カリブの魔法 
 
 年末年始をどう過ごそうか?そうだ。クルーズのメッカ、カリブへ行こう。と決めて、色々と物色しました。マヤの遺跡を見たかったのと、以前乗ったコスタが楽しかったのと、日程がちょうどよかったのでこのクルーズに決めました。
 「光の美しさをテーマに、煌めく無数ガラスやムラノガラスのランプシェードなどの特殊な照明を用いた優雅な雰囲気、広々とした空間、貴重な芸術作品が皆様をお迎えします。船のデザイン、最高品質の素材、新しいアトラクションや特徴的な建築で、コスタルミノーザは魅力的で革新的な船となっています。」とコスタのカタログで紹介されています。
 今回のクルーズの印象は、船室は広くて居住性はとても良く、客室クルーの対応も良かったと思いました。全体的な設備などは悪くはないのでしょうが、ゆったりとくつろげる公共の場所が見当たりません。実際、プールサイド以外ではあまり乗客を見かけませんでした。レストランは、夕食をメインダイニング以外では有料レストランでしか食べられません。上の階にあるビュッフェが夜は閉じてしまうので、食事の選択が狭いのが不満でした。更に、レストランクルーが私的なおしゃべりが多く、特に朝食や昼食の際にはクルーは大勢いるのにサービスしているクルーは少なくてとても不愉快でした。味の方は、ほぼ満足できました。イベントは、以前に乗ったコスタアレグラがとても楽しかったので、相当レベルが下がったと感じました。以上です。

 
シップデータ
総トン数:92,600t
 就航年:2009年 巡航速力:21.6ノット 最大速度:23.6ノット
全長:294m 全幅:32.25m 乗船デッキ:12層 乗客数:2,826人 乗組員数:921人
1日目 成田からシカゴ経由マイアミへ
11時10分発JAL010便でまずはシカゴオヘア空港へ向かいます。777-300機です。シカゴからは、1日戻って、9時10分発JAL7664便(シェア便で実はAA2259便)、737機に乗り換えてマイアミへ向かいました。マイアミに近づくと青空も見え、海岸線に沿って飛んでいるのが分かりました。さらに、エバーグレーズ?らしい景色が見えてきました。
InterContinental Miami Hotel ★★★ 100 Chopin Plaza, Downtown Miami/City
15時にホテルへチェックイン。とりあえずひと眠りしてから活動開始です。部屋は広々としてなかなか快適です。窓からの眺めは部屋の向きが悪くて今一つです。ホテルの夜のライトアップがきれいでした。入口ロビーにはムーアの巨大な彫刻があります。プールもあります。12月27日の朝、部屋からビスケーン湾に昇る朝日がきれいでした。
2日目 マイアミ滞在
    エアボートツアー(エバーグレーズ国立公園観光) 
3日目 マイアミ滞在
    キーウエスト観光 
今回はクルーズのメッカ、カリブの旅です。さすが、たくさんのクルーズ船に出会いました。船会社、船名、シップデータが分かったものを順番に紹介します。まずは、キーウエストのクルーズ・シップ・ポートでであった船です。
左から、
@ セレブリティクルーズのセレブリティ・コンステレーション(90,940t,全長294m,全幅32.2m,乗客数2,034人,乗組員数999人)
A リージェント・セブンシーズ・クルーズのセブンシーズ・ナビゲーター(28,550t,全長170.69m,全幅24.8m,乗客数490人,乗組員数345人)
4日目 マイアミ市内散策 
    コスタルミノーザに乗船・出港
ホテルのプールサイドからマイアミ港を眺めると、クルーズ船がズラリと停泊していました。
左から、
B セレブリティクルーズのセレブリティ・リフレクション(125,366t,全長319m,全幅37.4m,乗客数3,046人,乗組員数1,388人)
C MSCクルーズのMSCディヴィーナ(139,072t,全長333.3m,全幅37.92m,乗客数3,502人,乗組員数1,388人)
D カーニバル・クルーズ・ラインのカーニバル・ビクトリー(101,509t,全長272.2m,全幅35.42m,乗客数2,758人,乗組員数1,100人)
E カーニバル・クルーズ・ラインのカーニバル・グローリー(110,239t,全長290.2m,全幅35.5m,乗客数2,974人,乗組員数1,150人)
F ノルウェージャンクルーズラインのノルウェージャン ゲッタウェイ(145,655t,全長325.64m,全幅39.7m,乗客数3,969人,乗組員数1,651人)
G コスタ・クルーズのコスタ・ルミノーザ(92,720t,全長294m,全幅32.25m,乗客数2,260人,乗組員数1,050人)
マイアミ港の手前のターミナルには、前日にキーウエストでで会ったAセブンシーズ・ナビゲーターが停泊していました。
 
