PC ラカスタ ◇ |
ウォークロー ウェポンマスタリー | |||
BS: | 1d4 | no off-hand penalty | |
SK: | 1d6 | M:-1AC/2 | Double damage (20) |
EX: | 1d8 | M:-2AC/3 | Double damage (19 - 20 ) |
MS: | P:1d10+1 S:1d8+1 |
M:-3AC/3 | Double damage (18 - 20 ) |
GM: | P:1d12+2 S:1d10+2 |
M:-4AC/4 | Double damage (17 - 20 ) |
P:=M cost: 12 gp (each) silverd: 120 gp (each) enc: 20 cn (each) |
ウォークローの一次的目標は M 型です。
投げて使うことは普通できません。
() の数字が, 修正前の 20 面ダイスで出れば(かつその目で命中したら),
ダブルダメージを適用します。
ウォークローのダブルダメージが適用されるのは,
相手が鎧を着込んでいない時だけです。
(普通の怪物がヨロイを着込んでいることはないでしょうが,
人間のファイターだったら普通は着ているでしょう)
ウォークローを効果的に扱えるのはラカスタだけであり,
他の種族にとってはただのダガーにしかならず,
戦闘中に両手で用いることもできません。
ラカスタスペルキャスター
Normal Monster に到達したラカスタはいつでも,
スペルキャスターを選択することができます。
ラカスタのスペルキャスターはシャーマンですが,
通常のシャーマンではなく, 純粋なクレリックとなります。
ただし, ターニングアンデッドはできません。
PC ラカスタのアライメント
ラカスタは, モンスターデータによればニュートラルとなります。
従って彼らは基本的にニュートラルの存在になります。
もちろん, PC はその他のアライメントを選ぶこともできます。
ラカスタキャラクターの背景
ラカスタは, 外見はエルフのようにスレンダーで華奢なつくりをしています。
体表はうすい猫毛で覆われており, 頭は猫に似ています。
彼らは, 純粋に肉食獣であり, 肉しか食べません。
特別に邪悪な生き物というわけではないのですが,
ラカスタたちは非常に好戦的で, またとても怒りやすい性質です。
「無礼な」と感じるや, すぐにでも切りかかってくるでしょう。
にもかかわらず, 彼らは知的(平均 Int 12 )で, 独自の文化を持っています。
要するに彼らの本質は「武士道」のようなものであり,
名誉を重んじる傾向にあると言えます。
ゆえに, バカにされたり怒らせたりすると,
すぐに決闘に発展してしまうのです(特に決闘の名誉が重要)。
人間に近い, どの文明圏に属すかにより, だいぶ趣は異なりますが,
本質的には上記のようにふるまいます。
例えば, X1 モジュールのように密林のなかに棲んでいれば,
未開の部族のように粗暴にふるまうでしょうし,
人間の都市の近くに暮らすラカスタたちは, きちんとした独自の文化を持ち,
それなりの態度で人間たちと接するのでしょう。
「名誉の為の決闘」を, 勇ましい文化ととらえるか, 野蛮なしきたりととらえるかで,
ラカスタキャラクターへの思いも大きく変わることでしょう。
ラカスタは, どの氏族でも大抵は馬の代わりにサーベルトゥースを飼っていて,
また, ラカスタでなければそんな危険な虎など飼うことはできません。
まして騎乗しようなどとは思わない方が良いでしょう。
ラカスタの客観的イメージは,
欧米人から見た「開国間近の日本」というところでしょう。
すなわち, 誇り高く礼を重んじ, 潔い死を美徳とはしているけれども
決して野蛮ではない, みやびな文化を持っている種族です。
江戸時代末期の日本人とラカスタとの差異は,
肉を食するかそうでないかという食文化くらいです。
西欧諸国とは趣の異なった, 少しオリエンタリックな文化を持たせると,
それらしくなります。
ラカスタのロールプレイ
ラカスタらしく演じるには,
「欧米人の持つ誤ったイメージ通りの侍」が基本となります。
馬鹿にされるとすぐに抜刀し, 不名誉よりは死(ハラキリ)を選びます。
その上で, しかし冷静でいる時には, 己の知性を頼ります。
戦闘では, 高ぶる精神から「ヤーッ!!」などと,
さながら剣道の試合でもしているかのように気合いの声を上げたりします。
不正を見逃すかどうかは本人のアライメントによりますが,
もしそこに名誉がからんでくるとそうはいきません。
彼らは, 不名誉は万死に値すると考えているのです。
できる限りアライメントに反しない範囲で正々堂々と正面からぶつかっていきます。
猫というよりは, 虎です。
更新情報
ver. 2.00 2008/04/06 |
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モドル |