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2022
3. 17 |
◎ 自然情報が届きましたので谷津田だより情報コーナーに掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 T池のトモエガモ情報 》 2022年3月14日
こんにちは。今日は朝6時半頃から7時半頃までトモエガモが今シーズン初めて池の中央に出てきて群れで泳いでいたのを目撃しました。(およそ100羽以上はいました)
池の南奥でたまに群れているのを何回か見ましたが橋に比較的近い方で池の中ほどに出て来たのは今シーズン初めてではないかと思います。
昨年は池の中ほどに出てきてから2,3日で居なくなりましたので繁殖地へ旅立つのもまもなくと思います。少し遠めですが本日のトモエガモの様子をご覧ください。
( i市 R.U )


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《 北海道の春 》 2022年3月15日
3/10、幹線道路の雪が溶けてアスファルトが黒々と見えるようになったので3ヶ月ぶりに散歩に出た。
関東から梅、オオイヌノフグリ、スミレ、ミモザ、河津桜と楽しい便りが届くがこちらは白銀の世界。3月の声を聞いても何の変化もないと諦めていたが、路肩に何やら緑の小さな芽が出ているではないか。ちょっとウキウキしていたらネコヤナギの銀色の花芽を見つけて歓喜する。

ところで、ネコヤナギの花ってどうなっているの?と調べる。ネコヤナギは雌雄異株、花びらもガクもなく、雄株におしべ、雌株にめしべがある。雄株は花粉を飛ばす前に赤い色が目につくので区別ができるそうだ。
最初に三角の茶色い芽鱗を脱ぎ捨てて銀色の花芽が出てくる。花芽が出た後から葉が出てくる。やがてめしべの元に種が育ち綿毛をつけて舞いおちる。続けて3日観察したがそれらしい変化はまだない。「北海道の春はネコヤナギから」と私の春を待つ心が大きく育ったのに。
牧場から見た利尻富士。

遮るものもないのですが吹雪だったりモヤがかかったりしてあまり見られません。家の西側にあたります。兜沼もこちらの方向です。3月の初めに行きましたら、駐車場までは行けましたが公園内は積雪1メートルぐらいで中には入れませんでした。小鳥の声はたくさん聞こえました。
ミヤマカケスとコガラを見かけました。また近々、兜沼公園に行ってみます。 ( W市 M.I )
(^_^;)R.Uさん、M.Iさん、自然情報ありがとうございました。
・私の近くの調整池のカモもほとんどいなくなりました。ただ、まだマガモが十数羽まだ残っています。それも近いうちにいなくなるのでしょう。T池のトモエガモの移動もそろそろでしょうね。
・日本最北の地、稚内で初めて迎えた今冬の厳しさは大変だったことと思います。その稚内も春を迎え植物の芽吹きや動物たちの動きが見えだしたのですね。素晴らしい自然の様子をこれからも送って下さい。 ( Jより )
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2022
3. 18 |
◎ 三寒四温というのでしょうか。この所気温がめまぐるしく変化しています。気温の変化に体調がついていけません。
TVのニュースは連日ウクライナ侵攻を大きく取り上げています。民間人への攻撃が増える一方です。何とか停戦にならないものでしょうか。 谷津田だよりを送りますので読んで下さい。
『身近な自然発見』
◎家の近くの緑道を歩いたり、家内の菜園に行ったりしていると今まで冬枯れしていた所にオオイヌノフグリやホトケノザ、ナズナなどの野草の花が沢山咲いていることに気づきます。先日はツクシが幾つも出ていました。季節は確実に変わっているのですね。近場を歩いて見つけた自然を取り上げてみました。
《 オタマジャクシ発見 》ニホンアカガエル アカガエル科 大きさ35~75ミリ。漢字は日本赤蛙。菜園に自転車を置いて5~6分歩くと谷津に降りられます。谷津田は田植えの準備もまだで静かでした。谷津田の真ん中を流れる川の手前に水たまりがありました。近寄ってみると水面に黒い塊が見えました。オタマジャクシが集まっていたのです。
ニホンアカガエルは他のカエルよりずっと早く産卵するので早くもオタマジャクシが見られるのです。生まれたばかりと思われるオタマジャクシは5ミリほどでほとんど動きませんでした。なお、産卵し終わったカエルは5月位まで春眠するといいます。本種は千葉県内では数が激減していて、レッドデータブックAランク(最重要保護生物)に指定されています。

