COSMOS ; 観終わってーなんだろうなー満足感って。 頭じゃなくて、こころとかからだがちゃんと感動しててー

k; ちなみにー「ハリーポッター」なんて、みてないですよねー（笑
C ; 観てないですねー
花; 観たいと思わないの〜
C ; 一回ねえ、試しに観てみようかと思ってビデオ借りたんだけど、全然入れなかった。
k; 「シュレック」は観てますよねえ。
C ; 「シュレック」は、面白かったよ
k; えーー、おんなじようなもんかと・・・
花; ちがうよー私はパート１の方が好きかなー
C ; うん、ああいうのとか「モンスターズインク」とか、好きだよ。笑わせ方が違うもの。
花; うん。
C ; あと、なんだろーみんながいいっていって、あんまり好きじゃないっていうのは ・・・
この前も書いたけど「ラストサムライ」とか、ぜんぜん・・・
花 ; うん、うん、そう、なんかね、そういうつもりでみてるわけじゃないんだけど、
「ラストサムライ」はね、どう考えても、辻褄が合わないの、私の中で。 シーンにしてもそうだし。
小雪さんがきれいだったのは、認めるけどーなんでしょうねー
C ; なんでしょう・・・違和感ていうか・・
k; 単なるメジャー嫌いじゃないんですね
C ; ・・・じゃあないと思います。
「ムーランルージュ」なんかね、 これ、ほんとに“映画”だからこのくらいできるーっていうぐらいの「映画ーーー！！」
なんだけど、よかったよねえ〜
花; それにくらべて「オペラ座」はねーぜんぜん・・
C ; あと、「シカゴ」だっけ？ミュージカルの・・・あれもぜんぜん・・・
基本的に、ああいうのは、ミュージカルで観なきゃ。映画だと何でも出来ちゃうじゃない。
ミュージカルの舞台ーっていう制約があるからすごいんでしょ？ 映画だと特撮もできちゃうしー
なんでもできちゃうもの。なのに、「ムーランルージュ」はすごかったー なんなんだろう。。
花; だって、とっても単純なストーリーなのね、「ムーランルージュ」って。 なのに、「ああ、よかったぁ〜」って思うの。
C ; なんの違いなんだろうね〜
C ; 私、最近わかってきたんだけど、私、自分がね、映画観る時も音楽を聴く時もー ナマでね、
なんかこう身を任せて、感想きかれたらいわなくちゃならないとか、そんなのなくて、
単純に私が、私っていう物体がその場にいて、どういう感覚を持つかなあって。
あとからいろいろ理由はつけられるんだけど、なんだかしらないけど、これは泣けたーとか そういう感じ。
花; 自分が気持ちよければ、それでいいかなって感じ。 人に伝えなくてもいいやーって。
この頃、伝えられなくなってもいるんだけど 、それもあるけど、自分がそう感じられたらそれでいいやって。
だから、３時間ていう時間ももったいなくないの、自分のための時間だから ーぜんぜん。
C ; そうね、伝えなくてもいいけど、「あれ、よかったよねえ」っていう思いは 共有したいなって
それはあるねー
k; おふたり一緒に観にいくことってないんですか？
C ; ありますよー今年はまだ一回？
花; 一回ですねー「インストール」かな（kibana注；対談は４月です）
C ; 今年最初の映画を一緒に観たんですよ。
花; その時も、これをみようってきめてたわけじゃなくて、なにがいいかなって いってて。
もう一回「今会いに行きます」でもいいかねーって。
私は先に本を読んでたからーで、みてみたいなあって思って。 主演もあの娘ー上戸・・・
C ; 上戸彩ー
花; 子役の子もよかったし。
C ; あと、なんだろう、一緒に観たのってー 「海の上のピアニスト」と「キャラバン」もみたね。
花; 「９０００マイル」も。えーと、蠍座でみたのかなー
C ; 蠍座だっけ？
花; シベリアの、なんか橋の上でー えーと、題名が・・・なんか、脱走する話だったような・・
C ; うーんと（笑）そうそう、蠍座だわ、やっぱり、思い出したーいつだっけ？書き忘れてるなあ私・・・
花; そのくらいですかー一緒にいったのはー
C ; 情報はけっこう、交換し合ってるよね。私いくつか忘れてるのがあるんですよー
k; 映画って必ずパンフレット売ってますよね？
C ; あーぜんぜん買いません〜
花; 私もーあーでも、今回買ったのは「ネバーランド」これは買いました。あとは・・・
k; 予習するわけじゃないんですねー
花; うん、観てから買います。
k; これから観たいという映画はあります？
花; 「コーラス」とか。。
C ; あれを観たい・・・まだやってる・・「レイ」
花; ああ、あれもみたい・・・レイ・チャールズねー
C ; あれはねえ、うちのだんなが、ガマンしてたけど最後に泣いちゃったって。
花; うん、あれは、まわりにも「いい」っていう人がけっこういます。
C ; 「コーラス」はきのう、まこっちさんの日記を読んだら、ちょっと違和感があるとか
花; ああいう系はねー「コーラス」とか、「独立少年合唱団」とか。
