飼育箱の蛹


飼育箱の蛹(1)飼育箱の蛹(2)

<1>飼育箱で育てられた5齢幼虫は、さんざん飼育箱の中を動き回ったあと 飼育箱の内側で蛹となります。

<2>飼育箱の天井も好みの場所です。飼育箱の中に適当な枝を立て掛けて あっても、枝で蛹になることはほとんどありません。

飼育箱の蛹(3)飼育箱の蛹(4)

<3>飼育箱の内側からのぞいた蛹です。合成樹脂の壁にもかかわらず、糸がしっかりと かかっているのが見えます。それから黄色い矢頭で囲まれた白いモヤモヤとしたものに 注目して下さい。よく見ると蛹の全周にわたって あることがわかります。これは飼育箱 のキズではありません。幼虫が口から吐いた糸で張りめぐらされた足場です。 これがあるのでツルツルの絶壁で静止し、さらに蛹になるという作業が滑り落ちることなく 出来たわけです。

<4>飼育箱の天井からぶらさがった蛹です。別々の格子に糸をかけているのが 見えます。


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