作家の扉
創作民芸の祖 河井寛次郎
陶芸家と言うよりも、「思想家が物を造っていた」と言う方がしっくりきそうな生き様でした。
制作において、言行一致とは真に寛次郎の真骨頂です。
生まれるかたち
碧釉貼文扁壺
この世は自分をさがしに
来たところ
この世は自分を見に来たところ
自分は過去を無限の過去を
生きて来た
自分は未来を無限の未来を
見るものだ
美を追はない仕事
仕事の後から追つて来る美
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どんな自分が見付かるか自分
独創と言う事があたり前の人です。努力して独創を求めたのでは無く、
思いつく事が独自のものだった人です。