《 春を告げる野草 》シュンラン ラン科の多年草。漢字は春蘭。分布は本州~九州の山地、丘陵の林、公園の林内でも見られることがある。春を告げる鳥がウグイスなら春を告げる植物は本種と言っていいのではないでしょうか。散歩の途中の緑道に数株あり、その内の一株に早くも花がついていました。蘭類としては地味で楚々とした美しさはまさに早春の花という言葉がぴったりでした。
花はさや状の葉に包まれた肉質の花茎の先につき、唇弁は白く赤紫色の斑点があります。この斑点模様から別名ホクロといわれているそうです。また、じじばば(爺婆)とも呼ばれています。

《 小さな猛禽 》モズ モズ科の留鳥、全長20センチ。漢字は百舌。集落周辺の林や農耕地、河原や公園にすむ。今までも何度か取り上げた野鳥ですが、今回は菜園脇の竹藪に止まっている所を見つけました。鋭い目で獲物を狙って飛び立つ寸前のような姿と真っ直ぐに立つ竹との対比にまさに‘‘動と静“を感じた1枚でした。

《 菜園周りのボス 》キジ キジ科の留鳥、全長オス80センチ。漢字は雉。本州~九州に分布する。繁殖期のオスはよく鳴き羽ばたきをします。まだ繁殖期にはなっていないのか鳴き声は出していないのですが、この所、姿をよく現すようになりました。きっと縄張り場所の確認するために見回りをしているのではないかと思います。オス独特の顔の赤い肉冠がとても目立っていました。本菜園周りのボスの縄張り行動が始まるのでしょうね。

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《 生まれたばかりの蝶 》モンシロチョウ シロチョウ科の蝶。漢字は紋白蝶。
日本全土に分布し、日当たりのよい畑や草地に普通に見られる。この所、菜園で見られる主な蝶は2種類あります。その一つは無事越冬して動き出したキタテハです。それからあと一つが今季生まれのモンシロチョウです。
塔立ちして黄色い花をつけた菜の花にモンシロチョウがやって来ていました。まだ生まれて間もないのか翅が傷んでなくて美しかったです。ひらひらとあちこちに止まり春の日差しを満喫しているようでした。

《 春を告げる樹木 》シデコブシ モクレン科の落葉低木、原産地は日本。漢字は幣辛夷。菜園脇の民家には色々な種類の樹木が見られます。以前紹介したポポーの木、ウバメガシの大木、プラタナス、ハナノキ、サザンカ、ツバキ、ユズ、ヒイラギなど多種です。
それらの木々の合間に薄ピンクの花を付けている木がありました。双眼鏡で覗いてみるとシデコブシでした。早春に花をつけるシデコブシは花びらが細長くひらひらしてよい香りがある木です。
名は花がしめ縄などに垂らす幣(四手)に似ていることからついたそうです。なお本種は、花色が淡い紅色でしたので変種のベニシデコブシだと思います。

《 T調節池のカワウ営巣 》カワウ ウ科全長82センチ。漢字は川鵜。本州と九州に主に留鳥として分布し、ここT調節池はコロニー(集団繁殖地)となっています。
池に面した樹木に営巣しているカワウはここ数年また増えているようです。初冬の頃から営巣が始まっているのですが、まだ営巣中の個体も居て賑やかさは続いています。
池面の裏側からも巣が見えていましたので数枚撮影してみました。写真の個体は体は大きいのですが繁殖羽根が見えないので若鳥か幼鳥かと思われます。

《 番外 日の入り 》1週間前になりますが、夕方ベランダから見た夕日がとても大きく見え色もピンクがかり綺麗でしたので撮影してみました。

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◆野鳥用語 ミニ辞典
縄張り ‥‥繁殖や採餌のために、1個体またはつがいが同種の他の個体から防衛する一定区域。その範囲は種類によって異なり、巣の周辺だけのものから生活圏全体のものまでさまざまである。
(参照「野鳥」永岡書店) ・・・ 阿部 純
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2022
3. 21 |
◎ 谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 S市の調整池の白鳥情報 》 2022年3月17日
何時も素敵な写真ありがとうございます。百舌、雉等、良く撮れていますね。
3月17日の木曜日、久しぶりにS調整池へ行ってみました。
白鳥が、未だ居るかどうかと思ったからです。白鳥はかなり居ました。調整池の掲示板には、成鳥20羽、幼鳥10羽と有りましたが、反対側の笹竹の方に居ましたので観察してみると(肉眼では、はっきりしませんでしたが)合計で20羽ぐらいのようでした。
白鳥を守る会が解散し、餌遣りをやめたと聞いていましたが最近また餌を与え始めたようです。そのせいで北へ帰るのを遅らせているのでしょうかね。
近くの笹竹の藪の中からウグイスの鳴き声が聞こえました。まだ完全ではなくホーケキョぐらいでした。帰りの道にはオオイヌノフグリが綺麗で可愛い花を沢山咲かせていました。 気温の上下が有りますが、春ですね。白鳥も早く帰らないと。
( S市 T.K )
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(^_^;) T.Kさん白鳥情報ありがとうございました。近隣の白鳥の飛来地情勢から考えると、T調整池から飛び立った2羽のオオハクチョウもこのS調整池の白鳥群に混じってるのかも知れませんね。いずれにせよ、北への移動はそろそろだと思われます。
※下の写真は今菜園で一斉に咲き誇っている野草、ホトケノザです。赤い小さな花が踊り子さんに見える可愛い野草です。( Jより )

