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山の端 yamanohana
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このホームページは、やまのはなが利用します 更新:2003年11月1日
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ストレリチア物語
【日時】:平成15年5月9日〜10日
【場所】:鹿児島県知覧町松山・頴娃町
【概要】
株式会社 園研 (有)くろしお園芸組合
三州農園(ストレリチア専門)
電話:09938−5−3856
fax :09938―5−3870
携帯:090―9284−4207
松山小学校近くが本所 松山茶生産組合が近い
取締役農場長 川井田 浩
(川井田さんは今年の8月で59歳)
元明治大学マンドリンクラブ 毎年同期会に参加
鹿児島県の普及員で
出水事務所のけいだしゅうへい氏が同級生らしい
くろしお農場 鹿児島県中種子町・南種子町
本社:東京都練馬区北町5−12−21
直営農場・有機栽培生産物
極楽鳥花(ストレリチア) アロエエキス アロエ純正錠剤
アロエ純正粉末 アロエ健康茶 アロエ健康黒糖
種子島紫いも さつまいも 里いも 蒟蒻いも 手造り蒟蒻のもと
メシマコブ顆粒 天然メシマコブ錠剤
種子島でも作っている
しおのえ農園(系列会社)
種子島は露地栽培 ビニールを張る手間がいらない
7000坪/50棟
○ ハイブリッド 20年ぐらい前に交配
昭和49年から今の仕事をしている
昭和43年から市場に出荷した
2本のストレリチアを初出荷
指宿の人達が在来種を1ヘクタールまとめていた。
川井田さんはハイブリッド種を栽培
昭和43年から市場に出荷した
2本のストレリチアを初出荷
○ 労働力 研修生 → 優秀なら社員にする
【ストレリチア】 サトイモ科 原産地
年間降水量500mm 平均気温20℃
鉢植えなら3年しか持たない
ストレッチャ、ストイレリチア、極楽鳥花
ハイブリッド系はわい性種(花きセンターのものらしい)
【注意】日付、温度等はすべて知覧町の数字
【協会活動】
個人で出荷
ストレリチア協会の包装は使える
ストレリチア協会の本部は東京にある
協会の全国大会は開いていないが、
情報交換の雑誌は発行している
市場との交渉はそれぞれが実施
生産者は全員ストレリチア協会に加入している
【栽植密度】
株間80cm 条間100cm程度
畝はハウス短辺方向にすると、100cmのところを通って施肥
採花、防除など作業ができる
ただし 種子島の露地栽培では
120cm×100cmとしている
深植えは禁物
浅植えで、倒れる前ぐらいがよい
ささえ
はじめ5月に植えると翌年6月に咲く
1年間で2週間ずつ採花のピークが後ろにずれる
はじめ5月に植えると翌年6月に咲く
1年間で2週間ずつ採花のピークが後ろにずれる
はじめの葉っぱは小さい
2〜3枚残している→生育が回復する
市場に出すには2〜3ヘクタール必要
(ポツポツとしか咲かないため)
【温度管理】
―4℃では葉が枯れる ―3℃では葉は残る
ビニールについて
ビニール張りは昨年度(平成14年)は12月28日だった。
(−4℃)
ビニールを張って水をやれば大丈夫だが
水をやってからビニールを張ると、水が凍る
ビニールは遅くとも11/10までに張ること
(初霜が11/15であるので)
霜が降りる前に 5℃以下で
ビニール:10月頃張ってサイドを開ける
台風が10月下旬に来たので霜が降りる前まで待つ
パイプハウスは風速25m/秒で危ない
風速30m/秒で変形する
連休頃よりビニールを剥ぐ
夏はビニールを張らない
10月下旬から4,5月まで張っておく
その後は、はがして雨を中に入れる。
太陽光をたっぷりハウスの中に入れる
0. 075mmを張り替え 0.1mm
張りっぱなしはだめ
夏の光をあてないといけない あてると花芽分化がよい
