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立っているのもやっとのウルトラマンの背中から身体を剥がし、

正面に回り込むスペクトルキラー。



「まだ終わっていないのだよ。ウルトラマン。

俺が今、奪ったのは、君が今、使用可能の動作パワーにすぎない。

数十分もすれば、君は新たにその体内で、パワーを生成できる。

パワーがみなぎる君を二度と再生させてはならんのだよ。わかるかな?ウルトラマン。

君のパワーの源である、エナジーをこの私に差し出してもらわねばならない。

さて、このブレスレットにひと働きしてもらおうか。」



ウルトラキラーはそう宣言すると、奪ったブレスレットに右掌を重ね、

手裏剣を放つ動作で、光の鎖をウルトラマンに向かって放った。

ブレスレットが光の鎖に変形し、その光の輪が、肩、腕、腹で静止し、ウルトラマンを

立ったまま拘束した。

ウルトラキラーはおもむろにウルトラマンの背に回り込む。

そして、自らの膨らんだ股間をウルトラマンの臀部に押しつける。

皮膚同士が強く擦れる音がいやらしく響き渡る。

「どうだ、自らのブレスレットで拘束され、俺に抱かれる気持ちは。んっ?」

言葉より早く、ウルトラマンの股間の膨らみが目立ち始める。

『ううっ〜〜。』

「からだは正直だな。ウルトラマン。!」

ウルトラキラーは強く押しけていた股間を臀部から一旦引き離した。

一瞬の沈黙が世界を支配する。

するとどうだろう、ウルトラマンが自ら臀部をウルトラキラーの股間を目がけて

押しつけてきた。

皮膚同士が擦れるいやらしい音が激しく再開される。

「そうか。ウルトラマン。そうなのだな。」



ウルトラマンの赤い股間から急所が見事に浮かび上がる。

薄透明に変化した赤い薄皮のなかで、うごめく赤く長く硬い急所。

『ううっ〜〜。ああっ〜〜〜。』

と、喘ぎまくるウルトラマンのあられもない姿。

そして、ウルトラキラーは、光の鎖に命じた。

「ウルトラマンの急所を開放し、そして、拘束するのだ。」

ブレスレットが変化したした光の鎖は、ウルトラマンの身体から一旦離れた。

ウルトラマンを後からしっかりと抱きかかえるウルトラキラー。

ウルトラマンから離れた3本の光の鎖は、小さくなりウルトラマンの股間へと向かう。

最初の2本の輪はウルトラマンの腹の前で静止し、来る時を待ちかまえる。

最後の1本は縦方向に方向を変え、リングの外周につく刃(やいば)をウルトラマン

の股間に向けた。

「さあ、やれ!」

その言葉を合図にリングが高速回転し、薄皮を下から上へと切り込みをゆっくりと

入れていく。

中の急所を傷つけないように、やさしく表面の薄皮のみを切っていく。

その薄い切り込みから、切り込みに沿ってウルトラマンの愛液が一筋滴り落ちる。

長く硬い急所の先端まで切り込みが入ると、切り込みに沿ってウルトラマンの

いきりたった急所が勢いよく飛びだした。

『しっ、しまった。』

ぬらぬらとてかる赤く長く硬い急所。

空中で静止していた光の鎖が待ちかねたように、1本、2本、そして3本と、

急所に輪をかける。

『ううっ〜〜。ああっ〜〜〜。』

と、声を震わせるウルトラマン。

空に向かい突き上げられたウルトラマンの赤く色めく急所には3本のリングが光り

輝いていた。

「光の鎖よ。ウルトラマンを蹂躙せよ。」

3本の光の輪がキラーの命を受け、お互い連携しリズムをとって収縮を繰り返した。

今まで経験したこと無いような快感がウルトラマンの身体を貫く。

「どうだ、自らのブレスレットでいかされる気分は!ウルトラマン!」

『ううっ〜〜。ああっ〜〜〜。だめだ。。。。』

と、大声で叫ぶウルトラマン。

「ウルトラマンの精を受けよ!」

収縮が激しくなると同時に、先端に位置するリングが変形し急所の先端をキャップ

のように覆った。

『うっっ。!あぁっ。』

と、うめくと同時にウルトラマンは腰を突き上げて果てた。



「我に与えよ。」

ウルトラマンの急所の先端のキャップだけが外れた。

赤い精に満たされたキャップは、ウルトラキラーの胸へと静かに移動した。

そして、ウルトラキラーの胸に輝く金色の石と同化した。

ウルトラマンのエナジーが、ウルトラキラーに取り込まれた瞬間であった。



エナジーを転送すると、再びキャップはリングに変化し、ウルトラマンの急所へ

戻っていく。

しぼんだ赤い急所に3本の光の鎖。

ウルトラマンの急所を、永遠に監視する3本の光の鎖。

二度とウルトラマンはそのエナジーを自らのものにすることは無かった。

溜まるごとに、自らのブレスレットが作り出す3本の光の鎖が急所を襲う。



そのエナジーを得て、ウルトラキラーは地球を征服した。