Ｙｕ＆Ｍｅ
～ﾅｰｽｽﾃｰｼｮﾝ～
＊育児＊
予防接種について
インフルエンザ
どんな病気？
ウィルスによって引き起こされる呼吸器官系の症状を伴う、感染力の高い病気です。
インフルエンザにかかると他の病原体に対する体の抵抗力や免疫力を弱めてしまう結果になり、合併症を引き起こす可能性があります。
気管支炎や肺炎がインフルエンザによる二大合併症であり、これらインフルエンザによる合併症が非常に危険であるとされています。
インフルエンザ感染、インフルエンザにより合併症を引き起こす可能性が高いとされており、予防注射を勧められています。
インフルエンザ予防接種後、体の免疫システムによって、接種したワクチンの系統に対する抗体が形成されます。
そして、もしインフルエンザウィルスにさらされた時には、体の中に循環している抗体がウィルスを体の中から除去したり、感染した細胞を破壊するように働く訳です。
インフルエンザ予防接種は、その年ごとに流行が予測される系統のウィルスに対するワクチンであるため、毎年の予防接種が必要になります。
つまり、昨年のワクチンと今年のワクチンは系統が違う事になり、昨年予防接種したので今年も大丈夫という事にはなりません。
妊婦・授乳中の予防接種について
インフルエンザワクチンは、妊娠中の全ての周期を通し、また授乳中も安全であると言われています。
インフルエンザワクチンと流産との関連性についてはないと言われていますが、医師によっては妊娠第1期の予防接種を控える場合もありますので、予防接種については医師と相談される事をお勧めします。
いつ受けるの？
生後６ヶ月～希望者に接種
※高齢者や２歳以下の子供と同居している人は一緒に予防接種を受けておくと良いでしょう。
※予防接種をする最適な時期は10月中旬から11月下旬の間とされています。
12月と1月が最もインフルエンザが流行る時期ですので、その前に予防接種を済ませる事をお勧めします。
予防接種を受けられない人
卵にアレルギーのある方
年齢が６ヶ月未満の子供
保存剤にアレルギーのある方
詳しくは医師と相談してください。