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accusing look 猛暑の夕方、おぐりが倒れた。身体が揺れたかと思うとX字に前脚がもつれ、ぐにゃりと力なく曲がって、仰向けに転がった。一瞬失神したのではないかと思う。完全に腹を出したから。
咄嗟に「おぐちゃん」と呼ぶ。すぐに意識が戻ったのか、左側脇を下にした姿勢で荒い息をつきながら横目でこちらを見た。しゃがみこみ、しばらく背中をさすり、「大丈夫?立てる?」 動かない。道の真中だが人通りがないので2分ほど待ってみた。頭の中が静かにパニックしていくのが分かる。
やはり立てない。苦しい息遣いで目を半分閉じている。足許にからみつくさくらをよそに、15kgの身体を横抱きに抱き上げた。全然抵抗しない。ぐったりを身を任せてくる。おぐりらしくない。
熱中症かとも思い、家についてすぐ風呂場にいれて水を与えた。あまり飲まなかった。熱中症でないなら却って負担になるかもしれないと、全身に水をかけるのはやめた。
足を洗って後、興奮して廊下を駆け回るはずなのに。そろりそろり歩いて身をすり寄せ、顔を押し当ててくる。これも大変、「らしく」ない。
寿命が短すぎるのだ、犬は。
犬だって、自分の身体の異変ぐらいわかる。おぐりのような気位の高い問題犬でも、心細くなり仲の悪いはずの私に頼る。なんと哀しい。
あとから来て、おバカで可愛いさくらと違い、おぐりはいつも強い感情をかきたてる・・・
DogKing 奈良美智展で買ってきました。ついかわいくて・・・
girl with blue ribbon 青いリボンの少女?
シェルティーミックスのさくら
扇風機がじゃまだ。
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