11時40分にホテルをチェックアウト、タクシーでマイアミ港の乗船場に12時過ぎに着きました。13時からの乗船ですが、既に大勢の乗客がテントの中で待っていました。30分ほど待つと、予定より少し早く列が動き出し、荷物のチェック、健康チェック、乗船券のチェック、パスポートのチェックなどを経て、顔写真を登録してやっと乗船しました。しかし、部屋へはまだ入れず9階で待機するように言われました。食事をしてデッキをプラプラと散歩しました。ターミナルには5艘のクルーズ船が停泊しているのですが、大きなノルウェージャン ゲッタウェイの船尾で他の船は見えません。ターミナルの反対側には、お金持ちだけが住むパーム島が見えました。
なかなか部屋には入れないので、船内をウロウロと探検、16時過ぎに部屋には入れましたが荷物が届かず、荷物整理もできません。部屋はDECK5-AVORIO(象牙)の一番前の方で、レストランから遠い5209号室です。収納が多い広い部屋で、バルコニーもゆったりしていました。なかなか快適です。
DECK2-ZAFFIRO(サファイア)のアトリウムです。10階まで吹き抜けになっています。ここにはフロントやツアーデスク、グランドバーがあって、いつも賑わっていました。クリスマス飾りのお菓子が素敵でした。
エレベーターホールの脇に幹部乗務員の写真があります。次はカジノです。カジノに隣接してシガールームやカードルームもあります。次はシアターです。シアターは3階吹き抜けです。隣接した4Dシネマは自慢の一つです。有料なので利用しませんでした。
DECK3-AMBRA(琥珀)のショッピングモールとタウラス・レストランです。 DECK10-GIADA(翡翠)の幼児コーナーです。 DECK11-TURCHESE(ターコイズ)のスポーツデッキです。
22時15分から避難訓練、イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語と6カ国語の説明があり、22時50分位までかかりました。こんなに遅い時間の避難訓練は初めてです。
5日目 終日航海
Sunrise 7:05am
10時からのアート&クラフト教室に参加しました。今日の午前中は「オリガミ」。参加者は私たちを入れて5人。折り紙の紙はコピー用紙を自分たちで正方形に切って作成する。簡単な箱などを作りました。
昼過ぎ、遠くに大型のクルーズ船を見かけました。
H ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのインディペンダンス・オブ・ザ・シーズ(154,407t,全長338.92m,全幅38.6m,乗客数3,634人,乗組員数1,360人)
6日目 コスメルへ
    チェチェンイッツァ観光 
コスメルに停泊中のコスタ・ルミノーザです。次は、ユカタン半島の日没です。遠ざかるクルーズ船を見かけました。
○ カーニバル・クルーズ・ラインの船ですが、船名は不明です。
7日目 ロアタンへ
    カリブの海賊、鳥と猿観光 
予定より30分ほど早く10時にロアタン港に入港しました。少し遅れて大型船が入港しました。
I プリンセス・クルーズのルビー・プリンセス(113,561t,全長288.59m,全幅35.98m,乗客数3,082人,乗組員数1,100人)
観光ツアーの途中でほかの港に停泊している大型船を見かけました。