知覧と松山の日照は変わらないのでは
・・確認のこと(アメダスの平年値で)
夜温はぐっと下がる
限界はハウス内2℃ 二重張りならできる
2℃ 内側が凍る 1時間程度なら良いが
21時から2℃ならハウス内がサラサラしてくる
二重張りなら外気―2℃で内部が凍る
二重で4℃の差ができる
3重張りで6℃の差がとれる
二重張りの内側に池田池の水を流して7℃まで上がる
最高温度は33〜34℃まで
冬はハウスを開けない 入り口程度
被覆資材 三菱ノービエースみらい0.1mm
パイプ 22mm
ハウスの高さ 3mあればよい
サイドを歩けるように180cm以上にする
ハウスの押えは螺旋の棒だけでは強風で持たない
ビニールの裾を小動物がかじる
ストレリチアの根は、タコ足みたいな根
地下1mまで入る。横にも張る。
【株分け】 10年後
うまくやれば13年でも良い
植えて50年持つかも
咲くが、定植はじめみたいな太さ、花立ちにはならない
株をもらって定植してから10年ぐらいしたら株分けしても良い。
パテントはない。つまり、1回購入すると、それぞれの生産者が 株分けしてふやしてもかまわない。
株分けすると1年ぐらい根が張らない。
掘り起こしてまた植える。
10年で一抱えぐらいの株になる。
3〜4つに分けて植える。
芽にそってうまく割ると2、3、4芽といろいろとれる。
分割する時期になると葉がお互いに直角方向に生育している。
これを割ると良い。
株分けは9月いっぱいから5月〜梅雨までにできる。
植え付け時期も同じだが、ちょうど今(5月)が株分けの時期で、 5月の方がよい。
注文して 数によれば早く発送できる。
ストレリチアには蜜がある
ミツバチは3〜4万匹/箱(2段)程度
レンゲに外来害虫が入っており、蜜がとれない状況がある。
【病害虫】
灰色カビ病はつかない
基本的に地面が多湿で水がたまるところは生育に適さない
害虫の方が多い。ヨトウムシ
ヨトウムシにスミチオン、DDVPを散布する程度
蓑虫が葉っぱをかじる スミチオンしか使っていない
散水でうどん粉病がでるかも・・・ビニールをはぐとでない
【土壌条件】
根を張らすためにいかにカリを効かせるか
土壌のpHは6前後であまり影響を受けない
6.5前後が良いのではないか
下が粘土層で、耕土が浅い
しかし、根が横に張るので良い
とにかく排水に気を付ける
毛細根を張らせるため、株周りを1mぐらいを切ると良い
毛細根が養分(微量要素等)を吸収する
主根(直根)は水を吸収する
どこかでいじめないと花が咲かない
排水がいいところならできる
灌水を40分
【鮮度保持】
花は水揚げしない
水揚げすると花びらがすんでしまう 水につけない
買った人が水揚げする 生け花の時は水揚げする
葉っぱは切るとできるだけ早く水につける
出荷の時 花1000本なら葉っぱ500枚付ける
日が照ると葉っぱがくるっと巻く現象が起きる
葉っぱは出荷までに丸一日水につけておく
葉っぱには水揚げ剤を使っても良い(水揚げ剤の種類は?)
【株の管理】
株分け・・・葉が丸まってくると株分けの時期
首より後ろの花びらは除去する 包装の時に邪魔になるため
霜にあたった葉っぱは切り落とす
新葉を出させる
1株に1〜2枚葉っぱを残して外から処分する
葉芽・・・ぐるぐる巻いている
花芽・・・巻いていない
芽が見えて花になるのにかかる日数は
夏2.5ヶ月 冬3ヶ月
地面から15cm程度で切ること
下で切ると、芽も切ってしまう
6〜7月植え替え 後ろに2週間ずつずれる
○ 冬場の整理
下まで枯れた葉をのける
葉をとらないと、土との隙間ができないので次の芽が出にくい
葉の中に芽がある
深植えすると芽が埋まってしまう
土の圧力がかかると花芽が死ぬ
ひとつの葉でひとつの花芽がある
芽の先に茶色化したもの・・・霜の害
葉っぱのギザギザ・・・・・・株分けの印
寒さにあったり肥料があると花にならない
株元のむく作業・・・冬の寒い時期にむく
今(5月)にむくと、芽が夏に焼ける
20a 60m×7.2m×4棟
【施肥】
