屍鬼 / 小野不由美 (新潮文庫)

●あまりにハマったので、ネタバレページを作成しました^^;
だってだって、ネタバレにしないと素直な感想が書けないんだもんッ。

●最初は、とにかくストーリーの展開が読めなかった。
推理なのか、ホラーなのか、どこへ連れていかれようとしているのか。
それが全く見えなかったのと、あまりに淡々とした村の描写が続きすぎて・・・1回飽きてしまったのよねえ^^;

けど、1回放棄したおかげで、1巻を2回目に読んだ時は大分読みやすくなってたし、「どうやらやっぱり面白いらしい」という風評も知ってはいたので、2度目のチャレンジは難なくクリア。

ってゆーか、むしろ、面白すぎ。

●なんとな〜く、夏野が死んじゃうんじゃないかな〜とは思ってたものの・・・やっぱり本当に死んじゃった時は衝撃で、心臓抉られちゃいそうだった・・・(号泣)
徹ちゃん!!アンタって人は!!って思いつつ、責められないのが悲しいところ。

だって徹ちゃんだってツライのがわかるんだもん・・・泣いてるんだもん。毎日お墓行っちゃうんだもん。

けどやっぱ、夏野は起き上がらなくて良かった。
なんかツライもんね、それって。

●そして敏夫先生の奮闘。
なんか焦れてる敏夫が、悔しくて。
「頑張れ!!」って応援してあげたくなっちゃった。

敏夫の行動は是非が分かれる部分もあるみたいだけど、わたしは敏夫の行動は是としますね。
いや、確かに


けど、「連中に対抗できるかどうかは、お前にかかっているんだ」っていう一言が・・・やっぱ切実に敏夫の心情訴えてますよ。
別に好き好んでやってるわけじゃない。

●静信は、どこかで「敏夫は欲しい結末の為なら手段は選ばない人間」だと評しているけれど、果たしてそうだろうか?
だとしたら、どうして「杭が有効である」と想像がついた時点で、その手段に頼らなかった?
屍鬼を死滅させる、それを目的とするなら、さっさとそうすればいいじゃない?

それでも、少しでも違う手段を見つけたくて、残酷な手段に訴えるのは最後の手にしたくて、他にどんな手段なら可能なのか調べているじゃない。
そういう意味では、過程に意味を見出しているのは、敏夫だって静信と同じだよ。
残酷なことなんて、したいはずはないんだから。

それを「自分は過程に意味を見出すけど、敏夫は結果に意味を見出す」と片付けてしまうのは、静信の逃げ、弱さではないかと思う。
それって、ずるさなんじゃないのかな。

手を汚すことを知りながら、目指す目的の為に、冷静に現実を見据えてすべきことをした敏夫は、やっぱと思う。
・・・別に静信が嫌いってわけじゃないわよ、とりあえず(笑)


●まあ何にしても、
敏夫を最初に片付けなかったのは屍鬼の最大の敗因だね。
だって敏夫が起き上がって、屍鬼側で陣を仕切ったら、一体村人の誰が太刀打ち出来るというの?
それだけの統率力を持つ人物は、他にはいないもの。
そしたら、いずれは飢餓で自滅したかもしれないけど、一時でも沙子の夢は叶ったかもしれないのにね。

●テーマとしては、重い。
「生命」の在り方であったり、存在理由であったり、そして存在の仕方でもあったり。
いろんなことを問われているのに、「コレ」という答えは明確に見つからない。
生き物は全て、謂れのない業を背負っているんだろうな。
生きることは、醜いことで、それでも生きようとするのは浅ましいのかもしれないけれど、けど、きっとそれが生命の美しさだったりするのかな。
わかんないけど、いろんなこと、考えちゃいました。

                         