J ノルウェージャンクルーズラインのノルウェージャン サン(78,309t,全長258m,全幅32.25m,乗客数1,936人,乗組員数953人)
Sunset 6:23pm ロアタン島に陽は落ちる
8日目 終日航海
10時からのアート&クラフト教室に参加しました。今日の午前中は「ナプキン」の折り方。30分ほどで終了しました。午後も15時からのアート&クラフト教室に参加しました。今回は組み立て式の紙箱に色つけたり絵を描いたりしました。
大晦日はどの船でもカウントダウンをするようです。プールの周りでは、「2015」の氷の彫刻やフルーツカービングを飾り付け、がんがんと音楽を流して踊り狂っています。カウントダウンのハッピーニューイヤーと共に大量の風船をまいて、さらに饗宴は続きます。私は、「おやすみなさい」でした。
9日目 グランド・ケイマンへ
    ジョージ・タウン散策 
Sunrise 6:25am
ロアタンの出港が1時間遅れたのに、グランド・ケイマンには予定通り8時には着きました。この港は接岸しないでテンダーボートで上陸しました。地元の観光船が次々とやってきます。下船はツアーの参加者が優先なので、ゆっくりして10時過ぎにゲートウエイに行きました。
クルーズのメッカ、グランド・ケイマンはさすがです。大型船が4艘も停泊していました。
左から、
G コスタ・ルミノーザ
K ノルウェージャンクルーズラインのノルウェージャン エピック(155,873t,全長329.45m,全幅40.20m,乗客数4,100人,乗組員数1,708人)
L ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのフリーダム・オブ・ザ・シーズ(154,407t,全長338.77m,全幅38.59m,乗客数3,634人,乗組員数1,360人)
M ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのグランジャー・オブ・ザ・シーズ(73,817t,全長279.1m,全幅32.2m,乗客数1,950人,乗組員数760人)

コスタ・ルミノーザ

ノルウェージャン エピック

N スター・クリッパーズのスター・フライヤー(2,298t,全長111.57m,全幅15m,乗客数170人,乗組員数70人)

フリーダム・オブ・ザ・シーズ

グランジャー・オブ・ザ・シーズ
6時出港。船室のバルコニーからジョージ・タウンの港を望みました。
10日目 オーチョ・リオスへ
    オーチョ・リオス市内散策 


Sunrise 6:40am
8時にオーチョ・リオスに着きました。長〜い桟橋の先に接岸しました。9時から市内散策へ行き、12時30分には戻りました。船内で日光浴の人も大勢いました。
2時に出港です。ジャマイカをデッキから望みました。2,000mを越す標高のブルーマウンテンはどのあたりでしょうか?
11日目 グランド・タークへ
    グランド・ターク島内散策 
Sunrise 6:25am
日の出を撮りに出るが雲が厚く暗い。風も船内放送では41mととても強い。10時からは
4回目のアート&クラフト教室に参加しました。13時にグランド・タークに着きました。早速あの桟橋へ行ってみようと、島内の散策に出かけました。
15時に船に戻り、しばしジャグジーでくつろぎました。
地図も無しに散策しましたが、船の上から見ると、桟橋から右の岬を回って、「鷹の巣塩水湖」の手前に沿って歩き、ビーチに戻ってきた道筋がよく分かりました。ちなみにこの島では、ほかのクルーズ船は見ませんでした。
天候が悪いということで、18時出港の予定が22時に出港しました。
12日目 終日航海
Sunrise 6:55am
日の出を撮りに出るが時差のせいか、既に陽は昇っていました。
11時15分から下船の説明会英語の部が始まりました。ざっと下船の手順を説明したあと、乗務員のさよならセレモニーです。わが、アート&クラフト教室の先生も最後に堂々と入場しました。
終日航海日ですが、午後になって見かけたクルーズ船を撮りました。
左から、
O セレブリティクルーズのセレブリティ・イクノス(121,878t,全長317.2m,全幅36.8m,乗客数2,850人,乗組員数1,246人)
E 同じくカーニバル・グローリー
P カーニバル・クルーズ・ラインのカーニバル・ブリーズ(128,052t,全長305.2m,全幅37.18m,乗客数3,690人,乗組員数1,386人)
本日はフェアウェル・ディナーということで、フォーマルでした。夕食後は、ヴァーゴバーでクラシックの演奏を聞きました。途中ちびっこの海賊たちが練り歩き、賑やかでした。21時15分からはショータイム。撮影は禁止ですが、ちょっと一枚!
13日目 ナッソーへ
    ナッソー市内散策 
Sunrise 7:08am
船内新聞の日の出の7時8分には、もう陽が昇っていました。もう、ナッソーの街は見えていました。一昨日の出航が大幅に遅れたにも関わらず、当初の予定通り8時には接岸しました。
クルーズのメッカ、ナッソーはクルーズ・ターミナルが満員状態で、大型船が5艘も停泊していました。
左から、
Q ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのアリュール・オブ・ザ・シーズ(225,282t,全長361m,全幅47m,乗客数5,400人,乗組員数2,165人)
L 同じくフリーダム・オブ・ザ・シーズ
G コスタ・ルミノーザ

