Ｙｕ＆Ｍｅ
〜ﾅｰｽｽﾃｰｼｮﾝ〜
＊妊娠＊
���試Yまれたて赤ちゃん♪

□赤ちゃんのお世話

●おむつ替えと健康チェック
おむつを替えてあげると、気持ち悪くて泣いていた赤ちゃんも、ごきげんになります。
新生児は特に回数も多く大変ですが、こまめに替えてあげましょう。
赤ちゃんのおしっこやうんちは、成長とともに色や臭い、回数が変化してきます。
また、おしっこ、うんちは、赤ちゃんの体調を知るバロメータ。
おむつを替えたときは、捨てる前に必ずチェックしましょう。
「いつもと違う！」というママの直感が、病気の早期発見につながります。
●おしっこ
赤ちゃんは成長とともに１日のおしっこの回数が減り（間隔が長くなり）、１回のおしっこの量が増えてきます。おしっこの間隔と量は、おむつのサイズ変更、おむつのタイプの変更、トイレトレーニングの開始を知らせる大切な目安でもあります。
薄いレモン色・麦わら色
健康なときの正常なおしっこの色は、薄いレモン色や麦わら色です。
ちょっと濃い？
ご機嫌で母乳やミルクもよく飲んでいる時は心配なし。
夏や暑い時期は発汗が増えるため、おしっこの量や回数が減っていつもより色が濃くなることがあります。
レンガ色
夏場や気温が高く暑いときに、おしっこの中の成分が変化して赤褐色のしみがおむつ表面につくことがあります。心配なものではありませんが、気になるようでしたら、色のついたおむつを小児科へ持参して、診てもらいましょう。
赤やピンク
おしっこが明らかなピンク色に染まっているときは、血尿の疑いがあります。おむつを持参して受診を。
青色
緑膿菌感染尿や、「青いおむつ症候群」と呼ばれる疾患によるものなどが考えられます。おむつを持参して受診を。
異常に臭う
せきや鼻水などの「かぜ症状」がないまま38度を越す熱が数日続き、おしっこが異常に臭くなったとき。
尿路感染症が疑われます。小児科を受診しましょう。
回数が少ない
暑い季節は汗をよくかくので、おしっこの量も少なめに。
いつもほどおむつが湿っていなくても３〜４時間に一度は出ているようなら心配ありません。
授乳期の赤ちゃんで、昼間半日以上おしっこが出ていないときは要注意。脱水症の心配があります。
小児科を受診しましょう。
●うんち
うんちのチェックは消化器系の健康管理に役立ちます。
赤ちゃんは風邪をひいたり、ウイルスや細菌に感染したり、食物アレルギー等の刺激で下痢をおこしやすいもの。
日々うんちの状態をチェックしておけば、そんな異変がおきたときにすぐに気づいてあげられますし、お医者さんに相談するときも、赤ちゃんの様子を正確に伝えることができるのです。
うんちの状態に異常が見られたときは、うんちのついたおむつを持参し、お医者さんに診てもらうように心がけましょう。
黄色・緑色・茶色
離乳食が始まる前のうんちは、胆汁色素の色、鮮やかな黄色をしています。
緑色をおびることがありますが、これはうんちが腸に長くとどまっていたためにビリルビンが酸化して緑色に変化しただけで、異常ではありません。
特に母乳栄養の場合は、うんちが酸性になるので、緑色になることが多いものです。
離乳食が始まると、茶色系の色に変化していきます。
イチゴジャム状
ほとんど便成分のない、イチゴジャムやトマトケチャップのような血便が出たときは、腸重積症が疑われます。
早めに小児科を受診しましょう。
血が混じった黒色
消化管の出血の可能性あり。早めに小児科受診を。
白いつぶつぶ
白いブツブツや粘液が混じるのは、未消化の食べ物が混ざっている場合です。異常ではありませんので心配はいりません。
白色・灰色・クリーム色
生後1カ月を過ぎても黄疸が続き、灰白色やクリーム色の白っぽいうんちが続く場合は、胆汁の分泌障害や胆道閉鎖症の可能性が考えられます。早めに小児科を受診ましょう。
●紙おむつと布おむつ
新米ママにとって、紙おむつにするか、布おむつにするかは迷うところ。
紙おむつと布おむつにはどのような違いがあるのでしょうか？
大きな違いは重量、肌触り、通気性、経済面の４つです。
まず重量の違い。
布おむつとおむつカバーの重さは、紙おむつの３倍はあります。布おむつは赤ちゃんにとって、かさばり、重く動きにくいかもしれません。
そして肌触り。
イメージでは布の方がふんわり、肌にやさしい感じがしますね。
でも、布おむつは洗濯を重ねるうちに、表面の繊維が乱れ、繊維が尖った状態に変化します。
通気性について。
紙おむつはおしっこやうんちの水分を吸収体が吸収して内側に閉じ込めてくれるから、表面はサラサラです。
それに比べると、布おむつは濡れた状態のまま皮膚に接触するため、皮膚がふやけてしまうことがあります。
経済面ではどうでしょうか？
紙おむつは使い捨てですので、それなりに買い足しする必要があり、費用がきになります。
布おむつは洗濯すれば繰り返し使えますが、洗濯機で洗濯するには水道代、洗剤・柔軟剤・漂白剤代、電気代がかかりますね