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2022
3. 26 |
◎ ソメイヨシノも本格的に咲きだし春本番となった今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか。谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 里山散歩 》 2022年3月26日
タチツボスミレは見つけましたが、ホタルカズラはまだかな?と野草を探しながら、それに川筋のゴミ拾いもしながらU谷津を散歩しています。オオタカを撮影出来たり、ヒキガエル?の卵塊を見つけたり。歩く範囲にあるこの様な自然がいつまでも残って欲しいと思います。
( i市 T.H )
※送っていただいた写真4枚を添付します。
タチツボスミレ

オオタカ

ヒキガエルの卵塊

エナガ

・T.Hさん 早くもスミレの花が見られたのですね。
写真のタチツボスミレは、まだ気温が低いのか背丈が低いですね。今日菜園に寄ったらツクシンボウが草原一面に生えている所がありました。これから色々な野草が一斉に生えてくるのでしょうね。エナガの写真可愛いですね。M.Iさん撮影のシマエナガと比べると頭の模様が違うのがよく分かりますね。
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《 稚内の自然 (待望のシマエナガ)》 2022年3月26日
やっとシマエナガの写真が撮れました。トリミングしたのでサイズが小さくなってしまいました。実はやっと雪が溶けて道路が通れるようになったので、3月23日兜沼公園に行ってみたら、なんとヒレンジャクが10羽ぐらいいたのです。双眼鏡は持っていたのですがカメラは忘れました。それからカメラを持って毎日通っているのですがヒレンジャクには会えていません。
シマエナガも見ていないので粘ってみました。シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラの混群の中に5羽ほどシマエナガがいました。双眼鏡で覗くと図鑑で見たような前向きの可愛いシマエナガが私を見てました。今日は雨がしょぼしょぼ降っていて小鳥の少ない寒い日でした。声を頼りにシマエナガをやっと探しました。
帰りに公園入口で黒い小さい小鳥がいるのでよく見るとヒガラのようです。2羽で追いかけっこをしたり、路肩の草のあるところに下りてきて餌を食べているようでした。コガラもシジュウカラも混ざっていましたが50羽ぐらいはいました。
図鑑で調べるとカラ類の中ではヒガラが一番小さいようでした。取りあえず、シマエナガの一枚目が撮れたので送信します。( W市 M.I )
※送っていただいた写真3枚を添付します。
シマエナガ①

シマエナガ②

ヒガラ

・M.Iさん 待望のシマエナガの撮影に成功したのですね。頭の部分が真っ白でとても可愛らしい小鳥ですね。北国の春の野鳥などの動物たち、野草や樹木の花たちが楽しみですね。また、素敵な自然情報楽しみにしています。
※シマエナガはエナガ科の亜種で北海道に生息しています。 ( Jより )
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(^_^;) T.Hさん、M.Iさん素敵な自然情報ありがとうございました。
写真下は、家内の菜園脇の空き地に早くもツクシとワラビが生えていました。これからは春の野草が楽しみです。

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2022
3. 30 |
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 たよりの感想 》 2022年3月29日
何時も、ありがとうございます。鳥たち綺麗に撮れていますね。特に、シマエナガの正面の写真は、幼鳥かと思えるほど、あどけなく、可愛いですね。( S市 T.K )
《 兜沼の白鳥情報 》 2022年3月28日
昨日2羽飛んで行く姿を見て、今朝兜沼公園に行ってみました。鳴き声は聞こえますが姿は見えません。兜沼公園は整備されていますが兜沼を一周したこともなく全体を見る場所も分かりません。
雪もちらついてきたので、朝は声だけ聞いて帰って来ました。
15:30少し晴れ間が見えたのでもう一度兜沼に出かけてみました。4羽の白鳥が目の前に鳴きながら下りてきました。すると更に大きな声を上げて15羽の集団も飛び立ちました。
姿が見えない所からも鳴き声が聞こえましたので結構いるようです。
湖面はまだ凍っているようですが、小川なのか湿原なのか柳やハンノキが生えていて、この前まで雪原だった場所に水があふれていました。
さて4羽の白鳥はオオハクチョウでしょうか?子連れの家族のようですがオオハクチョウとコハクチョウの違いが今一はっきり分かりません。本州から渡ってきて凍った湖面の割れ目に首を突っ込んで餌を探している様でした。今夜はどこで過ごすのでしょう。白鳥の種類分かりましたら教えて下さい。

