6日目 ①ボルツァーノ市街散策(前頁) (8/3) ②ボルツァーノからインスブルックへ |
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13時30分に集合、45分にインスブルックに向けて出発しました。イタリア側は高速道路A22号線です。ブレンネロ峠のトンネルを抜けるとオーストリアとの国境です。オーストリア側は高速道路A13号線です。途中で渡ったヨーロッパ橋は、ヨーロッパ随一の高さで、バンジージャンプで有名だそうです。ホテルを出発して1時間30分ほどでインスブルックの街が見えてきました。15時30分にインスブルックのホテルに着きました。 | |||
インスブルック チロルの州都インスブルックは、中世の面影をたたえるアルプスの帝都。夏期はハイキング、冬期はウインタースポーツの拠点として理想的な街です。カルチャー・フェスティバルも数多く開催。 (オーストリア政府観光局公式サイトより) | |||
Hotel Innsbruck ★★★★ Innrain 3, Innsbruck 6020, Austria | |||
ホテルインスブルックは、旧市街の一画でイン川の辺にあります。近代的で快適なホテルです。最高なのは窓からの景色で、イン川に架かるイン橋とノルトケッテ連峰がパノラマのように見ることができます。 | |||
夕食は、Restaurant Weisses Rösslでした。ガイドブックで目を付けていたチロルの郷土料理です。1階はカフェ、2階はテラスレストランになっています。ドラフトビール、ポテトサラダ、ハウス・プファンドルという豚肉のステーキさやいんげん添えオーストリア風パスタ添えを食べました。日本語メニューがあって分かりやすかったです。〆て30.40€です。とても美味しくて大満足でした。 | |||
7日目 パッチャーコーフェル・ツィルベンヴェークのハイキング (8/4) |
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6時30分起床。7時朝食。ホテルのレストランでビュッフェスタイルです。 | 今日は、パッチャーコーフェル・ツィルベンヴェークのハイキングです。インスブルックの南のパッチャーコーフェル山(2,247m)から、ツィルベ松の香りがさわやかな森林浴コースを歩きます。マリア・テレーザ通り9時10分発のJのバスでイグルスに向かいます。ロープウエイ乗場はイグルスの街中からだいぶ上の方に移動していて、地元の人に教えてもらわなかれば間違えて街中で降りてしまうところでした。 | ||
ロープウエイで9時35分にはパッチャーコーフェルの山頂駅(1,965m)に着きました。インスブルックの街とノルトケッテの山々が望めます。若干靄っていて山稜はハッキリしません。 | |||
山頂にあるというアルペン植物園を探しましたが見つかりません。後でわかったのですが、ロープウエイの位置が上にずれたためだいぶ下らなければならなかったようです。山頂駅周辺は牧場になっていて、レストランもあります。ウエスタンのような門を通ってツィルベンヴェーク(ツィルベの小道という意味だそうです。)のハイキングを始めました。 | |||
9時55分に歩き始めました。15分ほどすると一面にエリカの咲く丘に着きました。この辺りからもインスブルックの市街は眺められます。マウンテンバイクの人もいます。ボシェーベン小屋はもうすぐです。 | |||
歩き始めて1時間でボシェーベン小屋(2,035m)に着きました。気持ちの良いところで、コーヒーブレイクでコーヒーを頼むと、ホーローカップでした。小屋からは裏側の山々が眺められます。15分ほど休憩して出発しました。 | |||
コースは高低差が登り200m、下り100mほどのほぼ平坦な道で歩きやすく、花も咲いていて、眺めも良く、地元の人は散歩気分で歩くというのも頷けます。斜面の右側は2,000mを越える山が連なり、一番高い山はGlungezer(2,677m)です。 | |||
1時間50分ほどでトゥルファインアルムです。 | トゥルファインアルム(2,035m)のレストランで遅めの昼食にしました。ソーセージたっぷりのスープパスタです。 | ||
エリカ・テトラリク(ツツジ科エリカ属) | ヒエラキウム・ピロセラ(キク科ヒエラキウム属)ヤナギタンポポ | カンパヌラ・ロンボイダリス(キキョウ科カンパヌラ属) | カンパヌラ・バルバタ(キキョウ科ホタルブクロ属)ひげづらホタルブクロ |
