第7話

ウルトラホーンを握りしめた左手を自らの臀部へとまわした。

そして、その角先を自らの臀部の割れ目の中心に向ける。

そして、ウルトラホーンを握りしめた右手を股間の前に持ってくると、その角先を

自らの股間に向けた。

「我が秘部を、ウルトラの後継者の証、このウルトラホーンで開放する。」

と、タロウ自ら宣言する。

すると、ウルトラホーンから臀部の中心、股間の中心へと白い閃光が発せられた。

「ああっ・・・・・・。」

タロウの口から喘ぎが漏れる。

左手で握るウルトラホーンからの閃光を受けた臀部の中心に赤い蕾が現れた。

そして、右手で握るホーンからの閃光は股間で縦に形を露わす急所の先端の薄皮

に小さな穴をあけた。

興奮した急所が自立しようとする強靭な力が、薄皮を内側からその小さな穴から

下へ下へと引き裂いていく。

とうとう、見事、急所が自力で薄皮を内側から破り、飛び出した。

(やったぞ!タロウ!)

ウルトラホーンを両手に握りしめ直立するウルトラマンタロウ。

股間からはぬらぬらと照り輝く赤い急所を直立させ、臀部では赤い蕾がひくついていた。

正義の使者、ウルトラマンタロウの欲望にまみれたあられもない姿。

 

「よくやった!タロウ!」

タロウキラーは再びタロウの背に回り込み、身体を重なり合わせた。

タロウの耳元で囁く。

「お楽しみの前に、そのホーンを俺に預けるのだ。」

タロウキラーはその赤い右手で、ホーンを握りしめるタロウの赤い右手を包んだ。

タロウキラーの赤い指先が、ホーンを握りしめるタロウの指先をこじ開ける。

あらがう様子も見せず、タロウの指が開いていく。

そして、バトンを受け取るようにウルトラホーンは、タロウの右手を離れ、

タロウキラーの右手に強く握られた。

タロウの左手からも、同じくウルトラホーンがタロウキラーの手へと伝達される。

 

(ウルトラ継承者の証が我が手にっ!)

ラホーンを自身の耳近くにもってくると、そこの上部にある円形のコースターが台座となり、

そこに、ウルトラホーンを押しこんだ。

角の根元から閃光が発せられ、タロウキラーと一体化する、ウルトラ継承者の証、ウルトラーホーン。

と同時に、そのウルトラホーンを通じ、ウルトラの強靭なパワーが、タロウキラーへと流れ込んだ。

(これが、継承者のパワーっ!)

にんまりと微笑むタロウキラー。

 

タロウキラーは、タロウの右手を掴みとり、タロウの右手を通じ、

いきり立ったタロウの急所を握りしめる。

ゆっくりと、そして、力強く、急所をこすりあげる。

「あああっっっ。さ、い、こ、う、感じるっ。ああぅ。」

初めて手にした自らの急所。

快楽は未知の領域を駆け巡る。

「うっあああっっっ。」

何分経過したであろうか。

(もうそろそろだタロウ。)

タロウキラーは直立する自らの急所をタロウの蕾へと挿入した。

「うっっ!」タロウが喘ぎ腰をふる。

(フィニッシュだっ。タロウ。俺に全てを捧げるのだっ。)

タロウキラーは大きく腰を突き上げると、強く強くタロウの急所をタロウの右手を通じ握りしめた。

快感に貫かれ痙攣するタロウ。

その瞬間タロウキラーはタロウの右手を掴み、タロウの急所の先端に移動させた。

自らの急所の先端を包み込むタロウの右手。

タロウは、自らの赤い右手に大量の白い精を吐き出した。

タロウの赤い右手の中に、吐き出されたその大量の白い精が溜まっていく。

タロウの右手の中にこぼれんばかりのウルトラの精。

ウルトラキラーは右手で、その大量の精を握りしめたタロウの右手を、上へ上へと導いた。

タロウの逞しい胸元に差し掛かると、精を握りしめたタロウの右手を開かせた。

タロウの大きな赤い手の平の中に、たっぷりとこびりついたタロウの白い精。

そして、ウルトラーキラーはタロウのその手の平を、青く輝く胸のカラータイマーに、

じっくりと押しつけた。

「うあわっ!」

カラータイマーに重なったタロウの赤く濡れた開いた手の指の隙間から白煙が激しく立ち上る。

「ああああああああっっっ。」

タロウが絶叫し、右手を胸から剥がそうとタロウキラーの腕の中で身をよじる。

タロウキラーは強く強くタロウの右手をカラータイマーに押しつける。

自らの白濁液と反応し、溶けだしたタロウのカラータイマー。

くもくと白煙を上げ続けるタロウの胸元。

タロウがタロウキラーの腕に抱かれ、左手を天へと差し伸べ断末魔の叫びを上げる。

「ああああああああああああああああああああーーーーーーっ。」

(それでいいのだ!タロウ!)

その姿に思わず、気持ちが高ぶるタロウキラー。

胸の中でタロウの断末魔の叫びを聞きながら、再び、タロウキラーはタロウの中に、

精を放出する。

やがて、タロウキラーは自らのベルトまさぐると、そのバックルからダイヤの形を

した薄黒く透明な鉱石を取り出した。

そして、その鉱石をタロウの溶解したタイマー部分にねじ込んだ。

その薄黒く透明な鉱石は、周辺のタロウの皮膚を取り込み、またたく間にタロウと一体化した。

「タロウよ、これはからは、お前は俺の奴隷であり、俺のエナジーの源だっ。

 わかるかっ。」

タロウは、タロウキラーの腕の中で静かにうなずいた。