紙おむつを使用することで、赤ちゃんが排泄をしても不快感を感じないため、おむつ離れが遅れてしまうのではないかと心配されるひともいるのではないでしょうか？
しかし、おむつの種類とおむつ離れの時期には特に差がみられません。
排尿を我慢できるようになるのは２歳前後で、おむつ離れの平均は２歳６ヶ月ごろといわれています。
排尿調節の機能が発達するまでは、おむつの種類に関係なくおむつ離れは
できないのです。おむつの種類に神経質になる必要はありません。

それぞれに長所、短所があるので、ママの好みやライフスタイルによって使い分けるといいと思いますよ。
≪【ベビー用品をそろえる！おむつを選ぶ】も参考にしてください≫

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●着るものと室温
赤ちゃんは、体温の調節がまだうまく出来ません。
皮下脂肪も皮膚も薄く、皮膚の温度調節もまだうまく働かないのです。しかも、熱を失いやすいという特徴もあります。
新生児期は大人よりも１枚多めに着せたり、タオルケットや毛布をかけてあげるなど配慮しましょう。
●新陳代謝が盛んな赤ちゃん
赤ちゃんは新陳代謝が盛ん。
汗をかいたり、おむつの汚れが付いたりもします。
素材は吸湿性のよい綿素材を選びましょう。
≪【ベビー用品をそろえる！衣類を選ぶ】も参考にしてください≫
●お部屋の環境
赤ちゃんが過ごすお部屋は「明るい、安全、清潔、静か」が基本。
室温は２０〜２４℃位を目安に。クーラーや暖房の風が直接赤ちゃんにあたらないように気をつけます。
湿度は５０〜６０％が理想的。
乾燥する季節には、加湿器を使ったり、洗濯物を室内に乾す、赤ちゃんから離れた位置にやかんやポットの湯気を出すなどの工夫をしましょう。
●タバコは有害
タバコの煙は赤ちゃんにとって有害です。
出来るなら家族全員で禁煙するのが望ましいですが、禁煙が無理な場合は赤ちゃんのいるお部屋ではタバコを吸わないようにしましょう。
●赤ちゃんの寝具
赤ちゃんの布団やベビーベッドは、上から物が落ちてこない位置にしましょう。
近くにテレビや電話は置かないように。窓際や直射日光があたる場所も避けます。
≪【ベビー用品をそろえる！寝具を選ぶ】も参考にしてください≫

