凡例:〔 〕内は引用者註
2006年5月10日
マスコミ各社 御中
住基ネットに「不参加」を!横浜市民の会
共同代表 〔氏名・連絡先省略〕
本日、横浜中田市長は定例記者会見において、「横浜方式」を止め、住基ネットに対する市民全員の参加に転換することを発表しました。以下に当会としての抗議声明を発表します。
明日の新聞紙上で本件を取り上げるのであれば、是非とも市民の声として同時に下記内容もご掲載ください。
住基ネット全員参加表明に対する緊急抗議声明
本日、中田横浜市長は定例記者会見において、住基ネット「横浜方式」を止め、横浜市民全員を参加させることを発表しました。
昨日私たちは、横浜市長あてに「住基ネット『全員参加』に反対する要請書」を提出しました。担当所管の市民活力推進局窓口サービス課 花園課長に要請書を手渡し、慎重な検討を要請しました。おそらくその段階で『全員参加』を決定していたであろうことは間違いありません。そうした市民に対する説明責任を全く放棄した姿勢を私たちは断じて許すことができません。
私たちは昨日提出した要請書において、審議会答申が様々な問題点、誤りを含んでおり、その答申に基づき、「住基ネットが総合的に安全である」と判断できないのではないか、と問題提起いたしました。また、今秋予定されている国民年金・厚生年金の現況届の住基ネット利用についても横浜方式において全員適用不可なのかどうかいまだに判明していません。よって、急いで結論を出す必要もありません。
私たちは横浜市長が住基ネット「横浜方式」を止め、横浜市民全員を参加させることを決定したことに強く抗議します。83万人の非通知者の思い、不安を一切無視し、住基ネットへ参加させられようとしていることに万感の怒りを表明します。
今からでも遅くありません。中田横浜市長は本日の発表を撤回し、市民の意見に耳を傾け、白紙に戻って検討を始めてください。私たちは決してあきらめません。これから不本意だと感じている市民の声を市長に集中したいと考えています。送信開始は7月初めを想定しているようですが、まだ時間はあります。市長に決定を変更させるよう、市民の皆さん、電話、ファックス、はがき、手紙を市長宛に集中してください。
私たちは昨日提出した要請書に対して納得のいく回答が得られるまでは市長の決定を認めません。市長に対し、再考を促します。
Copyright(C) 2006 やぶれっ!住基ネット市民行動
初版:2006年05月11日、最終更新日:2006年05月19日
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