R カーニバル・クルーズ・ラインのカーニバル・コンクエスト(110,239t,全長290.20m,全幅35.5m,乗客数2,984人,乗組員数1,150人)
S カーニバル・クルーズ・ラインのカーニバル・ファッシネーション(70,538t,全長262m,全幅31.5m,乗客数2,056人,乗組員数920人)
  

アリュール・オブ・ザ・シーズ

カーニバル・ファッシネーション

コスタ・ルミノーザ
上の写真は、船上からのパラダイス・アイランドとダウンタウン方面のパノラマです。
下の写真は、同じく船上からのダウンタウンとクルーズ・ターミナルのパノラマです。
18時にマイアミに向かって出港しました。
14日目 マイアミへ
6時にマイアミに到着予定です。6時40分頃に朝食を食べにレストランへ、窓から接岸作業ともう1艘の大型船が見えました。8時には部屋を開けなくてはならず、何やらせわしない。7時過ぎには接岸して、1番早い人はもう降り始めていました。オレンジ色のタグの我々は、11時の下船です。飛行場のようなターンテーブルがあって、オレンジタグの荷物が順番に出て来ました。荷物をピックアップ、入国審査へ。再び指紋と顔写真をとられて、時間がかかります。
タクシーで空港近くのシェラトンエアーポートマイアミホテルへ向かい、12時頃に到着しましたが15時まではチェックインはできませんでした。
Sheraton Miami Airport Hotel ★★★ 3900 Northwest 21st Street, Miami/City
15時にホテルへチェックイン。部屋は広々としていますが、設備がちょっと古い。シェラトンといえば何となく良いホテルと思っていましたが、ここは三つ星で、ビジネスホテルのようでした。窓からは正面にあるレンタカーセンターが見えました。ここからは無料のトラムが空港と行き来しています。周辺には何もなく、一番近いショッピングモールは歩いて30分ほどのところにありました。炎天下に歩くのはとてもつらいです。
15日目 マイアミ滞在
体調が今一つなので、昼食を食べに空港へ行っただけの1日でした。ホテルの無料シャトルバスは15分ごとに出るのでとても便利でした。ただし、一人1ドルのチップは必要です。昨日は片道30分も歩いて食事に行ったので、とても得した気分でした。
16日目〜17日目 マイアミからシカゴ経由成田へ
5時にホテルをチェックアウト、シャトルバスで空港に向かいました。7時15分発JL7665便(5社のシェア便で実はAA1254便)、737機でシカゴオヘア空港へ向かって飛び立ちました。夏の陽気のマイアミからシカゴ上空に来ると、一面の雪景色でした。
シカゴ発12時20分のJAL7009便(シェア便で実はAA153便)、777-200機に乗りました。ところが、突然の吹雪で出発が遅れました。初めて見たのですが、凍結対策でしょうか、オレンジ色と緑色の液を丁寧にスプレーしていました。ようやく飛び立ちましたが、AAは座席も狭くテレビも小さい、食事もイマイチ、同じ金額なので絶対にJLの運営機が良いなと思った次第です。
1時間近く遅れて、無事成田に着きました。
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