バーゼル 街の中心をライン川が流れるスイス北西部にある街。フランス、ドイツの国境にあたる国際的な街で、スイスで三番目に大きな都市でもあります。豊かな歴史と幅広い文化、芸術、建築などさまざまな魅力がつまっています。
 スイス最古の大学がつくられた中世の時代から学芸や文化の中心地として発展してきたバーゼル。ロマネスクとゴシックの様式が混在する美しい大聖堂「バーゼル・ミュンスター」、16世紀に建てられた印象的な市庁舎と毎日活気あふれる市場が開かれるマルクトプラッツ(マルクト広場)など随所に中世の趣きを残す美しい旧市街も魅力です。(スイス政府観光局HPから)
 バーゼルで下船して、ホテルのチェックインを済ませ、その後のほぼ半日の街中散策でした。
SDorint Hotel An der Messe Basel Schönaustraße 10,Basel,Switzerland,4058
 国際見本市会場に近いシェーナウ通りにあるホテルで、バス停やトラムの駅が近く便利です。ホテルに泊まるともらえる「バーゼルカード」で市内のバスもトラムも無料になります。ホテルは、国際見本市会場に近いせいか、窓からはビルしか見えず、ビジネスホテルのような感じです。
 ホテルの前のシェーナウ通りを左に進みイシュタイナー通りを過ぎるとフェルトベルク通りと名前が変わります。国際見本市会場と連なるミュージカルシアターの前にSBBバーゼル駅行き30番のバスのリーエンリング停留所があります。
 バスの路線に沿って進むと、右手に聖マタイ教会が見えてきます。1895年に完成した80mの塔(バーゼルで一番高い)を持つ教会で、門前には賑やかに市場が設けられていました。
 ライン川を渡るヨハニター橋からは、ミットレレ橋の向こうに大聖堂の塔が見えていました。ライン川を渡るとシャンツェン通りと名前が変わります。
 
 バーゼル大学の近くにある15世紀に建設された市門の一つシュバレン門です。旧市街の入り口となる門で現在は聖ヨハン門と聖アルバン門の三つが残されています。
 
 SBBバーゼル駅です。バーゼルには、SBB(スイス国鉄)とBad(ドイツ国鉄)とSNCF(フランス国鉄)の各駅があります。翌日に乗るSBBの駅を確かめに駅まで行ってみました。
 駅からインフォメーションのあるバルフュッサー広場に向かいました。途中の映画館などの立ち並ぶシュタイネンフォアシュタットの通りです。
 旧市街のバルフュッサー広場です。広場に面して教会があると思ったらバーゼル歴史博物館でした。
 シュタインベルグを進むと右側に公園があり、変った噴水があります。バーゼル育ちの造型美術家によるティンゲリーの噴水です。  ライン川に向かって進むと大聖堂が見えてきます。赤い砂岩の建築で、最初は12世紀に建てられたようですが、現在の建築は19世紀のものです。
 大聖堂の内部です。オランダの人文学者エラスムスの墓碑がありました。  一人5スイスフランを払って塔に登って見ました。下部は石造りですが上部は木造の狭い階段です。
 塔からのパノラマです。セーヌ川の奥はドイツの黒い森方面です。狭いテラスはとても怖かった。
 大聖堂入口左側にはイングランドの守護聖人、ドラゴン退治で有名な聖ゲオルグの像があります。こちらの塔がゲオルグ塔です。もう一つは、聖マルティンの像があるマルティン塔です。  大聖堂広場です。カーニバルの時にはとても賑わうそうです。
 市庁舎です。500年の歴史がある建物で、壁面のフレスコ画や彫像がまるで美術館のようです。
 バーゼルの街並みは美しく、昔ながらの噴水や塔などが各所にあって旅人を楽しませてくれます。  ミットレレ橋から大聖堂を望みます。建物群が美しい。
 ライン川右岸にある国際見本市会場バーゼルメッセです。地元建築家設計のユニークな建物です。  こちらはドイツ国鉄のバーゼル駅(Basel Badischer Bahnhof)です。
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