連載小説
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第三話 呼び出し
気分が晴れないまま本社に帰った。
彼は一体何者なのだろう?
専属ACではなさそうだった。
おそらくレイヴンであることは間違いなかった。 
「オペレータからの情報を待つしかないか・・・」
俺は大きくため息をつき、そのまま部屋に戻った。

ドアを開けると同時に、コールがかかった。
「もしや、お説教か?はぁ、嫌になるな」
無視するわけにもいかず、しぶしぶコールにでた。
「こちらアッシュ」
「やぁ、こうして話すのは二度目だね、アッシュ」
通信機越しに聞こえてくる声は愉快そうに話してた。
「お前、まさか・・・!?」
「エアか!?」 
驚きと怒りがごっちゃになった。
「覚えててくれたんだ。嬉しいな」
エアは嬉しそうに笑ってた
「率直に聞こう、俺に何のようだ?」
敵か味方かもわからない奴と馴れ合いをするつもりはなかった。
エアは笑うのを止め俺に告げた
「社長室に来い・・・そこで全て話してやる・・・」 
「何?何故お前がそこにいる!?」
会話は一方的に切られた
もしや、社長の身に何か危険が迫ってるのでは?
「待ってろよ、エア。そして、社長!」
不安にかられ急ぎ部屋を出て、社長室に向かった。 
       
10/02/28 18:04更新 / フィンレイ
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まろやか投稿小説 Ver1.50