mind & body〜癌とつきあう

癌がわかった時に、
それまでいかに自分の心と身体を
ないがしろにしてきたかに気づかされました。

この世でたったひとつの
わたしの心と身体。
もっともっと可愛がってあげよう・・
そう思って始めたいろいろを
書き留めておこうと思います。

よろしければ参考にしてください。
ただし、ご自分の心と身体の声に耳を傾けて
ご自分で決めてくださいね。


マキノ出版『安心』2004年10月号別冊
『ガンの再発を防ぐ免疫アップ事典』の原稿はこちら
   癌とつきあってゆく中で、自分の心と身体の為に大切だ、と、今思っていること。
1)自分なりの死生観を持つ。
  わたしは、生きている今も、死んだ後も、世界に受け入れられている、
  と信じて、今、自分がこの世に在ることをいとおしむ。

2)治るための行動は、自分で決めて自分で進める。検査の結果や現状から
  目をそらさずに事実と直面する。
  悪くなっているんじゃないか、と疑って不安でいることは、
  とても免疫力を下げるけれど、
  事実に対してなら、力が湧いてくる。

3)1人で頑張るのではなく、
  喜びもつらさも、家族やまわりの人たちと共有する。
  特に、同じ病気の友人たちと情報交換し、エールを送り合う。
  ただし、傷を舐めあうような関係はダメ。

4)自分の心に嘘をつかずに、辛い時は泣く。嬉しい時は声を出して笑う。
  感謝の気持ちをことばに出して表現する。感動の涙をたくさん流す。

5)強いストレスや、恨み、妬み、といった負の感情は、
  免疫力を下げるから排除する。
  命がかかっている、と思えば、気持ちを別の方向に向けることは出来る。

6)意識して、リラックスする時間を作る。漫然と、ではなく。
  雲を眺めてぼーっとする。自然の中に身を置く。
  いい音楽を、全身で聴く。美しいものを見る。
  いいことばに触れる。
  深く長く、安定した呼吸をしながら。

7)心や身体に、悪いものを溜めない。
  言いたいことはなるべくはっきり言う。
  言えないことは忘れる。
  忘れられない時は、他の方法で外に出す。
  (声を出して歌う、他のこととして怒る、泣く、など)
 食事
玄米を1日最低1回は食べる。
野菜をたくさん摂る。
きのこ(できれば促成の為のホルモンを使っていないもの)
海草、大豆製品、胡麻、デザイナーズフード
(にんにく、しょうが、パセリ、トマト、ニンジンなどなど)を
なるべく毎食、食べる。
人参ジュース(大きめのニンジン5本、りんご1個、レモン半分を
低速回転ジューサーで絞って、なるべく1日最低500ccぐらい。
作れない時は、市販の人参ジュース、人参スープ)

食べる時には、ながら食べではなく、ひとつひとつ味わって、
おいしい、と声に出して食べる。

<癌がわかって以来、ほぼ全くやめているもの>

牛肉と豚肉。(鶏肉は月3回ぐらい食べている)
魚は青い魚だけ。
卵。
乳製品。(これはほぼ完全にやめている)
油。(調理で使うのは少量のオリーブオイルだけ。
バターはもちろん、マーガリンも摂らない)
白砂糖。(甘いものが欲しい時は、はちみつか黒砂糖)
  機能性食品
1.プロポリス
2・かばのあなたけ茶
3.タヒボ茶
4.AHCC
5.鮫肝油
6.微量ミネラル
7.にんにくエキス


身体の感覚に気をつけながら、体調と相談して、ローテーションして使っている。
同じものを続けると効きが悪くなることがあるので、同じ機能を持つものをローテーションさせる。
  サプリメント
マルチビタミンミネラル
(ビタミンB、E、アンチオキシデント、ミネラルコンプレックス)
コエンザイムQ10
カルシウム+マグネシウム
セレニウム
ビタミンC
ビタミンD
カロチン
リポ酸
葉酸
オメガ3 or 亜麻仁油
トライドフィルス
プロテイン

これも体調と相談しながら、一定期間続けて様子を見ている。
  代謝と血行を良くするために
食事やサプリメントとして摂取した「身体によいもの」が全身の細胞にゆきわたるために、
そして、老廃物をなるべく早く身体から外に出すために、代謝と血行をよくすることを心がけている。

1.下半身浴
  できれば、リラックスできるアロマオイルを落として腰から下を熱めのお風呂に入る。
  ぬるいのを長時間、というやり方もあるけれど、それだけの時間を取ろうと思うと
  かえって億劫になるので、熱めのお湯に15分ぐらい。(口に冷水を含むと、汗が出やすくなる)
  浴槽に入る時間が無く、シャワーだけで済ませなければならない時にも、熱めのシャワーを
  後ろから腰にあてながら身体を洗うと、入浴に近い血行が得られる。
2.こんにゃく湿布 (2003年12月10日日記参照)
  (枇杷の葉が手に入った時には、枇杷の葉を皮膚にあてて)
3.爪もみ
  (手足の指の爪の脇 薬指以外 を朝晩2回、楊枝の先などで刺激する)
4.足のマッサージ
  (入浴時、就寝前に自分でふくらはぎをマッサージ)
  (贅沢したい時は、リンパマッサージのお店で)
5.ペットボトルの湯たんぽ
  (2リットルの角ばったペットボトルに適温のお湯を入れてその上に足を乗せる。
   もちろん足湯がいいのだけれど、このペットボトルなら、いつでも何をしている時でも、気軽にできる)
6.ウォーキング
  (1日なるべく10000歩以上歩く)
7.自力整体 URL;http://www.jiriki-yagami.com/
  (全部は難しい時も、上半身下半身をバランスよく15分〜20分だけで も)
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摂取しているサプリメントや機能性食品、行っている「身体によいこと」が
本当に、今の自分の身体に良いかどうかの判断を、次のようなことでしている。

まず、水分の代謝(汗、お小水)が良くなるかどうか。
そして、身体がぽかぽか温かくなるかどうか。
もちろん便通、身体の軽さ、筋肉の凝り方、皮膚のつや、など。
これらを、「身体の状態を気にする」のではなく
「身体の声をきいてあげる」という気持ちで見て判断している。

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≪参考≫

サプリメントその他、癌治療全般の相談に乗ってもらえるサイト
ナチュラルプラス

サプリメントの選び方について、簡潔に書かれているサイト
間違いだらけのサプリメント選び

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