屍鬼好きへの100の質問


北山
■室井 信明(父) 村人の尊敬を集める寺の住職。体を患って寝たきりになっている。
しかし、人生に苦痛を覚え、屍鬼となることを望み、自ら屍鬼を招いた。
美和子(母) 近隣の寺から見合いで嫁いできた。寺の存続の為に気苦労の絶えないまま、静信を匿ったと狂信した村人たちの手によって殺される。美和子さんは、凄く可哀想だったと思う・・・。
静信(長男) 寝たきりの父信明に代わって寺を仕切りながら、副業として小説を書いている。村人の信頼は厚いが、以前自殺未遂を起こしている。尾崎医院の敏夫とは幼なじみで、村に続く死の原因を解き明かすが、自ら屍鬼の元へと・・・。
なんとゆーか・・・わたしから見ると・・・。自分の行動くらいフラフラしとらんではっきりこうならこうと決めんかいッ!!と・・・。
■池辺 役僧。
上外場
■国広 (母) 田畑を耕している。
律子(長女) 尾崎医院の看護婦。村外の人間にプロポーズされていたが、村を離れることに抵抗を感じる。敏夫に夜差し入れをしようと家を出て、死んだはずの奈緒を見てしまう。律ちゃん、いい人。大好き♪
(次女) 保母さん。
■後藤田 ふき(母) 矢野妙と仲が良かった。
秀司(末息子) 「ちぐさ」の常連だった。山入に秀正の見舞いに行き、秀正か義五郎のいずれかに襲われる。起き上がったが、
■田茂(スーパー「たも」) 定次
聡美
悠子
■篠田 (母) 恐らく発症・行方不明。
(娘)
■松村 安造(夫) 大川酒店で働いていた。小心者。
(嫁)
康代(娘) 20代半ば。しっかり者。
■支倉 糸子 独居老人。朝の勤行にしばしば訪れていたが行方不明。
中外場
■結城(工房) (父) 都会から田舎を求めて1年ほど前に越してきた。妻とは別姓。工房で家具を作ったりして、それを売って生活している。
常識的で良いお父さんだと思います。ただ、今回は「常識的」なのが徒になってしまったけど、悪いのは結城じゃないと思う・・・。
小出梓(母) 改姓をしたくないという理由から入籍を拒み、結城と同居という形をとっている。イメージは、結構キリっとした、でも優しそうな美人(笑)
夏野(長男) 高校1年生。姓は母方の小出。通称は父方の結城。村に越してきたのが嫌で、村を出て都会へ戻るために勉強に励む。村外の高校に通学。
とにかくクールでドライで理知的だね!現実を見据えた意見は、人気が出るの、わかります。
■武藤 (父) 尾崎医院で医療事務長をしている。武藤も外部からの移住組。この人もいい人だなあと思う。
静子(母)
徹(長男) 会社員。夏野と仲が良かった。印象としては結構優しいお兄ちゃんキャラって感じで、人気が高いですね。
葵(長女) 村外の高校の商業科に通う。3年生。
保(次男) 高校2年生。
■広沢 (夫) 中学教師。結城に村のことやユゲ衆のことなどいろいろと教えてくれた人。
(嫁)
(娘) 4歳になる娘。
■関口 ミキ 尾崎医院のパート。
■小池 昌治(祖父) 中外場の弔組世話役。
保雄(父) 溝辺町NTT勤務。
(母)
薫子(長女) かおりの友人。
郁生(長男)
■広沢 豊子(母)
高俊(息子) 28歳。死亡。会社を退職し、パチンコ屋で死亡。
■佐川 お爺さん(笑)北山の土砂に、家に雪崩れ込まれた。
■安森(三安) 誠一郎(父)
米子(母)
弘二(次男) 母親にべったり。
日向子(嫁) 姑と折り合いが悪かった。
■三村 山持ち。引っ越した。派手な身なり。
■田茂 (祖母)
由起子(母)
(嫁)
(孫)
門前
■田所 克江(母) 寺の雑用をしている。