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27日に2羽の白鳥が飛ぶ姿を見て、28日朝と夕に見に行きました。朝は声だけ、夕方は4羽+15羽。鳥見は朝が良いというので本日29日朝ご飯前に見に行きました。7:15分頃です。 今日は晴天ですが風が強く声だけで姿は見えず早々帰って来てしまいました。夕方も風が強く観察に行けませんでした。
私の家は兜沼公園から2キロぐらい離れています。車だと5分もかかりません。踏切が一カ所ありますが列車の本数が少ない為、めったに待つことはありません。その上、信号はありません。雪がなくなれば毎日通う時間はあります。ウオーキングのためにも通えると良いと思います。以前マガンかヒシクイ?など多数見た事があります。
野鳥の事、樹木の事、兜沼の地形の事など分からないことだらけで楽しみです。観察の成果、途中経過など又お知らせ致します。沼が全面凍結し溶ける事も初めて見て知って驚いている所です。( W市 M.I )
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(^_^;) T.Kさん、M.Iさん情報ありがとうございました。
・M.Iさん 兜沼公園へは、歩いて行けるのですか。ここは、これからシベリアに向けて旅立つ前の休息地なのでしょうか。いずれにせよ、ここから数千キロの旅立ちが始まるのですね。
写真の白鳥はどれもオオハクチョウのようです。オオハクチョウとコハクチョウの違いは嘴の黄色部分の形と面積です。黄色い斑がオオハクチョウは鼻の穴より前側にとがって見えますし、コハクチョウは前面に出ず黄色部分が小さいです。ちなみにオオハクチョウの繁殖地はシベリアのタイガ地区(森林地帯)で、コハクチョウはツンドラ地区(凍土帯)だそうです。 ( Jより )
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2022
4. 6 |
◎ 印西市で天然記念物に指定されている桜、吉高の大桜の写真をi市のT.Mさんが送ってくれました。 桜の開花情報は印西市のHPでも確認出来ますので見て下さい。
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《吉高の大桜開花情報》 2022年4月6日(水)
吉高の大桜、まだ、5分咲きです。( I市 T.M )

