■屍鬼 / 小野不由美 (新潮文庫) とにかくとにかく、敏夫と夏野がたまんなく大好きだぁ〜〜〜。 どっぷりハマってます^^; こんなに面白いのに、1度放棄して放置してたなんてもったいない。。。早く読めば良かった・・・。 最初の段階でつまづいてちゃダメですね。 これは1冊ずつレビュー書いていくと、どの巻に関しても「ネタバレ」なしにするには非常に難しい・・・。 欲求不満になってしまう・・・。 なので、全部読み終わったら、リンク貼ってネタバレで言いたいこと書きまくりのページも作成しちゃおうかと思います(笑) その時は、良かったら読了の方のみご覧になってください♪ 【屍鬼 1】 読了:2004.8.23 レビュー:2004.8.23 村は死によって包囲されている。 外場村。人口わずか千三百十九人の小さな山間の村。 外場は昔から寺の室井と村人を取りまとめる兼正、そして医院の尾崎を三役として成り立ってきた。 その兼正が人知れず敷地を売り払い、その後に建てられた奇妙な洋館。 越してこない住人。 娯楽のない村人の間では、「兼正の家」の新しい住人の噂で持ちきりだった。 そんな最中、村の若い男性が突如死亡。続いて、山入と呼ばれる集落で次々と発見された死体。 越してきた「兼正の家」の奇妙な新しい住人。 村に、一体何が起ころうとしているのか。 次々と死んでいく村人に、「寺の室井」静信と「医院の尾崎」敏夫は原因を知るためにひっそりと調査を始める・・・。 最初はすっごい読みにくくて、何を隠そう一度読むのを放棄しました(笑) なんですけど、読んだ人が結構皆さん口をそろえて「最初はキツかったけど、面白い」という感想を下さるので、再チャレンジです。 また読み直してみたら「面白いじゃ〜ん」ということになり、現在読書中。 個人的に敏夫と夏野にハマってます(笑) 登場人物の多さには少し辟易しますが^^;覚えられな〜い・・・。 【屍鬼 2】 読了:2004.8.24 レビュー:2004.8.24 あまりの死人の多さに静信と敏夫が気がついた時、死者の数は加速度を増して増えていった。 疫病を疑う敏夫は症例を集めようと、具合が悪くなったら少しのことでも良いから病院へ来るよう呼びかけるが、患者は敏夫の意に背いて自主的には決して病院へ来ようとしない。 その夏、あまりの患者の多さに敏夫は体を酷使しながら対応に勤める。 一方、夏野は家の周囲で視線を感じ始めた。 この感覚は以前にも味わったことがある・・・。 まさか・・・? 疑惑を抱いた夏野は、敏夫の元を訪れた・・・。 【屍鬼 3】 読了:2004.8.25 レビュー:2004.8.25 兼正の家を伺うかおりと昭を偶然目撃した夏野。 村で進行する事態を知った夏野は、かおりや昭と共に恵の墓を暴きに行く。 そこで襲い掛かってきた不審な人物。夏野の身に危険が忍び寄る。 敏夫は事態の進行を食い止めるため、新しい患者を入院させて様子を伺うことに。 静信と共に不寝番を勤め、少しずつ回復へ向かう患者に、希望の光を見出したが、連日の疲労がたたって・・・。 読みながら嫌〜な予感がひしひしと・・・(泣) うえ〜ん(T_T) 【屍鬼 4】 読了:2004.8.28 レビュー:2004.8.28 神がかりの女伊藤郁美が「起き上がりだ!」と叫び村中を走り回る。 尾崎医院に押し入った郁美をけしかけて、敏夫は兼正へ郁美を向かわせるが、敏夫の思惑に反して兼正の住人桐敷正志郎は生きた人間だった。 苦い敗北を喫し、手詰まりになっていく敏夫。 尾崎医院で行われた地獄絵図を知った静信との間に入った亀裂。真実を知るかおりの周辺で起こる凶事。 そして、病床についていた父の部屋で、ある文書を見つけた静信は・・・。 ここでの敏夫の行動には結構是非が分かれるみたいですね。 けど、わたしはやっぱり好きだなあ、敏夫。 冷たいまでの現実主義とでも言うんですかね。 【屍鬼 5】 読了:2004.8.30 レビュー:2004.8.30 桐敷を訪れた静信は、沙子に会い、父が何を思ったかを知る。 敏夫の元には、千鶴が訪れた。とうとう自分の番が回って来たことを知る敏夫。 そして、夏から村中で巻き起こった死の正体をようやく知った村人がついに蜂起。 団結した村人たちは、これまでの逆襲に出る。 人間とは、屍鬼とは、生命とは・・・。 悪いのは一体、誰だったのだろうか・・・。 |