光男(息子) 寺で様々な雑用をこなし、寺に深い愛情をもっている。
千代(老婆) 雑貨屋から毎朝寺を掃除に来て、勤行に参加をして帰っていく。
■安森(工務店) 徳次郎(父) 檀家総代の一人。消防団団長。
節子(母) 徳次郎の後妻。檀家の女衆をまとめて、寺の手伝いをこまめにしている。
幹康(夫) 淳子の舅一成の従兄弟。敏夫や静信とは幼なじみ。奈緒により発症・死亡。
奈緒(嫁) 村外から嫁入り。淳子と仲が良い。実の父母は失踪していて、叔父夫婦に育てられたが、舅姑とは仲が良く実の娘のように可愛がられていた。
進(息子) 奈緒により発症・死亡。
■竹村 吾平 寺に手伝いに来てた老人。
■永田 清美(母) 尾崎医院の看護婦。
(娘) 小学校6年生。
■尾崎 孝江(母) 「尾崎」の威光を大切にする厳格な母。起き上がった大川篤に刺し殺される。
敏夫(長男) 尾崎医院の「若先生」。大学病院で医師をしていたが、父が倒れ、村へ戻ってきた。口が悪いので「不良医師」の印象を持つ老人もいるが、有能な医者。静信とは幼なじみ。
誰より早く屍鬼の存在に気づき、村を席捲する死を排除しようと孤立奮闘する。終盤を見ると、やはり指導者としても優れた才能を持つことがわかる。
・・・ってゆーかねえ・・・冷静な分析能力といい統率力といい、現実認識能力といい。
人間側のキーマンです。
恭子(嫁) 「医者なら誰でも良かった」と敏夫と結婚したが、山村での暮らしを嫌い、溝辺町にマンションを借りて、アンティーク・ショップを経営する。月に2,3度、尾崎へ戻るが、孝江とは折り合いが悪い。
屍鬼に襲われ、尾崎医院で敏夫に治療されるが、死亡。以降、「起き上がる」の生態を知ろうとする敏夫に実験体とされ、杭を打たれる。
■安森(丸安) 義一(祖父) 重症のパーキーソン病で寝たきり。前檀家総代。
一成(父) 奈緒の夫幹康の従兄弟。
厚子(母)
和也(夫)
淳子(嫁) 村外から嫁入り。奈緒と仲が良い。
■田茂 定市(夫父) 区長会長。兼業農家。山や田圃、家や店舗を貸しており、溝辺町にもアパートやマンションを持っている。JAの理事でもある。
キヨ(嫁)
(息子) 中学教師。
■松尾(境松) 康志(父)
(母)
高志(息子)
(嫁)
(子供)
■守弘 (嫁) 境松の隣人。
■行田 文吾(夫)
悦子(嫁)
■竹村 美智夫
下外場
■前田 巌(父) 病気をほとんどすることがなかった。意気盛んで口やかましい。
登美子(母)
勇(夫) JAに勤める。
元子(嫁) 「ちぐさ」でパート。子供を失うことを極端に恐れており、屍鬼狩の時には義父、巌に子供たちをとられるという妄想に取り付かれ、山に火をつけるが、直後江渕に殺される。
志保梨(長女)
茂樹(長男) 最初の頃、辰巳が山入に使わした運転手に自転車を引っ掛けられた。
■矢野 妙(母) 後藤田ふきとは仲が良かった。
加奈美(娘) 国道のそばでドライブイン「ちぐさ」を経営。元子の幼なじみ。夫の人間性に嫌気がさして、離婚して村へ戻ってきた。自分のせいで元子が過敏に子供を奪われることを恐れているのではないかと密かに恐れている。
この人ねえ、面倒見良くて結構いい人なんだと思う。
■清水 徳郎(父) もともと村会議員をやっていた。熱血漢で激昂しやすい。
武雄(夫) 冷静で理論家。
寛子(嫁) 田中佐知子とよく「ちぐさ」にたまっている。
恵(娘) かおりの幼なじみ。同級生の夏野のことが好きで、こっそり夏野の部屋を伺ったりしていた。外場村が嫌いで都会に憧れている。風評は「チャラチャラしている」。兼正の家に憧れていたが、千鶴に襲われて発症・死亡。起き上がってからは夏野の家を相変わらず覗きに行く。兼正に気に入られようと必死だが、叶わず、村を脱出しようとして村人に殺される。
