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太陽光の全く届かない薄暗い洞窟のような異空間‥‥。

ゴツゴツとした漆黒岩の壁と天井。その壁や天井からは、ウネウネと金属質の管や

軟体生物を思わせるヌメリのある管が至る所から せり出している。

その空間に 次々転送されてくる戦士達を捕らえたカプセル。

太陽光を完全遮断するカプセル内で散々、エナジーを放出してしまった戦士達は全員力尽き、

ガックリと膝を折ってしまっている。

両膝立ちの姿勢で力なく垂れ下がる頭と分厚い胸板をカプセルの壁に押し付け、

また両膝立ちで後頭部と広い背中を壁に押し付け、股関・太もも、カプセルの床にまで

ダラダラとエナジーを垂れ流して失神している歴代戦士達。

その床に薄く膜を張るように沈澱している大量のエナジー。

ヒッポリトの肉人形となった戦士達を包み込むカプセル、各々が吐き出し続けたエナジーの

白濁したネトネトの床が台座と化し、そこに飾られる我らの戦士達。

もはや、かつての戦士達の勇姿は見る影もない。ゾフィ、エース、セブン、ジャックの4戦士‥‥‥‥‥

そこへ、スゥーッとウルトラマンを抱いたヒッポリトが現れる。

『グフフフ‥‥我が巣へようこそ‥筋肉戦士達よ‥‥ククク‥カプセル内の戦士達は

 大量のエナジー放出の悦楽に失神してしまったようだな‥神々と輝いていた光球の光を

 消してしまうほどに全エネルギーをエナジー放出に使いきってしまうとは‥だらしのない‥‥‥

 まあ、心配するな。お前達に死は存在しない‥‥‥

 カプセル内に微弱なダークパルスという電磁波が絶えず放射され、お前達に降り注いでいるのだ‥‥

 ダークパルスはお前達の生の為の、最低量のエネルギーのみを与え続ける。

 何度でも エナジー放出を繰り返し、お前達に永久に快楽のみを

 味わってもらう為のダークパルス!存分に楽しむが良い‥‥‥

 ダークパルスが絶えず、降り注ぐ事で お前達の太陽エネルギーが0になっても、

 かつての地球上での戦闘のように、お前達の肉体と 変身している隊員の肉体が

 分離される事が無いのだ‥‥

 また太陽エネルギーが0になっても、お前達の危機回避能力である、その戦士の肉体を一時消失させ、

 変身している隊員を守る機能さえ、封じてしまう、ダークパルスの効果‥‥

 ‥どうだ?素晴らしいであろう‥‥

 お前達、ウルトラ戦士の肉体に屈強な隊員達の肉体と精神を閉じ込めてやったのだ!永久にな。

 1体のウルトラ戦士の肉体が、戦士と隊員の雄二人分の悦楽と快楽に耐えられると思うか?

 無理であろう!

 ウルトラ戦士が地球で活動するには 執拗に鍛錬された若き地球人の肉体との融合が不可欠‥‥。

 そして地球を守る防衛チームの隊員の肉体を借り、その逞しい肉体の巨体を保ちながらの

 活動リミットはわずか3分。

 お前達の筋肉ガタイなご馳走をたった3分で味わえる訳がなかろう‥フフフフ‥‥

 私にもたっぷりと楽しませてもらう為に、永久にウルトラ戦士の肉体に隊員の肉体を閉じ込め、

 変身解除の能力を封じてやったのだぞ‥‥‥

 喜べ!筋肉戦士達‥‥

 戦士と隊員2人分の悦と快楽を1つのウルトラ戦士の肉体で、永久に共有しあうのだ!

 肉体も脳もトロトロになってしまうほどに、堪能するのだ‥‥』

ウルトラマンを抱きながら、次々に宣告されるヒッポリトの言葉が、

失神する戦士達・ウルトラマンの脳に直接テレパシーで刻み込まれていく‥‥‥

ウルトラマンを撫で上げるヒッポリトの手つきはますます卑猥なものになっていく。

よほど、ウルトラマンの分厚い胸板と腹筋を気に入ったのか、

ヒッポリトは、背後から丁寧に腹筋を下腹部から胸下まで両掌で撫で上げ、

腹部と盛り上がる胸板の境目の溝に指を這わせて、溝を繰り返しなぞっていく。

更に腹部と胸板の境目の溝をより深く彫り込ませるかのように、

脇下から鳩尾までの胸板の輪郭をズリッ‥ズリッ‥と行き来するヒッポリトの指。

その度に激しくビクビクと痙攣するウルトラマンのガタイ。

垂れ流し続け、赤い強化皮膚部分を湿らす先汁も肉体の痙攣に合わせ、

ジワッ‥‥ジワッ‥と噴き出してくる有り様だ。

ウルトラマンの強靭な肉体を包む強化皮膚、あらゆる外敵から戦士の体を守る強靭さを持ち、

反面、戦士達の戦闘能力を最大限に引き出す為に伸縮に富む強化皮膚。

その性能がヒッポリトの前では完全に仇になってしまった。

ヒッポリトの屈折した倒錯的攻撃の前に強化皮膚の強靭さは無と化し、

盛り上がる肉体を惜しげなく強調する強化皮膚の効果はヒッポリトを歓喜させて楽しませ、

ヒッポリトに肉体への直接手淫を受け続けるウルトラマンの爆発寸前に勃起した肉茎は、

赤い強化皮膚部分を突き破らんばかりに易々と突き上げて、

茎・裏筋・球・蟻門渡りのシルエットや筋の全てをクッキリと露出させてしまっている。

まだ一度も触れられず、まだ一度もエナジー放出を許されないウルトラマンの肉茎。

ヒッポリトの目には、ウルトラマンの強化皮膚越しの陰部が

ただの薄い赤い膜に包まれているだけのように映っているのだ。

ウルトラマンの胸板輪郭を堪能しながら、背後から戦士の胸板、腹筋、股関を覗き込んでいるヒッポリト。

『さあ、ウルトラマン‥‥‥もっともっと聴かせてやろう、私の声を‥‥

 私の声で、お前の全てをトロトロにしてやろう‥‥

 エネルギーを吐き出しながら、失神している戦士達の分まで、たっぷり聴くがいい‥‥

 フフフフ‥‥‥‥‥

 私の声を‥自慢の肉体で堪能しろ‥‥‥

 私の声を‥その戦士の脳で堪能しろ‥』