3月22日(土) “〈『長崎新聞』より−〉サンパウロでの「アンゼラスの鐘」上映に、長崎の高校生が出発”

 アニメーション映画「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」のリマ市とサンパウロ市での上映会に出席する長崎の高校生と世話人、被爆者の皆さんが、22日に日本を発たれました。
 15日付、22日付『長崎新聞』が報じてくださいました。
 皆さんの紹介に、以下、記事全文を紹介させていただきます。

(ホームページ管理者)

アニメ「アンゼラスの鐘」南米へ 上映会出席の井原さんら抱負
(「長崎新聞ホームページ」3月15日付から全文抜粋)

 長崎の被爆医師・故秋月辰一郎さんを描いたアニメーション映画「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」が今月下旬にペルーとブラジルで上映されるのを前に、現地の上映会に出席する高校生一万人署名活動実行委の井原歩さん(16)=長崎日大高1年=ら3人が14日、長崎市役所に田上市長を訪ね、抱負を述べた。

 上映会は原爆の悲惨さを伝えようと、署名活動実行委の世話人らでつくる「『アンゼラスの鐘』を世界へひろげる長崎実行委」が主催。24日にペルーのリマ市、26−28日にブラジル・サンパウロ市で開く。

 現地へ行くのは、井原さんと被爆者の元山寿恵子さん(77)、署名活動実行委の世話人、丸尾育朗さん(60)。井原さんは「若い人に映画を知ってもらうことが大切。責任を感じるけれど頑張りたい」とあいさつ。市長は「活躍の場が広がっていると感じる。体調に注意し、帰国後は皆さんに思い出話をしてほしい」と述べた。

高校生一万人署名実行委が南米へ出発 「アンゼラスの鐘」上映向け
(「長崎新聞ホームページ」3月22日付から全文抜粋)

 長崎の被爆医師・故秋月辰一郎さんを描いた映画「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」のブラジルとペルーでの上映会に出席するため、高校生一万人署名活動実行委メンバーの井原歩さん(16)=長崎日大高1年=ら3人が21日、JR長崎駅を出発した。

 一行は、22日に日本を出発。ペルー・リマやブラジル・サンパウロで開かれる上映会に出席するほか、同実行委が集めた約一万本の鉛筆をペルーの貧しい子どもたちに贈るため、ペルー大統領夫人に面会する。4月3日に帰国予定。

 長崎駅であった出発式には、同実行委のメンバーら約20人が参加。井原さんは「ブラジルでは、上映会を成功させ、ペルーでは集めた鉛筆をしっかり大統領夫人に届けたい」と意気込みを語った。同実行委のメンバーは、「映画を通して、平和の大切さを伝えてきてほしい」「(帰国後の)報告会を楽しみにしています」などと声援を送った。

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