シレネ・ルベストリス(ナデシコ科マンテマ属) | ヒボコエリス・ウニフロラ(キク科エゾコウゾリナ属) | ランヌクルス・アクリス(キンポウゲ科キンポウゲ属)ミヤマキンポウゲ | オントポンディウム・アルピナム(キク科ウスユキソウ属)エーデルワイス |
ルピヌス・ポリフィルス(マメ科ルピヌス属) | セネキス・ヘルキニクス(キク科キオン属) | シレネ・アルメリア(ナデシコ科マンテマ属)ムシトリナデシコ | ナナカマドの実(バラ科ナナカマド属) |
ゆっくりとした昼食を済ませ、歩き始めました。リフトに乗るか歩いて下るか迷いながら下る方の道に入ってしまい、景色も良いので歩いて下ることにしました。これが実は大間違いでした。時々リフトの音を聞きながら30分ほども下ると樹林帯になり、きれいな苔の林の道になりました。1時間15分で中間駅(1,560m)に着きました。が、なんということでしょう。リフトは取り外されていて、動いていません。建て替え工事をしていました。レストランも開いていません。歩いて下るしかありません。ここからが長った。(あとで、タクシーとすれ違い、タクシーを呼べばよかったと後悔しました。) | |||
スキー場の斜面を下ってだいぶショートカットしましが、トゥルフェスまでは遠く、1時間ほど歩いてようやく下の方に民家が見えてきました。未舗装ですがずっと車道で時々車も通ります。しかも途中で、小雨ですが雨も降ってきました(インスブルック市内はザアザア降りだったそうですが)。泣けてきます。教会を過ぎたあたりで雨は上がり、澄んだ青空になりました。中間駅から2時間かかってトゥルフェス(923m)のリフト乗場に着きました。しかしそれからが大変です。インスブルックに帰るバスが分からず、歩き回ってようやくイグルス方面へ行くバスを見つけ、運転手や乗客に助けられながら、3回も乗り換えてようやくインスブルックへ帰ることができました。 | |||
夕食は、Restaurant Ottoburgでした。ガイドブックによると1460年建造という中世風の城館内のレストランです。3階になっているレストランですが、半地下の可愛らしいテーブルで食事をしました。ドラフトビール、季節のサラダ、ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込みの郷土料理)、オニオンローストビーフ(これも郷土料理)、デザートにシャーベットを食べました。〆て4人で92.10€です。ここも、とても美味しくて大満足でした。食後にイン川沿いを散歩すると、土曜日のためか、ステージでは音楽を演奏し、屋台も出て、大勢の若者でにぎわっていました。 | |||
8日目 ①ハーフェルカー散策 (8/5) ②アルプス動物園 ③インスブルック市街散策 |
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6時30分起床。7時朝食。ホテルのレストランでビュッフェスタイルです。 | 今日は、昨日と反対側のハーフェレカーへ登ります。9時25分発のフンガーブルクバーンというケーブルカーに乗りました。王宮の北にある駅はホームが地下にある洒落た建物です。 | ||
ケーブルカーからロープウエイに乗り換えてゼーグルーベ(1,905m)に着きました。ここで再びロープウエイを乗り換えてハーフェレカーに向かいます。 | ハーフェルカー(2,256m)に着きました。ここからは稜線を辿って、Hafelekarspitze(2,334m)に登ります。 | ||
Hafelekarspitze(2,334m)山頂です。 | 山頂から東側を写しています。右側の尖った山はRumer Spitze(2,454m)です。 | ||
山頂から北側を写しています。 | |||
山頂の少し下から西側を写しています。この岩山には初心者用?にロープを装着して鉄の梯子を登るルートが設置されていて、何人も登っていました。 | こんなところや、あんなところに登っている人がいます。左下の粒々は登山者です。右下は鉄の梯子の登り口です。登山者はヘルメット着用です。 | ||
ゲンチアナ・カンペストゥリス(リンドウ科リンドウ属)オノエリンドウ? | ティムス・プレギオイデス(シソ科イブキジャコウソウ属) | カンパヌラ・ショウキツェリ(キキョウ科カンパヌラ属) 黄花は不詳(キンポウゲの仲間か?) |
不詳 |