C ; （歌が）うますぎる・・・（笑） あれ、みたんだっけなー予告編で観てー観た気になっちゃうとかー
花; ああ、あるある、夢と一緒になっちゃうとかねーああ、観たーとか。
C ; 笑
花; あれー「ブラス」とかもね、よかったし。「スウィングガールズ」もそうだけど
だんだん上手になっていく、その過程がみえるっていうのがーね
C ; あと、あれ、「フルモンティ」あれもね、男性のストリップダンスの。。。
花; 映画好きな人っていろんなタイプがいるから、こういう傾向路線だけっていう 人もいるでしょ？
私は、すごーいジャンルが広いからー
C ; ああ、そうねえ、音楽でもそうだなー
花; 「アタックナンバーハーフ」とかね、あのテの・・・
C ; いわゆるニューハーフのね、
花; 本当にあったー
C ; 最後に、本当の人が出てきてー
花; すごくきれいでー
C ; ああ、あれ一緒にみなかった？あれー
花; あれっていわれても・・（笑
C ; なんでもあり、だからさ、すごい場面のあるやつ、大島渚の・・
花; ああ、「愛のコリーダ」ノーカット版ねー昔は全部公開できなかったっていう・・
C ; 後ろの列のおばさんが、「具合悪くなったから出ますー」って
k; （笑）カゲキなんですかねー
C ; 過激っていうよりねーやっぱりすごいんだわ、あの監督が。
同じそういう、いやらしいっていうか、そういう場面でもね、ただいやらしいのと違うの
どろどろしてるっていうかー
k; （笑）へえー
花; それを、あんな何十年も前に撮っちゃうってー
C ; すごい。
花; あの、藤竜也もー
C ; ああ、私、あのひと好きかも。。。 私はね、割とああいうのでも平気かなー
花; で、それでその「ネバーランド」の監督ってね、「チョコレート」の・・・
C ; えー「チョコレート」はみてない、私。「ショコラ」じゃないほうだよね、
花; あ、そうなのーあの監督さんがまだ若いひとなんだけど、Ｋさんにね
「どんなんだっけー？」ってきいたら、「ちょっとスゴイよー」ってー
C ; たぶんね、予告編を観てそう思ったんじゃないかなあー
C ; とにかくあれだよね、観終わってーなんだろうなー満足感って。
頭じゃなくて、こころとかからだがちゃんと感動してて、 すごく頭を刺激ー
へんな、あの「マルホランド・ドライブ」ってみてない？
花; みてないかなー
C ; あのひとー「ツインピークス」の、これは観ていないんだけどー
k; 「ツインピークス」ハマりましたよーＴＶシリーズも、劇場版もみたけど
映画はよくわかんなかった・・・
C ; ふうんー「マルホ〜」もねえ、わけわかんなくて、 あと２回くらいみないとわかんないかなーって
でも、観てる最中にすごーく、これ、取り込まれちゃいそうっていうくらい・・・ 好きだなあー
だから、この間のあれが好きだったの、「エターナル・サンシャイン」
花; ふうん
C ; ちょっと、記憶を消す手術を、恋人同士がするのね、 思い出したくない部分だけを抽出して。
で、途中でああ、あれってこういうことだったのね、ってわかってきたりして。
なかなか面白かった。若い人たちは、「さっぱりわかんなかった」って言ってたけど。
k; タイミングもありますよねー若いときわかんなくっても、あとから「ああー」って。
C ; そうねえ
花; だからね、今振り返ってみてストーリーは思い出せなくても（笑） ああいうのは観たなあーって
思い出せるときって、すごく楽しいのね。
今思い出してたのが「オール・アバウト・マイ・マザー」あとブラジルの、大ヒットした 「セントラル・ステーション」
あと「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もそうだけど、ちょっと暗い感じもしながら。。。
C ; あれもよくなかった？「イル・ポスティーノ」
花; ああ、あれもねえ。
C ; あとねえ、さっきから思い出せないでいるんだけど、なんで今このタイミングで観ちゃったの？ っていうー
その時はねああーと思って友達と一緒に観て、観終わってからランチ食べてたら 泣けてきたの。
観てた時は泣けなくって。でもタイトルが出てこない。。。
スクールバスが湖に入っちゃって大勢の子供たちが死んじゃうのね
その謎を解くために その村に人が来て、だんだん解明されていくんだけど
その映画のメッセージが、 「（一般的には）ウソはもちろん悪い、だけど、いつも本当のことだけ大事ってわけじゃない」っていう・・
花; うーーーん
C ; ウソが人を救うこともある、っていう感じかな。そういうメッセージの。
それを、後でＴＶでやった時みたんだけど、その時はぜんぜん・・・
やっぱりあのスクリーンで観た時じゃないと・・ね。
（後日記；この映画は「スィート・ヒア・アフター」です）

笑いあり、ニューハーフあり、「愛のコリーダ」にデヴィッド・リンチ。ジャンルを問わないお二人のようです。

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