鶏糞 20kgを7.2m×1mに年に1回入れるだけ
大きくなると肥料は控えめ
骨粉主体(P)とする
花が切れるとき窒素(N)を減らし、リン酸に切り替える
化学肥料はいっさい使わない 置き肥のみ
茎はホウ素欠乏で割れたりはしない
微量要素欠乏は心配いらない。
補助して投入すると生育が違う
B、Mn
茎を伸ばす→P,Kを効かせる
【除草】
除草剤を使用
株元15cmまで それ以上近くはしない
ラウンドアップをグラカバーを付けて散布する
○ 切った茎はマルチ替わりにハウスの中に敷く
特に定植直後は乾燥するので必ず敷く
雑草は引かない(乾燥を抑えるため)
鶏糞に入っている雑草がいっぱい生える
除草剤は草が生えだしたらスポット散布
篠原ハウス 80m×2.5m
友近ハウス 35m×7m
主要な作業は施肥と除草である
開花株は10年以上経っていても翌年咲く
株が2〜3年でしっかり根が張ると良い。
ボブキャットで斜め斜めで掘り起こしていく
5〜6月は作業は休み
茎は花の支えになる 6枚ある
○葉っぱの割れ
風に当たると割れる・・・特にハウス入り口付近に多い
体にあたると割れる・・・接触刺激
株1つにつき約2.5の芽がついている
植え替えの時は、葉っぱをすべて切る(蒸散抑制)
1年で8枚ぐらい新葉が出る 2芽なら16枚
外側のおかしい葉をのけても8枚ある
○ 冬、防霜のため水をまく
注意:水が花にかかるとシミになる
【販売】 久留米市場 本日150円 売値300円
注:重信のフジで598円
葉っぱ1枚付けて100円売り 出荷50〜60円だろう
作業従事者4人
葉っぱを切ると茎がまっすぐになる
【出荷先】
岡山、広島、下関、姫路、神戸、梅田、大阪生花、吹田
大阪へは9月以降出荷
市場開拓は、現在の市場に週に2回は出荷して余力があれば
新市場に回す。
茎の長さと花を揃えて
花の大きさで決める
撰花した人が成功する
滋賀県大中の湖では10人が排水して栽培している
株はすべて川井田さんから 水田3ヘクタール
植えてからの年数が若いと小さい サイズはSで本数が少ない
○ 出荷形態 段ボール 強化シングル
2L 40本
S 70本
L,M中心で出荷
花を5本ずつゴムで止める
出荷基準は協会のサイズがあるが、生産者自身が自分で判断する。
特2L 90cm・・・90cm+げんこつ分
S:55〜60cm
箱の中5カ所でひもで固定する
箱を立てても動かないぐらい縛る
・・・クレームがあった(花折れ)
青の部分が白っぽいのは除く
葉脈が 赤・・・若い
白・・・年をとっている
花をセロファンで包装する
セロファンはストレリチア協会が作っている(10数円/枚)
段ボールは210円(140cm箱)
ギザギザの葉っぱは出荷しない
○ 相場
6月下旬から値が出てくる 鹿児島で250〜300円
7月中旬400円 8月盆前後高い値
9〜11月底値 S60円 L〜2Lが80〜100円
11月下旬から12月に値が上がり12/1〜10 上昇下降
12/20から上昇
○ 採花 10本/株・年
葉っぱだけ欲しい市場もある
大30円 小15円 6月の整理の時にも出荷
来年の暮れは高価が予想されている
理由:再来年が酉年 つまり正月用の生花に使われる
昭和49年市場価格1200円
今はそうはいかない
九州、大阪、広島で350円〜400円
12/20〜12/29(止市)
出荷市場を決めたら生産者の交流ははじめはある
選花に気を付ける
鹿児島の指宿 包装なし セリで花が折れる
茨城の市場 外部の人(パートさん等)が選花している生産者のを買う
どの市場にはどのものを出荷するか決めておく
ほかのものを出さない 例 特の2L
昭和51年から出荷している
少々の曲がりは良い
冬場は光線の関係で曲がりが増える
節が7つあって、その節で曲がる
花が重い 節間が伸びる
市場にL,M,Sのサンプルを送る
市場にストレリチア担当者の名前を聞いて、
話をしてからサンプル出荷
○ 株の注文
送料 500円/ケース
6個入り
準備 注文の数だけスコップの深さに穴を掘っておく