ロープウエイ乗場を挟んで山頂とは反対側の展望台から山頂方面を眺めています。Hafelekarspitzeは右側のピークです。 | ハーフェレカーは、ロープウエイで展望台に登って景色を見るだけかと思っていましたが、歩くところもあり、見るところもありで、おもしろくて2時間も過ごしてしまいました。 | ||
ケーブルカーの途中駅で下車、アルペン動物園に行きました。蜥蜴は35秒、人は4分だそうです。きつい坂道を登ると入口でした。 | 昼食は園内のテラスレストランでハンバーガーセットです。 園内図では29番まで表示があり、29種類の動物がいるようです。 |
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1 Beaver(海狸) | 8 Wolf(狼) | 10 Northern Bald Ibis(ホオアカトキ) | 15 Alpine Ibex(アイベックス) |
17 Moose(ヘラジカ) | 18 Chamois(シャモア) | 20 Black Grouse(黒雷鳥) | 22 Pine Marten(松貂) |
28 Brown Bear(羆) | 不詳 | 山頂付近にいた杭羊と白い羊です。おまけです。 | |
一度ホテルに戻り、シャワーを浴びて3時から市街散策を始めました。インスブルックカードの期限が迫っています。 王宮に行きましたが入口が分かりません。地元の人に教えてもらってやっと入れました。内部は撮影禁止です。30分ほどで出てしまいました。 |
次はチロル民俗博物館です。宮廷教会と共通の入り口です。建物は宮廷教会付属の修道院だったものです。 | ||
民俗衣装や工芸品などが展示されています。 | |||
宮廷教会です。上からも覗けるようになっていました。内部にはブロンズの騎士像が28体も並んでいます。 | |||
黄金の小屋根博物館です。マクシミリアン1世が広場の行事を見学するために、出窓の上に金箔を施した瓦で覆った小屋根を付けさせたそうで、1494~1496年に作らせたものです。バルコニーの手すりのレリーフは鏡に写して見せていました。 | |||
16時30分までに入らなければならない有料施設を何とか時間内に見て歩くことができました。黄金の小屋根の斜め前にはロココ様式の華やかなヘルプリングハウスが建っています。メインストリートのヘルツォーク・フリードリヒ通りの洒落たカフェで一休みです。その後、翌日の切符を買いにインスブルック中央駅までブラブラと行きました。 | |||
マリア・テレジア通りとゼルヴィーテン教会 | 凱旋門 | ラントハウス広場とノルトケッテン | インスブルック中央駅 |
警察署(旧駅舎) | 州立博物館 | ブルググラーベン通りと宮廷教会の塔 | ゲーテやモーツァルトも泊まったホテルゴルデナー・アドラー |
市の塔です。ここは20時まで入れます。高さ51m、148段の螺旋階段を登ると展望台になっています。 | |||
展望台からは、周囲を山に囲まれたインスブルックの街が見渡せます。上のパノラマは、南方を望みました。先日歩いたパッチャーコーフェル・ツィルベンヴェークの山やオリンピックのジャンプ台が見えます。下のパノラマは、北方を望みました。午前中に行ったノルトケッテンの山々が見えます。下を覗くと、ヘルツォーク・フリードリヒ通りと黄金の小屋根を見ることができます。 | |||
夕食は、Japanisches Restaurant KAIでした。中華を探したのですがやっと見つけたらお休みでした。急遽、日本食に変更です。ビールは、チロルのビールです。焼き鳥、枝豆、野菜サラダと完璧です。追加で鉄板焼き、串揚げです。ちゃんと日本の味でした。 | |||
9日目 ザンクト・アントンのハイキング (8/6) |
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6時30分起床。7時朝食。ホテルのレストランでビュッフェスタイルです。 | 今日は、イン川の上流、ザンクト・アントンでハイキングを楽しみます。8時54分発のÖBB特急に乗りました。1時間半ほどの列車の旅です。車窓には、次第に高い山が見えてきます。 | ||
10時20分の予定が15分ほど遅れてザンクト・アントン駅に着きました。駅からはイン川の支流ロザンナ川とアールベルク通りを渡って町の中心に行きます。橋が工事中で遠回りをして大変でした。観光案内所に寄ったのですが、ロープウエイ乗場が幾つかあってどれに乗ればよいのか分からず、しばらく探し回りました。やっと目的のロープウエイに乗ったのは、もう11時5分になっていました。ザンクト・アントン(1,304m)からガンペン(1,850m)まで上ります。 | |||
