2ページ目(父島→母島)
自分はもともとユースホステルの会員なので、今回の小笠原旅行の 宿もユースホステルにしました。(ちなみに小笠原はキャンプ禁止です) まだ時間が早いので、荷物だけ置いてそのあたりを散策、というか 郵便局を訪問します。 |
よくある標識。沖ノ鳥島って父島からさらに1000kmくらい 離れてるんですね。生きているうちに一度は眺めてみたいものです。 |
ここが小笠原郵便局。どことなく南国な雰囲気が漂ってます。
はるばる来た記念に貯金と小為替、押印などをお願いして、さらに |
小笠原と内地の郵便を結ぶのは一週間に一往復のおがさわら丸。 というわけで郵便局の郵便物取扱いの時間もおが丸中心で決まっています。 |
ユースホステルに戻って受付を済ませて夕食をいただきます。 この日夕食をともにしたのは6名だったかな?この時点ではまだ ヘルパーさんとお客さんの区別もつかないような感じでした(^^;
夕食の後は近くの「ウェザーステーション」という展望台へ。
ユースホステルでは、昨日まで5日間母島のYHに泊まっておられた |
夜が明けました。朝5時半ごろにユースホステルを出発して港へ。 今日は昨日の続き、朝6時ごろに父島を出発する共勝丸で母島に 乗り込みます。木藤さんとも船内で合流しました。
6時を少し過ぎて船は再びゆっくりと動き出しました。残念ながら |
ちなみに客室内に合ったビデオはこんな感じ。他に食堂にもたくさん 置いてあります。 |
3時間ほどかけて母島に到着しました。母島の港には廃棄物と思わ れる品々が多く置かれています。小笠原では処理しきれないこうした ものを東京に運ぶのも共勝丸の大事な仕事のひとつです。 |
小雨が降り続ける中、船員さんは貨物の積み下ろし作業を黙々と こなされています。
今は9時半ですが、母島を出発するのは早くても午後2時以降に |
まずは何は無くとも母島簡易郵便局へ。東京都最南端の郵便局は 農協受託の明るい感じの簡易局でした。 こちらでも貯金、小為替、押印と一通りお願いしました。 |
こちらはロース記念館。ロース石という石が採掘された場所に建つ、 母島の歴史を紹介している施設です。 |
内部では母島の過去から現在を展示物を交えて紹介。 |
島内でよく見かけたハイビスカスの花。決して咲き誇っているという 感じではありませんが、緑の中の赤い花は存在感があります。南国情緒。 |
小笠原で非常によく見かけるのがこの「タコノキ」。根っこの部分が 枝分かれしているのがタコに見えますよねー?こんなに足が多いと こんがらがっちゃいそうですが。 |
母島の高台から山方向を見た景色。小笠原というと海というイメージが 強いと思いますが、ジャングルの緑もまた独特です。雨の中かすむ景色が 幻想的。 |
太平洋戦争が終わってから今年で60年になりますが、小笠原には その遺構がまだ多く残されています。写真に写っているこの砲台も、 海のほうに銃口を向けたままひっそりとこの場所に佇んでいました。 |
母島の港からそう遠くない場所にある高台は、ホエールウォッチングの 定番スポット。海が荒れていたから?この日は残念ながらクジラは遠くに しか見えませんでした。 港では共勝丸が作業を続けています。 |
村の魚アオムロ、村の花ムニンヒメツバキ、そしてアオウミガメ。 父島や母島の道路の歩道の足元にはこうした色々な絵柄のブロックが 埋め込まれていて、それを見ながら歩くだけでも楽しめます。 |
「動物注意」の標識は、小笠原ではヤドカリだったりヤギだったり。 |
港からそう遠くない場所にある御嶽神社。人もなくひっそりとしています。 |
母島にだって発電所はあります。港から一山越えた所にある火力発電所。 |
母島の道路はこんな感じ。雨に濡れて、鬱蒼さをさらに増しています。 雨の中、南は旧ヘリポートまで歩いてきました。本当はもっと南へ行くと 面白そうなのですが、時間が無いので引き返します。 |
港の待合所の隣にある電話ボックス。上に3つほどボタンが見えますが・・・ |
ボタンを押すとイルカ・クジラ・メグロの声を聞くことができます。 電話の相手に鳴き声を聞いてもらったり、アリバイ工作などにもどうぞ |
最近完成した母島アンナビーチYHです。建物の中は木の感じが生か されていていい雰囲気。今回は母島は日帰りなので残念ながら泊まることは できませんでしたが、もしまた来ることがあったら泊まってみたいなー。 YHオリジナルのTシャツだけ購入してきました。 |
港に戻ると、東京からのおがさわら丸に接続しているははじま丸が 滑り込んできました。港には多くの人が集まっていて、着岸を今か今かと 待っています。 |
到着の風景。「おかえりー」の声があちこちで聞こえます。 父島におがさわら丸が到着する時は出迎えはもっとすごいのかな? |
ははじま丸は郵便物も運んでいます。というわけで簡易局の方も港で 作業中。だからははじま丸到着日だけは簡易局の営業時間が変わるのですね。 |
いつの間にか雨は止み、晴れ間も出てきました。そしてそろそろ共勝丸が 再び父島に向けて出発する時間も近付いています。 母島まで一緒だった木藤さん(右)、そして左は母島で日々トレーニングを 積んでおられ、共勝丸の方々やYHの常連さんの間でもかなり有名な 土屋さんという方です。わざわざ共勝丸の見送りに来て下さいました。 それにしてもお二人とも絵になってますねー! |
一方こっちは軟弱なほうの。 何はともあれ母島はこれで見納め。今回の旅の中で最初の「別れ」の時です。
帰りの航海は順調で、3時間弱で父島に到着。おがさわら丸入港日という |