リガード

 これは中産階級未満の人には関係ない話。もちろん僕にも関係ありません。

 ジュエリーをオーダーするとき、左からルビー、エメラルド、ガーネット、アメジスト、ルビー、ダイヤモンドの順に計6つの石を配列します。石はアルファベットでRuby、Emerald、Garnet、Amethyst、Ruby、Diamondなので、それぞれの頭文字をとって「REGARD」といいます。「Regard」は英語で「忠誠」を意味することから、「愛に対して忠誠を誓う」という意味をもち、19世紀に男性から女性への贈り物として流行りました。
 さらに、ダイヤモンド、エメラルド、アメジスト、ルビー、エメラルド、サファイヤ(Sapphire)、トルマリン(Tourmaline)の7つの石を配する「DEAREST」(親愛)というジュエリーもあります。

 これだけの宝石を配列したらいくらくらいかかるんでしょうねぇ。これだけやって台座がしょぼいとかっこ悪いし。いずれにせよ、僕のような貧乏人には無縁な代物です。え?それ以前に贈る相手がいないだろうって?それは言わない約束…。