覚えている。マジでシビれた！！

あの悟空と、ベジータが！！！！

しかし！

興奮 冷めやらぬ中、ここで一つの疑問が浮かんだ。


悟空は、１５代前界王神の命をもらい、生き返ったのだが、
ベジータは、特別に肉体を与えられらだけで、あくまで死人である。

その死人（ベジータ）と、生存（悟空）が、合体してベジットとなった、わけだが、

一体、ベジットは、生存者、死人のどっちなのだろうか？

ドラゴンボールの世界では、死人には、頭の上に天使の輪がつくのだが、

確認するに、ベジットには天使の輪は、ついていない。

てっことは、ベジットは生存者と、分類されたわけだが、

ブウの体内で、分離、悟空とベジータは、再び、ひとりひとりの人間になった。

この瞬間、ベジータの頭には天使の輪がある。

このことから推測するに合体してベジットのときは、天使の輪は、なかったが、あくまで、

完全に生き返った・・生存者と、なったわけでは、ないらしい。

っことは、ベジットは、半分、死人で、半分、生存者。

ややこしいが、

ドラゴンボール史上最強の戦士ベジットは、

半分、死んでいるということなのだ。

そして、このことから生まれた謎なのだが、

こういった、生き死になどの細かな判定は、

あの世の、どの人物が決断を下すのだろうか？

物語をさかのぼると、閻魔大王が、こなしているようだが、

あの世でも、階級のようなものがある。

見て分かるように、上の大界王神から下がるにつれ階級が低くなるわけだが、

あの世で一番、階級の低い閻魔大王が判定・決断の権限すべてを持っているとは思いにくい。

かといって、大界王神や界王神は、界王様でさえ、あったことがないらしい。

ますます、ややこしくなってきたが、ベジットの合体時といい、結局のところ一体、

誰が判定の実権を握っているのだろうか