■田中 良和(父) 役場勤務。石田に依頼され、死亡届の控えを保管していたが、恵に襲われて発症。起き上がって妻佐知子を襲う。同様にかおりを襲いに現れるが、事情を把握していたかおりに返り討ちに合う。
佐知子(母) 清水寛子ととよく「ちぐさ」にたまっている。印象としては結構キツイ性格のヒステリックな感じ・・・。
かおり(長女) 中学3年生。恵の幼なじみ。
昭(長男) 中学1年生。やんちゃ盛りで可愛いなあ・・・と。個人的な意見ですが。
■竹村 タツ(老人) タケムラ文具店。夫が戦死し、村外から戻ってきた。場所柄、村の者の出入りを把握している。
■田代(本屋) 正紀(夫) 村で唯一の書店。正紀は静信の2級上で小学校から高校まで同じ学校に通った。
留美(嫁)
(子)
■松尾 誠二 下外場消防団班長。
■大塚(大塚製材) 吉五郎(父) かつては檀家総代でもあったが、死んだ妻に伴って新興宗教に入信。
隆之(夫)
浩子(嫁)
康幸(息子) かおりや昭が小さい頃、頻繁に遊んだ。30過ぎだが独身。
■中埜 (祖父) 酒飲み。
渡(息子)
■村迫(
米穀店)
宗秀(父)
宗貴(長男)
智寿子(長男嫁) 正雄を嫌っている。
博巳(長男息子) 正雄にいじめられていた。
智香(長男娘) 小学2年生。
英輝(次男)
正雄(三男) 高2.夏野と反目しあう。・・・とゆーか、夏野が本当は羨ましくて悔しがってるとしか見えないんだけど〜・・・。小物だ小物ッ。夏野に勝てるワケがな〜いッ( ̄ー ̄)
徹ちゃんのことは凄く好きだったみたいだ。
■大川 浪江(母)
富雄(夫) 大川酒店で外場の消防団班長。最初はがさつだけど面倒見のいい人かと思ってたけど、今は粗暴な人ってイメージだなあ。何だか尾崎で起き上がった篤に杭を打つシーンといい、屍鬼を狩る時といい。なんと言っても、沙子と対峙した時がね・・・。大川の方が「鬼」に見えたもの。
かず子(嫁)
篤(長男) 定職につけず、酒店の手伝いをしている。粗暴。村を憎んでいるが、飛び出していくほどの度胸も才覚もない。千鶴を部屋に招きいれて、襲われて発症・死亡。起き上がってからは粗暴さが増して、人を殺す。
豊(次男) 高1。
瑞恵(長女)
■滝 水利組合の人。・・・かな?
■加藤(電気屋) ゆきえ(祖母)
実(父) クレオールの常連の一人。30半ばの物静かな男。
祐介(長男) 近所に同じ年頃の子供がおらず、いつも一人で遊んでいる。本当の意味で一番最初に「鬼」を怖がった子供。
■広沢 麻由美(嫁) 下外場の大川家より嫁いだ。溝辺町の銀行をやめ、今はスーパー「たも」のレジ係。
■清水(清水園芸) 雅司(父)
隆司(長男) 発症・死亡。会計事務所勤務だったが、発症し退職。
祐美(嫁)
祐(長男) 高3。
■太田 剛造(父)
健二(息子) 53歳。高校教師。死亡。
■大沢(郵便局) (夫)
(妻)
■後藤田(衣料品店) 久美 郵便局の向かい。
■加藤 義秀(夫)
澄江(妻)
■佐伯 死ぬ直前に会社を退職。
■高嶋 死ぬ直前に会社を退職。
水口
■佐藤 笈太郎
■伊藤 郁美(母) 有名な吝嗇家。神がかった変人。奇妙な言動で浮いているが、そのおかげで村人の誰より「起き上がり」に気がつき、敏夫にけしかけられて兼正へ怒鳴り込みに行くが、正志郎を前に敗北。屍鬼の襲撃を受け、発症・行方不明になる。
玉恵(娘) 太っていて、うだつがあがらない。
■長谷川(喫茶店クレオール) (夫) 一人息子を亡くし、都会から転入。
