BARI
次へ
戻る
GO
ページのトップへ戻る
地中海クルーズ
イタリア南部、プーリア州の州都。アドリア海に面し、イタリアの「かかと」に位置します。北はモリーゼ州、西をカンパーニャ州、バジリカータ州と隔て、南方でイオニア海に面し、半島の「土踏まず」の部分はターラント湾となり、イタリアでは珍しく、平野部が多く、山岳地域がほとんどない地域です。南イタリアではナポリに注ぐ商工業の中心地で、農業基盤の整備なども進み、産業人口の多くを農業が占めています。生鮮野菜の栽培の他、小麦、オリーブ、ぶどう栽培が行われています。
旧市街には11世紀のサンタクロース伝説のサン・ニコラ聖堂があり、大聖堂、スベボ城があります。
起源はローマの植民市で、ローマ帝国支配の後は、東側最南端という位置もあり、東方から、あるいは南方アラブ勢力からの影響を受けてきました。ピサンティン、ノルマン時代に繁栄し、11世紀には十字軍の遠征の中心都市となりました。(MSCの「PORT INFORMATION」から)
Castello Svevo di Bari(スベボ城)   ↓入場券
Cattedrale(大聖堂) 11世紀前半、バーリが十字軍の遠征の中心都市だった頃に建造された歴史ある大聖堂。プーリア・ロマネスクの典型的な建築物で、ファザードのバラ窓が特徴で、その周囲には、怪物や空想上の生物が彫り込まれています。13世紀の用材の断片を集めて造られた身廊の説教壇が見ものです。(MSCの「PORT INFORMATION」から)
Baasilica di San Nicola(サン・ニコラ教会) バーリの守護聖人となっている聖ニコラの聖遺物が納められています。聖ニコラは小アジアのミュラの司教ニコラウス(4世紀)で、サンタクロースの伝説を生んだ聖人です。この遺物はもともとこの町にあったのではなく、ベネチアが聖マルコを持ってきたのと同様に、バーリの商人がアジアから1087年に持ってきたものです。そして教会建設が始まり、聖ニコラ巡礼の中心地として地位を築いてきました。プーリア・ロマネスク様式のこの教会は、1105年に完成した歴史ある教会です。(MSCの「PORT INFORMATION」から)
旧市街を散策 ローマ遺跡? 城壁からイオニア海を望む