1 2 3
<1>これは前蛹から蛹になった翌日のものです。きれいな緑色をしています。
<2>羽化前日の蛹です。蛹の体の頭側が黒ずんできます。これは蛹の殻が 黒くなるのではなく、羽が透けてきたためです。夕方にはますます黒くなってきて、 こうなれば明朝の羽化は間違いありません。
<3>羽化当日の蛹です。羽の模様が透けて見え、蛹の殻にアゲハチョウが パックされている感じがよくわかるでしょう。
羽化は午前6時から8時頃に多いので 、早起きが必要です。
蛹になってから羽化するまでの期間は10日から15日(〜20日)ほどです。
4 5
<4>わかっていても見逃してしまうのが、羽化の瞬間です。気がついてみれば すでにチョウがとまっているということが多く、この時間帯は休日にうまく合って くれないとつらいですね。
<5>羽化を見逃せば、肝心の蛹は文字どおり「もぬけの殻」というわけです。