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^_^;) 「吉高の大桜を守る会」の発表では見頃は今週末だそうです。もっともお天気にもよるのでしょうが。 ・・・・・(阿部 純)
【参考】印西市HP https://www.city.inzai.lg.jp/0000001355.html
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2022
4. 20 |
◎ 隣の畑の方から聖護院大根の花を頂きました。リビングなどに飾ってみると素朴でいい感じでした。
今回は菜園で見られる野菜の花や公園緑道に咲く野草を取り上げてみました。
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『春の花たち』
(野菜)
《ルッコラの花》・・・アブラナ科の葉野菜で、地中海沿岸原産。日本ではイタリア料理の普及と共に一般に知られるようになったといいます。主にサラダとして葉を生食します。
花は春に咲き、淡いクリーム色の4弁花で 花弁には紫色の脈が入っています。 垢抜けたデザインのシックな感じの花です。
菜園では随分前から育てており常連さんです。ぴりっとして、ちょっと癖はありますが主 菜の添えものとしても重宝しています。
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《ソラマメの花》・・・マメ科の一年草又は越年草で地中海、西南アジア原産。
和名の由来は、豆果(サヤ)が空に向かってつくため「空豆」。
ソラマメは毎年周りの畑でも栽培していますが、アブラムシの害で茎のてっぺん辺りの葉がやられることが多いようです。でも家内の畑では薬も使っていないのですが被害はありません。
たとえアブラムシが発生してもテントウムシやアブの幼虫など畑にいる数種の虫達がアブラムシを食べてくれるので害が出ないそうです。
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《イチゴの花》・・・バラ科の多年草。畑では今花が真っ盛りです。
一般的にイチゴが店頭に並ぶのはクリスマスシーズンから5月位にかけてですが、露地栽培の場合は春先から梅雨前までが旬です。
日本には江戸時代にオランダ人によってもたらされたそうです。
ただし、一般市民に普及したのは1800年代からだそうです。
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《キヌサヤの花》・・・マメ科の一年草。原産地は中央アジア~中近東。キヌサヤとはエンドウの若いサヤを食用とする場合の呼び方だそうです。日本には8~10世紀頃に渡来したそうですが、食用とされたのは江戸時代になってからだそうです。
マメ科のキヌサヤは根に根粒菌がつくため、肥料をやらないでも食べきれないほど採れて重宝しています。
写真は今年初めて咲いた畑の隣の友人のキヌサヤ2輪で、そっと撮らせてもらいました。
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《ネギの花》・・・ヒガンバナ科(APG植物分類体系による。これまではユリ科)の野菜。原産地は中国西部~中央アジア。和名の由来は「根葱(ねき)」から来ているといわれ、茎のように見える葉鞘の部分を根に見立てたからという説があります。
ネギの花は坊主頭を連想させるため「葱坊主(ねぎぼうず)」と呼ばれいます。なお、ネギの民間療法にネギを熱湯に浸したり、焼いたりし喉に当てて喉の痛みをとることが行なわれていました。実は私も子どもの頃(大人になってからも?)に何度かやったことがあります。痛みが取れたかははっきり覚えていませんが気持ちが良かったことは覚えています。
写真はまだほとんどが蕾ですが、てっぺんに出ている黄色い物は最初に出て来た雄しべです。
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(野草)
《ホタルカズラ》・・・ムラサキ科の多年草。漢字は蛍葛。
H公園の生態園脇の道端に小さいがよく目立つ青紫色の花をつけた野草が生えていました。
花色をホタルの光に例えて名をつけられたといわれるホタルカズラです。本種は比較的日当たりの良い場所に生えるので見つけやすく、形のかわいらしさからファンの多い野草です。小さな花が次々に咲くのでこれから一月くらいは見られると思います。
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※各野菜の解説には、参考資料としてWebのWikipediaを利用させていただきました。 |
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《カキドオシ》・・・シソ科の多年草。漢字は垣通し。野原や庭の隅、道端など、どこでも普通に見られます。
家内の菜園でも畝の南側一帯を本種が埋め尽くしていて花が咲いて絨毯のようです。
和名は節から根を出しながら長いつる状に伸びて広がる様が、垣根を通り抜けてどこまでも伸びていくということから付けられたそうです。畑の本種の広がり方はまさに”垣通し”そのものです。因みにカキドオシはハッカハムシという甲虫の食草なので家内が大切にしています。
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《ウラシマソウ》・・・サトイモ科の多年草。漢字は浦島草。生態園から林の中を登って行く坂道の脇の斜面に、葉だけが目立つヒガンバナの群生がありました。その周辺を気をつけて観察すると、数は少ないですがウラシマソウもありました。
本種の和名は花穂の先についた糸状の付属体が釣り糸のように見えることから、浦島太郎の浦島を付けたというものだそうです。花はきれいというよりちょっと不気味な感じもしますが私はそれが好きですね。
また斜面には他にタケニグサ、ホウチャクソウなどもありました。
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《ジロボウエンゴサク》・・・ケシ科の多年草。漢字は次郎坊延胡索。名の由来は子どもがスミレを太郎坊、この花を次郎坊と呼んで花のうしろに突き出た距(きょ)をひっかけて遊んだことからついたといいます。
平地から山麓の草地や土手などで見られます。菜園隣の草地に薄紫の小さな花を付けて生えていました。とても清楚で愛らしい花です。
花の色や形がムラサキケマンに似ていましたが、ムラサキケマンより大きめで花の付き方がまばらです。葉は深く3つに裂け、その先がそれぞれ丸まっていて、葉っぱもかわいいなあと思いました。
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(その他)
《ウワミズザクラ》・・・バラ科の落葉高木。漢字は上溝桜。ブラシの木といえば、真っ赤なブラシ型のブラシノキを思い浮かべる人もいると思いますが、私はウワミズザクラが一番に浮かびます。花穂の長さ10センチほどで雄しべが長く突き出てブラシそっくりです。
ソメイヨシノ、ヤマザクラの花が終わり新緑が美しくなった今頃に、白いブラシ型の花をいっぱいにつけた姿は、第二の花見が出来るほどです。
和名は、材が古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板として使われた事に由来したものなど諸説あります。本種に似た種にイヌザクラがあります。
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◆植物ミニ知識・・一年草と多年草とは? 春、種子から発芽し、
夏から秋にかけて開花し結実し、冬頃には根まで枯れてしまい、
種子だけ残るものを一年草という。
それに対し、毎年花を開き、秋までには地上部は枯れるが
根や地下茎が多年にわたり枯れずに生存しているものを多
年草という。
(参考 目で見る植物用語集 研成社)・・・ 阿部 純
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