5齢幼虫の臭角


いやなことをすると体を縮め、頭部の後ろからオレンジ色のツノ(臭角)を出して、 くさいニオイを発します。これで敵を威嚇するのです。これはアゲハチョウ科の仲間 だけに見られます。大きく育ったものよりは、まだ若い幼虫の方が敏感に反応します。

臭角ー11  臭角ー2

<1>チョンチョンと指で幼虫の体を触ってみます。

<2>頭と胸の間の背側から臭角が出始めます。

臭角ー33  臭角ー4臭角ー5

<3>さらに出てきます。

<4>カタツムリのツノを連想させます。

<5>体も後ろにそり返します(臭角はこの写真よりもずっと伸びます)。 臭角を出してからここまでは一瞬の間で、またすぐに元に戻ります。何度もくり返すと 臭角を出さなくなります。

上の5枚の写真は連続した構成になっていますが、数回くり返して撮った写真 (一部そり返ったところからゆっくり戻るところを撮ったものも含みます)から選んで 組み合わせたものです。


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