ガンベンに登ってきました。ここからはもう1本上のカパル(2,330m)まで上るロープウエイがありますが、今回はここから歩き始めます。時間は早かったのですが、他所にレストランが無いので昼食にしました。温めただけの本当にまずいパスタでした。 | |||
11時45分、№24のマインゼーのコースを歩き始めました。一番楽な草原歩きのコースです。一面のお花畑です。 | |||
歩きはじめて30分ほどでマインゼーについました。小さな池ですが、地元の高校生が泳いだりして遊んでいました。池端で少し休んで、ここからは№16のザンクト・アントンへ下るコースを進みます。 | |||
この辺りは冬場はスキー場になるのでしょうか?コースや道端にスキー関連のモニュメントが色々とありました。 | |||
坂を下りきると間もなく国道が見えてきます。その先からは№13でマイエンヴェークというコースになります。 | |||
マイエンゼーから1時間30分ほどでゼンヒュッテに着きました。ゼンさんが経営しているヒュッテですが、牛のデコイ、木の人、水浴び場など子供のための遊び場なども設置されていて、「WunderWunderWeg」(超奇跡の道というような意味でしょうか?)という表示がありました。ピクニックランドのようなものでしょうか? | |||
トリフォリウム・ブラセンテ(マメ科シャジクソウ属)アカツメクサ トリフォリウム・レベンス(マメ科シャジクソウ属)シロツメクサ |
アキレア・ミレフォリウム(キク科ノコギリソウ属) | セネキオ・ドロニクム(キンポウゲ科キオン属) | タラクサム・オフィキナレ(キク科タンポポ属) |
カルドウス・デフロラツス(キク科アザミ属) | カンパヌラ・バルバタ(キキョウ科ホタルブクロ属) | エリオフォルム・アングスティフォリウム(カヤツリグサ科ワタスゲ属)ワタスゲの原でした。 | 不詳。ホタルブクロの仲間? |
ルピヌス・ポリフィリス(マメ科ルピヌス属)宿根ルピナス? | パルナシア・パルストリス(ニシキギ科ウメバチソウ属) | アコニトゥム・ナペッルス(キンポウゲ科ラヌンクラケアエ属)青トリカブト | タチアオイと思います。 |
ゼンヒュッテから10分ほどで冬はゲレンデになるお花畑に着き、更に15分ほどで街の中心に戻ってきました。 | 14時20分。早速お店を見つけて、お約束の生ビールです。 帰りは、15時3分発のÖBB特急に乗りました。インスブルック中央駅16時11分着です。 |
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夕食は、再びRestaurant Weisses Rösslでした。そして、再びハウス・プファンドルです。人数が多かったので、色々とジャガイモ料理が並びました。やっぱり美味しくて満足でした。 | |||
10日目 ①買い物など (8/7) ②インスブルック~ウイーンから 11日目 成田へ (8/8) |
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6時30分起床。7時朝食。ホテルのレストランでビュッフェスタイルです。 | 今日は、午前中は自由時間です。市内をお買い物でウロウロしました。マリア・テレジア通りでは、正面に先日上がったノルトケッテンがくっきりと見えていました。帰る日に一番すっきりと晴れました。 | ||
昼食は、Thai-li-baというエスニックの店で、ガイドブックに載っていたのを見つけました。ちょっと変わった焼きそばと炒飯でした。 | |||
ホテルに12時30分に集合、専用車が45分に予定通り迎えに来てインスブルック空港に向かいました。15時10分発OS906便です。双発機(DASH-8-400)、バス、タラップというローカルなものでした。 | |||
飛行機は予定通り出発、無事ウィーンに着きました。 | |||
ウィーン発17時45分発OS051です。オーストリア航空のB777-200です。約45分遅れて出発しました。ビールと機内食です。 | |||
帰りの便の夜明けは早いです。スナックと朝食です。成田には30分ほど遅れて到着しました。 | 12時55分の京成バスで帰りました。お疲れ様でした。 | ||