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●沐浴とお風呂上りのスキンケア
赤ちゃんにとってお風呂は、汗や尿、ウンチで汚れたからだがきれいになり気持ちいいだけではなく、適度な運動にもなり、寝つきもよくなります。
ママやパパにとっては、赤ちゃんの身体の様子を観察して、トラブルがないかチェック出きるいい機会です。
スキンシップにもなりますので、できれば毎日、自分たちで入れてあげましょう。
●赤ちゃん専用のお風呂を用意
生後１ヶ月頃まではベビーバスを利用しましょう。
床に置くより、シンクやテーブルの上で入れる方が入浴させる人の腰に負担がかからず楽です。
１ヶ月を過ぎたら大人と一緒のお風呂でかまいませんが、循環式のお風呂などは避け、お湯は毎日替えます。
赤ちゃんはお湯に入ると恐がります。タオルや沐浴布を手とお腹にかけて上げると安心しておとなしくなります。
●いつ入れる？
授乳後３０分と、空腹な時間を避けて、毎日だいたい同じ時間に入れてあげましょう。
授乳後1時間くらいが目安。
パパ・ママに余裕のある時間帯で、赤ちゃんのきげんのいいときを選んであげましょう。
１０分以内に終わるように手際よく安全に入れてあげます。
●お湯の温度は
お湯の温度は、大人より少しぬるめを目安にします。
３８〜４０度くらいが適当。湯温計で温度を測っていても、必ず肘を入れて温度を確認すること！
湯温が下がったときのためにさし湯できるように、熱めのお湯も用意しておきます。
お湯をたす時は赤ちゃんに直接かからないように注意します。
●体調が悪い時
かぜをひくなど、体調が悪い時はお風呂に入れてもよいのか、迷うことがあります。
原則的には、熱がある間は入浴は避け、熱いタオルなどでからだを拭くだけにします。
下痢をしている時は、お尻だけ洗ってあげると、おむつかぶれの予防になります。
状況によっては、さっぱり、気持ちよくなるのでしたら、シャワーで短時間で汗を流してあげるのがよいでしょう。
熱は下がってごきげんも良くなったけれど、せきや下痢などの症状がしばらく続くことはよくあります。
その場合は、入浴させても差し支えありませんが、長い時間かけずにさっと切り上げるようにします。
お医者さんにかかっている時には、受診時に入浴の可否を確認しておきましょう。
●さぁ、お風呂に入れてあげましょう！
−−−沐浴の手順−−−
△入浴の準備
・ベビーバス・洗面器の準備（お湯も）
・湯温計
・タオル類、ガーゼハンカチ、沐浴布
・ベビー石鹸
・着替え（ベビー服に肌着を重ね、袖を通しておき、その上におむつを広げておく）
�@足からゆっくりお湯に入れます
ママの左手は赤ちゃんの両耳を押さえながら首にまわし、右手はおしりに添え、しっかり抱っこして、足からゆっくりお湯に入れます。
タオルや沐浴布はからだにかけたままでOKです。
�A最初は顔！
お湯で軽く絞ったガーゼで、目頭から目じりへ→顔全体→耳→あごの順番で優しく拭きます。
�B頭を洗う
頭をお湯でぬらしてから、石鹸を泡立て、髪を洗います。
（ベビーシャンプーでも可）
ゴシゴシワシャワシャしないで、ガーゼなどで包み込むように洗います。
�Cからだを洗う
首→胸→手→お腹→足→（ひっくり返して）背中→おしり→股、の順番で洗います。
手のひらは開いて、指の間もよく洗います。首のしわ、わきの下、足のつけね、くびれた部分などは特にていねい洗います。
�D石鹸を流す
お湯の中でのびのびさせてからだについた石鹸を洗い流し、最後にきれいなお湯で上がり湯をかけます。
�Eからだを拭く
広げて準備しておいたバスタオルの上に赤ちゃんをそっとおろし、軽く押さえるように水分をふき取ります。
汚れのたまりやすい「くびれ」の部分は水分も残りやすいので念入りに拭きます。
�Fおへそのチェック
へその緒がとれた後、出血したりジクジクしている時は消毒をします。
おへそを広げ、アルコール消毒液をつけた綿棒で内側から外側へ優しく拭きます。
�G服を着せましょう
着替えの前に肌着やベビー服に糸がのびていないかをチェックします。
ちいさなほつれの糸でも赤ちゃんの皮膚が切れたり傷ついたりしますので注意しましょう。
●湯上り後のスキンケア
お風呂上りの赤ちゃんはのどが渇いているかもしれません。おっぱいか湯冷ましを飲ませてあげましょう。
落ち着いたらスキンケアをします。嫌がって泣いている時はあまり無理をせず、さっと済ませましょう。
お肌の保湿
赤ちゃんの肌を健康に保つには、皮膚が本来持っている柔らかさや丈夫さを保ってあげる必要があります。皮膚がむけていなくても、保湿剤を使うことをおすすめします。
毎日使う保湿剤には刺激の少ないものを選びましょう。
無香料の製品やベビー用保湿剤も市販されています。
耳のケア
耳垢は自然に取れるので、綿棒を中に入れる必要はありません。
動くと危険なので、頭をしっかりと押さえ、耳の外側の部分の水分を綿棒で拭き取ります。
爪のお手入れ
新生児は自分のつめで顔をひっかいてしまう恐れがあるので、つめ切りは大切です。
赤ちゃん用のつめ切りを使い、カーブにあわせて切ります。
赤ちゃんが眠っている時に人差し指を握らせて切ると楽です。
指先の皮膚を切らないように注意します。
少しくらい血が出ても、あわてないように。切れたところをしばらく押さえていれば止まります。気になってチョコチョコ見たくなりますが、そうすると止まらないんですよ(^_^；)。
足のつめのまわりの皮膚が赤くなったり炎症を起こしたり、固くなっていたら、小児科の先生に診てもらいましょう。
髪の毛のお手入れ
赤ちゃん用のブラシで軽くとかしてあげましょう。
かわいいからと言って整髪剤でツンツンにしたりドライヤーでセットしたりは、皮膚や髪が痛んでしまいますのでやめましょう。
男の子のおちんちん
外国では赤ちゃんに割礼といって陰茎包皮を切開したりする習俗があります。
日本ではあまり行われていませんし、赤ちゃんに苦痛を与えることにもなります。
普通に石鹸と水で洗ってあげ、清潔にしておけば大丈夫です。
包皮を無理にむこうとしないでくださいね。３歳のお誕生日頃までには自然にむけてきます。

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