連載小説
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第五話 交渉
「それで話とは何です?」
紅茶を一口のみ社長をみた
「そのことなんだが、エア君に聞いてくれ」
「な、何故です?」
社長が俺を呼んだんじゃないのかと思い考える
「あれ?もう忘れたの?呼んだのは僕だよ」
「あっ・・・」
そうだった。たしか、全て教えるとか何とか言ってたな
「はぁ、それで用件は?」
エアはニコッと笑い答えた
「うん、僕たちの仲間になってほしいんだ」
イシュタルもコクコクと頷いていた 
「私達は貴方の人間性に惹かれたの・・・」
「俺の人間性・・・?」
そう言われてもイマイチ、ピンと来なかった
「そう、己の正義を貫く君の姿にね」
己の正義・・・それは叶うはずもない願い
誰一人涙することのない世界
「僕達もそれを願ってるんだ。けど、それが実現したことはない」
「だから貴方の力が必要なの想いが強い貴方の・・・」
「本当に俺の理想が実現する確証はあるのか?」 
気になってたことを聞いた
「確証はないけど、保証ならできる」
「貴方の世界への想いによっては確証に変わる・・・」
思えば思うほど強くなるそんなうまい話があるのか?
「信じるか信じないかは君に任せるよ」
「ただし、今ここで決めて・・・」 
俺は・・・ 
10/02/28 21:56更新 / フィンレイ
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まろやか投稿小説 Ver1.50