(妻) 元々は外場の人間。
■大川 長太郎(父)
規恵(母)
茂(息子) 33歳。突然退職している。
(老人)
山入
■村迫 秀正(夫) 後藤田ふきの兄。血まみれの死体で発見される。発症、死亡。
三重子(嫁) こちらも発症、死亡。火葬の為、起き上がらず。
■大川 義五郎 一番最初の犠牲者。辰巳の使わした運転手に連れられ、村外で襲われる。山入に戻ってから、発症。沙子の仕込んだ野犬に死体をボロボロにされる。
兼正
■桐敷 正志郎
千鶴
沙子 屍鬼の村を作ろうと外場へ来た。屍鬼の首領ともいうべき人物。見た目は少女。静信の作品を好んで読んでおり、静信と作品について、あるいは人の生死などについて話し合う場面が度々見られる。
辰巳や静信に救われ、屋敷を脱出後、恐らく静信と行動を共にする。
辰巳 笑顔で人当たりの良い青年。だが、実は人狼。沙子に襲われ、それから沙子のそばでフォローをしている。屍鬼と違って、昼間も出歩けるし、食事も受け付ける。もちろん人血が一番良いようですが。
■江渕 千鶴と沙子専門医ということになっている。江渕クリニックを開業。
村外
近隣の寺から、忙しい時に手伝いに来てくれる。
■竹村 代々村長を務め、外場が溝辺町に併合されたのを機に、兼正の土地を売って溝辺町を転居。檀家の総代で親子二代町長を務める。
■汐見 尾崎医院の看護婦。
■井崎 聡子 尾崎医院の看護婦。
■下山 (夫) 尾崎医院のレントゲン技師。
(妻)
(子供)
■津原 静信の小説を出版していた先輩。
■三上 クレオールの出入り業者。発症し行方不明。
■谷口 敏夫と同じ大学の先輩。国立病院勤務。何かと便宜を図ってくれる。
小学校の校長。
不明
鶴見 村内から寺へスクーターで(笑)通ってくる役僧。起き上がったが、偶然光男に発見され、「寺へ避難しろ」と助言をする。
■橋口 やすよ 尾崎医院の看護婦。
■高野 藤代 尾崎医院のパート。
■十和田 尾崎医院の事務。
■江畑 自転車で転んだお爺さん(笑)
■大塚 弥栄子(老人)
■広沢 武子(老人)
柚木 図書館司書。起き上がって、村迫博巳と正雄を襲う。沙子や辰巳に止められても、どうしても小さな男の子が襲いたいらしい・・・病気?生前は子供好きのいいおじさんって感じだったのにねえ・・・。
■高見(駐在所) (夫) 駐在さん。ちょっと頼りない感じだったけど、田舎のおまわりさんって感じです。けれど、大雨の日に親切心で兼正を尋ねたのが徒となり、発症・死亡。
(妻) 高見死亡後、行方不明。
(子供)
■前原 セツ 一人暮らしの老婆。山持ち。橋本病で尾崎医院にかかっていたが、発症し行方不明に。
翔(子供) どこかの子供。不明。
■猪田 元三郎 山入りの東の山持ち。野犬に襲われる。
■石田 (夫) 保健係。敏夫に依頼され、データの収集に協力するが、発症後、妻をおいてデータごと行方不明に。
千枝(妻)
■森(薬局) 高見の代わりの駐在、佐々木の引越しを目撃。
佐々木(駐在所) 高見の降任できた駐在。
■長田 多分、郵便局員。
■鈴木 大塚康幸と同級。
■奈良 JA勤務。発症し、退職。
■上安の婆さん よくわかんない。息子と同居をすると言って引っ越したらしい
寿美江 保育園の事務。柚木退職後、図書館の世話をしている。
■安森 みすず 山入一帯の山持ち。
登場人物■  バリバリ私情で分類してます(笑)
超主要人物   重要っぽい気がする人物   その他と言ってしまっていいのか微妙な人物   その他の人々
起き上がり 起き上がらずに死亡 殺人により死亡 発症及び行方不明