5月25日(火) “盆子原副会長のNYでの証言活動が『中国新聞』に紹介されました”

 国際NGOピースボートの第3回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に参加している当協会の盆子原国彦理事が、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席するため訪問中のニューヨークで、欧州の若者たちに被爆体験を語る様子が、25日付『中国新聞』で紹介されました。

 執筆は同紙の金崎由美記者です。ありがとうございます。
 以下に記事を掲載させて頂きます。

  NY入り被爆者、体験語る
(「中国新聞ホームページ」5月25日付から全文抜粋)

 【ニューヨーク金崎由美】核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせてニューヨーク入りしている広島出身の被爆者3人が23日、市中心部の公園で欧州の若者と交流、被爆体験を語った。

 ブティックなどが立ち並ぶ通りに面した公園で、欧州の反核グループの若者ら約10人と机を囲んだのは、非政府組織(NGO)ピースボートの企画で世界一周の航海をしているブラジル被爆者平和協会の盆子原国彦さん(69)と、杉並区被爆者の会の塚本美知子さん(75)、現地で被爆証言活動中の村上啓子さん(73)=茨城県牛久市。

 5歳で被爆した盆子原さんは、母や姉を探して爆心地付近に入った際の惨状を語りながら「核兵器は一刻も早くなくさなければならない」。塚本さんも「戦争には勝者も敗者もない」と訴えた。

 ドイツから来たニーナ・アイゼンハートさん(19)は「被爆者の言葉を、再検討会議に出席している人たちはもっと聞くべきだ」と聞き入っていた。

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